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元カノ編
第十五話 意地悪な黒猫
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爪先でカリカリ猫が引っかくみたいに。乳首をカリカリって……舌先だけでチロチロチロチロ舐めてくる。
「ふっ……ぁっ」
もっとちゃんと触ってほしい。もっと、爪や舌の先じゃなくて肉厚の部分でちゃんと。
「も、っと……ちゃんとやって」
「まぁだ」
「んんっ」
「これも気持ちえぇんやろ?」
「んんっ」
「茜?」
乳首の先端に爪先でカリッとされるだけでは歯痒すぎる。気持ちよくても、もっとが欲しくなる。勝手にりゅうの手に自分の手が伸びて押さえつけるような胸に手を押し付けたら嗜められる。
「こぉら、まだや。なに勝手に強ぉいじんの。あかん」
「んぁっ、なんでぇ」
指先を絡めるように手を繋ぎあわせて拘束された。それでもまだ爪先だけの引っ掻くような刺激だけ。絡められた手をギュッと繋ぐとクスリと笑った。
「感じてるやん」
「んっ……ぁ、もっとぉ」
「もっと?もっとグリグリィってやってほしぃん?」
「んっ……もっと、ぎゅってぇ」
「んー?ぎゅ?どう、ぎゅ?」
ぎゅうっと押しつぶすみたいに胸の中に押し込まれたら腰が跳ねた。
「ふぁっ!」
「この、ぎゅ?」
今度は人差し指と親指でキュッと摘まれて。
「ふやぁっ!」
「どっちもええんやん?茜の好きなんどれ?してほしいぎゅってどれやねんな」
「ぁ。あ……」
舌先でまたチロチロチロチロ……子猫が舐めるみたいにチロチロして。
「ぁあん、もっと」
「もっとばっかり……」
だって。
「もっとりゅうの、全部で感じたいっ」
先っぽばかりじゃいや、部分的なものじゃなく、ましてや先端なんかじゃなく。手に包まれて、口に含まれて、りゅうに求められてるって感じたいだけなのに。
「優しくなくて、いいからぁっ」
泣きそうになりながらそうお願いしたら少し目を見開いてくしゃっと笑うあの笑顔。
「優しくしたいんやでさせてや。茜のことしか甘やかさへんのから、優しくするで?茜がもっと言葉でちゃんと言えばええだけやろが。おっぱいはこう舐めてぇ、とか乳首はこうしてぇとか。ぎゅってなんやの、そんなんわからへんやん」
「んんっ……そんなぁ」
「はよぉ言うて?茜の言葉でしてほしぃこと言うんや、簡単やろ?」
黒い瞳に吸い込まれる、それに引き寄せられるように身体の中が疼いて止まらない。足の間に挟まったりゅうの硬い身体が重くのしかかって、そこから熱を感じる。全体的に、部分的に。それにまた身体は反応してしまうんだ。
「そんな舌先じゃなくてベロってしてっ」
「……こぉ?」
伺うように見上げながら赤い舌を見せつけるみたいに出して立ち上がる乳首を包むみたいに下から舐め上げる。押し上げる時に力を込められて強い刺激が走った。
「んあっ!」
「めちゃくちゃ舐めやすなってる、食べたなる」
「ンンっ、食べてっ」
「フッ……えろ」
バクッと乳首だけじゃなく乳輪ごと食べるみたいに口の中に含まれた。絡んだ指先はまだ残したまま親指と人差し指で胸の下から挟み込むみたいに持ち上げて揉んでくる。指が長いのか、手が大きいのか……器用だな、呑気にそんなことを感じる。
「ん、あっ、ぁっん」
熱い口の中で乳首を吸われて転がされて、胸をやわやわと揉まれているとジンジンと感じてくる。熱がじわじわ広がる。りゅうの触れてくれるところからじわじわと。りゅうの体からも熱が放出されてきて……自然と硬くなってる膨らみ部分に手を這わせた。瞬間ピクリと身体は動いたけれど、りゅうの動きは止まらない。サワサワとパンツ上から撫でるとピクッと動いたりして。それになんだか気持ちが高揚してしまった。
「んっ……きもち、い?」
「気持ちええよ?」
「ん……」
