上 下
71 / 293

眷族へ魔力の補給2 注意(魔力の補給が含まれます!)

しおりを挟む
 そしてスピルの体をベッドに押し倒し、俺は彼女の体に覆い被さるようにして肌を合わせると、スピルの体が少し驚いたようにビクンッと跳ねた。

 甲高い声が聞こえた直後に俺が動くと、スピルは浅く息を繰り返して甘い声をリズミカルに漏らす。

 スピルは俺を求めるように俺の体に腕を巻き付けると、小刻みに体を震わせた。直後、俺はスピルの中に魔力を注ぎ込んだ。

 下腹部の紋章が赤く光り輝き、スピルは痙攣しながら意識を失う。

 俺は荒くなる息を整えるように肩を大きく揺らしながら呼吸をしていると、背中に生暖かく柔らかい慣れ親しんだ感触のものが触れた。

「ご主人様! 次はうちの中に魔力をいっぱい出して!」

 レヴィは背中から俺の体に覆い被さると、にっこりと微笑みながら胸の大きな膨らみをぐいぐいと、これでもかと押し付けてくる。

「レヴィ。少し休ませてくれないか?」
「やだやだ! 2人が終わるまで我慢してたから、うちもう限界!」

 いつもと違ってレヴィが少しわがままな気がする。だが、少し俺に慣れたからなのかもしれないと思うと、わがままを言うレヴィも可愛い気がする。

「分かった分かった! なら、スピルを寝かせたらすぐにやってやるからな」
「はい! ありがとうございます。ご主人様!」

 レヴィは胸を腕で挟んで前屈みになると、上目遣いで満面の笑みを浮かべる。

 俺はアクアマリンのような綺麗な水色の瞳で見つめてくる美少女の頭を優しく撫でてやると、レヴィは嬉しそうに瞳をとろんとさせて俺の手の平の感触を味わっていた。

 気を失ってしまったスピルを気持ち良さそうに眠っているリアラの横に寝かせると、レヴィが両手を広げて期待したような瞳で俺を見つめていた。

 俺はレヴィの体をベッドに押し倒すと、彼女の豊満な胸が大きく揺れた。
 大きいが張りのあり柔らかいレヴィの胸のスイカのような膨らみに顔を埋める。

「……ご主人様。赤ちゃんみたいでかわいい……」

 レヴィはそう言って、愛おしそうに俺の頭を優しく撫でる。

 俺はレヴィの豊満な胸の先端を口に含む。その直後、レヴィは顔を上げて甲高い声を上げながら甘い吐息を漏らす。

「ご、ごしゅじんさまぁ……だ、だめぇ……」

 突起を吸われる度にレヴィは体を震わせる。

 俺はそんな彼女の事を気にする素振りも見せずに、赤ん坊の頃に戻ったように一心不乱に吸う。

 そしてしばらくすると、レヴィは悲鳴にも似た甲高い声を上げると、両手を頭の中に上げてベッドで仰向けで荒い息を繰り返していた。

「はぁ……はぁ……はぁ……ごしゅじんさま。そろそろ、こっちにほしい……」

 レヴィは物欲しそうな熱のこもった潤んだ瞳で言った。

 小さく頷くと俺はレヴィの足を掴んで肌を密着させる。


 びっくりしたようにビクッと体を震わせたレヴィの口から甘い声が思わず溢れた。
 
 頬を赤く染め苦しそうに浅く息を繰り返し、俺が動く度にレヴィは身を震わせながら悶えている。

 胸が揺れ俺はそれを覆っていた手を退けると、レヴィの頬に手を当てた。

「レヴィ。そろそろ……」
「はい……ください。うちの中にご主人様の魔力を……」

 俺はその言葉を聞いた直後、身を震わせながらレヴィの下腹部の紋章を押さえて彼女の中に魔力を注ぎ込んだ。

 痙攣するレヴィはとろんととろけきった顔で言った。

「はぁ……はぁ……もっと……もっとほしい。これじゃぜんぜん、たりない……」

 レヴィの期待するような涙で潤んだ瞳に、俺はドキッとしながらも再び動き出す。

 甘い吐息を漏らしながら悶えるレヴィの姿は月明かりに照らされて、彼女の水色の長い髪と瞳を照らし出し体に滲み汗が白い肌をキラキラと輝いていた。

 俺はレヴィが満足するまで、彼女の中に魔力を注ぎ込んでやった……


リアラ。眷族レベル24
スピル。眷族レベル17
レヴィ。眷族レベル28
ルイ。眷族レベル2
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった 【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。 累計400万ポイント突破しました。 応援ありがとうございます。】 ツイッター始めました→ゼクト  @VEUu26CiB0OpjtL

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

男女比の狂った世界で愛を振りまく

キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。 その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。 直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。 生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。 デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。 本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。 ※カクヨムにも掲載中の作品です。

性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。

狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。 街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。 彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)

実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは

竹井ゴールド
ライト文芸
 日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。  その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。  青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。  その後がよろしくない。  青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。  妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。  長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。  次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。  三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。  四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。  この5人とも青夜は家族となり、  ・・・何これ? 少し想定外なんだけど。  【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】 【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】 【2023/6/5、お気に入り数2130突破】 【アルファポリスのみの投稿です】 【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】 【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】 【未完】

貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!

やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり 目覚めると20歳無職だった主人公。 転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。 ”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。 これではまともな生活ができない。 ――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう! こうして彼の転生生活が幕を開けた。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

処理中です...