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敏感なところ
しおりを挟む「や、やめろ…」
「だめなの?どうして?君のちんぽはビンビンになってるのに」
加羽はチヒロの股間を見下ろしながら言う。
そこは、スーツの上からでも分かるほど盛り上がっていた。
「これは……違うんだ……疲れマラだ…」
チヒロは苦し紛れに言い訳する。
しかし加羽は信じなかった。
「嘘つきだね」
加羽はチヒロのスーツの胸ポケットに手を入れると、会社の名札を取り出した。
「あっ…」
「三雲チヒロ…素敵な名前だね」
「やめっ、返せ……」
「俺はチヒロみたいな人を、ずっと探してたんだ。気持ちいいことなんか何も知らない、まっさらなその目が好きだよ」
加羽はチヒロの胸を撫でた。
乳首が布越しに引っかかると、チヒロは震え始める。
「くうっ…」
「ふふ、敏感だねえ」
「うっ……」
「ここ好き? カリカリされたいんだね」
「そんなこと……んっ♡」
加羽が指先でカリッと引っ掻いてやると、チヒロは小さく甘い声を出した。
「ぁあっ♡」
「チヒロはマゾだねえ」
「ちが……あっ……んぅ……♡」
「違わないでしょ?ここもこんなにして」
加羽はチヒロの股間に手を伸ばすと、膨らみに触れた。
「あっ……やめ……!」
「ふふ、俺の手に反応してる」
加羽はチヒロの首筋に舌を這わせ、舐めたり吸ったりしながら、膨らみを揉んでいく。
「ひいっ…♡んん……♡」
チヒロは思わず吐息を漏らした。
(なんなんだよこれ……気持ちいい……こんなふうに誰かに、されたことなんか一度も…)
加羽はチヒロの反応を見ながら手を動かし続けている。
「ねぇチヒロ、どうしてほしい?」
「え?」
「このままずっと触られてたい?それとも……」
加羽はチヒロの耳に唇を寄せて囁いた。
「精子出してイキたい?」
チヒロはごくりと唾を飲み込む。
「どっち?選ばせてあげるよ」
(もう…俺…こんなのむり…)
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