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afterstory
SweetRoomの朝①
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パウダールームで脱がされたのは服だけだった。朝の明るい部屋でさらにしっかり照明までつけられてガンガンに明るい。そこにバスローブがはだけた不破。あかりはいろんな意味で眩しくてクラクラしていた。
「はず、恥ずかしいの」
「でも俺のために選んだんだよな?」
「そうだけどぉ!」
「脱いだ方が恥ずかしいんじゃないの?」
「そうだけどぉぉ!!」
必死で言い返すが何を言っても不破はニコニコするだけであかりの言葉は簡単にかわされていく。
「あかりの着てる下着、ツボ」
「へ、え、そうなの?」
「狙ってる?」
「狙うも何も樹さんの趣味なんか知らないけど……んあ!」
ショーツ脇の二本の紐、その隙間に不破の長い指が入り込んでくる。やわやわと触られてくすっぐったいのに感じる。焦らされる。
「いちいちツボだけど」
「んっ」
胸の谷間にキスを落として膨らんだ柔らかな部分をくちびるが撫でてくる。熱い息がかかってそれにあかりの息も勝手に零れ落ちる。逃げるわけではないが不破の身体がかぶさってくると自然と身体が捩れてその身からすり抜けようとしてしまう。それをもちろん不破は逃がさない、覆いかぶさる身体で押さえつけて腕で囲うように抱き締める。
肩からストラップがズレてブラジャーが胸の膨らみから緩む。身体に沿うように密着していた部分に空気が入ったように隙間が生まれる。その隙間に不破のくちびるが入り込んできてあかりはまた身を震わせた。
「ふ、ぁっ……」
「可愛い声」
「ん、あっ」
不破の手が胸を下から持ち上げることでブラジャーから胸がこぼれ上がる。
「や、ぁっ……」
「やなの?」
白い胸が光に照らされる、自分でもこんな明るい場所で肌を見るのには抵抗があるのにそれを直視させられるのはやはり拷問に近い。そこにまだ不破に見られて触られるというのはかなり心がやられる。
「見ちゃ、やだぁ」
「いつも見てるよ?」
「でも、でもぉ!朝は無理!なんか無理ぃ!!」
眩しさが無理だ、明るさが夜の照明とは違いすぎる。見えなくていいものや見たくないものまで鮮明に浮き上がっているようでそれが怖い。
「おねが……目、瞑って?」
「なぁ、可愛すぎない?」
そう笑いながらも不破はあかりのお願いに素直に瞳を閉じた。目を閉じてあかりの肌にくちづける、それを見つめるあかりはホッとしてまた胸をキュンとさせる。不破が目を瞑ってくれたことで抱えていた羞恥心がかなり減った。恥ずかしさで感じにくかった感覚が素直に身体に響くようになり、息がいきなり乱れ始める。
「あ、はぁ……んんっ」
本当に不破は目を閉じているのか。あかりの弱い部分や感じる場所を的確に刺激してくる。
「ねぇ、あ……見てない?」
「フッ……見てないじゃん」
本当に?あかりは余計に疑ってしまう。
「でもっ……んあっ!それダメェ!」
「もうブラジャー取ろっか」
見えないくせにすんなりと後ろのホックを外してしまう。やはり見えているに違いない。
「見てる!」
「え?」
そこでやっと目と目が合った。閉じられていた瞳がパチッと開いて見つめられた紅茶色の瞳にあかりは結局胸を締め付けられるだけだ。
「ほ、本当に目、瞑っててくれたの?」
「瞑ってたよ?見なくてもあかりが感じるところなんかわかるし」
さらっとそんな発言をされて身体が燃えた。
「あかり感度いいもん、触れたらすぐわかる。むしろ目、瞑ってる方が感覚に集中できていいかもな。はい、もう下も脱いで」
「あ!」
もはや何も言い返せない、不破の言葉にも行動にも成す術がない。
太ももの付け根あたりで脱ぎ留められたショーツにあかりは足をくねらせる、脱がすならさっさと脱がしてくれればいいものを、とても中途半端に脱がされて余計に恥ずかしい。
「なん……」
「全部脱ぐよりエロい」
「変態!」
「男なんかこんなもんだよ。あかりはまだまだ俺を知らないだけ」
「そんなっ、あっ!」
不破の親指が茂みの中に隠された芯芽を的確に突いてくる。声をあげたと同時に蜜壺の中にぬるりと差し込まれる別の指があってあかりは腰を跳ねさせた。
「あんっ!」
「こんなに濡らしてたんだ?あかり、可愛いな」
くちゅっ……と鳴る音が動かされる指とシンクロされて耳に届く。そこにまだ耳元でそんな風に囁かれてあかりの鼓膜はやられそうになっていた。
「ああん!」
快感の波が押し寄せてきて勝手に足が動く。足の付け根に止められたショーツが邪魔で身動きが取りにくい。腰が跳ねて感じるたびにショーツが自然とズレて気づくと自分で身を捩りながら脱いでいた。
「はず、恥ずかしいの」
「でも俺のために選んだんだよな?」
「そうだけどぉ!」
「脱いだ方が恥ずかしいんじゃないの?」
「そうだけどぉぉ!!」
必死で言い返すが何を言っても不破はニコニコするだけであかりの言葉は簡単にかわされていく。
「あかりの着てる下着、ツボ」
「へ、え、そうなの?」
「狙ってる?」
「狙うも何も樹さんの趣味なんか知らないけど……んあ!」
ショーツ脇の二本の紐、その隙間に不破の長い指が入り込んでくる。やわやわと触られてくすっぐったいのに感じる。焦らされる。
「いちいちツボだけど」
「んっ」
胸の谷間にキスを落として膨らんだ柔らかな部分をくちびるが撫でてくる。熱い息がかかってそれにあかりの息も勝手に零れ落ちる。逃げるわけではないが不破の身体がかぶさってくると自然と身体が捩れてその身からすり抜けようとしてしまう。それをもちろん不破は逃がさない、覆いかぶさる身体で押さえつけて腕で囲うように抱き締める。
肩からストラップがズレてブラジャーが胸の膨らみから緩む。身体に沿うように密着していた部分に空気が入ったように隙間が生まれる。その隙間に不破のくちびるが入り込んできてあかりはまた身を震わせた。
「ふ、ぁっ……」
「可愛い声」
「ん、あっ」
不破の手が胸を下から持ち上げることでブラジャーから胸がこぼれ上がる。
「や、ぁっ……」
「やなの?」
白い胸が光に照らされる、自分でもこんな明るい場所で肌を見るのには抵抗があるのにそれを直視させられるのはやはり拷問に近い。そこにまだ不破に見られて触られるというのはかなり心がやられる。
「見ちゃ、やだぁ」
「いつも見てるよ?」
「でも、でもぉ!朝は無理!なんか無理ぃ!!」
眩しさが無理だ、明るさが夜の照明とは違いすぎる。見えなくていいものや見たくないものまで鮮明に浮き上がっているようでそれが怖い。
「おねが……目、瞑って?」
「なぁ、可愛すぎない?」
そう笑いながらも不破はあかりのお願いに素直に瞳を閉じた。目を閉じてあかりの肌にくちづける、それを見つめるあかりはホッとしてまた胸をキュンとさせる。不破が目を瞑ってくれたことで抱えていた羞恥心がかなり減った。恥ずかしさで感じにくかった感覚が素直に身体に響くようになり、息がいきなり乱れ始める。
「あ、はぁ……んんっ」
本当に不破は目を閉じているのか。あかりの弱い部分や感じる場所を的確に刺激してくる。
「ねぇ、あ……見てない?」
「フッ……見てないじゃん」
本当に?あかりは余計に疑ってしまう。
「でもっ……んあっ!それダメェ!」
「もうブラジャー取ろっか」
見えないくせにすんなりと後ろのホックを外してしまう。やはり見えているに違いない。
「見てる!」
「え?」
そこでやっと目と目が合った。閉じられていた瞳がパチッと開いて見つめられた紅茶色の瞳にあかりは結局胸を締め付けられるだけだ。
「ほ、本当に目、瞑っててくれたの?」
「瞑ってたよ?見なくてもあかりが感じるところなんかわかるし」
さらっとそんな発言をされて身体が燃えた。
「あかり感度いいもん、触れたらすぐわかる。むしろ目、瞑ってる方が感覚に集中できていいかもな。はい、もう下も脱いで」
「あ!」
もはや何も言い返せない、不破の言葉にも行動にも成す術がない。
太ももの付け根あたりで脱ぎ留められたショーツにあかりは足をくねらせる、脱がすならさっさと脱がしてくれればいいものを、とても中途半端に脱がされて余計に恥ずかしい。
「なん……」
「全部脱ぐよりエロい」
「変態!」
「男なんかこんなもんだよ。あかりはまだまだ俺を知らないだけ」
「そんなっ、あっ!」
不破の親指が茂みの中に隠された芯芽を的確に突いてくる。声をあげたと同時に蜜壺の中にぬるりと差し込まれる別の指があってあかりは腰を跳ねさせた。
「あんっ!」
「こんなに濡らしてたんだ?あかり、可愛いな」
くちゅっ……と鳴る音が動かされる指とシンクロされて耳に届く。そこにまだ耳元でそんな風に囁かれてあかりの鼓膜はやられそうになっていた。
「ああん!」
快感の波が押し寄せてきて勝手に足が動く。足の付け根に止められたショーツが邪魔で身動きが取りにくい。腰が跳ねて感じるたびにショーツが自然とズレて気づくと自分で身を捩りながら脱いでいた。
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