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23話

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ヨンジュンさんに助けてもらった後に、少し早めの夜ご飯を食べて帰った。


この日は、寝るまでずっとヨンジュンさんが話をしてくれた。
今日のことを気にしてくれてるんだなと思うと、とっても安心したし、嬉しかった。


寝る前に、ヨンジュンさんが明日のことを話してくれた。


ヨンジュン「明日は、俺は仕事だから家政婦さんが来てくれるよ!」


リオナ「ヘジンさんですか??」


ヨンジュン「それがヘジンさんは明日は来られないから別の人が来るみたいだ。その人も日本語話せるみたいだから安心して。」


リオナ「ヨンジュンさんは会ったことある人ですか?」


ヨンジュン「俺も会ったことないんだ。家政婦の会社が派遣してくれるんだ。
初めて会う人だと不安だよな。そばにいてやれなくてごめんな。」


リオナ「そんな!全然大丈夫ですよ!日本語話せるだけで十分です。」ニコ


ヨンジュン「なんかあったら、すぐ電話しろよな!」


リオナ「はい!ありがとございます。おやすみなさい。」


ヨンジュン「あぁ、おやすみ!怖くなったら起こしていいからな。」


リオナ「ありがとうございます」



ヨンジュンさんの気遣いとっても嬉しい。たまに心配性だなと思うこともあるけど、妹みたいに思われてるのかな…



----------------------------------


リオナ「おはようございます!」


ヨンジュン「おはよう!」


起きると、すでにヨンジュンさんは支度を済ませていた。


ヨンジュン「朝ごはん、机の上にあるから食べて!じゃ、行ってきます!」


リオナ「いってらっしゃい!頑張ってください!」


玄関でお見送りした後、
ご飯を食べてお皿を洗っていたら、
ピンポーン。玄関の呼び出し音がした。


家政婦さんかな?


インターフォンの画面で、家政婦さんであることを確認し、中に入ってもらった。

玄関で、挨拶をした。


リオナ「はじめまして、リオナです。よろしくお願いいたします。」


家政婦「こんにちは、初めまして、イ・ハナです。おばあちゃんでも、なんで気軽に呼んでちょうだいね。」


リオナ「お言葉に甘えて、ハナおばあちゃんと呼んでもよろしいですか?」


ハナ「もちろんだよ。リオナちゃんと読んでも?」

リオナ「もちろんです!とっても嬉しいです!」

すごく優しそうな、おばあちゃんだ。
なんだかとっても、落ち着く。数年前になくなった田舎のおばあちゃんを思い出した。


ハナ「さぁさぁ、骨折してるんだし、玄関だと、しんどいだろう。中に入ってお話しでもしようね。その前に、家のことをちゃちゃっと片付けるから、ソファーに座って待っててね。」


リオナ「なにか、私にもできることがあったらお手伝いさせてください。」


ハナ「あらあら、ありがとう。じゃ、後でお願いするわね。」


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