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やっと冒険が始まる
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「あの、大丈夫ですか?」こんなこえがきこえたっと思ったら頬に衝撃がはしった。
「あの、ギルドの前で寝てもらったら困るのですが」
目を覚ますとそこには、ギルドの受付嬢がいた。
「すみません、昨日やっとギルドに着いた時には、閉まっていたもので」
「そうだったんですねそれで今日はどんな用できたのですか?」
とりあえず俺たちは、ギルドの中に入った。
夢にまで見たギルドホールが俺の前には広がっていた。
数多くの冒険者たちがにぎやかに食事をしている。
「えっと今日は冒険者登録をしにきたのですが」
「そうですかわかりましたでは、登録料金貨三枚ありますか?」
はっ?まじかよ俺給料とか入らないし金とか持ってないけどどうしよう。
「すみませんまた来ます」そう言い俺は立ち去った。
まじ何なんだよ。冒険者になるのに金なんているのかよ、俺たちNPCが金なんて持ってるわけないだろ。
やっと念願の冒険者になれると思ったのに、くそっしょうがねぇ働くか。
それから俺は土木の仕事をし、約一週間かけて金を集めた。
モンスターたおせば、一瞬で手に入る量なのに働くと一週間とかわりに合わんわ。
まぁこれで晴れて俺も冒険者の仲間入りだ。
「すみません冒険者登録いいですか?」
「あっあの時の金貨三枚用意できましたか?」
「はいできました」
「では、こちらの機械に手をかざしてください」
手をかざしたら冒険者カードに言葉が刻まれた。
受付嬢がそのカードを見た
「えっとそうですね…君NPCだよね?」
「NPCだと登録できないとか書いてないんで大丈夫ですよね?」
「普通に考えたらわかるでしょ冒険者と違って死んだらそこで終わり大聖堂で生き返りもしないし、バックパックなんて便利なものも使えない、魔法やスキルも使えるかわかんないそんなんで冒険者なる人なんていないでしょう。」
「えっ、生き返らないの?まじすか?」
「ほんと大マジだよ」
「それでも俺は冒険者になる毎日毎日同じことの繰り返しそんな人生もういやだそんな事を繰り返すくらいなら冒険をして死にたい」
「その勇気伝わりましたなら今回だけ特別ですよばれたら私運営に消されちゃうかな」そう言いつつも受付嬢は俺にカードを渡してくれた。
俺は最後の受付嬢の言葉が胸にきた。
罪悪感を感じつつも俺は、ギルドを出た。
そして、足を運ぼうとした時
「待ってください冒険者さん私も一緒に連れて行ってください」そこには、笑顔のあの受付嬢がいた。
「私も思っていたんです。どうせこのゲームがなくなったら私達は消えてしまう、それなのにつまらない人生を歩んでいる自分に嫌気がさしていたんです、なのでわたしも一緒にいいですか?」
その笑顔に俺はまけてしまった。
「わかりましたでは、俺と冒険しましょう。」
「あの、ギルドの前で寝てもらったら困るのですが」
目を覚ますとそこには、ギルドの受付嬢がいた。
「すみません、昨日やっとギルドに着いた時には、閉まっていたもので」
「そうだったんですねそれで今日はどんな用できたのですか?」
とりあえず俺たちは、ギルドの中に入った。
夢にまで見たギルドホールが俺の前には広がっていた。
数多くの冒険者たちがにぎやかに食事をしている。
「えっと今日は冒険者登録をしにきたのですが」
「そうですかわかりましたでは、登録料金貨三枚ありますか?」
はっ?まじかよ俺給料とか入らないし金とか持ってないけどどうしよう。
「すみませんまた来ます」そう言い俺は立ち去った。
まじ何なんだよ。冒険者になるのに金なんているのかよ、俺たちNPCが金なんて持ってるわけないだろ。
やっと念願の冒険者になれると思ったのに、くそっしょうがねぇ働くか。
それから俺は土木の仕事をし、約一週間かけて金を集めた。
モンスターたおせば、一瞬で手に入る量なのに働くと一週間とかわりに合わんわ。
まぁこれで晴れて俺も冒険者の仲間入りだ。
「すみません冒険者登録いいですか?」
「あっあの時の金貨三枚用意できましたか?」
「はいできました」
「では、こちらの機械に手をかざしてください」
手をかざしたら冒険者カードに言葉が刻まれた。
受付嬢がそのカードを見た
「えっとそうですね…君NPCだよね?」
「NPCだと登録できないとか書いてないんで大丈夫ですよね?」
「普通に考えたらわかるでしょ冒険者と違って死んだらそこで終わり大聖堂で生き返りもしないし、バックパックなんて便利なものも使えない、魔法やスキルも使えるかわかんないそんなんで冒険者なる人なんていないでしょう。」
「えっ、生き返らないの?まじすか?」
「ほんと大マジだよ」
「それでも俺は冒険者になる毎日毎日同じことの繰り返しそんな人生もういやだそんな事を繰り返すくらいなら冒険をして死にたい」
「その勇気伝わりましたなら今回だけ特別ですよばれたら私運営に消されちゃうかな」そう言いつつも受付嬢は俺にカードを渡してくれた。
俺は最後の受付嬢の言葉が胸にきた。
罪悪感を感じつつも俺は、ギルドを出た。
そして、足を運ぼうとした時
「待ってください冒険者さん私も一緒に連れて行ってください」そこには、笑顔のあの受付嬢がいた。
「私も思っていたんです。どうせこのゲームがなくなったら私達は消えてしまう、それなのにつまらない人生を歩んでいる自分に嫌気がさしていたんです、なのでわたしも一緒にいいですか?」
その笑顔に俺はまけてしまった。
「わかりましたでは、俺と冒険しましょう。」
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