19 / 55
モンスターへの転生
しおりを挟む
「くそっ!どこにいった」
あれから数時間、私たちはアポロンを追ってダンジョンをさまよっていた。
いつしか仲間とも散り散りになり、私は一人ぼっちである。
「くそっ。ギルドマスターともあろうものが、こんな目にあうとは……」
改めて、私は自分の愚かさを実感する。現役のころはもっと慎重だったはずだ。
魔王が倒されてモンスターがいなくなり、ダンジョンに入っても危険がなくなった。そのことが私のカンを鈍らせ、新人でもしないようなダンジョンの深入りというミスを犯してしまった。
消えかけたランプの明かりを頼りにさまよっていると、かすかに助けを求める声が聞こえてきた。
「誰か……助けて……」
声を頼りに進んでいくと、セローナが壁に縛り付けられていた。
「セローナ!何があったんだ!」
「あ、あいつを追いかけていたら、トラップに引っかかってしまって」
セローナは涙ながらに訴えてきた。
「よし、外してやる」
「待って、その前にどうしても伝えないといけないことがあるの」
セローナの顔は真剣だった。
「私が縛り付けられたあと、アポロンが戻ってきたんだ。すると、私の目の前で変身して、ライトの姿になったんだ」
「ライトだと!」
私はとっくに野垂れ死んでいるものと思っていた偽勇者が、アポロンの正体だったと知って驚いた。
「あ、あいつは本物の魔王だよ。私たちをこのダンジョンに誘い込んで、罠にかけようとしているんだ」
なるほど。奴なら俺たちをこんな目に合わせるのも納得できる。身の程知らずにも、復讐しようとしているらしいな。
だが、それならそれで対処できる。奴には戦闘力がない。落ち着いてトラップを回避していけば、必ず勝てるはずだ。
「レガシオン。あいつはやばいよ。私たちを恨んでいる。あんただけでも逃げて!」
瞳をうるませるセローナに、私は優しく笑いかけた。
「安心しろ。私は仲間を見捨てたりしない」
私はトラップを解除し、セローナを抱え上げた。
「とりあえず、一度地上に戻るぞ」
「うん……」
私は上に上がる階段を探して、その場を離れていった。
しばらく進むと、宝箱が大量にある部屋にたどり着いた。
「わっ。こんなに宝箱がある」
目を輝かせるセローナを私は止める。
「待て。またトラップが仕掛けられているかもしれない」
「あ、そうか……ん?」
セローナは開いている宝箱をのぞき込み、何かを拾い上げる。
「あれ?これは光の魔石だよ」
「なんだって?」
私はセローナからひったくるように取り上げて、よく見てみる。それは確かに照明になる光の魔石だった。
「も、もしかして、ここは光の魔石の保管場所なのか?」
闇の中に現れた一筋の希望に歓喜する。地上なら街灯程度にしか使えない光の魔石でも、この状況ではどんな宝にも勝る貴重品だった。
「も、もっとよく探してみよう。まだあるかもしれない」
私はセローナを置いて、隣の宝箱を開けてみる。
すると、その中にはなんだかよくわからない潰れた肉の塊のようなものが入っていた。
「これはなんだ??」
「ぐうう……苦しい……助けて……」
いきなり目の前からかぼそい声が聞こえている。視線を前に向けると、恨めしそうな顔のセローナと視線があった。
「えっ?」
目をこすってもう一度見直すと、箱の蓋の裏からセローナの顔が浮き出ていた。
「な、なんだこれは!!セローナは後ろにいるはず!」