乳首がもうヒリヒリするくらい舐められている気がする。唾液で濡れる先端がやたらエッチに見える。そんな自分の一部を見つめると無駄に興奮して、私だってりゅうを気持ちよくさせてあげたいと思ってしまう。いつもクラクラさせられるのは私ばっかり、私だって……その思いで手をゆっくり包むように撫で始めたらりゅうがクスリと笑ってされるがまま。様子を見ながらも手を動かし続ける。熱くて硬くなっているそこは撫でる手を押しのけるほど大きくなっている気がする。それならと私だって負けじと撫でたらりゅうが言う。
「もっと、ぎゅってやってよ」
「……ぇ、ぎゅ?」
言われて少し考えて……パンツの上から優しく、指先に力を込めるくらいの強さでぎゅっとしてみる。掴むよりかは摘まむ程度。それでも撫でるよりかは触っている感が強い。
「ちゃう」
「え?ちゃうの?どう、するの、こう?」
どうしてほしいのかな、思案しつつも今度は手のひらで包むみたいにぎゅっ。私の手の中では納まりそうにないけれど。
「もっと」
もっと?もっとだけじゃよくわからない。
「言うて欲しいやろ?もっととかぎゅーとかやなくてさぁ。わかったぁ?」
「ぁ……」
ニヤッと笑ってチュッと軽いキスされた。見つめ合いながらチュッ、チュッとキスを繰り返されて、だんだんそんなキスじゃ物足りなくて。口が勝手に開いていくからりゅうが舌先出してくると自然と私もそれに舌を這わせた。チュッと舌と舌が絡んで、くちゅっと音が変わりだす。りゅうのくちびるが私の舌を食むように咥えてキスが濃厚になる。その間も妖艶な瞳で見つめてくるからもういろいろ負けそうだ。
「ん、あ……」
「茜のキスしてる時の顔、好きやなぁ……俺の事好きぃって言うてる」
好きだもん……は、言わない。
「なぁ、もっと」
「ん、え?」
「パンツから出して直接触って。両手で持って上下にさすって。そんとき茜は俺にちゅーしまくって」
「……要望多くない?」
「べろちゅーしながら強めに握って息する合間合間に俺のこと好き言うて」
「だから。要望多くない?」
「ほな茜もこれくらいは言おうか。いっぱい言うてええよ?全部叶えたるで」
そして私はりゅうの要望に応える。パンツのゴム引いて中に手を入れて、大きく反り出したモノを引っ張り上げた。
「ふっ……ぁっ」
もっとちゃんと触ってほしい。もっと、爪や舌の先じゃなくて肉厚の部分でちゃんと。
「も、っと……ちゃんとやって」
「まぁだ」
「んんっ」
「これも気持ちえぇんやろ?」
「んんっ」
「茜?」
乳首の先端に爪先でカリッとされるだけでは歯痒すぎる。気持ちよくても、もっとが欲しくなる。勝手にりゅうの手に自分の手が伸びて押さえつけるような胸に手を押し付けたら嗜められる。
「こぉら、まだや。なに勝手に強ぉいじんの。あかん」
「んぁっ、なんでぇ」
指先を絡めるように手を繋ぎあわせて拘束された。それでもまだ爪先だけの引っ掻くような刺激だけ。絡められた手をギュッと繋ぐとクスリと笑った。
「感じてるやん」
「んっ……ぁ、もっとぉ」
「もっと?もっとグリグリィってやってほしぃん?」
「んっ……もっと、ぎゅってぇ」
「んー?ぎゅ?どう、ぎゅ?」
ぎゅうっと押しつぶすみたいに胸の中に押し込まれたら腰が跳ねた。
「ふぁっ!」
「この、ぎゅ?」
今度は人差し指と親指でキュッと摘まれて。
「ふやぁっ!」
「どっちもええんやん?茜の好きなんどれ?してほしいぎゅってどれやねんな」
「ぁ。あ……」
舌先でまたチロチロチロチロ……子猫が舐めるみたいにチロチロして。
「ぁあん、もっと」
「もっとばっかり……」
だって。
「もっとりゅうの、全部で感じたいっ」
先っぽばかりじゃいや、部分的なものじゃなく、ましてや先端なんかじゃなく。手に包まれて、口に含まれて、りゅうに求められてるって感じたいだけなのに。
「優しくなくて、いいからぁっ」
泣きそうになりながらそうお願いしたら少し目を見開いてくしゃっと笑うあの笑顔。
「優しくしたいんやでさせてや。茜のことしか甘やかさへんのから、優しくするで?茜がもっと言葉でちゃんと言えばええだけやろが。おっぱいはこう舐めてぇ、とか乳首はこうしてぇとか。ぎゅってなんやの、そんなんわからへんやん」
「んんっ……そんなぁ」
「はよぉ言うて?茜の言葉でしてほしぃこと言うんや、簡単やろ?」
黒い瞳に吸い込まれる、それに引き寄せられるように身体の中が疼いて止まらない。足の間に挟まったりゅうの硬い身体が重くのしかかって、そこから熱を感じる。全体的に、部分的に。それにまた身体は反応してしまうんだ。
「そんな舌先じゃなくてベロってしてっ」
「……こぉ?」
伺うように見上げながら赤い舌を見せつけるみたいに出して立ち上がる乳首を包むみたいに下から舐め上げる。押し上げる時に力を込められて強い刺激が走った。
「んあっ!」
「めちゃくちゃ舐めやすなってる、食べたなる」
「ンンっ、食べてっ」
「フッ……えろ」
バクッと乳首だけじゃなく乳輪ごと食べるみたいに口の中に含まれた。絡んだ指先はまだ残したまま親指と人差し指で胸の下から挟み込むみたいに持ち上げて揉んでくる。指が長いのか、手が大きいのか……器用だな、呑気にそんなことを感じる。
「ん、あっ、ぁっん」
熱い口の中で乳首を吸われて転がされて、胸をやわやわと揉まれているとジンジンと感じてくる。熱がじわじわ広がる。りゅうの触れてくれるところからじわじわと。りゅうの体からも熱が放出されてきて……自然と硬くなってる膨らみ部分に手を這わせた。瞬間ピクリと身体は動いたけれど、りゅうの動きは止まらない。サワサワとパンツ上から撫でるとピクッと動いたりして。それになんだか気持ちが高揚してしまった。
「んっ……きもち、い?」
「気持ちええよ?」
「ん……」
乳首がもうヒリヒリするくらい舐められている気がする。唾液で濡れる先端がやたらエッチに見える。そんな自分の一部を見つめると無駄に興奮して、私だってりゅうを気持ちよくさせてあげたいと思ってしまう。いつもクラクラさせられるのは私ばっかり、私だって……その思いで手をゆっくり包むように撫で始めたらりゅうがクスリと笑ってされるがまま。様子を見ながらも手を動かし続ける。熱くて硬くなっているそこは撫でる手を押しのけるほど大きくなっている気がする。それならと私だって負けじと撫でたらりゅうが言う。
「もっと、ぎゅってやってよ」
「……ぇ、ぎゅ?」
言われて少し考えて……パンツの上から優しく、指先に力を込めるくらいの強さでぎゅっとしてみる。掴むよりかは摘まむ程度。それでも撫でるよりかは触っている感が強い。
「ちゃう」
「え?ちゃうの?どう、するの、こう?」
どうしてほしいのかな、思案しつつも今度は手のひらで包むみたいにぎゅっ。私の手の中では納まりそうにないけれど。
「もっと」
もっと?もっとだけじゃよくわからない。
「言うて欲しいやろ?もっととかぎゅーとかやなくてさぁ。わかったぁ?」
「ぁ……」
ニヤッと笑ってチュッと軽いキスされた。見つめ合いながらチュッ、チュッとキスを繰り返されて、だんだんそんなキスじゃ物足りなくて。口が勝手に開いていくからりゅうが舌先出してくると自然と私もそれに舌を這わせた。チュッと舌と舌が絡んで、くちゅっと音が変わりだす。りゅうのくちびるが私の舌を食むように咥えてキスが濃厚になる。その間も妖艶な瞳で見つめてくるからもういろいろ負けそうだ。
「ん、あ……」
「茜のキスしてる時の顔、好きやなぁ……俺の事好きぃって言うてる」
好きだもん……は、言わない。
「なぁ、もっと」
「ん、え?」
「パンツから出して直接触って。両手で持って上下にさすって。そんとき茜は俺にちゅーしまくって」
「……要望多くない?」
「べろちゅーしながら強めに握って息する合間合間に俺のこと好き言うて」
「だから。要望多くない?」
「ほな茜もこれくらいは言おうか。いっぱい言うてええよ?全部叶えたるで」
そして私はりゅうの要望に応える。パンツのゴム引いて中に手を入れて、大きく反り出したモノを引っ張り上げた。
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