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第九話
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【side アレックス】
やっと城から解放されて帰路に着く。いつもセットのように一緒にいる第二王子と巫女は、今日は揃って外していた。違和感を感じつつも滞りなく式は終わり、長い付き合いの愛馬ローラにまたがった。自分のいない間にアシェルに何かあったらと思うといても立ってもいられず、ローラに呆れたような目を向けられながらも家路を急いだ。
ようやく屋敷が見えてくると、こちらに向かって何やら小さいものがぴょんぴょんと跳ねている。
「にいちゃん!にいちゃん!」
「はやく、にいちゃん、たいへん」
ただ事じゃない様子に慌ててそこへと向かえば、滝のように涙を流しながら必死に何かを訴えるカーラとカルムがいて、思わずぎょっと目を剥いた。
「どうした?大丈夫、兄ちゃんが来たからな。落ち着いて話せ」
腕の中に閉じ込めてしかと抱きしめれば、耐えきれなくなったようにしゃくり上げる双子。
「じ、じいちゃん、ぐるぐるで!」
「あばずれ、きた、」
「おうちかえったら、だれもいなくって、!」
「アシェル、つれてかれた、」
巫女が来て、爺ちゃんが縛られていて、アシェルが連れて行かれた。要するにそういうことだろうか。
今にも怒りに身を任せて走りだしそうだが、とりあえず双子を抱えて屋敷に入る。居間に入れば、どうにか双子が解こうと奮闘したものの、未だにぐるぐるまきにされたままの祖父が転がっていた。丁寧に解きつつも何があったのかを照会していく。
「すまんな、ユージーン。ワシが後10年若ければ、」
「双子たちもじいちゃんも無事で良かったよ。で、何があった?」
「あの女じゃ。あのアバズレ、ワシの専属医を買収して屋敷に入り込みおった。騎士を大勢連れての」
「アシェルは、アシェルはどこへ?」
「恐らく王城じゃ。処刑がどうのと言っておったから急いだほうがいい。それと」
ゴソゴソと懐を漁ると一枚の封筒を差し出した。貴族の家紋のような紋章でしっかりと蝋封された茶封筒の裏には祖父の字で『あなたの懐刀より』とだけあった。仕事柄そういった紋章には詳しいつもりだったが、全く見たことのないフクロウと短剣ののモチーフだった。
「この封筒を王妃殿下に渡せ。いざとなったら役に立つじゃろうて」
「じいちゃん、これは?」
「渡せば分かる。それよりも急げ、大切なんじゃろ?」
いまいち経歴の謎な祖父だが、いざという時はいつも決まって正しく導いてくれた。
「ありがとうじいちゃん、二人を頼んだ......!」
返しそびれていた聖剣を手に、再び愛馬にまたがって王城を目指す。
「悪いなローラ、もう一走り頼むよ」
任せろとでも言うようにローラは鼻を鳴らすと、王都まで真っ直ぐ伸びる一本道を加速した。
どうかアシェル、無事でいてください。
*
「私と、取引?」
にったりと笑みを貼り付けた第二王子はそうだと尊大に頷くと、側近のみを残して人払いをした。
「そうだ。選択肢を与えてやるだけありがたいと思え。で、どうする?取引を受けるか?」
「応じれば、ユージーンの家族も、仲間も、助けてもらえるんだな?」
「ああ、約束しよう。彼らには指一本触れないと書面で残してもいい」
取引ということは、きっと死刑よりも酷い目に遭うのだろう。生きたいと思った矢先にこれか。しかし私のせいでユージーンやヒューバート、バンヴィル、それになんの罪もないグレイソン殿、まだ幼いカーラやカルムが罪に問われるなどあってはならない。最初から、選択肢なんてないじゃないか。
「......わかった。応じよう」
「そうか、賢明な判断だ」
「で、取引の内容は?」
もう体を起こしているのも怠くて体を横たえたまま視線だけを向ける。魔力欠乏症になりかけているのか、手足の先が冷えて感覚がなくなってくる。
「内容はここに書いてある。明日、この私自ら取りに来てやるからそれまでにサインしておけ」
第二皇子と側近が出て行ってからようやく起き上がって書面に目を通す。
私、魔王は魔物でありながら尊敬すべき人間に危害を加え、引いては誉高きヴァールスデント王国の民の命を脅かしました。しかし同国第二王子殿下レオナルド・デボア・ヴァールスデント様のお導きにより、それらの行いを恥じ、皆様にお詫びしたいと存じるに至りました。
そこで、私の身に余る魔力を皆様にお使い頂きたいと思います。第二王子殿か率いる魔石研究専門家の方々の力をお借りし、私の体を魔石にして頂き、未来永劫この身を持って償う所存です。
卑しい身に生まれ落ち、今日この日まで生き続けたことを深くお詫び申し上げます。
つまり、私の膨大な魔力を魔石に変えて王国のエネルギーを補おうと言うわけか。てっきり拷問にでもかけるのかと思ったが、第二王子は思っていたよりも自国の民を想っていたようだ。私の全魔力を持ってすれば、国一つ分の魔力など半永久的に賄うことができるだろう。
それにこの国のためになることは、きっとユージーンも喜んでくれるのではないか。魔石となって大切な人々を見守りながら生き続けるのも存外悪くないのではないか。
街の明かりを灯し、たくさんの家族を温め、人々の笑顔を守る。どんなに望んでも出来なかったことが、出来るようになる。人と、生きられる。
ただ、それと同時にこの書面を読んですっかり打ちのめされてしまった。目が覚めてからと言うものの、温かい場所で温かい人たちに囲まれて自分も人間の仲間になれたのだと思っていた。しかし、まだ自分は大多数の人間にとって生きていることを望まれてはいないのだ。
“今日この日まで生き続けたことを深くお詫び申し上げます”
以前までの自分ならすんなりこの一文を受け入れることができただろう。それなのに今となっては中々サインをすることができなかった。
魔石になるのは構わない。けれど、どうせなら人間として死にたかった。
どうしてもサインをする気が起きずにじっと書面を見つめていると、またガヤガヤと騒がしい音が近づいてきた。
「おっ、これが魔王様?」
「うわ黒髪だ!俺初めて見た」
「こっち来てみてみろよ。眼、真っ赤だぜ。ほんとに魔物なんだな」
「もったいねー、顔だけなら上等なのによ」
「お前男いけたのかよ!」
まるで折の中の動物でも覗き込むように、いや、実際私のことなどただの魔物としか思っていないのだろう。ゲラゲラと笑いながら覗き込む彼ら王国騎士たちの顔は、私よりも余程魔物のそれだった。ガシャガシャと鉄格子を蹴られても、魔封じの手錠のせいで重くなった体はピクリとも動かなかった。
「なあ、ほんとにやんのか?」
「あ?だって明日にはこいつ石になっちまうんだぜ?」
「そうだ、もったいねえだろこんな上玉」
「魔王様ちょっと味見するくらいバチあたんねえよ!」
何やら言い争った後、ガヤガヤと牢を開けて入って来た彼らはぐるりと私の体を取り囲んだ。彼らの瞳に宿る仄暗い熱を、私は見たことがあった。これは、情欲だ。
人型の魔族や変わった容姿の子どもなどを好んで犯そうとする輩が一定数いるのは知っていた。黒髪赤目の私の容姿は、世間一般では忌子でもそういった一定の層からは需要があると言うことも。
これまでは有り余る魔力で自己防衛してきたが、今は魔力どころか指一つ動かすことすら困難だ。つまり、抵抗できない。
「へへ、魔王さんよお、その見た目だ。ソッチの経験もあんだろぉ?」
「実はオレ、一度魔物とヤってみたかったんだよな」
「おいおいちゃんと決めただろ!一番手はオレだって!」
「はいはいわかってるよ。ほれ、どうぞ」
背後にいた男が脇の下から腕を通して私を羽交い締めにすると、正面の男がカチャカチャとベルトを緩め出す。後ろの支えがなければ今にも崩れ落ちそうな私は、その光景を見ていることしかできない。
ぼんやりといまいち焦点の定まらない視線を彷徨わせていると、左右の男たちにそれぞれ頭と顎を固定され、抵抗する間もなく正面の男の猛った肉欲を口内へと押し込まれた。
「っ、んんぐぅ、く、うぅ、んっ、っう、ぐ、」
遠慮のない抽送は容赦無く狭い喉奥に叩き付けられ、目尻を生理的な涙が伝う。ガツガツと力任せな律動は脳を揺らし、息苦しさに視界がぶれた。
「っは、んだこれ、っ、女よりっ、いいかもっ」
ツンと鼻を刺激する男臭い悪臭に吐き気を催すも、口いっぱいに押し込められた男根がそれを堰き止める。
下級騎士四人が私の口で欲望を吐き出す頃には、衣服ははだけ、酸欠によって意識も朦朧としていた。白濁塗れの顔も体も嫌で嫌でたまらない。今すぐ肌ごと削ぎ落としていしまいたかった。
「そろそろ下いくか?」
「おー脱がせ脱がせ!」
「一応そっち足押さえてろよー」
頭上で交わされるそんな絶望的な会話ももう、どうでもよかった。
やっと城から解放されて帰路に着く。いつもセットのように一緒にいる第二王子と巫女は、今日は揃って外していた。違和感を感じつつも滞りなく式は終わり、長い付き合いの愛馬ローラにまたがった。自分のいない間にアシェルに何かあったらと思うといても立ってもいられず、ローラに呆れたような目を向けられながらも家路を急いだ。
ようやく屋敷が見えてくると、こちらに向かって何やら小さいものがぴょんぴょんと跳ねている。
「にいちゃん!にいちゃん!」
「はやく、にいちゃん、たいへん」
ただ事じゃない様子に慌ててそこへと向かえば、滝のように涙を流しながら必死に何かを訴えるカーラとカルムがいて、思わずぎょっと目を剥いた。
「どうした?大丈夫、兄ちゃんが来たからな。落ち着いて話せ」
腕の中に閉じ込めてしかと抱きしめれば、耐えきれなくなったようにしゃくり上げる双子。
「じ、じいちゃん、ぐるぐるで!」
「あばずれ、きた、」
「おうちかえったら、だれもいなくって、!」
「アシェル、つれてかれた、」
巫女が来て、爺ちゃんが縛られていて、アシェルが連れて行かれた。要するにそういうことだろうか。
今にも怒りに身を任せて走りだしそうだが、とりあえず双子を抱えて屋敷に入る。居間に入れば、どうにか双子が解こうと奮闘したものの、未だにぐるぐるまきにされたままの祖父が転がっていた。丁寧に解きつつも何があったのかを照会していく。
「すまんな、ユージーン。ワシが後10年若ければ、」
「双子たちもじいちゃんも無事で良かったよ。で、何があった?」
「あの女じゃ。あのアバズレ、ワシの専属医を買収して屋敷に入り込みおった。騎士を大勢連れての」
「アシェルは、アシェルはどこへ?」
「恐らく王城じゃ。処刑がどうのと言っておったから急いだほうがいい。それと」
ゴソゴソと懐を漁ると一枚の封筒を差し出した。貴族の家紋のような紋章でしっかりと蝋封された茶封筒の裏には祖父の字で『あなたの懐刀より』とだけあった。仕事柄そういった紋章には詳しいつもりだったが、全く見たことのないフクロウと短剣ののモチーフだった。
「この封筒を王妃殿下に渡せ。いざとなったら役に立つじゃろうて」
「じいちゃん、これは?」
「渡せば分かる。それよりも急げ、大切なんじゃろ?」
いまいち経歴の謎な祖父だが、いざという時はいつも決まって正しく導いてくれた。
「ありがとうじいちゃん、二人を頼んだ......!」
返しそびれていた聖剣を手に、再び愛馬にまたがって王城を目指す。
「悪いなローラ、もう一走り頼むよ」
任せろとでも言うようにローラは鼻を鳴らすと、王都まで真っ直ぐ伸びる一本道を加速した。
どうかアシェル、無事でいてください。
*
「私と、取引?」
にったりと笑みを貼り付けた第二王子はそうだと尊大に頷くと、側近のみを残して人払いをした。
「そうだ。選択肢を与えてやるだけありがたいと思え。で、どうする?取引を受けるか?」
「応じれば、ユージーンの家族も、仲間も、助けてもらえるんだな?」
「ああ、約束しよう。彼らには指一本触れないと書面で残してもいい」
取引ということは、きっと死刑よりも酷い目に遭うのだろう。生きたいと思った矢先にこれか。しかし私のせいでユージーンやヒューバート、バンヴィル、それになんの罪もないグレイソン殿、まだ幼いカーラやカルムが罪に問われるなどあってはならない。最初から、選択肢なんてないじゃないか。
「......わかった。応じよう」
「そうか、賢明な判断だ」
「で、取引の内容は?」
もう体を起こしているのも怠くて体を横たえたまま視線だけを向ける。魔力欠乏症になりかけているのか、手足の先が冷えて感覚がなくなってくる。
「内容はここに書いてある。明日、この私自ら取りに来てやるからそれまでにサインしておけ」
第二皇子と側近が出て行ってからようやく起き上がって書面に目を通す。
私、魔王は魔物でありながら尊敬すべき人間に危害を加え、引いては誉高きヴァールスデント王国の民の命を脅かしました。しかし同国第二王子殿下レオナルド・デボア・ヴァールスデント様のお導きにより、それらの行いを恥じ、皆様にお詫びしたいと存じるに至りました。
そこで、私の身に余る魔力を皆様にお使い頂きたいと思います。第二王子殿か率いる魔石研究専門家の方々の力をお借りし、私の体を魔石にして頂き、未来永劫この身を持って償う所存です。
卑しい身に生まれ落ち、今日この日まで生き続けたことを深くお詫び申し上げます。
つまり、私の膨大な魔力を魔石に変えて王国のエネルギーを補おうと言うわけか。てっきり拷問にでもかけるのかと思ったが、第二王子は思っていたよりも自国の民を想っていたようだ。私の全魔力を持ってすれば、国一つ分の魔力など半永久的に賄うことができるだろう。
それにこの国のためになることは、きっとユージーンも喜んでくれるのではないか。魔石となって大切な人々を見守りながら生き続けるのも存外悪くないのではないか。
街の明かりを灯し、たくさんの家族を温め、人々の笑顔を守る。どんなに望んでも出来なかったことが、出来るようになる。人と、生きられる。
ただ、それと同時にこの書面を読んですっかり打ちのめされてしまった。目が覚めてからと言うものの、温かい場所で温かい人たちに囲まれて自分も人間の仲間になれたのだと思っていた。しかし、まだ自分は大多数の人間にとって生きていることを望まれてはいないのだ。
“今日この日まで生き続けたことを深くお詫び申し上げます”
以前までの自分ならすんなりこの一文を受け入れることができただろう。それなのに今となっては中々サインをすることができなかった。
魔石になるのは構わない。けれど、どうせなら人間として死にたかった。
どうしてもサインをする気が起きずにじっと書面を見つめていると、またガヤガヤと騒がしい音が近づいてきた。
「おっ、これが魔王様?」
「うわ黒髪だ!俺初めて見た」
「こっち来てみてみろよ。眼、真っ赤だぜ。ほんとに魔物なんだな」
「もったいねー、顔だけなら上等なのによ」
「お前男いけたのかよ!」
まるで折の中の動物でも覗き込むように、いや、実際私のことなどただの魔物としか思っていないのだろう。ゲラゲラと笑いながら覗き込む彼ら王国騎士たちの顔は、私よりも余程魔物のそれだった。ガシャガシャと鉄格子を蹴られても、魔封じの手錠のせいで重くなった体はピクリとも動かなかった。
「なあ、ほんとにやんのか?」
「あ?だって明日にはこいつ石になっちまうんだぜ?」
「そうだ、もったいねえだろこんな上玉」
「魔王様ちょっと味見するくらいバチあたんねえよ!」
何やら言い争った後、ガヤガヤと牢を開けて入って来た彼らはぐるりと私の体を取り囲んだ。彼らの瞳に宿る仄暗い熱を、私は見たことがあった。これは、情欲だ。
人型の魔族や変わった容姿の子どもなどを好んで犯そうとする輩が一定数いるのは知っていた。黒髪赤目の私の容姿は、世間一般では忌子でもそういった一定の層からは需要があると言うことも。
これまでは有り余る魔力で自己防衛してきたが、今は魔力どころか指一つ動かすことすら困難だ。つまり、抵抗できない。
「へへ、魔王さんよお、その見た目だ。ソッチの経験もあんだろぉ?」
「実はオレ、一度魔物とヤってみたかったんだよな」
「おいおいちゃんと決めただろ!一番手はオレだって!」
「はいはいわかってるよ。ほれ、どうぞ」
背後にいた男が脇の下から腕を通して私を羽交い締めにすると、正面の男がカチャカチャとベルトを緩め出す。後ろの支えがなければ今にも崩れ落ちそうな私は、その光景を見ていることしかできない。
ぼんやりといまいち焦点の定まらない視線を彷徨わせていると、左右の男たちにそれぞれ頭と顎を固定され、抵抗する間もなく正面の男の猛った肉欲を口内へと押し込まれた。
「っ、んんぐぅ、く、うぅ、んっ、っう、ぐ、」
遠慮のない抽送は容赦無く狭い喉奥に叩き付けられ、目尻を生理的な涙が伝う。ガツガツと力任せな律動は脳を揺らし、息苦しさに視界がぶれた。
「っは、んだこれ、っ、女よりっ、いいかもっ」
ツンと鼻を刺激する男臭い悪臭に吐き気を催すも、口いっぱいに押し込められた男根がそれを堰き止める。
下級騎士四人が私の口で欲望を吐き出す頃には、衣服ははだけ、酸欠によって意識も朦朧としていた。白濁塗れの顔も体も嫌で嫌でたまらない。今すぐ肌ごと削ぎ落としていしまいたかった。
「そろそろ下いくか?」
「おー脱がせ脱がせ!」
「一応そっち足押さえてろよー」
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