狼くんは耳と尻尾に視線を感じる

俺は狼の獣人で、幼馴染と街で冒険者に登録したばかりの15歳だ。この街にアイテムボックス持ちが来るという噂は俺たちには関係ないことだと思っていたのに、初心者講習で一緒になってしまった。気が弱そうなそいつをほっとけなくて声をかけたけど、俺の耳と尻尾を見られてる気がする。

『世界を越えてもその手は』外伝。「アルとの出会い」「アルとの転機」のキリシュの話です。
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