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第八話
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詰襟の騎士服を惚れ惚れするほど見事に着こなしたユージーンは、最後に勲章の位置を直すとこちらを向いた。
「それでは出かけてきます」
今日は魔王討伐の褒美として与えられる爵位の正式な授与式があるそうだ。何でも伯爵位を賜ったそうだ。元は平民だったこともあり領地は辞退したそうだが、今日から晴れてユージーン・レインハルト伯爵だ。
騎士団の仕事は続けるようだが、約一年に及ぶ魔王討伐の旅の恩賞として十分すぎる報奨金と一年の休暇をもらったそうだ。
勇者の装備も素晴らしかったが、騎士服もとても格好いい。ユージーンは恵まれた体躯をしているから何を着てもよく似合う。
いそいそとベッドに潜り込んで、朝見たユージーンの勇猛な姿を思い出しては小さく笑った。今日はカーラとカルムも遊びに行ってしまったため、こうして寝ているしかすることがない。
いつの間にか過保護になってしまったユージーンは私がここから出ることを中々よしとしない。私としてもそこまでアクティブではないから特に困りはしないが、こうも寝てばかりでいいものかとしばしば不安になる今日この頃だ。大抵はユージーンのことを考えているから苦痛ではないが。
今日はどんなユージーンのことを考えようかと目を瞑ると、コンコンとドアを叩く音が聞こえた。ユージーンが何か忘れ物でもしたのだろうかと何の不思議にも思わず開けた。すると、そこにはここにいるはずのない人物がいた。
「お久しぶりね、魔王」
そう、そこにいたのは勇者パーティーの巫女だった。しかし彼女はここまでどうやって入ってきたのだろうか。この敷地には特定の人物以外に反応する高度魔法陣が無数に張り巡らされているというのに。
「この屋敷にはかなりの量のセキュリティ魔法があったはずだが?」
「ジーンのおじいさまの専属医に便乗したの。やっぱりヒロインね、ちょっと上目遣いをしたら聞いてくれたわ」
それは不法侵入と言うのではないだろうか。自信満々に仁王立ちする彼女にこちらの方が自信を失いそうだ。いやでも、しっかりしろ。ユージーンが留守の今、この家を守るのは私だ。
「お帰り願いたい。ユージーンなら今はいない。もし何か用があるのなら、私から伝えておこう」
「あら何、もう奥方気取り?ああやだやだ、これだから卑しいものは」
「私が、奥方?」
そうか、巫女にはそう見えたのか。確かにまるでユージーンの身内のように振る舞ってしまった。毎日甘やかされているせいですっかり厚かましくなってしまったようだ。
「いや、私はそんなつもりでは......」
「ああもう辞めてよ!あたしがいじめてるみたいじゃない!......それに、要があるのはあんたよ」
「私に、要?」
激昂したかと思えばいやらしい笑みを浮かべる巫女にゾゾゾと悪寒が背筋を這い上がる。ユージーンに懸想している巫女が、私のことを“奥方気取り”と言った。これはまずいのではないだろうか。
私が警戒しているのを他所に、巫女はにっこりと微笑んだ。
「そう、あなたとお茶でもと思って」
「私と巫女殿で、」
「巫女殿って......、あたしはマリ・ミズタ。ファーストネームはユージーンにしか許してないから。ユージーンを好きなもの同士、仲良くしましょ」
「あ、私はアシェルという。なぜ、私がユージーンを好きだと?」
はっきり言って誰にも口にしたことのないユージーンへの恋心を言い当てられて私は動揺していた。もしいつも通り平静でいられたら、この後起こることを私は回避できただろうか。
「そんなの見てたらわかるわよ。それにあなたを邪魔しようってわけじゃないの。ただちょっとお話ししたいだけなのよ、ねえ?」
「ああ、そう言うことなら......、一度ユージーンに聞いてから、」
「何?!あたしのことが信用できないって言うの?!」
「いや、そう言うわけでは、」
「じゃあいいわよね、さ、行くわよ」
ぐいぐいと腕を引かれ、引き摺られるようにして部屋から出された。白いシャツに黒いトラウザーズと言う部屋着のまま裏口に隠すように止まっていた馬車へと押し込まれた。
「今からか?せめてグレイソン殿に一言掛けたいのだが」
「大丈夫よ、ちょっと行って帰るだけなんだから。さ、出して!」