慌てて振り向こうしたが、ドンっと突き飛ばされる。私が倒れこんだのは、空き宝箱の中だった。
私は宝箱の中に吸い込まれていく。無理やり全身が折りたたまれ、骨が砕け肉が潰れる激痛に悲鳴を上げる。生きたまま体を食べられる苦痛に、私はこらえきれずに絶叫するのだった。
それからどれくらい時間が過ぎたのだろう。気が付くと、暗闇の中にいた。
「ここは……どこだ?私はどうなったのだ?」
闇に向かって叫ぶが、誰も答えてくれない。その時、一筋の光の線が走り、ギギギという音とともに視界が明るくなった。
「どうやら、うまくいったようだな」
いつのまにか、私の視線の先にセローナの姿をした何者かがいる。
「貴様、何者だ!」
「何者だとはつれないな。以前は俺の上司だったじゃないか」
セローナの体からまぶしい光が発せられ、全身を覆っていく。光が薄れると、中からハゲ頭の男が現れた
「貴様は……ライト!」
「久しぶりだな。ギルドマスター、レガシオン」
ライトは今まで見たこともないような邪悪な笑みを浮かべている。私はこれが本当にあの卑屈だったライトなのかと信じられなかった。
「モンスターに転生した気分はどうだ?」
「なんだど!」
私は力の限り奴に殴りかかろうとする。しかし、いつのまにか手も足も無くなっていて、私の体は宝箱と一体化していた。
「これはミミックボックスという。バカな冒険者たちを捕まえてモンスターにする魔王のマジックアイテムなんだ」
ライトは楽しそうに、宝箱をコンコンと叩く。
「これからお前は、ミミックとして冒険者たちに倒されるまで、何年も箱の中で待つことになる。もっとも……」
奴は一度言葉を切って、面白そうにつぶやく。
「ここまで来れる冒険者が、あと何年たったら現れるのか、誰にもわからないけどな」
そんな!ここは地下50層階だぞ!ここまで来れる冒険者なんて、そんな簡単に現れるわけないじゃないか。
「ラ、ライト。私が悪かった。許してくれ」
恐怖に駆られた私は、ついに恥をかなぐりすててライトに謝罪する。しかし、奴は冷たい顔をしたまま私を見下ろしていた。
「なぜ俺に冤罪をかぶせたんだ」
「……マリア様のお願いだったんだ……」
観念した私は、すべてマリア様の歓心を買うために行ったことだと白状した。
「あの女が黒幕なのか。だが、なぜだ。どうして自分の体を使ってまで、俺を貶めるんだ。ただ元農民と結婚したくないだけとは、どうしても思えないが……」
考え込むライトに、私は力の限り訴えた。
「た、頼む。助けてくれ。そうしたら、私はすべての事実を正直に公表する。ギルドマスターの地位も渡す。全財産を支払ってもいい。だから、助けてくれ」
しかし、そんな私の魂からの訴えを、奴は無情にも相手にしなかった。
「もうお前には用がない」
ギギギという音とともに、宝箱のふたが閉まっていく。
「さらだば。早く冒険者が来て解放してくれることを、神に祈るんだな」
そういって、奴は無情にも宝箱を閉める。私は狭くて暗い宝箱に閉じ込められてしまった。
「く、くそっ」
必死にもがこうとしても、私の体は顔以外はすべてつぶされている。私は動くこともできないまま、暗闇の中で恨みだけを募らせていった。
「腹が減った……」
しかし、食べられるのはそのへんを這いまわっているネズミやゴキブリのみ。空腹に耐えかねた私は、吐き気をこらえながらそれを捕まえて食べるしかなかった。
(なんで誰もこないんだ。許さねえ。こうなったら、誰でもいいから殺してやる。早く私を開けろ!)
こうして、私たちは解放される日を苦しみながら待ち続けることになるのだった。
あれから数時間、私たちはアポロンを追ってダンジョンをさまよっていた。
いつしか仲間とも散り散りになり、私は一人ぼっちである。
「くそっ。ギルドマスターともあろうものが、こんな目にあうとは……」
改めて、私は自分の愚かさを実感する。現役のころはもっと慎重だったはずだ。
魔王が倒されてモンスターがいなくなり、ダンジョンに入っても危険がなくなった。そのことが私のカンを鈍らせ、新人でもしないようなダンジョンの深入りというミスを犯してしまった。
消えかけたランプの明かりを頼りにさまよっていると、かすかに助けを求める声が聞こえてきた。
「誰か……助けて……」
声を頼りに進んでいくと、セローナが壁に縛り付けられていた。
「セローナ!何があったんだ!」
「あ、あいつを追いかけていたら、トラップに引っかかってしまって」
セローナは涙ながらに訴えてきた。
「よし、外してやる」
「待って、その前にどうしても伝えないといけないことがあるの」
セローナの顔は真剣だった。
「私が縛り付けられたあと、アポロンが戻ってきたんだ。すると、私の目の前で変身して、ライトの姿になったんだ」
「ライトだと!」
私はとっくに野垂れ死んでいるものと思っていた偽勇者が、アポロンの正体だったと知って驚いた。
「あ、あいつは本物の魔王だよ。私たちをこのダンジョンに誘い込んで、罠にかけようとしているんだ」
なるほど。奴なら俺たちをこんな目に合わせるのも納得できる。身の程知らずにも、復讐しようとしているらしいな。
だが、それならそれで対処できる。奴には戦闘力がない。落ち着いてトラップを回避していけば、必ず勝てるはずだ。
「レガシオン。あいつはやばいよ。私たちを恨んでいる。あんただけでも逃げて!」
瞳をうるませるセローナに、私は優しく笑いかけた。
「安心しろ。私は仲間を見捨てたりしない」
私はトラップを解除し、セローナを抱え上げた。
「とりあえず、一度地上に戻るぞ」
「うん……」
私は上に上がる階段を探して、その場を離れていった。
しばらく進むと、宝箱が大量にある部屋にたどり着いた。
「わっ。こんなに宝箱がある」
目を輝かせるセローナを私は止める。
「待て。またトラップが仕掛けられているかもしれない」
「あ、そうか……ん?」
セローナは開いている宝箱をのぞき込み、何かを拾い上げる。
「あれ?これは光の魔石だよ」
「なんだって?」
私はセローナからひったくるように取り上げて、よく見てみる。それは確かに照明になる光の魔石だった。
「も、もしかして、ここは光の魔石の保管場所なのか?」
闇の中に現れた一筋の希望に歓喜する。地上なら街灯程度にしか使えない光の魔石でも、この状況ではどんな宝にも勝る貴重品だった。
「も、もっとよく探してみよう。まだあるかもしれない」
私はセローナを置いて、隣の宝箱を開けてみる。
すると、その中にはなんだかよくわからない潰れた肉の塊のようなものが入っていた。
「これはなんだ??」
「ぐうう……苦しい……助けて……」
いきなり目の前からかぼそい声が聞こえている。視線を前に向けると、恨めしそうな顔のセローナと視線があった。
「えっ?」
目をこすってもう一度見直すと、箱の蓋の裏からセローナの顔が浮き出ていた。
「な、なんだこれは!!セローナは後ろにいるはず!」
慌てて振り向こうしたが、ドンっと突き飛ばされる。私が倒れこんだのは、空き宝箱の中だった。
私は宝箱の中に吸い込まれていく。無理やり全身が折りたたまれ、骨が砕け肉が潰れる激痛に悲鳴を上げる。生きたまま体を食べられる苦痛に、私はこらえきれずに絶叫するのだった。
それからどれくらい時間が過ぎたのだろう。気が付くと、暗闇の中にいた。
「ここは……どこだ?私はどうなったのだ?」
闇に向かって叫ぶが、誰も答えてくれない。その時、一筋の光の線が走り、ギギギという音とともに視界が明るくなった。
「どうやら、うまくいったようだな」
いつのまにか、私の視線の先にセローナの姿をした何者かがいる。
「貴様、何者だ!」
「何者だとはつれないな。以前は俺の上司だったじゃないか」
セローナの体からまぶしい光が発せられ、全身を覆っていく。光が薄れると、中からハゲ頭の男が現れた
「貴様は……ライト!」
「久しぶりだな。ギルドマスター、レガシオン」
ライトは今まで見たこともないような邪悪な笑みを浮かべている。私はこれが本当にあの卑屈だったライトなのかと信じられなかった。
「モンスターに転生した気分はどうだ?」
「なんだど!」
私は力の限り奴に殴りかかろうとする。しかし、いつのまにか手も足も無くなっていて、私の体は宝箱と一体化していた。
「これはミミックボックスという。バカな冒険者たちを捕まえてモンスターにする魔王のマジックアイテムなんだ」
ライトは楽しそうに、宝箱をコンコンと叩く。
「これからお前は、ミミックとして冒険者たちに倒されるまで、何年も箱の中で待つことになる。もっとも……」
奴は一度言葉を切って、面白そうにつぶやく。
「ここまで来れる冒険者が、あと何年たったら現れるのか、誰にもわからないけどな」
そんな!ここは地下50層階だぞ!ここまで来れる冒険者なんて、そんな簡単に現れるわけないじゃないか。
「ラ、ライト。私が悪かった。許してくれ」
恐怖に駆られた私は、ついに恥をかなぐりすててライトに謝罪する。しかし、奴は冷たい顔をしたまま私を見下ろしていた。
「なぜ俺に冤罪をかぶせたんだ」
「……マリア様のお願いだったんだ……」
観念した私は、すべてマリア様の歓心を買うために行ったことだと白状した。
「あの女が黒幕なのか。だが、なぜだ。どうして自分の体を使ってまで、俺を貶めるんだ。ただ元農民と結婚したくないだけとは、どうしても思えないが……」
考え込むライトに、私は力の限り訴えた。
「た、頼む。助けてくれ。そうしたら、私はすべての事実を正直に公表する。ギルドマスターの地位も渡す。全財産を支払ってもいい。だから、助けてくれ」
しかし、そんな私の魂からの訴えを、奴は無情にも相手にしなかった。
「もうお前には用がない」
ギギギという音とともに、宝箱のふたが閉まっていく。
「さらだば。早く冒険者が来て解放してくれることを、神に祈るんだな」
そういって、奴は無情にも宝箱を閉める。私は狭くて暗い宝箱に閉じ込められてしまった。
「く、くそっ」
必死にもがこうとしても、私の体は顔以外はすべてつぶされている。私は動くこともできないまま、暗闇の中で恨みだけを募らせていった。
「腹が減った……」
しかし、食べられるのはそのへんを這いまわっているネズミやゴキブリのみ。空腹に耐えかねた私は、吐き気をこらえながらそれを捕まえて食べるしかなかった。
(なんで誰もこないんだ。許さねえ。こうなったら、誰でもいいから殺してやる。早く私を開けろ!)
こうして、私たちは解放される日を苦しみながら待ち続けることになるのだった。
0
お気に入りに追加
754
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!

成長率マシマシスキルを選んだら無職判定されて追放されました。~スキルマニアに助けられましたが染まらないようにしたいと思います~
m-kawa
ファンタジー
第5回集英社Web小説大賞、奨励賞受賞。書籍化します。
書籍化に伴い、この作品はアルファポリスから削除予定となりますので、あしからずご承知おきください。
【第七部開始】
召喚魔法陣から逃げようとした主人公は、逃げ遅れたせいで召喚に遅刻してしまう。だが他のクラスメイトと違って任意のスキルを選べるようになっていた。しかし選んだ成長率マシマシスキルは自分の得意なものが現れないスキルだったのか、召喚先の国で無職判定をされて追い出されてしまう。
一方で微妙な職業が出てしまい、肩身の狭い思いをしていたヒロインも追い出される主人公の後を追って飛び出してしまった。
だがしかし、追い出された先は平民が住まう街などではなく、危険な魔物が住まう森の中だった!
突如始まったサバイバルに、成長率マシマシスキルは果たして役に立つのか!
魔物に襲われた主人公の運命やいかに!
※小説家になろう様とカクヨム様にも投稿しています。
※カクヨムにて先行公開中

平民として生まれた男、努力でスキルと魔法が使える様になる。〜イージーな世界に生まれ変わった。
モンド
ファンタジー
1人の男が異世界に転生した。
日本に住んでいた頃の記憶を持ったまま、男は前世でサラリーマンとして長年働いてきた経験から。
今度生まれ変われるなら、自由に旅をしながら生きてみたいと思い描いていたのだ。
そんな彼が、15歳の成人の儀式の際に過去の記憶を思い出して旅立つことにした。
特に使命や野心のない男は、好きなように生きることにした。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる