32 / 37
afterstory
SweetRoomの朝②
しおりを挟む
気づいたら裸で何も身に纏っていないあかりがいた。それに気づいたところで感じ過ぎてクラクラしている思考では、もはやどうでもいい話だ。
不破はまだバスローブを身に纏っている。かなりはだけて乱れてはいるそんな不破を視界に入れられてあかりは無駄にクラクラさせられているのだが。
「あん!も、またイっちゃうからぁ!んあっ!」
「なんか今日イきやすいなぁ……そんなに気持ちいいの?」
耳たぶを甘噛みされつつ指だけで何回もイかされているあかりは正直ヘロヘロになってきている。視覚でやられて、聴覚を震わされて、快感を繰り返されている。
(無理……も、おかしくなるぅ……)
それでも不破の愛撫が止まらない。
指だけだった愛撫は気づけば口でもなぶられて、秘部はぐしょぐしょでとめどなく愛液が溢れ出ている。それを飽きることなく何度も吸われているのに乾く時がない。
「あかり、欲しくなってきた?」
これだけ快感を与えられてまだ与えようとする。不破はこんなに攻めるタイプだっただろうか。
「む、無理ぃ……」
「え?」
「も、だめ。も、いぃ……」
「待って待って、いいってなに?」
「も、いいの、終わりぃ」
「は?なんで?」
「も、イったぁ、いっぱいイってる……もう無理、無理なの」
これ以上はおかしくなりすぎてどうなるか想像できないからやめてほしい、そんな気持ちで訴えたのに不破は眉をひそめて淡々と言い返してくる。
「俺、一回もイってないし」
それは知らない、とあかりは思うが呆気に取られて何も言い返せない。
「もうちょっと頑張ろうか」
「チェ、チェックアウト……」
そうだ、時間だ!ここはホテルだった、決められた出るべき時間があったとそれを理由に諦めてもらおうと思ったらまた言い返される。
「ここは11時チェックアウト。心配しなくていいよ」
心配ではない、ももちろん言えない。にっこり微笑む不破の笑顔が眩し過ぎてより目がくらむだけだった。
「イきすぎて苦しくなっちゃった?」
ちゅっと口付けながら優しく聞かれてあかりは素直に頷いてしまう。
「ん……くるし……」
「そっか。じゃあ一回ちゃんとイこ?」
「――え」
「イくあかり見てるのが可愛すぎてさ。ちゃんとイかせてやれば良かったな」
膝に手をかけて足を割ってくる、その中に不破が身を差し込んできて真正面から見下ろされる。
「あの、ちゃんとってなに?ちゃんとイってたよ?いっぱいイってる!すごいイってる!」
あかりにもはや語彙力がない。
「言ってることが可愛い」
「聞いてぇ?樹さっ、あぅっ――!」
笑いながら不破があかりの濡れまくる場所に剛直を差し込んでくる、当然なにも塞ぐものはない、いつも通りの密着、絡むように中に吸い込まれる。
「っぁー、やば……」
「あ、んあぁっ!」
「奥までぐちゅぐちゅ……やらしいなぁ、あかりっ」
「あ、ぁっ、だめ、イくっ」
「もう?挿れただけだよ、まだ最後まで入ってない」
「あ、あ、っめ、だ、ぁっ」
グググッ――と、押し進められる圧迫感にあかりの息が詰まりそうになる。苦しさと熱さに身体が締め上げられる、なのに胸がどうしようもないほど満たされる。
「ん、あーっ」
「あかり、もっと力抜いて?キツすぎる……っ」
「はぁ、んあ!無理ぃ!」
「はは、無理じゃないよっ……息吐いて?お願い、もっとあかりのナカにいたいんだよ」
「あ、は、あっ、はぁ、あ」
トンッ――と奥に突かれてあかりは震えた。
「あん!」
「気持ちいい?」
気持ちいい、気持ちいいという言葉だけではくくれない。どうしようもないほどの快感がある、苦しいほどこみ上がってくる、愛しい気持ちが。
「あ、す……」
「ん?」
あかりが震える手を伸ばして不破の形のいいくちびるに触れてなぞる。その指先を不破が舐めて口に咥えた、その姿にまたあかりは目を、脳をクラクラとさせる。
「あー、キツ……あかり、締めすぎ……」
「ぁ、好きっ……」
「……」
「好き……」
うわ言のような声だがあかりは吐き出せる息と一緒に溢す。熱に浮かされて息を乱しながら不破に投げる言葉がストレートすぎて受け止める不破の方が照れた。
「やっぱ一回じゃ無理かな……」
「ん、ぁ、あっ!!」
「一回じゃ、足りないっ……」
そのままあかりは不破の腕の中でチェックアウトギリギリまで抱かれていた。
不破はまだバスローブを身に纏っている。かなりはだけて乱れてはいるそんな不破を視界に入れられてあかりは無駄にクラクラさせられているのだが。
「あん!も、またイっちゃうからぁ!んあっ!」
「なんか今日イきやすいなぁ……そんなに気持ちいいの?」
耳たぶを甘噛みされつつ指だけで何回もイかされているあかりは正直ヘロヘロになってきている。視覚でやられて、聴覚を震わされて、快感を繰り返されている。
(無理……も、おかしくなるぅ……)
それでも不破の愛撫が止まらない。
指だけだった愛撫は気づけば口でもなぶられて、秘部はぐしょぐしょでとめどなく愛液が溢れ出ている。それを飽きることなく何度も吸われているのに乾く時がない。
「あかり、欲しくなってきた?」
これだけ快感を与えられてまだ与えようとする。不破はこんなに攻めるタイプだっただろうか。
「む、無理ぃ……」
「え?」
「も、だめ。も、いぃ……」
「待って待って、いいってなに?」
「も、いいの、終わりぃ」
「は?なんで?」
「も、イったぁ、いっぱいイってる……もう無理、無理なの」
これ以上はおかしくなりすぎてどうなるか想像できないからやめてほしい、そんな気持ちで訴えたのに不破は眉をひそめて淡々と言い返してくる。
「俺、一回もイってないし」
それは知らない、とあかりは思うが呆気に取られて何も言い返せない。
「もうちょっと頑張ろうか」
「チェ、チェックアウト……」
そうだ、時間だ!ここはホテルだった、決められた出るべき時間があったとそれを理由に諦めてもらおうと思ったらまた言い返される。
「ここは11時チェックアウト。心配しなくていいよ」
心配ではない、ももちろん言えない。にっこり微笑む不破の笑顔が眩し過ぎてより目がくらむだけだった。
「イきすぎて苦しくなっちゃった?」
ちゅっと口付けながら優しく聞かれてあかりは素直に頷いてしまう。
「ん……くるし……」
「そっか。じゃあ一回ちゃんとイこ?」
「――え」
「イくあかり見てるのが可愛すぎてさ。ちゃんとイかせてやれば良かったな」
膝に手をかけて足を割ってくる、その中に不破が身を差し込んできて真正面から見下ろされる。
「あの、ちゃんとってなに?ちゃんとイってたよ?いっぱいイってる!すごいイってる!」
あかりにもはや語彙力がない。
「言ってることが可愛い」
「聞いてぇ?樹さっ、あぅっ――!」
笑いながら不破があかりの濡れまくる場所に剛直を差し込んでくる、当然なにも塞ぐものはない、いつも通りの密着、絡むように中に吸い込まれる。
「っぁー、やば……」
「あ、んあぁっ!」
「奥までぐちゅぐちゅ……やらしいなぁ、あかりっ」
「あ、ぁっ、だめ、イくっ」
「もう?挿れただけだよ、まだ最後まで入ってない」
「あ、あ、っめ、だ、ぁっ」
グググッ――と、押し進められる圧迫感にあかりの息が詰まりそうになる。苦しさと熱さに身体が締め上げられる、なのに胸がどうしようもないほど満たされる。
「ん、あーっ」
「あかり、もっと力抜いて?キツすぎる……っ」
「はぁ、んあ!無理ぃ!」
「はは、無理じゃないよっ……息吐いて?お願い、もっとあかりのナカにいたいんだよ」
「あ、は、あっ、はぁ、あ」
トンッ――と奥に突かれてあかりは震えた。
「あん!」
「気持ちいい?」
気持ちいい、気持ちいいという言葉だけではくくれない。どうしようもないほどの快感がある、苦しいほどこみ上がってくる、愛しい気持ちが。
「あ、す……」
「ん?」
あかりが震える手を伸ばして不破の形のいいくちびるに触れてなぞる。その指先を不破が舐めて口に咥えた、その姿にまたあかりは目を、脳をクラクラとさせる。
「あー、キツ……あかり、締めすぎ……」
「ぁ、好きっ……」
「……」
「好き……」
うわ言のような声だがあかりは吐き出せる息と一緒に溢す。熱に浮かされて息を乱しながら不破に投げる言葉がストレートすぎて受け止める不破の方が照れた。
「やっぱ一回じゃ無理かな……」
「ん、ぁ、あっ!!」
「一回じゃ、足りないっ……」
そのままあかりは不破の腕の中でチェックアウトギリギリまで抱かれていた。
応援ありがとうございます!
1
お気に入りに追加
126
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる