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本章
悲しい答え
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固まった私を小鳥遊くんが心配そうに見つめながら須賀さんに話しかける。
「芙美、固まってこっち帰ってこないじゃん。ホントになんにも話してないの?臣おみくん」
「うん、芙美ちゃんの驚く顔見たかったしね」
「ドS」
(意味が――わからないんだけど)
「芙美ちゃん、とりあえず座ろうか」
「は、はい……え、あの……え?!」
「中学の初恋の君はこのチャラチャラした軽そーなヤツで本当に合ってるの?」
「チャラチャラってなに、それ臣くんが言うー?臣くんなんかこないだ逆ナンされてそのまま……「黙れ、その口塞げアホ」
どう見ても二人は初めましての間柄には見えない、なんなら仲良し?とても親しく見える。
「芙美芙美、俺と臣くんはね、知り合いだから。安心して?」
「あ、安心?や、やっぱりお知り合い、なんですか?」
「洸こうとはフットサル仲間でね、もうどれくらい?知り合って二年くらい?」
「そんなもんっすかね。この一年で密に付き合ってもっと前からみたいな気がするけど」
「それはお前だけだわ」
「ひでぇ」
「あ、あの!!」
二人の会話に思わず口を挟んだらイケメンの視線が一斉に私に向くからそのインパクトで開いた口が閉じられない。
「洸がね、今度芙美ちゃんと数年ぶりに会うって言うからさ。そりゃ先に俺が口説けばいいなって思ってね」
「ずるいよな、それ。めっちゃ卑怯だと思わん?」
「そうかな。ずっと会いに行けないヘタレに言われてもね」
「俺はぁ!タイミング待ってたの!芙美はあんまり中学のツレと付き合ってないから!」
「あ、あのぉ!!」
やっぱり黙ってられなくて口を挟む。また同じように二人がジッと見つめてくるから今度は息を呑んだ。結局何も言えないのは同じまま、心底情けない私がいる。
「あの……ぁ、の……わた、私……」
「洸とはもう話は付いてるんだけどね」
(え)
「どっちが好きかわかんないんだよな?芙美は」
「――え」
「好きだった俺と好きかもしれないって思う臣くん?そもそも好きかわかんないってなってんだよね?好きって言っていいのかなぁ、みたいになってる?……でもそれさ、どっちも好きでよくない?てか、どっちも好きじゃん」
(ええ?)
「好きだったって過去だけどね。お前はもう通過点」
「……臣くんなんかまだ好きさえ言ってもらってねぇじゃん」
「……」
(ちょ、ちょ、ちょっと待って。待って、もう少しいろんなこと整理したい。ていうかね、ずっと思うことがあるんだけど)
「イフだよ?勘違いなんじゃない?」
「お前さぁー、だいぶ調子乗ってるよな。そもそもお前こそ今好きとか言われてねぇよ?昔の誤解が今解けただけでそれだけ、だからなに?どうなった?なんもなってねーよ」
「……」
(考えたい事いっぱいあるけど、それよりずっと気になって思うことがあるんだけど!)
「好きの比重を考えたら俺のが重いはずだけどな、好きだったんだもん、俺のこと!」
「はぁ?過去はどこまでいっても過去だよ。大事なのはこれから、お前が埋めれてない空白の時間に俺と芙美ちゃんは作った関係があるんだから俺のが重いよ」
「なんでー?これからなら俺がそこをさらに深めていけばやっぱ俺が重くなるじゃん!」
「過去はそこでもう終わってんだからリセットだろ、ゼロ、お前はゼロになってんの、今からゼロ」
「ゼロ?!横暴すぎる解釈……過去を勝手にリセットしてめちゃくちゃなこと言うじゃん、暴君過ぎる……」
(はな、話しすぎじゃないかなぁ?!)
仲良しはいいことだけど、会話量が多くて聞くのに精一杯。
「あ、あのぉ!!」
これ以上の情報量を頭に入れるのは無理!そう思って声をかけたのに小鳥遊くんは須賀さんと会話していたくせにさも私と話していた続きのようにサラッと聞き逃しそうなことを言ってくる。
「だからさぁ、付き合いながらさ、もっとちゃんと好きになっていけばいいじゃん、俺らのこと」
(はぁ?!な、何の話ぃ?!)
「洸の意見には俺も同意でね、芙美ちゃんはどっちも好きで気になってるから選べないってなってるんだよねって。好きがなんかよくわかんなくなってるよね?俺はさ、俺に対して好きかもって思ってくれる気持ちをそのまま育んでほしいわけ。だから諦めてほしくないし、諦めさせたくない。そんで、洸にやるのは嫌、譲るなんか論外」
「そんなん俺もだし。臣くんは認めないんだけど、俺ら両想いだったんだよ?そんなん諦められないし、諦めるわけない。芙美のこと欲しいよ、けどさー、俺、臣くんも好きなのねー。付き合いやすいし、いろいろ理解あって頼りにしてるの、だから仲良くしたいんだよ。正直女のことでこじれるのめっちゃ嫌」
「俺も洸はツルんでるヤツらの中でも稀にみる気が合うタイプだよ」
「わ♡褒められた♡」
(だ、だ、だから待って!ちょっと待ってってば!!お願い本当に待ってほしい!!)
二人の会話が全く止まらない、私の脳内はだんだんパニックもこえてきた。
人は、パニックを超えるとだんだん静止するらしい。プスプスと脳から煙が出ている気がする……。
「付き合ってみようって話はしたんっすか?」
「したよ。まぁ理解したかは別だけど」
壊れかけている私を無視して結局話すのは二人だけ。
――冷静に話せる男同士で答えを出してあげるから心配しなくていいよ
そう言われたけれどそれは確かにそうかもしれない、私はもう話し合いどころでもない、自分の意見どころか思考さえ止まっているんだから。
(そもそも知り合いだったの?なんで?私のことはもう二人が先に話をしてたってこと?)
整理する状況が初期すぎる、まだそこを受け止められずにいるからもうどんくさいにもほどがあった。
(ええ、待って待って、ええ?好きって何?ほ、ほんとに本気で言ってる?これ、むしろやっぱり冗談じゃない?友達同士のふざけた遊び?なに?からかってるってこと?からかってるよね、だってどう考えてもありえない)
仲の良い友達同士……それがやっと困惑していた気持ちと重なってスッと頭の中に落ちてきた。
ああ、そうか。そこでやっと答えが出せた。自分の中で一番納得のできるベストな答え。
(そうか、そうなんだ……そういうことか。仲良し二人のゲームみたいな遊びか。チョロそうな私に好きって言ってどっちに転ぶかみたいな感じかな。最初は一緒に遊んでみて最後はどっちが落とせるか勝負みたいな感じ?それできっと本気の彼女はふたりにはちゃんといて……私なんかとは違う可愛くて綺麗な人がちゃんといて……近場にいたおもちゃにでもなりそうな私がゲームの対象になったんだ)
「やめて、ください……」
自分とは思えないほど低い声が出た。それに自分で驚いている。そんな風に自分が思うこそおかしい、でも本音だった。やめてほしい、そんな風にからかうのはやっぱりひどいよ、そう思ったから――。
「あの、おかしいです、やっぱりこんなこと起きるわけないし。でも、からかわれてたっていうなら納得できます、それの方がしっくりくるし、あぁやっぱりって思えます。私、バカだし本当に慣れてなくて必死で考えてしまって恥ずかしい、すみません、私みたいなのが真面目に考えて……バカみた……っ」
ポロリ、と涙がこぼれたのは無意識だった。
自分の声がいつのまにか震えていたのも、こぼした言葉もそれを追いかけるようにこみ上がって溢れた涙もどれも自分の意思をこえていた。
こんな私みたいなつまんない女をどんな女の子も夢中にできちゃうような二人が暇つぶしに揶揄うのはやめて、あんまりにもひどい遊びだと思う。
好きだなと憧れたけど届くわけがないと心に蓋をした人。
好きだったけどやっぱり叶うわけなかったと失恋した人。
その二人に好きだなんて言われて舞い上がったあと突き落とされるのは正直辛すぎる。ゲームだったんだって、受け止めるには切なすぎるよ――。
慣れてないんだもん、仕方ないじゃん。
嬉しかったんだから、仕方ないじゃん。まさか!そう何度も思ったけどそれでも嬉しかったんだもん。
喜んじゃったんだもん。でも、喜んじゃいけなかった、自惚れた私が、勘違いした私が悪いんだってわかってるけど、恋愛にも慣れてない女でこんな遊びをする二人だって悪いよ。
好きにならせたいだけのゲームだったんならそんなの最初っから二人の勝ちなんだよ。
だって私は……こんな遊びに振り回される前からゲームが始まる前から、二人は私の心の中にいた人なんだもん――。
「芙美、固まってこっち帰ってこないじゃん。ホントになんにも話してないの?臣おみくん」
「うん、芙美ちゃんの驚く顔見たかったしね」
「ドS」
(意味が――わからないんだけど)
「芙美ちゃん、とりあえず座ろうか」
「は、はい……え、あの……え?!」
「中学の初恋の君はこのチャラチャラした軽そーなヤツで本当に合ってるの?」
「チャラチャラってなに、それ臣くんが言うー?臣くんなんかこないだ逆ナンされてそのまま……「黙れ、その口塞げアホ」
どう見ても二人は初めましての間柄には見えない、なんなら仲良し?とても親しく見える。
「芙美芙美、俺と臣くんはね、知り合いだから。安心して?」
「あ、安心?や、やっぱりお知り合い、なんですか?」
「洸こうとはフットサル仲間でね、もうどれくらい?知り合って二年くらい?」
「そんなもんっすかね。この一年で密に付き合ってもっと前からみたいな気がするけど」
「それはお前だけだわ」
「ひでぇ」
「あ、あの!!」
二人の会話に思わず口を挟んだらイケメンの視線が一斉に私に向くからそのインパクトで開いた口が閉じられない。
「洸がね、今度芙美ちゃんと数年ぶりに会うって言うからさ。そりゃ先に俺が口説けばいいなって思ってね」
「ずるいよな、それ。めっちゃ卑怯だと思わん?」
「そうかな。ずっと会いに行けないヘタレに言われてもね」
「俺はぁ!タイミング待ってたの!芙美はあんまり中学のツレと付き合ってないから!」
「あ、あのぉ!!」
やっぱり黙ってられなくて口を挟む。また同じように二人がジッと見つめてくるから今度は息を呑んだ。結局何も言えないのは同じまま、心底情けない私がいる。
「あの……ぁ、の……わた、私……」
「洸とはもう話は付いてるんだけどね」
(え)
「どっちが好きかわかんないんだよな?芙美は」
「――え」
「好きだった俺と好きかもしれないって思う臣くん?そもそも好きかわかんないってなってんだよね?好きって言っていいのかなぁ、みたいになってる?……でもそれさ、どっちも好きでよくない?てか、どっちも好きじゃん」
(ええ?)
「好きだったって過去だけどね。お前はもう通過点」
「……臣くんなんかまだ好きさえ言ってもらってねぇじゃん」
「……」
(ちょ、ちょ、ちょっと待って。待って、もう少しいろんなこと整理したい。ていうかね、ずっと思うことがあるんだけど)
「イフだよ?勘違いなんじゃない?」
「お前さぁー、だいぶ調子乗ってるよな。そもそもお前こそ今好きとか言われてねぇよ?昔の誤解が今解けただけでそれだけ、だからなに?どうなった?なんもなってねーよ」
「……」
(考えたい事いっぱいあるけど、それよりずっと気になって思うことがあるんだけど!)
「好きの比重を考えたら俺のが重いはずだけどな、好きだったんだもん、俺のこと!」
「はぁ?過去はどこまでいっても過去だよ。大事なのはこれから、お前が埋めれてない空白の時間に俺と芙美ちゃんは作った関係があるんだから俺のが重いよ」
「なんでー?これからなら俺がそこをさらに深めていけばやっぱ俺が重くなるじゃん!」
「過去はそこでもう終わってんだからリセットだろ、ゼロ、お前はゼロになってんの、今からゼロ」
「ゼロ?!横暴すぎる解釈……過去を勝手にリセットしてめちゃくちゃなこと言うじゃん、暴君過ぎる……」
(はな、話しすぎじゃないかなぁ?!)
仲良しはいいことだけど、会話量が多くて聞くのに精一杯。
「あ、あのぉ!!」
これ以上の情報量を頭に入れるのは無理!そう思って声をかけたのに小鳥遊くんは須賀さんと会話していたくせにさも私と話していた続きのようにサラッと聞き逃しそうなことを言ってくる。
「だからさぁ、付き合いながらさ、もっとちゃんと好きになっていけばいいじゃん、俺らのこと」
(はぁ?!な、何の話ぃ?!)
「洸の意見には俺も同意でね、芙美ちゃんはどっちも好きで気になってるから選べないってなってるんだよねって。好きがなんかよくわかんなくなってるよね?俺はさ、俺に対して好きかもって思ってくれる気持ちをそのまま育んでほしいわけ。だから諦めてほしくないし、諦めさせたくない。そんで、洸にやるのは嫌、譲るなんか論外」
「そんなん俺もだし。臣くんは認めないんだけど、俺ら両想いだったんだよ?そんなん諦められないし、諦めるわけない。芙美のこと欲しいよ、けどさー、俺、臣くんも好きなのねー。付き合いやすいし、いろいろ理解あって頼りにしてるの、だから仲良くしたいんだよ。正直女のことでこじれるのめっちゃ嫌」
「俺も洸はツルんでるヤツらの中でも稀にみる気が合うタイプだよ」
「わ♡褒められた♡」
(だ、だ、だから待って!ちょっと待ってってば!!お願い本当に待ってほしい!!)
二人の会話が全く止まらない、私の脳内はだんだんパニックもこえてきた。
人は、パニックを超えるとだんだん静止するらしい。プスプスと脳から煙が出ている気がする……。
「付き合ってみようって話はしたんっすか?」
「したよ。まぁ理解したかは別だけど」
壊れかけている私を無視して結局話すのは二人だけ。
――冷静に話せる男同士で答えを出してあげるから心配しなくていいよ
そう言われたけれどそれは確かにそうかもしれない、私はもう話し合いどころでもない、自分の意見どころか思考さえ止まっているんだから。
(そもそも知り合いだったの?なんで?私のことはもう二人が先に話をしてたってこと?)
整理する状況が初期すぎる、まだそこを受け止められずにいるからもうどんくさいにもほどがあった。
(ええ、待って待って、ええ?好きって何?ほ、ほんとに本気で言ってる?これ、むしろやっぱり冗談じゃない?友達同士のふざけた遊び?なに?からかってるってこと?からかってるよね、だってどう考えてもありえない)
仲の良い友達同士……それがやっと困惑していた気持ちと重なってスッと頭の中に落ちてきた。
ああ、そうか。そこでやっと答えが出せた。自分の中で一番納得のできるベストな答え。
(そうか、そうなんだ……そういうことか。仲良し二人のゲームみたいな遊びか。チョロそうな私に好きって言ってどっちに転ぶかみたいな感じかな。最初は一緒に遊んでみて最後はどっちが落とせるか勝負みたいな感じ?それできっと本気の彼女はふたりにはちゃんといて……私なんかとは違う可愛くて綺麗な人がちゃんといて……近場にいたおもちゃにでもなりそうな私がゲームの対象になったんだ)
「やめて、ください……」
自分とは思えないほど低い声が出た。それに自分で驚いている。そんな風に自分が思うこそおかしい、でも本音だった。やめてほしい、そんな風にからかうのはやっぱりひどいよ、そう思ったから――。
「あの、おかしいです、やっぱりこんなこと起きるわけないし。でも、からかわれてたっていうなら納得できます、それの方がしっくりくるし、あぁやっぱりって思えます。私、バカだし本当に慣れてなくて必死で考えてしまって恥ずかしい、すみません、私みたいなのが真面目に考えて……バカみた……っ」
ポロリ、と涙がこぼれたのは無意識だった。
自分の声がいつのまにか震えていたのも、こぼした言葉もそれを追いかけるようにこみ上がって溢れた涙もどれも自分の意思をこえていた。
こんな私みたいなつまんない女をどんな女の子も夢中にできちゃうような二人が暇つぶしに揶揄うのはやめて、あんまりにもひどい遊びだと思う。
好きだなと憧れたけど届くわけがないと心に蓋をした人。
好きだったけどやっぱり叶うわけなかったと失恋した人。
その二人に好きだなんて言われて舞い上がったあと突き落とされるのは正直辛すぎる。ゲームだったんだって、受け止めるには切なすぎるよ――。
慣れてないんだもん、仕方ないじゃん。
嬉しかったんだから、仕方ないじゃん。まさか!そう何度も思ったけどそれでも嬉しかったんだもん。
喜んじゃったんだもん。でも、喜んじゃいけなかった、自惚れた私が、勘違いした私が悪いんだってわかってるけど、恋愛にも慣れてない女でこんな遊びをする二人だって悪いよ。
好きにならせたいだけのゲームだったんならそんなの最初っから二人の勝ちなんだよ。
だって私は……こんな遊びに振り回される前からゲームが始まる前から、二人は私の心の中にいた人なんだもん――。
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