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帝国篇
第361話 息絶えず
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モールは弱りに弱ったことで動きがガタガタになり、次の動作へのための時間も0.5秒ほどから1秒ほどまで、約倍も増えた。
「炎型・大炎!」
邏喜はすかさず隙があるたびに大炎を打ち込んでいきどんどんとモールを追い込んでいった。
「つぎで決める。何がなんでも。」
邏喜は剣を構えると、もはや溜める動きに3秒ほどかかるようになってしまった弱りきったモールに向けて渾身の一撃を放った。
「炎型・大炎・延豪剣!」
今度こそ失敗は許されない。これで決める!
邏喜のはなった攻撃は確実にモールに命中したのにも関わらずモールが息絶えることはなかった。
身体中に穴が開けられながらも、モールは立ち上がり再び攻撃に転じた。
「なぜだ、、、なんなんだあの生命力は、、、」
下級の異能人外(ナキビト)であれば、ある程度の強さの斬撃を放てば、積み重ねたダメージを踏み台として敵の命を完全に断つことができた。しかし、中級レベルになるとそうではなかった。
「もっと、、もっと強い斬撃を与えないといけないと言うことか。。。」
「炎型・大炎!」
邏喜はすかさず隙があるたびに大炎を打ち込んでいきどんどんとモールを追い込んでいった。
「つぎで決める。何がなんでも。」
邏喜は剣を構えると、もはや溜める動きに3秒ほどかかるようになってしまった弱りきったモールに向けて渾身の一撃を放った。
「炎型・大炎・延豪剣!」
今度こそ失敗は許されない。これで決める!
邏喜のはなった攻撃は確実にモールに命中したのにも関わらずモールが息絶えることはなかった。
身体中に穴が開けられながらも、モールは立ち上がり再び攻撃に転じた。
「なぜだ、、、なんなんだあの生命力は、、、」
下級の異能人外(ナキビト)であれば、ある程度の強さの斬撃を放てば、積み重ねたダメージを踏み台として敵の命を完全に断つことができた。しかし、中級レベルになるとそうではなかった。
「もっと、、もっと強い斬撃を与えないといけないと言うことか。。。」
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