二度目の異世界に来たのは最強の騎士〜吸血鬼の俺はこの世界で眷族（ハーレム）を増やす〜

フランの部下を眷族にする 注意（魔力の補給が含まれます！）２

「あっ……にゃ……にゃん……にゃぁ～」

　少女の茶色い瞳には涙が滲んでるものの、無意識のうちに本能で感じているのかもしれない。

　俺が少女の中に魔力を出すと、痙攣した少女は甲高い悲鳴を上げて脱力して肩で息をしていた。

　アンの下腹部には今までの眷族にした少女達同様に紋章が浮き上がり、手の甲に刻まれていた刻印が消えていた。

　フランと同じく紫色の紋章が浮き出ていて強く光っていた。アンは気を失ってしまったらしい。

「次はドゥ……お前が主人様に眷族にしてもらいな」
「はい。どうぞ……」

　フランにそう言われたドゥは自ら下着を脱いで拘束された腕を上げながら俺にお尻を向けて突き出している。

　青く綺麗な瞳に黒い髪を短く後ろで結んでいて、性格は大人しいと言うか淡白な感じで一言で言ってしまうとクールだろう。胸はアンよりも大きめで男性的なクールな性格とのギャップがある。

「どうしました？」
「……いや、さっきの子との反応の違いに驚いていると言うか、君は嫌じゃないのか？」

　その質問にきょとんとした顔をしてドゥが答えた。

「避けられないのなら仕方ないです。暴れても変わりません……それとも、泣き叫ぶ方がお好みですか？」
「いや……それじゃ、行くぞ？」
「はい。お願いします」

　俺がドゥの初めてを奪うと彼女は微かにビクッと震えた。太腿を血が伝っている。

「んっ……どうぞ。動いてください……」
「ああ、無理そうなら言えよ？」

　小さく頷くドゥを見て俺はゆっくりと動き始めた。

　枷の繋がれた鎖をガチャガチャと鳴らしながら、ドゥは声を必死に押し殺している。

　彼女の揺れる背中は、か細く力を入れれば容易に折れてしまいそうだった。
　声を押し殺しているドゥだが、ピンと立った黒い猫耳は動く度にピクピクと震え、逸らしている腰の先から伸びた長い尻尾は微かに毛が逆立っている。

　初めて男を受け入れて全くなんともないと言う方が無理な話だろう。俺は少しでも早く終わらせてやる為に、さっきまでより早く動くとドゥの口からは抑えていた声が漏れてしまう。

「んっ……にゃっ……あっ……にゃっ……んんっ！！」

　俺がドゥの中に魔力を注ぎ込むと、彼女は背中を逸らした後にベッドに倒れ込む。