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僕のお兄さん【END】
しおりを挟む僕が感じていることに満足したのか、彼はピストン運動を徐々に始めました。
「あゔ、ぁゔうっ♡」
「ケツまんこ、気持ちいい?」
「いいっ…♡へんになるう…!♡」
「すごいよ、ちゃんと感じているなんて…君はすごく素敵な身体をしてるね…」
僕は気持ち良すぎて、もう何も考えられなくなっていました。
出たり入ったりすることがこんなに気持ちいいなんて想像もしませんでした。お尻の穴が彼の肉棒をキュウキュウと締め付けている感覚も鮮明でした。
「んっ♡きもぢいいっ♡」
「ちんぽよりも好き?」
「しゅきっ……ケツまんこしゅきぃいっ♡あっああん♡」
もう自分が何を言っているのかすらわからないほど快楽に溺れていました。
そして彼は私の腰を掴んで激しく腰を打ち付けました。
パンッという音と共に奥まで突かれる度に頭の中が真っ白になりました。
「ほらっ、俺におねだり…してごらん」
「あぁっ、ゔぅっ♡…ケツまんこにっ♡せーし、ちょうだい♡あっああん♡」
「あぁ…っ完璧だ…!」
「ぼ、僕を女の子にしてえっ…♡ お兄さんっ♡」
「もちろん…!責任とって、俺が君を女の子にしてやる…!」
「ああっ…♡イく♡イくぅゔゔぅっ!!!♡」
ドピュッ!!!ドピュッ、ピュッ、ピュッ……
僕が絶頂を迎えたと同時に彼も射精しました。
お尻の穴に熱いものが流れ込んでくるような感覚を覚えながら私は意識を失いました。
目が覚めると、僕は彼のベッドに寝かされていました。 彼はずっとベッドで僕を看病してくれていていました。「俺のせいで、無理をさせてごめんね」と、お尻の穴に軟膏を塗ってくれていました。それがとても愛おしかったです。
それからというもの、僕は毎週日曜日に彼の家に行き、一緒にゲームをしたり、勉強を教えてもらったり、エッチな遊びもしていました。
かわいい服を着せられて、メスイキばかりさせられました。
「ああんっ♡だめえっ♡お兄さあん♡」
「もう立派な、ちんぽが生えた女の子だね…ほんとに、俺嬉しいよ、こんな可愛くなってくれて…」
「僕、お兄さんが好き…っ♡ ちんぽいつも勃っちゃうくらい好きなの…♡」
「俺も、好きだよ。君がよければ、ずっと、一緒に…」
こういう生活はずっと続かないだろうし、外にバレたらもう二度と会えないから、僕は彼に迷惑かけたくなくて、すごく悩むこともありました。
それでもずっと、彼は「俺のせいだから」と言いながら、身体の関係が少なくなっても、僕の良き理解として長く、そばにいて接してくれました。
数年余り経った今、成人してから、僕は立派な女装子として、その業界を賑わせています。
SNSで少しずつ人気が出て、コスプレイヤーやダンサーとしても活動しています。
そして……彼は病気で亡くなってしまいました。
彼には、支えてくれる身内が誰もいなかったようですが、僕だけは最後まで一緒にいることができました。
彼はずっと苦しそうにしていたけど、最期は僕の手を握りながら、安らかに、憑き物が取れたような顔で眠りについたのを、忘れることはありません。
僕の心はずっと、彼だけの女の子。
これが、僕の内緒の話です。
おしまい
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