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スピル、ルイ。2 注意(魔力の補給が含まれます!)

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「……ふふっ、ルイちゃん。可愛かったよ」
「……うん」

 ルイはぐったりしたまま意識を失ったのか動かなくなった。

 スピルは優しくルイを抱きしめる。

 意識を失ってしまったルイはひとまず横に寝かせスピルは腕を広げて言った。

「……ベイル様。ルイちゃんは気を失ってしまったので、最初に私を抱いて下さい」

 俺は頷くとスピルの上に覆い被さる。

「スピル。愛してる……」
「……私もです」

 俺はスピルと口づけをするとゆっくりと体を抱き合う。

 改めてスピルの体をじっくりと眺める。均整の取れた綺麗な体はとても艶めかしく、胸の大きさも申し分ない。

 目に留まった太ももの付け根。そこに顔を近づけようとするとスピルに止められた。

「そこは……」
「どうして? ルイにはしてただろ?」
「人にするのとされるのは違うから……」

 顔を真っ赤にした顔で視線を逸らすスピル。

 俺はそれを見つめると舌を伸ばしてスピルの股に顔を埋める。

「ひゃっ! だ、だめ……」

 スピルが声を上げるが構わずに続ける。

 スピルは少し体を震わせながら我慢するように唇を噛み締める。

 俺はスピルの恥ずかしい部分までたどり着くとそこを舐める。

「……んんっ!」

 驚いてビクンと反応するスピル。
俺はそのままスピルのを舌で優しく刺激する。

「ん……あっ……んんっ! うぅっ……」

 顔を真っ赤にしながらスピルは声を堪えていた。

 細かく震えていたスピルは口を開いた。

「ベイル様……おねがい……もうむり……がまんできない……」

 スピルは瞳に涙を浮かべながら懇願してくる。

「分かった」

 俺はスピルに覆い被さると耳元で囁く。

 スピルに肌を重ねてゆっくりと肌を密着させる。スピルと一緒になると優しく動く。

「くっ……んっ……あぁん! ああっ!」

 気持ちよさにスピルは体を震わせる。

 スピルは顔を真っ赤にしながら体を密着させてその大きな胸を押し当てる。

 俺の腰が動くと肌の擦れる音が寝室に響き渡る。

「んっ! あぁん……ベイルさまぁ……」

 限界が近づいたスピルは体をブルっと震わすと俺はスピルの中に魔力を注ぎ込む。

「あ、だめ……ん……ああぁん!」

 スピルは体全身を大きく震わせるとぐったりとする。スピルはトロけた表情を浮かべていた。

 彼女の下腹部の紋章が赤く光っているのを確認すると俺は腰をゆっくりと離す。

「……もっと」

 スピルは俺の腕をしっかりと掴むとそのまま俺にギュッと抱きついた。

 その時、気を失っていたルイが目を覚ました。

 スピルはそれに気が付いたのかにっこりと微笑んでルイの腕を引いて自分の方に引き寄せる。
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