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七天神グレゴリウス6
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「さて、ここまで付き合ってやったんだから楽しませてくれよ! 全力で掛かって来い!」
「ああ、お望み通り。消し飛ばしてやるぞ!! 羽虫がああああああああッ!!」
まるで魔神のように巨大化したグレゴリウスに握られていた大剣は、すでに大剣とは呼べず、ただの片手剣だった。
巨大化した体から振り下ろした大剣が地面に当たると地面が吹き飛び、俺は衝撃波に吹き飛ばされて空中に舞い上がる。グレゴリウスは一瞬で間合いを詰めると大剣を横に振り抜く。
俺も空中で体勢を立て直すと剣を構えた。大剣から放たれた剣圧の衝撃で発生した旋風が俺の体が後ろに吹き飛ぶ。
空中を舞っている俺の上に現れたグレゴリウスが大剣を振り下ろしてくるが、剣で受け止めると地面に叩き付けられる。
その刹那、俺のいた場所に振り下ろされた大剣が地面を爆発させる。
「はっはっはっ!! 儂の攻撃を受け止めている事は褒めてやる!!」
グレゴリウスは高笑いをしてから、大剣を力任せに振り抜いた。
俺はそれを剣で防ぐが吹き飛ばされる。その勢いに任せて体を回転させると地面に着地した。
グレゴリウスは俺の目の前に現れると、大剣を振り下ろすがギリギリで防御する。しかし、凄まじい衝撃に地面が陥没した。
「……残念だ。まさかこの程度とは……もういい」
グレゴリウスの大剣を剣で受けたまま、俺は拳を握り締めてグレゴリウスの腹部に叩き込む。
腹部に突き刺さった俺の拳を見て、グレゴリウスは余裕の笑みを浮かべていた。
「儂の超再生の能力を忘れたのか? この程度では儂を倒す事など出来ぬぞ!」
それを聞いた俺も余裕の笑みを浮かべてグレゴリウスに告げる。
「分かっている。超再生も所詮は膨大な魔力の賜物だろ? 俺達魔族は魔力で肉体を構成している。なら、このまま俺の肉体でお前の魔力を吸い尽くせばどうなると思う?」
「……ッ!? その手を放せ!! 離れろ!!」
グレゴリウスが焦りだし、大剣に力を込めて俺を弾き飛ばそうとするが、俺は剣を捨てて右手でグレゴリウスの右腕を掴むと更に体を密着させる。
「逃げるなよ……男なら覚悟を決めろ」
「お前と一つになるなど考えられん! 離せ!!」
「……残念だな。もう遅い……」
グレゴリウスを纏っていた赤いオーラが次第に小さくなり、グレゴリウスの腹部に突き刺した俺の腕が金色に輝く。
グレゴリウスの体が縮みその瞳には光がなくなって、最後にはグレゴリウスの体が土となって崩れた。
「雑魚に時間を掛けすぎた。早くリアラ達の所に戻らないとな!」
俺は次元の裂け目を開くとその中へと消えて行った。
「ああ、お望み通り。消し飛ばしてやるぞ!! 羽虫がああああああああッ!!」
まるで魔神のように巨大化したグレゴリウスに握られていた大剣は、すでに大剣とは呼べず、ただの片手剣だった。
巨大化した体から振り下ろした大剣が地面に当たると地面が吹き飛び、俺は衝撃波に吹き飛ばされて空中に舞い上がる。グレゴリウスは一瞬で間合いを詰めると大剣を横に振り抜く。
俺も空中で体勢を立て直すと剣を構えた。大剣から放たれた剣圧の衝撃で発生した旋風が俺の体が後ろに吹き飛ぶ。
空中を舞っている俺の上に現れたグレゴリウスが大剣を振り下ろしてくるが、剣で受け止めると地面に叩き付けられる。
その刹那、俺のいた場所に振り下ろされた大剣が地面を爆発させる。
「はっはっはっ!! 儂の攻撃を受け止めている事は褒めてやる!!」
グレゴリウスは高笑いをしてから、大剣を力任せに振り抜いた。
俺はそれを剣で防ぐが吹き飛ばされる。その勢いに任せて体を回転させると地面に着地した。
グレゴリウスは俺の目の前に現れると、大剣を振り下ろすがギリギリで防御する。しかし、凄まじい衝撃に地面が陥没した。
「……残念だ。まさかこの程度とは……もういい」
グレゴリウスの大剣を剣で受けたまま、俺は拳を握り締めてグレゴリウスの腹部に叩き込む。
腹部に突き刺さった俺の拳を見て、グレゴリウスは余裕の笑みを浮かべていた。
「儂の超再生の能力を忘れたのか? この程度では儂を倒す事など出来ぬぞ!」
それを聞いた俺も余裕の笑みを浮かべてグレゴリウスに告げる。
「分かっている。超再生も所詮は膨大な魔力の賜物だろ? 俺達魔族は魔力で肉体を構成している。なら、このまま俺の肉体でお前の魔力を吸い尽くせばどうなると思う?」
「……ッ!? その手を放せ!! 離れろ!!」
グレゴリウスが焦りだし、大剣に力を込めて俺を弾き飛ばそうとするが、俺は剣を捨てて右手でグレゴリウスの右腕を掴むと更に体を密着させる。
「逃げるなよ……男なら覚悟を決めろ」
「お前と一つになるなど考えられん! 離せ!!」
「……残念だな。もう遅い……」
グレゴリウスを纏っていた赤いオーラが次第に小さくなり、グレゴリウスの腹部に突き刺した俺の腕が金色に輝く。
グレゴリウスの体が縮みその瞳には光がなくなって、最後にはグレゴリウスの体が土となって崩れた。
「雑魚に時間を掛けすぎた。早くリアラ達の所に戻らないとな!」
俺は次元の裂け目を開くとその中へと消えて行った。
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