ユウゼンギクの花言葉、知ってる?
高校二年生に進級した主人公、敷島悠善(シキシマ-ユウゼン)。幼馴染の狩染暮華(カリソ-クレカ)が毎朝作ってくれる手料理を食べ、登校しようとすると、後ろから謎の少女が走ってくる。少女と衝突するかと思われたが、寸前で少女は悠善の前で止まる。「覚えてない?」と言う少女に対して、その時は悠善は思い当たる節はあるものの確証には至らなかった。登校して、新しいクラス表を見ると、暮華の名前と悠善の親友にして悪友の綾月霧矢(アヤツキ-キリヤ)の名前があった。しかし、悠善と同じクラスになって喜ぶ暮華の名前の上に見知らぬ名前があり、先程の少女かと思った二人。その予想は当たり、その少女、貝戯遊楽(カイギ-ユウラ)が転校生としてやってきた。自らを「神様」と名乗る少女の目的とは一体――?
一章 想いの力
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