着の身着のまま乗り込んだ馬車は勢いよく走り出す。王都の地形など分からない私にはこれがどこへ向かっているのかも分からない。
「これは一体どこへ?私はあまり屋敷から出ないように言われているのだが」
「心配しなくていいわ。あなたにとってもいいところよ。ふふ」
それから小一時間ほど、罪人のように左右を騎士に挟まれたまま馬車に揺られ続けた。
「着いたわよ」
薄暗い車内から出たせいで外の眩しさに目を細める。白けた視界がくっきりすると、目の前には荘厳な白が現れた。もしかしなくてもここは、この城は。
「こ、ここ、は......」
「来るのは初めてよね?ようこそ、ヴァールスデント王国城へ、魔王様」
ヴァールスデント王国はまごう事なく私を排除しようとした張本人だ。その本陣とも言える王城に私がいるのはとてもまずいのではないだろうか。もしかして嵌められたのかと思い至った時には既に遅く、背後から忍び寄った巫女の騎士にガチャリと重々しい手錠を嵌められてしまった。
「っ何を、......ッ?!」
その手錠はただの手錠ではなかったようで、手首から私の魔力が吸い取られていく。ここ二ヶ月ほぼ寝たきり生活を送っていた影響で筋力が衰えていたため、動く際は常に動作補助魔法を発動していた。それらの魔法が強制解除されたことによって自力で立っていられなくなり、私はかくりと膝をついた。その間にも手錠はぐんぐん私の魔力を吸い上げていく。貧血の症状にも似たような頭痛や目眩、寒気が襲う。生まれた時から魔力に恵まれていた私にとって初めて体験する“魔力切れ”だった。
「良い気味だわ。ユージーンを独り占めするからこうなるのよ。その魔封じの手錠は特注品なの。常人の魔力量なら持って二日ってところね、精々足掻けばいいわ。ユージーンは来ないけどね。......こいつを地下牢に入れて」
グラグラと揺れる視界に耐えるように地に這いつくばった私を鼻で笑うと、巫女はそのまま馬車に乗り足早にさってしまう。未だ自力で動くことの出来ない私は屈強な騎士たちに左右から肩を担がれ、引きずられるようにして往生へと足を踏み入れた。
じっとりと湿った薄暗い地下牢へと連行されると、最奥の一際頑丈そうな牢へと投げ入れられた。その拍子にぶつけた節々がジンジンと熱を持って痛む。この劣悪な環境に痛み、いやでも幼き日の自分を思い出してしまう。
忌子だと疎まれ、魔物のようだと石を投げられ、いつも暗いところにいた。どうにかこの手錠さえ外すことができれば自力で脱出できるだろうが、魔力なしでは非力な自分には難しい。重い鉄製の手錠が嵌った手を上げるのでさえ一苦労だ。ぐったりと投げ出した四肢をぼんやりと見つめながらこれからのことを考えた。
以前までの自分なら、ここで全てを諦めてただ死を待つだろう。しかしユージーンと出会えた今なら、生きるためにどうしたらいいかと考えることができた。幸い、大半を失ったとはいえ自分にはまだ常人を上回るほどの魔力がある。巫女の言葉を信じるなら後1週間は持つだろう。その間に考えよう。
そう前向きになったところで、階段を下ってくる足音が聞こえてきた。巫女が様子でも見にきたのだろうか。
「お前が魔王か?」
そこにいたのは豪奢な衣装を身に纏った歳若い青年だった。
「なるほど、人型ではあるもののあの赤い瞳、確かに魔物と同じだ。魔物であるお前に言葉が通じるかどうかは分からんが名乗っておこう。私はヴァールスデント王国第二王子レオナルド・デボア・ヴァールスデントだ」
「第二、王子......?」
気怠い体をなんとか起こして見上げれば、まるで虫でも見るような視線と目があった。ああ、この目は知っている。私を人間と思っていない目だ。
「ふん、魔物の癖に言葉はわかるようだな。お前は我が愛しき巫女、アイリの勇気ある通告によりこうしてお前を捉えることができた。王を騙した罪として勇者ユージーン、黒魔術士バンヴィル、エルフ国第二王子ヒューバート、並びにお前を匿ったとしてユージーンの家族も間もなく拘束されるだろう」
そんな、私のせいであの優しい人々が捕まってしまう。やっと生きようと思えたと言うのに、また自分でダメにしてしまう。自分っがどうなろうと構わないが、あの人たちが傷つくようなことあってはならない。今になって震えだした体を抱きしめた。
「だが、私としてもお前のような魔物の命ならともかく自国の優秀な民を失うのは度し難い。そこでだ」
第二王子は覗き込むようにしゃがむと、鞘がついたままの剣で私の顎をくんとあげた。なんだか本当に動物にでもなったようだ。
「取引をしようじゃないか。お前だってあいつらを助けたいだろう?」
「それでは出かけてきます」
今日は魔王討伐の褒美として与えられる爵位の正式な授与式があるそうだ。何でも伯爵位を賜ったそうだ。元は平民だったこともあり領地は辞退したそうだが、今日から晴れてユージーン・レインハルト伯爵だ。
騎士団の仕事は続けるようだが、約一年に及ぶ魔王討伐の旅の恩賞として十分すぎる報奨金と一年の休暇をもらったそうだ。
勇者の装備も素晴らしかったが、騎士服もとても格好いい。ユージーンは恵まれた体躯をしているから何を着てもよく似合う。
いそいそとベッドに潜り込んで、朝見たユージーンの勇猛な姿を思い出しては小さく笑った。今日はカーラとカルムも遊びに行ってしまったため、こうして寝ているしかすることがない。
いつの間にか過保護になってしまったユージーンは私がここから出ることを中々よしとしない。私としてもそこまでアクティブではないから特に困りはしないが、こうも寝てばかりでいいものかとしばしば不安になる今日この頃だ。大抵はユージーンのことを考えているから苦痛ではないが。
今日はどんなユージーンのことを考えようかと目を瞑ると、コンコンとドアを叩く音が聞こえた。ユージーンが何か忘れ物でもしたのだろうかと何の不思議にも思わず開けた。すると、そこにはここにいるはずのない人物がいた。
「お久しぶりね、魔王」
そう、そこにいたのは勇者パーティーの巫女だった。しかし彼女はここまでどうやって入ってきたのだろうか。この敷地には特定の人物以外に反応する高度魔法陣が無数に張り巡らされているというのに。
「この屋敷にはかなりの量のセキュリティ魔法があったはずだが?」
「ジーンのおじいさまの専属医に便乗したの。やっぱりヒロインね、ちょっと上目遣いをしたら聞いてくれたわ」
それは不法侵入と言うのではないだろうか。自信満々に仁王立ちする彼女にこちらの方が自信を失いそうだ。いやでも、しっかりしろ。ユージーンが留守の今、この家を守るのは私だ。
「お帰り願いたい。ユージーンなら今はいない。もし何か用があるのなら、私から伝えておこう」
「あら何、もう奥方気取り?ああやだやだ、これだから卑しいものは」
「私が、奥方?」
そうか、巫女にはそう見えたのか。確かにまるでユージーンの身内のように振る舞ってしまった。毎日甘やかされているせいですっかり厚かましくなってしまったようだ。
「いや、私はそんなつもりでは......」
「ああもう辞めてよ!あたしがいじめてるみたいじゃない!......それに、要があるのはあんたよ」
「私に、要?」
激昂したかと思えばいやらしい笑みを浮かべる巫女にゾゾゾと悪寒が背筋を這い上がる。ユージーンに懸想している巫女が、私のことを“奥方気取り”と言った。これはまずいのではないだろうか。
私が警戒しているのを他所に、巫女はにっこりと微笑んだ。
「そう、あなたとお茶でもと思って」
「私と巫女殿で、」
「巫女殿って......、あたしはマリ・ミズタ。ファーストネームはユージーンにしか許してないから。ユージーンを好きなもの同士、仲良くしましょ」
「あ、私はアシェルという。なぜ、私がユージーンを好きだと?」
はっきり言って誰にも口にしたことのないユージーンへの恋心を言い当てられて私は動揺していた。もしいつも通り平静でいられたら、この後起こることを私は回避できただろうか。
「そんなの見てたらわかるわよ。それにあなたを邪魔しようってわけじゃないの。ただちょっとお話ししたいだけなのよ、ねえ?」
「ああ、そう言うことなら......、一度ユージーンに聞いてから、」
「何?!あたしのことが信用できないって言うの?!」
「いや、そう言うわけでは、」
「じゃあいいわよね、さ、行くわよ」
ぐいぐいと腕を引かれ、引き摺られるようにして部屋から出された。白いシャツに黒いトラウザーズと言う部屋着のまま裏口に隠すように止まっていた馬車へと押し込まれた。
「今からか?せめてグレイソン殿に一言掛けたいのだが」
「大丈夫よ、ちょっと行って帰るだけなんだから。さ、出して!」
着の身着のまま乗り込んだ馬車は勢いよく走り出す。王都の地形など分からない私にはこれがどこへ向かっているのかも分からない。
「これは一体どこへ?私はあまり屋敷から出ないように言われているのだが」
