10 / 37
本章
Episode10/慢心
しおりを挟む
「新藤は年上派らしいっす」
聞いてもいない情報を前触れもなく話し始めた。しかも午後からの天気を告げるみたいに本田の口調はとても軽い。
「へぇ……そう」
他に言いようがない、あかりはとりあえず愛想のように返答した。それに本田はニヤッと笑ってあかりの顔を覗き込んでくる。
「天野さんは?」
「なにが?」
「天野さんも年上好きかな?って」
「好き、かなぁ……落ち着いてるよね、年上は」
「ガキみたいなおっさん、山ほどいますけど」
「落ち着いた年下もいるしね。年齢はどこまでいっても表示だよね」
ただその表示こそ現実だ。だからこそあかりは自分自身と未来を見つめる羽目になっている。
「若い時間って取り戻せないもんね。羨ましい」
あかりは思わずこぼしてしまった。自分があと五年ほど若ければ今とは違う未来があったかもしれない。
自分が選んできた人生なのに後悔するのはおかしな話だけれど。
それでも今だからある時間もある、と心の中で呟く。
今の年齢だからこそ、不破との関係が始まった。今だから、不破と過ごす時間があるのだと……自分の中で納得させたいところがあった。
「俺も年上派かなぁ」
「……へぇ、そうだったんだ」
スルーしようと思ったが思わずあかりは返してしまった。本田は若いキャピキャピした感じの子が好みなのだと思い込んでいたからだ。
「なんでそんな意外そうなんですか」
「意外だよ。若い子が好きそうだもん」
「若い子嫌いじゃないですよ?もちろん。刺激的っていえばそうかな」
「刺激……」
「振り回されるみたいな?」
それこそ年齢ではなくタイプではないのか、と思うがとりあえず黙って聞いてみる。
「ワガママも、若い子だと可愛いって聞けたりするもんじゃないですか?甘えてんだなぁ、みたいな」
「……まぁね」
歳そこそこの女のワガママは可愛いとは言いにくいかもしれない。自分が男性にワガママを言う姿を想像してあかりはゾッとした。
(いや、待って。私のこれって不破さんにしたらとんでもないワガママじゃない?可愛いとはとても思えない重いワガママ……)
今さらのことなのにあかりは冷静に考えてしまう。
付き合っていたって重いと感じるワガママがあるのに、付き合いもなにもない、ただの上司と部下の関係、そこから子供を産みたいので精子を下さい、ぶっ飛んでいる。
「新藤はわかりやすいっすよね」
「――え?」
思わず本田を振り返った、それで驚いた。思っていたより本田の距離が近かったからだ。
「……前から思っててね。言おうと思いながら黙ってたけど……近いよ」
「俺も分かりやすくないですかね?」
「……」
「今度二人で飯行きません?」
「……二人では、行かない」
「……チェッ」
どこまで本気で言っているのか。あかりは半ば呆れ気味にため息をこぼして拗ねた風な本田の肩を叩いた。
「本田くん、あんまり歳上からかわないように」
独身のアラサーにふざけた冗談は夜道刺されても文句は言えない。
「歳上なんだからからかわないでしょ。天野さんこそ、年下舐めてたらダメですよ?」
「……」
「最近の天野さん……なんかやたら可愛いんですよね?意識しちゃう感じ?自覚してくださいね」
本田にそんな事を言われて不覚にもあかりは頬を染めてしまった。
異性に意識されるようになった理由はやはりセックスが原因かもしれない、あかりはそんなことを考えては何度か体の奥を火照らせた。
そんなことを思って自分に勘違いしかけているところに携帯が震えた。携帯を見て身体がとたんに疼く。今も頭の中にいた相手が夜の誘いの連絡を入れてきた。
====
「はぁ、ん、あ……そんな、されたらイッちゃうっ」
「イっていいよ?」
「あ、あ、い、樹さんはっ?」
「んー……俺はもう少しあかりの中にいたいかな」
まだ余裕そうな不破をあかりは狂いかけている思考をなんとか保ちながら見つめ、なけなしの理性と闘っている。
自分だって不破を自分くらい感じさせたい、もっとと求めさせられるほど夢中にさせられたら、そう思いだしている。
「ぁ…い、つきさん」
「……ん?」
声が甘い、熱を孕む声はオフィスでは聞けない甘さを含んでいる、それにまたあかりの膣内は震えて不破を無意識に締め付けていた。
「……っ、急にしめんなよ」
「気持ち、よかった?」
