えっ「可愛いだけの無能な妹」って私のことですか?~自業自得で追放されたお姉様が戻ってきました。この人ぜんぜん反省してないんですけど~
ずっと、国のために尽くしてきた。聖女として、王太子の婚約者として、ただ一人でこの国にはびこる瘴気を浄化してきた。
だけど国の人々も婚約者も、私ではなく妹を選んだ。瘴気を浄化する力もない、可愛いだけの無能な妹を。
私がいなくなればこの国は瘴気に覆いつくされ、荒れ果てた不毛の地となるとも知らず。
……と思い込む、国外追放されたお姉様が戻ってきた。
しかも、なにを血迷ったか隣国の皇子なんてものまで引き連れて。
えっ、私が王太子殿下や国の人たちを誘惑した? 嘘でお姉様の悪評を立てた?
いやいや、悪評が立ったのも追放されたのも、全部あなたの自業自得ですからね?
だけど国の人々も婚約者も、私ではなく妹を選んだ。瘴気を浄化する力もない、可愛いだけの無能な妹を。
私がいなくなればこの国は瘴気に覆いつくされ、荒れ果てた不毛の地となるとも知らず。
……と思い込む、国外追放されたお姉様が戻ってきた。
しかも、なにを血迷ったか隣国の皇子なんてものまで引き連れて。
えっ、私が王太子殿下や国の人たちを誘惑した? 嘘でお姉様の悪評を立てた?
いやいや、悪評が立ったのも追放されたのも、全部あなたの自業自得ですからね?
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Q.この物語で唯一不幸になった人物は誰か?
A.テオドール
やらかしたのだから、その責任は自分で取りましょう。
(*´・ω・`)b
まあ、仮に計画が全部上手く行っていたとしても、結局躓いて最期は破滅。それもおよそ関わった全ての人と、少なくとも二か国を巻き添えにしての大破滅であったので、ひっそり個人で処分されるだけ『幸せ』なのかも知れないが。
テオドールさんは……残念ながら……。
彼をハッピーにするには、やらかしの度合いが大きすぎましたね。。。
彼の今後は描かないことがハッピーエンドと言えるかもしれません。
そして完結までお付き合いありがとうございました!
いつもコメントいただけて、更新のモチベになっていました!
かつて
『人生という物語では自分自身が主役です。貴方はどういう自分になりたいですか?』
と聞かれ
『私は主役ではなく、脇役になりたい。もっと言えば舞台の外で主役を観察していたい』
と返した私がいう台詞ではないのですが、自分自身と向き合って納得出来たなら、他者の人生とくらべる必要は無いねぇ。
リリアにとっては、良くも悪くも姉がすべて過ぎたんですよねえ。
基準値をすべて姉に寄せていたので自分を顧みれなかったと言いますか……。
エピローグ(7)が二つあります。
内容的には続いているので、エピローグ(7)とエピローグ(8)
またはエピローグ(7)前・後
でしょうか?
ミスでした!!!最後の最後でやらかしました!!!!(猛省)
リリアが気付かない内にジュリアンはエッサホイサと外堀を埋め埋めしてたのは間違いない。
握り潰した婚約打診も相当あっただろうね。
まあ、まだ気取りが抜けていないので、一回断られて勉強し直すのもアリかな。
愛を乞うならば、優位に立とうなどとしてはならない。
ただただ真摯に、己の愛を捧げないと。
選ぶのはジュリアンではない。
その権利はあくまでもリリアにあるのだから。
じゅ、ジュリアンへの評価が……哀れ……。
告白の結果はこんな感じでした。まる~くまとまったと思っていただけたら……幸いです……!
ヘタレな逃げのジュリアンにしてはストレートに告白しましたね。
王太子妃にならない?っていうのも彼らしい言葉選びで…問題は言われた相手のリリアが鈍感系妹なのに姐御肌な所ですね。
国の為、卿の為、姉の(尻拭い)為、逃げ癖ついたジュリアンの為に日々奔走している彼女にとって想いを自覚するのは中々に難しそうで…かといってもっと早くにハッキリ告げていたとしても何かと理由をつけて自身の気持ちと向き合う事をしなさそうなリリアに告白するには絶好の機会ですね。
この4人の不器用な恋のやり取りを生ぬるい眼差しで陛下辺り見守ってそうだなと感じました。
ジュリアンの評価が哀れ。。。
彼としても、さすがにここで告白しないのは「無い」と思ったのだろうな~と思います。
リリアの方はこんな感じでした。リリアの感情、普段は書かない感じの恋心なので難しかったです……!
陛下はだいたいお見通しなんでしょうね……。
ようやく言ったか……
こじれる前でギリギリセーフ
危ういなぁ、ジュリアン……
鈍感娘さんは、これから自分の気持ちを確める段階。
ま、頑張んな♪
やっとちゃんと告白しました!
リリアの方は自覚は無理なのでこんな感じに……。
残りたぶん2話ですが、最後までお付き合いいただけますと幸いです……!
ジュリアン……
何処までもヘタレだなぁ
その言い方だと『仕事』として『王太子妃』をやらないか?
と言っているのと同義で、それは『愛の無い契約結婚しよう』と持ち掛けているに等しい。
超鈍感な癖に、あれこれ小難しく考えがちなリリアだと
ジュリアンのお相手は表立って『王太子妃になれない』から『体面上のお飾り妃になってくれ』『本当に好きな令嬢は側妃か愛妾/寵姫として側において、真実の愛を育む』からと言ってるとさえ思う可能性が高い。
侯爵家を継ぐのとジュリアン(王太子)に輿入れするのは両立出来ないからと、わざわざ周囲が御膳立てしてもリリアの自己肯定感の低さではねぇ……
┐(´~`;)┌
ジュリアンのヘタレっぷりが酷すぎて、これを未来の王にして大丈夫なのかが、非常に疑問になってきましたよ。
コメント返信が遅れに遅れて今さらですが……なんとか言いました!
そして問題はリリアの方でもある……(鈍感)
リリアの鈍さの面は今回と次回の更新でなんとな~く滲み出せればな……と思っております。
だから、遠回しに『気付け』は駄目なんだってば。
ジュリアン、へたれだなぁ……
この惰弱さを克服出来るか否かも、王に成る為の試金石。
人の人生どころか、国民全員の運命を背負わなくてはならない『王』は、小賢しく立ち回って斟酌して貰うだけでは駄目なのですよ。
ここから!ここからです!
ジュリアンは予防線を張りがちなあたりが、正統派ヒーローにはなれないゆえんですね……
ここに来てリリアの超鈍感力が全開w
臣籍降下して、侯爵家に入り婿する気満々だっただけですよ~ww
後はお兄ちゃんを支えながらも国政には深入りしないで、リリアとイチャイチャして生きていこうという人生設計。
ま、甘いね┐(´∀`)┌
そもそも言葉が足りなさすぎる。
普段の態度から察してくれ、は甘えだよ。ビシッと直球で告白せんと。
言葉は決して万能ではないが、相互理解の為の大事なツールです。
疎かにしてはいけません。
(*´・ω・`)b
ジュリアンの人生設計、なんか気の毒なくらいに大幅変更されてしまいましたね……。
リリアは姉が主人公気質すぎて、自分に目が向けられてもまったく自覚できていませんでした。
ここからビシッとなるかどうか、見守っていただけると嬉しいです……!
エピローグお待ちしておりました!
最初はテオドールの弟辺りがブラコンだったりするのかと思っていたら断罪で別にその様な素振りもなく「おや?と、いう事は」となった所で
シスコンとブラコンな2人に似た者同士なメイン達のやり取り良かったです。
寧ろジュリアンそういったの込みで陛下から自分に任せて貰っていた、と…
国より個を取るヒーローには確かに次代担うには難しいのでしょうが、上2人が臣下気質なので陛下からすれば一蹴で終わりそうできっと息子の可愛らしい企て理解した上で甘過ぎると考えてそうですね。
上2人が臣下向きで下2人の方が統治側に向いているなら4人力合わせて良好な関係築ければ安泰な次代ですが、ここにきて漸くリリアがジュリアンの『好きな人』に反応して…待ってました!恋愛っ恋愛カテゴリーの出番!!
正座待機で続き待ってます。
腰痛は難儀なものです、御無理なさらず休める時にお休み下さい。
作者様ご自身の健康こそが何より大切な事なので日常生活にも支障出たでしょうに更新誠に有難うございました。
恋愛!恋愛カテゴリーなのですこのお話は!
兄姉だけではなく弟妹たちのほうも進めていきます~!
腰痛へのお言葉もありがとうございます。
長時間の集中が厳しい腰具合ですが、ちょこちょこ書き進めて更新していきたいです……!
……ジュリアン、兄好き過ぎですねぇ……
どう考えても兄は王に向いていません。
ある程度はジュリアン達が支えられるにしても、あの性格ではいずれストレスで潰れていました。
そう考えれば、やはり適材適所ですよ。
ただジュリアンはまだ腹黒さが足らないので、王位を継承するまで父王のもとで『お勉強』ですね。
お兄ちゃんは弟にとってのヒーローですから!(性癖)
兄は情が深くて優しいので周囲の人には好かれるのですけど、情が深くて優しいだけに上に立つ器ではないんですよねえ。
その点、割り切りができるジュリアンの方が王に向いているんだろうなあと思います。
本人は嫌だ嫌だと言っていますが……。
まあ、貴族/王妃に向いてる性格ではない。
現場で自分が動く分にはよく働くので、夫婦で魔物討伐と障気浄化させておけば良いでしょうよ。
ヴァニタス卿も王様に向いてないしね。
適材適所って奴です。
反省して丸くなんてならないので、
そこは期待してはいけません。
そうなんですよねえ。。。
実力はあるので、場所が代われば輝くのではないかなあと思います。
た、たぶん前より角は取れたというか、少しは柔軟になっていると……いいな……。
プロローグで子供達に任せ追放に留まらせた事も今回のテオドール魅了騒動でも陛下が子供達に任せたのも国の長である自分が動けば裏事情が何であれ姉の処分免れませんものね。
次世代を信じて、また愛しているからこその任せた判断にルシアとリリアの素直になれない姉妹愛が良いと思います。
エピローグも楽しみです。
エピローグ、遅くなってしまい申し訳ありません!
腰痛でしばらくパソコンに向かえず……。
ちょっとずつ良くなってきたので、また更新していこうと思います。
続きも楽しんでいただけますように!
頑固で意地っ張りなのはお互い様。
どっちもどっち、似たり寄ったり
血は争えないねぇw
実際、国内貴族の腹の内はともかく、姉の処分はそう重くは出来ない。
と、言うより
『重くしない』方が良いんですよ。
その方が隣国に対する外交のアドバンテージになるからね。
感情論より国の実利
国王も王子もその辺りはちゃっかりしてる性格なので、あまり心配はしなくて良いでしょう。
趣味とか好みは全然違うのに、根っこのところが似ているんですよね。
どっちも素直でないしどっちも頑固でめんどくさい!
これで本編は終わりで次からエピローグです。
その後の姉の処遇については、エピローグで書いていこうと思います!
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組織の為の必要な犠牲としての姉。
兄姉組より弟妹組の方が上に立つ立場の思考や行動をしていて…互いに今の立場が無難な落とし所だったのですね。陛下の事ですしその辺の所も狙ってそうですがなって欲しくなかったからこその行動だったのでしょうね。
姉はこの性格のままでは、どのみち失脚はしていただろうな~と思いますね……。
個人としては優秀ですけど、組織人としては割と致命的なんですよねえ。
兄姉組は理想が高すぎて、安定とか維持には向かないタイプでした。乱世とかだと活躍できたかもしれないのですが……。
陛下のこと、国優先でも愛情はある的な人物として考えていたので、そのあたりをくみ取っていただけて嬉しいです!
国王セコいですねぇ
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他者を貶めても、自分の価値は一ミリ足りとも上がりはしない。
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その責任はとって貰わないと。
悪しき前例となってはいけませんから。
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たしかに……父親似かも……。
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特に姉は自分の思う通りにならない時に、その原因を考えたりする性格ではない。
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少なくともある程度の反省が行われるのは、その後です。
それも、相当経ってからですね。
断罪劇で一気に、なんて子供だましな手法では、絶対に不可能な事でした。
本心はみんな知っていたので、あとはもう少し素直になってくれればよかったんですけどね。。。
それぞれ痛い目を見て一年たって、ようやくいろいろとわだかまりも解けました。
たぶん今後は良い方向に変わっていくことでしょう!
甘いと言えば甘いけど。双方人間ゆえに読みきれない部分もあるしそれ以上の行動パターンもある。ましてや10代の子供たちが練った策だもの。試合に勝って勝負に負けたって雰囲気。
なまじ賢かっただけに、痛い目を見ることが少なかったのもあるだろうな~と思います。
大いに後悔して、ようやくリスタートですね。
うん。(*-ω-)
甘い。
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これが公爵家であったなら、多少違ったとは思いますが。
国政はおままごとではない。
たとえ得難い人材であっても、国を傾ける可能性が高いなら切り捨てられないと。
優先すべきは個人ではなく、国なんですから。
夢見がちだったのはルシアだけではなかったんですねえ。
まあ、まだ十七、八の小娘だったので。。。
おかげでこの一年間で、みんなすっかり擦れてしまいました。
おや。
テオドールにしては的確な表現ですね。
まさしくルシアは『馬鹿な天才』ですから。
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