「心配しなくていいわ。あなたにとってもいいところよ。ふふ」
それから小一時間ほど、罪人のように左右を騎士に挟まれたまま馬車に揺られ続けた。
「着いたわよ」
薄暗い車内から出たせいで外の眩しさに目を細める。白けた視界がくっきりすると、目の前には荘厳な白が現れた。もしかしなくてもここは、この城は。
「こ、ここ、は......」
「来るのは初めてよね?ようこそ、ヴァールスデント王国城へ、魔王様」
ヴァールスデント王国はまごう事なく私を排除しようとした張本人だ。その本陣とも言える王城に私がいるのはとてもまずいのではないだろうか。もしかして嵌められたのかと思い至った時には既に遅く、背後から忍び寄った巫女の騎士にガチャリと重々しい手錠を嵌められてしまった。
「っ何を、......ッ?!」
その手錠はただの手錠ではなかったようで、手首から私の魔力が吸い取られていく。ここ二ヶ月ほぼ寝たきり生活を送っていた影響で筋力が衰えていたため、動く際は常に動作補助魔法を発動していた。それらの魔法が強制解除されたことによって自力で立っていられなくなり、私はかくりと膝をついた。その間にも手錠はぐんぐん私の魔力を吸い上げていく。貧血の症状にも似たような頭痛や目眩、寒気が襲う。生まれた時から魔力に恵まれていた私にとって初めて体験する“魔力切れ”だった。
「良い気味だわ。ユージーンを独り占めするからこうなるのよ。その魔封じの手錠は特注品なの。常人の魔力量なら持って二日ってところね、精々足掻けばいいわ。ユージーンは来ないけどね。......こいつを地下牢に入れて」
グラグラと揺れる視界に耐えるように地に這いつくばった私を鼻で笑うと、巫女はそのまま馬車に乗り足早にさってしまう。未だ自力で動くことの出来ない私は屈強な騎士たちに左右から肩を担がれ、引きずられるようにして往生へと足を踏み入れた。
じっとりと湿った薄暗い地下牢へと連行されると、最奥の一際頑丈そうな牢へと投げ入れられた。その拍子にぶつけた節々がジンジンと熱を持って痛む。この劣悪な環境に痛み、いやでも幼き日の自分を思い出してしまう。
忌子だと疎まれ、魔物のようだと石を投げられ、いつも暗いところにいた。どうにかこの手錠さえ外すことができれば自力で脱出できるだろうが、魔力なしでは非力な自分には難しい。重い鉄製の手錠が嵌った手を上げるのでさえ一苦労だ。ぐったりと投げ出した四肢をぼんやりと見つめながらこれからのことを考えた。
以前までの自分なら、ここで全てを諦めてただ死を待つだろう。しかしユージーンと出会えた今なら、生きるためにどうしたらいいかと考えることができた。幸い、大半を失ったとはいえ自分にはまだ常人を上回るほどの魔力がある。巫女の言葉を信じるなら後1週間は持つだろう。その間に考えよう。
そう前向きになったところで、階段を下ってくる足音が聞こえてきた。巫女が様子でも見にきたのだろうか。
「お前が魔王か?」
そこにいたのは豪奢な衣装を身に纏った歳若い青年だった。
「なるほど、人型ではあるもののあの赤い瞳、確かに魔物と同じだ。魔物であるお前に言葉が通じるかどうかは分からんが名乗っておこう。私はヴァールスデント王国第二王子レオナルド・デボア・ヴァールスデントだ」
「第二、王子......?」
気怠い体をなんとか起こして見上げれば、まるで虫でも見るような視線と目があった。ああ、この目は知っている。私を人間と思っていない目だ。
「ふん、魔物の癖に言葉はわかるようだな。お前は我が愛しき巫女、アイリの勇気ある通告によりこうしてお前を捉えることができた。王を騙した罪として勇者ユージーン、黒魔術士バンヴィル、エルフ国第二王子ヒューバート、並びにお前を匿ったとしてユージーンの家族も間もなく拘束されるだろう」
そんな、私のせいであの優しい人々が捕まってしまう。やっと生きようと思えたと言うのに、また自分でダメにしてしまう。自分っがどうなろうと構わないが、あの人たちが傷つくようなことあってはならない。今になって震えだした体を抱きしめた。
「だが、私としてもお前のような魔物の命ならともかく自国の優秀な民を失うのは度し難い。そこでだ」
第二王子は覗き込むようにしゃがむと、鞘がついたままの剣で私の顎をくんとあげた。なんだか本当に動物にでもなったようだ。
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