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ルイとレヴィの血の狂乱2 注意(魔力の補給が含まれます!)
しおりを挟む動く度に全身をビクッと震わせ、無意識に甘い吐息がルイの口から漏れる。そしてそれは俺も同じだった。ルイの焼けるように熱くなっている中はとても口ではいい表せないほどに心地いい。
「くッ……ルイ。今、魔力を注いでやるからな……」
身を捻って快楽の虜となっているルイには聞こえていないだろう。甘い吐息を漏らし甲高い声で叫ぶ彼女の下腹部の紋章はピンク色の光を撒き散らしながら、更にルイの呼吸が荒くなって俺がルイの紋章に手を当てて魔力を体の中に注ぎ込んだ直後、ルイの体が激しく痙攣し弓の様に反り返って糸が切れた人形のようにぐったりとなって意識を失う。
だが、魔力を補給したルイは満足そうな笑みを浮かべている。リアラはそんなルイの体を抱き寄せると愛おしそうに耳元でささやく。
「……おかえりなさい」
本当の姉妹のような2人を横目に俺はレヴィの方へと向かう。
ルイと同じように魔力を使い切ったレヴィも血の狂乱の効果で息が荒く、頬を赤らめて顔からは汗を掻いていて苦しそうだ。
「大丈夫か? レヴィ……」
「はぁ……はぁ……こんなみっともない姿を晒してしまってすみません……」
「何を言ってる。お前のおかげでルイの居場所も分かって、こうして無事に救出できたんじゃないか」
その言葉を聞いたレヴィは、浅い呼吸を繰り返しながらも微かに微笑んでいる。
俺はボロボロになったレヴィの服を脱がして、下着を外すと彼女は名残惜しそうに服の切れ端を手に取った。
「ご主人様に、最初に買ってもらった服だったのに……うちの力が足りなかったばかりに……もうしわけ、ありません」
布を掴んだ手で顔を覆いながらレヴィは涙を流しながら俺に謝っていた。
俺はそんなレヴィの頭を優しく撫でてやると、泣いている彼女に言った。
「……服はまた買えばいい。でも、お前は失ったら二度と戻ってこない。本当に無事で良かった……」
「……ごしゅじんさまあああ!!」
レヴィは泣きながら俺の体に抱き付いてきた。
淡い青色の下着姿のレヴィの肌が俺の体に当たり、きめ細かい柔肌と豊満な胸が俺に当たり、温かく柔らかい感触が包み込む。
俺の気持ちと下半身の昂りなど気にせずにレヴィは体を密着させて、まるで子供のように泣きじゃくる。
豊満な胸が肌に押し付けられる度に、今すぐレヴィを押し倒したいという理性を抑えるのが大変だった。
俺は泣いているレヴィが落ち着くのを待って彼女の体を離すと、その青い瞳を見つめながら言った。
「レヴィ……もうできそうか?」
「はい。お願いします……」
レヴィはそう言ってベッドに倒れ込んで目を瞑っている。
そんなレヴィの体に覆い被さると、俺は彼女の大きく柔らかい2つの膨らみを手で揉んだ。
甘い吐息を漏らす彼女の顔は血の狂乱の効果か、普段より赤く色っぽく見えた。次に手を下半身に手を伸ばすと、指で敏感な部分に触れた。
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