「……いいよ?はぁ……イきそうになる」
「ぇ……」
「なんで?動いてないのにこんな気持ちいいってヤバいでしょ。気持ちいい、すごく。だから必死で耐えてる」
「……」
「はぁ……なに?なんでそんな驚いた顔すんの?」
「だって……」
あかりは自分の身体が不破を感じさせれていたとあまり思っていなかった。何回か重ねた身体、初めての時からそうだ。いつも不破は落ち着いて余裕に見えた。自分を気持ちよく感じさせてくれる、胸をときめかせるほど優しく包んでくれる、そして……錯覚させるほど酔わされている、そう思っていた。
「私が……樹さんを気持ちよくさせれてるなんて……思わなくて」
「なんでだよ。初めてした時から余裕ないよ、俺」
「え?ん、あっ!」
「どこに余裕感じたのか教えてほしいわっ」
「んあっ!待っ、ゃあっ!そんな、奥っ……」
動かずにいた不破がいきなり奥を押し付ける様に腰を動かし出した。こんな風に強く少しだけ乱暴な不破は初めてかもしれない。あかりは色んな意味で戸惑って身体だけじゃない、気持ちも追いつけられずにいる。
「ん、あっ、ぁ……はぁ、んんっ、待って、ぶちょ……」
「あれ?部長って呼ぶの?今、仕事じゃないよな?なにしてる時?」
「ん、んっ、ぁっ……や、あっそれっ、待ってっ……」
「あかりー、二人の時は名前で呼べって言った」
責めるみたいに不破が腰を押し付けてくる。口調は優しい、不破の声は色気は含むものの優しさは感じる、それでも言う言葉はやっぱり責めた様に言ってくる。
そんな不破を見るのも初めてかもしれない、それにあかりは無駄にドキドキした。
好意にも、初めて見る少し興奮したような不破にも。
「あ、ん……い、いつきさんっ……」
「ん……ちゃんと、名前で呼んで?」
唇が触れそうな距離だ。
囁かれた声から熱い吐息がこぼれてそれが絡み合う。お互いの呼吸が重なり合って混ざり合ったら余計に熱さが増した。
「あーっ!や、ぁっ……!」
「……っ、あかり……そんな、締められたらさ……イッちゃうよ」
そう言って不破が抵抗しようとする、間違いなく気持ちよさそうにしているのに、そうなることを拒む様に。
「だ…ダメ、なの?」
自分ばかり感じている、さっきから何度もイかされて震えている。不破にだって感じて欲しい、達して欲しい、自分を……求める姿を受け止めさせてくれと思う。
「樹さんもっ……イってよぉっ」
思わず抱きついた。
足を上げて絡める様に腰を自分から押し付けた。そうすることで不破ともっと奥で繋がれた気がする。その歓喜にまた震えた。
「ぁ、んっ!奥っ……気持ち、いっ……」
「……あかり……エロいわ」
「んあぁっ!」
「こんなこと……されたら……っ」
「いいの……」
欲しいと、言っている。
ずっと、それこそ初めての時からそうじゃないか。不破に頼んでる、ワガママを押し付けてる。
「欲しいの……子供……欲しいっ」
欲しいのは……子供だ。
繋がりあえる子供が欲しい。自分とだけこの世界で繋がりあえる唯一の人が欲しい、そう思って願って不破にワガママを押し付けている。
なのにどうしてなのか。
今、誰よりも繋がり合っている不破と、その不破を求めている自分がまるで世界に二人だけのような錯覚に襲われる。この繋がりは特別ではないのか、この繋がりこそ求めているものにはならないのか。
この瞬間をもっと永遠にしたい――そう思っても……これは言葉には出来ないのだと。あかりは胸の奥底に押し込める様にその想いに蓋をしようとした。
聞いてもいない情報を前触れもなく話し始めた。しかも午後からの天気を告げるみたいに本田の口調はとても軽い。
「へぇ……そう」
他に言いようがない、あかりはとりあえず愛想のように返答した。それに本田はニヤッと笑ってあかりの顔を覗き込んでくる。
「天野さんは?」
「なにが?」
「天野さんも年上好きかな?って」
「好き、かなぁ……落ち着いてるよね、年上は」
「ガキみたいなおっさん、山ほどいますけど」
「落ち着いた年下もいるしね。年齢はどこまでいっても表示だよね」
ただその表示こそ現実だ。だからこそあかりは自分自身と未来を見つめる羽目になっている。
「若い時間って取り戻せないもんね。羨ましい」
あかりは思わずこぼしてしまった。自分があと五年ほど若ければ今とは違う未来があったかもしれない。
自分が選んできた人生なのに後悔するのはおかしな話だけれど。
それでも今だからある時間もある、と心の中で呟く。
今の年齢だからこそ、不破との関係が始まった。今だから、不破と過ごす時間があるのだと……自分の中で納得させたいところがあった。
「俺も年上派かなぁ」
「……へぇ、そうだったんだ」
スルーしようと思ったが思わずあかりは返してしまった。本田は若いキャピキャピした感じの子が好みなのだと思い込んでいたからだ。
「なんでそんな意外そうなんですか」
「意外だよ。若い子が好きそうだもん」
「若い子嫌いじゃないですよ?もちろん。刺激的っていえばそうかな」
「刺激……」
「振り回されるみたいな?」
それこそ年齢ではなくタイプではないのか、と思うがとりあえず黙って聞いてみる。
「ワガママも、若い子だと可愛いって聞けたりするもんじゃないですか?甘えてんだなぁ、みたいな」
「……まぁね」
歳そこそこの女のワガママは可愛いとは言いにくいかもしれない。自分が男性にワガママを言う姿を想像してあかりはゾッとした。
(いや、待って。私のこれって不破さんにしたらとんでもないワガママじゃない?可愛いとはとても思えない重いワガママ……)
今さらのことなのにあかりは冷静に考えてしまう。
付き合っていたって重いと感じるワガママがあるのに、付き合いもなにもない、ただの上司と部下の関係、そこから子供を産みたいので精子を下さい、ぶっ飛んでいる。
「新藤はわかりやすいっすよね」
「――え?」
思わず本田を振り返った、それで驚いた。思っていたより本田の距離が近かったからだ。
「……前から思っててね。言おうと思いながら黙ってたけど……近いよ」
「俺も分かりやすくないですかね?」
「……」
「今度二人で飯行きません?」
「……二人では、行かない」
「……チェッ」
どこまで本気で言っているのか。あかりは半ば呆れ気味にため息をこぼして拗ねた風な本田の肩を叩いた。
「本田くん、あんまり歳上からかわないように」
独身のアラサーにふざけた冗談は夜道刺されても文句は言えない。
「歳上なんだからからかわないでしょ。天野さんこそ、年下舐めてたらダメですよ?」
「……」
「最近の天野さん……なんかやたら可愛いんですよね?意識しちゃう感じ?自覚してくださいね」
本田にそんな事を言われて不覚にもあかりは頬を染めてしまった。
異性に意識されるようになった理由はやはりセックスが原因かもしれない、あかりはそんなことを考えては何度か体の奥を火照らせた。
そんなことを思って自分に勘違いしかけているところに携帯が震えた。携帯を見て身体がとたんに疼く。今も頭の中にいた相手が夜の誘いの連絡を入れてきた。
====
「はぁ、ん、あ……そんな、されたらイッちゃうっ」
「イっていいよ?」
「あ、あ、い、樹さんはっ?」
「んー……俺はもう少しあかりの中にいたいかな」
まだ余裕そうな不破をあかりは狂いかけている思考をなんとか保ちながら見つめ、なけなしの理性と闘っている。
自分だって不破を自分くらい感じさせたい、もっとと求めさせられるほど夢中にさせられたら、そう思いだしている。
「ぁ…い、つきさん」
「……ん?」
声が甘い、熱を孕む声はオフィスでは聞けない甘さを含んでいる、それにまたあかりの膣内は震えて不破を無意識に締め付けていた。
「……っ、急にしめんなよ」
「気持ち、よかった?」
「……いいよ?はぁ……イきそうになる」
「ぇ……」
「なんで?動いてないのにこんな気持ちいいってヤバいでしょ。気持ちいい、すごく。だから必死で耐えてる」
「……」
「はぁ……なに?なんでそんな驚いた顔すんの?」
「だって……」
あかりは自分の身体が不破を感じさせれていたとあまり思っていなかった。何回か重ねた身体、初めての時からそうだ。いつも不破は落ち着いて余裕に見えた。自分を気持ちよく感じさせてくれる、胸をときめかせるほど優しく包んでくれる、そして……錯覚させるほど酔わされている、そう思っていた。
「私が……樹さんを気持ちよくさせれてるなんて……思わなくて」
「なんでだよ。初めてした時から余裕ないよ、俺」
「え?ん、あっ!」
「どこに余裕感じたのか教えてほしいわっ」
「んあっ!待っ、ゃあっ!そんな、奥っ……」
動かずにいた不破がいきなり奥を押し付ける様に腰を動かし出した。こんな風に強く少しだけ乱暴な不破は初めてかもしれない。あかりは色んな意味で戸惑って身体だけじゃない、気持ちも追いつけられずにいる。
「ん、あっ、ぁ……はぁ、んんっ、待って、ぶちょ……」
「あれ?部長って呼ぶの?今、仕事じゃないよな?なにしてる時?」
「ん、んっ、ぁっ……や、あっそれっ、待ってっ……」
「あかりー、二人の時は名前で呼べって言った」
責めるみたいに不破が腰を押し付けてくる。口調は優しい、不破の声は色気は含むものの優しさは感じる、それでも言う言葉はやっぱり責めた様に言ってくる。
そんな不破を見るのも初めてかもしれない、それにあかりは無駄にドキドキした。
好意にも、初めて見る少し興奮したような不破にも。
「あ、ん……い、いつきさんっ……」
「ん……ちゃんと、名前で呼んで?」
唇が触れそうな距離だ。
囁かれた声から熱い吐息がこぼれてそれが絡み合う。お互いの呼吸が重なり合って混ざり合ったら余計に熱さが増した。
「あーっ!や、ぁっ……!」
「……っ、あかり……そんな、締められたらさ……イッちゃうよ」
そう言って不破が抵抗しようとする、間違いなく気持ちよさそうにしているのに、そうなることを拒む様に。
「だ…ダメ、なの?」
自分ばかり感じている、さっきから何度もイかされて震えている。不破にだって感じて欲しい、達して欲しい、自分を……求める姿を受け止めさせてくれと思う。
「樹さんもっ……イってよぉっ」
思わず抱きついた。
足を上げて絡める様に腰を自分から押し付けた。そうすることで不破ともっと奥で繋がれた気がする。その歓喜にまた震えた。
「ぁ、んっ!奥っ……気持ち、いっ……」
「……あかり……エロいわ」
「んあぁっ!」
「こんなこと……されたら……っ」
「いいの……」
欲しいと、言っている。
ずっと、それこそ初めての時からそうじゃないか。不破に頼んでる、ワガママを押し付けてる。
「欲しいの……子供……欲しいっ」
欲しいのは……子供だ。
繋がりあえる子供が欲しい。自分とだけこの世界で繋がりあえる唯一の人が欲しい、そう思って願って不破にワガママを押し付けている。
なのにどうしてなのか。
今、誰よりも繋がり合っている不破と、その不破を求めている自分がまるで世界に二人だけのような錯覚に襲われる。この繋がりは特別ではないのか、この繋がりこそ求めているものにはならないのか。
この瞬間をもっと永遠にしたい――そう思っても……これは言葉には出来ないのだと。あかりは胸の奥底に押し込める様にその想いに蓋をしようとした。
22
お気に入りに追加
264
あなたにおすすめの小説
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

包んで、重ねて ~歳の差夫婦の極甘新婚生活~
吉沢 月見
恋愛
ひたすら妻を溺愛する夫は50歳の仕事人間の服飾デザイナー、新妻は23歳元モデル。
結婚をして、毎日一緒にいるから、君を愛して君に愛されることが本当に嬉しい。
何もできない妻に料理を教え、君からは愛を教わる。
腹黒上司が実は激甘だった件について。
あさの紅茶
恋愛
私の上司、坪内さん。
彼はヤバいです。
サラサラヘアに甘いマスクで笑った顔はまさに王子様。
まわりからキャーキャー言われてるけど、仕事中の彼は腹黒悪魔だよ。
本当に厳しいんだから。
ことごとく女子を振って泣かせてきたくせに、ここにきて何故か私のことを好きだと言う。
マジで?
意味不明なんだけど。
めっちゃ意地悪なのに、かいま見える優しさにいつしか胸がぎゅっとなってしまうようになった。
素直に甘えたいとさえ思った。
だけど、私はその想いに応えられないよ。
どうしたらいいかわからない…。
**********
この作品は、他のサイトにも掲載しています。

魔性の大公の甘く淫らな執愛の檻に囚われて
アマイ
恋愛
優れた癒しの力を持つ家系に生まれながら、伯爵家当主であるクロエにはその力が発現しなかった。しかし血筋を絶やしたくない皇帝の意向により、クロエは早急に後継を作らねばならなくなった。相手を求め渋々参加した夜会で、クロエは謎めいた美貌の男・ルアと出会う。
二人は契約を交わし、割り切った体の関係を結ぶのだが――

淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる