傷心旅行先で運命の出会い！？

12話 ヨンジュンside

リオナさんが退院する日


客間をバッチリ整えた俺は、ウキウキしながら病院に車を走らせた。


病院の入り口に車をつけて、リオナさんに電話をした。


もうすでにエントランスにいるということで、すぐに迎えに行った！


リオナさんが松葉杖で頑張ってる。
必死な感じがめちゃくちゃ可愛いっ。
これ一緒に住んでしまったら、おれキュンキュンしすぎて死んだりして…笑
はぁ、幸せすぎる。



リオナ「先生ありがとうございました！また通院の際にはよろしくお願いいたします。」


医者「退院おめでとうございます！では、また通院のときに。無理はしないでくださいね！」


リオナ「はい！」


返事も可愛いっ。


医者「イさん。ではよろしく頼むよ！手は出さないようにお願いしますよ！笑」韓国語


ヨンジュン「先生！ちょっと！他の患者さんも待ってますよ！仕事に戻ってくださいっ」韓国語


ほんとに、余計なこと言ってリオナさんがびびって、来ないっていい出したらどうするんだよ！
まぁ、韓国語で言ってくれるあたりは気遣いができてるってことにしとこう。

というか、リオナさんに見られてる。しかも微笑ましいそうに、これはセーフってことだな！



ヨンジュン「先生は仕事に戻るそうです！リオナさんでは、行きましょうか？松葉杖大変じゃないですか？車椅子もありますよ？」


リオナ「お気遣いありがとうございます。でも、少しでも動かないと体力落ちてしまうので頑張ります！」


ヨンジュン「いい心がけですね！でも、辛くなったらすぐ言ってくださいね。ではこちらにどうぞ。」


リオナ「はい！」ニコッ


はぅっ！近くで見ると余計に破壊力が…


ヨンジュン「杖は一旦、後ろに置きますね！あっ、頭気をつけてください。」


あぶねー！頭打つところだった。セーフだ。

恥ずかしかったのか、リオナさんが少し照れてる。ヤバいな…。いやいや、耐えねば。やれば出来る。俺！


リオナ「ありがとうございます！」


運転席に座り出発した。