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一緒にお風呂5 注意(魔力の補給が含まれます!)

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 リアラとルイは俺と目が合った直後、ビクッと体を強張らせて少し怯えた表情で俺の顔を見ている。

「さあ、2人共……レヴィとスピルはもう少し入ってるみたいだから、先にお風呂を上がってベッドで待ってようか……」

 俺の赤い瞳が獲物を狙うような鋭い眼光を放っているのを見て、リアラとルイは怯えたような瞳で素直に頷いた。
 

 お風呂を出てベッドの上に寝転んだ体の上に重なり合わさるようにルイが乗っている。

 一糸纏わぬ姿の2人は頬を微かに赤く染めて潤んだ瞳で俺を見ている。

「あの、ベイル様……ルイちゃんはまだ二回目なので、優しくしてあげて下さいね?」
「ああ、分かっている」

 リアラに抱かれる形で不安そうな瞳で俺を見ているルイの体は恐怖で震えている。

 まあ、無理もない。初めての時はまだ自分が何をされるのか分からなかったから恐怖は少なかったが、今回は一度経験しているだけルイも痛い事をされると分かっているはずだ。

 例えるなら注射のようなものだろう。必要と分かっていても、来るであろう痛みに備えて身構えてしまうものだ。
 眷族に取って魔力を補給するのは、己に宿ったその力を維持する上で必要不可欠なものではあるが、初めての時にあまりの痛さに気絶してしまったルイにはその事がトラウマになってるのかもしれない。

「どうした? ルイ……怖いか?」
「……うん。でも、がまんします。ボクは痛いのには慣れてるから……」

 健気にそう言って強く瞼を瞑ったまま、小刻みに震えるルイの頬を優しく撫でながら俺は言った。

「ごめんな。でも、必要な事だから……なるべく痛くないようにしてやるからな」

 俺はルイの敏感な場所を指で優しくいじってやる。その直後、ルイの下半身の紋章がピンクに点滅するように発光する。

 すると、ルイの息が荒くなりピクピクと頭の猫耳が動いて彼女の口から甘い吐息が漏れ出す。
 それと同じくして指がスムーズに動くようになり、頬を赤く染めたルイの口から甘い声が溢れる。

 おそらく。これは眷族の証でもある下腹部の紋章の効果なのだろう……

 ルイはまだ眷族としては未熟で快楽を得られないはずなのだが、下腹部の紋章の影響で感度が上がり快楽を受け入れる体へと変えられているのだ。

 リアラが以前起こした『血の狂乱』あの時も、眷族が主人の魔力を激しく求める状態へと紋章の力でさせられていたが、今回は未熟な眷族であっても快楽を与える事で、魔力の補給を嫌なものではなくす為に眷族の証でもある紋章が強制的に発情状態を引き起こしている。

 眷族に取って魔力は食事と同じ、それが嫌なものでは生命活動を維持できない。つまり、苦いものや辛いものと言った本来は毒であるものでも、ご馳走に変える効率が下腹部の紋章にはあるのだ。
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