64 / 79
復讐編 あなたは絶世のファム・ファタール!
デートの後で
しおりを挟む
それから、レンコとアナスタシオスは急激に仲を深めていった。
「おはようございまぁす! アナスタシオス様ぁ!」
通学中のアナスタシオスにレンコは元気よく挨拶する。
「おはよう、レンコさん」
アナスタシオスは笑顔で挨拶を返す。
「……あれ? 前髪が短くなってる。切ったのかい?」
「あ、気づいちゃいましたぁ? ちょっと切ったんですよお!」
「そうなんだ。可愛くなったから、直ぐに気づいたよ」
「やぁだ、アナスタシオス様ったら! 褒め上手なんだから!」
レンコは照れ隠しにアナスタシオスの背中を叩いた。
アナスタシオスは笑う。
「あれって、アナスタシア様!?」
通りすがりの生徒が二人を見て、小さく声を上げる。
隣の生徒が「しっ」と声を小さくするように言った。
「【博愛の聖女】様と親しげだけど、和解したの……?」
「貴女、知らないの? あの方はアナスタシア様の双子の弟君、アナスタシオス様よ」
「双子の弟なんていたの!? アナスタシア様に似て、お美しいわ……」
「最近、【博愛の聖女】様と親しくしているみたいね。アナスタシア様の件は許したのかしら……」
仲睦まじげな二人を見ているのは、女子生徒達だけではなかった。
草葉の陰から、シュラルドルフは眉根を寄せ、恨めしげに二人の様子を眺めていた。
□
昼休み。
アナスタシオスとシュラルドルフは食堂で昼食を取っていた。
食事をしながら、会話をする。
とはいえ、話しているのはアナスタシオスだけだった。
シュラルドルフは相変わらず無口で表情一つ変えない。
ただ機械的に食事を口に運ぶ。
「それでね、レンコさんが──」
アナスタシオスの口から次いで出るのはレンコの話ばかりだった。
シュラルドルフは暫く黙って聞いていたが、そっとフォークを置くと、口を開いた。
「シオ、レンコ嬢と親しくしているのか」
「ん? ああ。学校のこと、色々と教えて貰っているんだ。彼女は優しい人でね。この前なんか──」
アナスタシオスは再びレンコの話を始めようとする。
「シオ」
シュラルドルフは語気を強くして言う。
いつもと違う彼の様子に、アナスタシオスは話すのを止めた。
「……悪いことは言わない。レンコ嬢と少し距離を取るべきだ」
アナスタシオスはきょとんとした顔で、首を傾げる。
「どうして?」
「レンコ嬢の言動と行動は目に余る」
レンコには不可解な点がある、とまでは言わなかった。
アナスタシオスに無用な心配を生みたくない。
「……ああ。レンコさんは相手が王子でも物怖じしない、天真爛漫な人だからね。王子様にはちょっと馴れ馴れしく感じちゃうのかな……」
そう前置きして、アナスタシオスは言い放つ。
「レンコさんは平民出身で、貴族のマナーを知らないんだ。非常識なことをしても、優しく諭してやってくれないか」
かつて、シュラルドルフがアナスタシアに放った言葉と、一言一句同じだった。
これを言うために、アナスタシオスはレンコの話ばかりしていたのだ。
本当に性格が悪い男である。
──この言葉を言われたアナスタシアの気持ち、今ならわかるだろ?
シュラルドルフは苦虫を噛み潰したような顔をして、黙りこくる。
アナスタシオスは満足そうに笑い、立ち上がる。
「ご馳走様でした。僕、次の授業の準備をしたいから、先に行ってるね」
アナスタシオスは立ち去る。
シュラルドルフ──とクロードを置いて。
──兄さん……おれを置いていくな……!
クロードは眉根を寄せて、下唇を噛む。
シュラルドルフ同様、クロードも食べ終わってない。
──早く食べ終えて、おれも立ち去ろう……。
「クロード」
「は、はいっ!」
急にシュラルドルフに名前を呼ばれて、クロードは肩を飛び上がらせる。
「お前はどう思う」
「どう思うって……【博愛の聖女】についてですか?」
「そうだ」
シュラルドルフは頷く。
「……おれは最初から『お姉様は無実だ』と言っていました」
「……そうだったな」
「何故、おれ達を信じてくれなかったんですか」
クロードの口から次いで出たのは、シュラルドルフ達に対する怒りだった。
クロードはしまった、と思い、慌てて弁明する。
「すみません。シュラルドルフ王子を責めるようなことを言って……」
「いや……君の言う通りだ」
シュラルドルフは頭を下げた。
「君達姉弟を信じてやれなくてすまない」
「あ、頭を上げて下さい! もう、過ぎたことですから……!」
クロードは行き場のない手を上げ下げするしかなかった。
──ここ食堂! 人目があるところで頭を下げるなんて、勘弁してくれよ!
周囲の視線が痛い。
クロードはシュラルドルフの肩を掴み、頭を無理矢理上げさせた。
「確かに、お兄様が【博愛の聖女】と仲良くするのは少し不満です。けど、おれがお兄様に何を言っても聞かないので……」
クロードが何かを言っても、『お兄様の決定に従え』と一蹴されるだけだろう。
アナスタシオスの復讐計画の全貌は聞かされているが、クロードが聞かされていない部分が他にもあるに決まっている。
クロードに言ったら反対するだろう、とか、クロードは隠し事が下手だから、という理由で。
──兄さんの好きにしたら良い……けど、当然不満もある。兄さんが何をしてもおれが許すっていう、絶対的な信頼があるからなんだろうけどさ……。
クロードはその信頼がもどかしくもあり、嬉しくもあったのだ。
「……そうか」
シュラルドルフは少しだけ頭を上げる。
「君達には返しきれない恩がある。許されざる罪も……」
剣術大会で暴走したとき、シュラルドルフを体を張って止めてくれたこと。
そのとき、ゼニファー達と和解するように強く言ってくれた。
罪は……それほどの恩がありながら、アナスタシアを信じなかったこと。
「俺に出来ることは剣を抜くことだ。君達が誰かを消したいと願うなら、俺が叶えよう」
人を射殺すようなシュラルドルフの眼光に、クロードは「ひい」と小さく悲鳴を上げる。
思い出される前世の記憶。
ゲーム上でシュラルドルフの手合わせ中に、何度ゲームオーバーにさせられたことか。
「剣は抜かなくて良いですから! お、お姉様はそんなこと望んでいませんから!」
シュラルドルフは「そうか」と言い、いつもの仏頂面に戻った。
「おはようございまぁす! アナスタシオス様ぁ!」
通学中のアナスタシオスにレンコは元気よく挨拶する。
「おはよう、レンコさん」
アナスタシオスは笑顔で挨拶を返す。
「……あれ? 前髪が短くなってる。切ったのかい?」
「あ、気づいちゃいましたぁ? ちょっと切ったんですよお!」
「そうなんだ。可愛くなったから、直ぐに気づいたよ」
「やぁだ、アナスタシオス様ったら! 褒め上手なんだから!」
レンコは照れ隠しにアナスタシオスの背中を叩いた。
アナスタシオスは笑う。
「あれって、アナスタシア様!?」
通りすがりの生徒が二人を見て、小さく声を上げる。
隣の生徒が「しっ」と声を小さくするように言った。
「【博愛の聖女】様と親しげだけど、和解したの……?」
「貴女、知らないの? あの方はアナスタシア様の双子の弟君、アナスタシオス様よ」
「双子の弟なんていたの!? アナスタシア様に似て、お美しいわ……」
「最近、【博愛の聖女】様と親しくしているみたいね。アナスタシア様の件は許したのかしら……」
仲睦まじげな二人を見ているのは、女子生徒達だけではなかった。
草葉の陰から、シュラルドルフは眉根を寄せ、恨めしげに二人の様子を眺めていた。
□
昼休み。
アナスタシオスとシュラルドルフは食堂で昼食を取っていた。
食事をしながら、会話をする。
とはいえ、話しているのはアナスタシオスだけだった。
シュラルドルフは相変わらず無口で表情一つ変えない。
ただ機械的に食事を口に運ぶ。
「それでね、レンコさんが──」
アナスタシオスの口から次いで出るのはレンコの話ばかりだった。
シュラルドルフは暫く黙って聞いていたが、そっとフォークを置くと、口を開いた。
「シオ、レンコ嬢と親しくしているのか」
「ん? ああ。学校のこと、色々と教えて貰っているんだ。彼女は優しい人でね。この前なんか──」
アナスタシオスは再びレンコの話を始めようとする。
「シオ」
シュラルドルフは語気を強くして言う。
いつもと違う彼の様子に、アナスタシオスは話すのを止めた。
「……悪いことは言わない。レンコ嬢と少し距離を取るべきだ」
アナスタシオスはきょとんとした顔で、首を傾げる。
「どうして?」
「レンコ嬢の言動と行動は目に余る」
レンコには不可解な点がある、とまでは言わなかった。
アナスタシオスに無用な心配を生みたくない。
「……ああ。レンコさんは相手が王子でも物怖じしない、天真爛漫な人だからね。王子様にはちょっと馴れ馴れしく感じちゃうのかな……」
そう前置きして、アナスタシオスは言い放つ。
「レンコさんは平民出身で、貴族のマナーを知らないんだ。非常識なことをしても、優しく諭してやってくれないか」
かつて、シュラルドルフがアナスタシアに放った言葉と、一言一句同じだった。
これを言うために、アナスタシオスはレンコの話ばかりしていたのだ。
本当に性格が悪い男である。
──この言葉を言われたアナスタシアの気持ち、今ならわかるだろ?
シュラルドルフは苦虫を噛み潰したような顔をして、黙りこくる。
アナスタシオスは満足そうに笑い、立ち上がる。
「ご馳走様でした。僕、次の授業の準備をしたいから、先に行ってるね」
アナスタシオスは立ち去る。
シュラルドルフ──とクロードを置いて。
──兄さん……おれを置いていくな……!
クロードは眉根を寄せて、下唇を噛む。
シュラルドルフ同様、クロードも食べ終わってない。
──早く食べ終えて、おれも立ち去ろう……。
「クロード」
「は、はいっ!」
急にシュラルドルフに名前を呼ばれて、クロードは肩を飛び上がらせる。
「お前はどう思う」
「どう思うって……【博愛の聖女】についてですか?」
「そうだ」
シュラルドルフは頷く。
「……おれは最初から『お姉様は無実だ』と言っていました」
「……そうだったな」
「何故、おれ達を信じてくれなかったんですか」
クロードの口から次いで出たのは、シュラルドルフ達に対する怒りだった。
クロードはしまった、と思い、慌てて弁明する。
「すみません。シュラルドルフ王子を責めるようなことを言って……」
「いや……君の言う通りだ」
シュラルドルフは頭を下げた。
「君達姉弟を信じてやれなくてすまない」
「あ、頭を上げて下さい! もう、過ぎたことですから……!」
クロードは行き場のない手を上げ下げするしかなかった。
──ここ食堂! 人目があるところで頭を下げるなんて、勘弁してくれよ!
周囲の視線が痛い。
クロードはシュラルドルフの肩を掴み、頭を無理矢理上げさせた。
「確かに、お兄様が【博愛の聖女】と仲良くするのは少し不満です。けど、おれがお兄様に何を言っても聞かないので……」
クロードが何かを言っても、『お兄様の決定に従え』と一蹴されるだけだろう。
アナスタシオスの復讐計画の全貌は聞かされているが、クロードが聞かされていない部分が他にもあるに決まっている。
クロードに言ったら反対するだろう、とか、クロードは隠し事が下手だから、という理由で。
──兄さんの好きにしたら良い……けど、当然不満もある。兄さんが何をしてもおれが許すっていう、絶対的な信頼があるからなんだろうけどさ……。
クロードはその信頼がもどかしくもあり、嬉しくもあったのだ。
「……そうか」
シュラルドルフは少しだけ頭を上げる。
「君達には返しきれない恩がある。許されざる罪も……」
剣術大会で暴走したとき、シュラルドルフを体を張って止めてくれたこと。
そのとき、ゼニファー達と和解するように強く言ってくれた。
罪は……それほどの恩がありながら、アナスタシアを信じなかったこと。
「俺に出来ることは剣を抜くことだ。君達が誰かを消したいと願うなら、俺が叶えよう」
人を射殺すようなシュラルドルフの眼光に、クロードは「ひい」と小さく悲鳴を上げる。
思い出される前世の記憶。
ゲーム上でシュラルドルフの手合わせ中に、何度ゲームオーバーにさせられたことか。
「剣は抜かなくて良いですから! お、お姉様はそんなこと望んでいませんから!」
シュラルドルフは「そうか」と言い、いつもの仏頂面に戻った。
0
あなたにおすすめの小説
私を選ばなかったくせに~推しの悪役令嬢になってしまったので、本物以上に悪役らしい振る舞いをして婚約破棄してやりますわ、ザマア~
あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。
「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたのでしょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
皆様、お待ちかねの断罪の時間です!!~不遇の悪役顔令嬢の思うがままに~
古駒フミ
恋愛
毒親に取り上げられたゲーム――華やかなヒロインが『誰か』を救済していく物語。その世界に転生したのが、没落令嬢のアマリア・グラナト・ペタイゴイツァ。悪役顔の彼女には婚約者がいた。学園に通う彼の卒業をもって、婚姻となっていた――が。
婚約者の行方が知れない……どころではなかった。彼の『存在自体』が消えつつあった。
婚約者の安否を求めて、アマリアは学園に編入することになった。
ここは名門プレヤーデン学園。雁字搦めの牢獄のような学園、楽しみも何もないところと……ただ。
生徒の夢の中に現れるのが――『劇場街』。醜聞にまみれた生徒を観劇する、数少ない娯楽に溢れた場所。
奇しくもゲームの舞台となった学園、ゲームのヒロイン同様、消えつつある『誰か』の存在を救う為に奮闘していくことになる――。
「―そちらのご令嬢を罰するのは、この私よ」
――これは敗北から始まる物語。折れなかった『悪役』が舞台に返り咲いていく。
恋焦がれた『誰か』を取り戻す為に。
逃げたい悪役令嬢と、逃がさない王子
ねむたん
恋愛
セレスティーナ・エヴァンジェリンは今日も王宮の廊下を静かに歩きながら、ちらりと視線を横に流した。白いドレスを揺らし、愛らしく微笑むアリシア・ローゼンベルクの姿を目にするたび、彼女の胸はわずかに弾む。
(その調子よ、アリシア。もっと頑張って! あなたがしっかり王子を誘惑してくれれば、私は自由になれるのだから!)
期待に満ちた瞳で、影からこっそり彼女の奮闘を見守る。今日こそレオナルトがアリシアの魅力に落ちるかもしれない——いや、落ちてほしい。
十三回目の人生でようやく自分が悪役令嬢ポジと気づいたので、もう殿下の邪魔はしませんから構わないで下さい!
翠玉 結
恋愛
公爵令嬢である私、エリーザは挙式前夜の式典で命を落とした。
「貴様とは、婚約破棄する」と残酷な事を突きつける婚約者、王太子殿下クラウド様の手によって。
そしてそれが一度ではなく、何度も繰り返していることに気が付いたのは〖十三回目〗の人生。
死んだ理由…それは、毎回悪役令嬢というポジションで立ち振る舞い、殿下の恋路を邪魔していたいたからだった。
どう頑張ろうと、殿下からの愛を受け取ることなく死ぬ。
その結末をが分かっているならもう二度と同じ過ちは繰り返さない!
そして死なない!!
そう思って殿下と関わらないようにしていたのに、
何故か前の記憶とは違って、まさかのご執心で溺愛ルートまっしぐらで?!
「殿下!私、死にたくありません!」
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
※他サイトより転載した作品です。
悪意には悪意で
12時のトキノカネ
恋愛
私の不幸はあの女の所為?今まで穏やかだった日常。それを壊す自称ヒロイン女。そしてそのいかれた女に悪役令嬢に指定されたミリ。ありがちな悪役令嬢ものです。
私を悪意を持って貶めようとするならば、私もあなたに同じ悪意を向けましょう。
ぶち切れ気味の公爵令嬢の一幕です。
悪役令嬢に転生しましたが、行いを変えるつもりはありません
れぐまき
恋愛
公爵令嬢セシリアは皇太子との婚約発表舞踏会で、とある男爵令嬢を見かけたことをきっかけに、自分が『宝石の絆』という乙女ゲームのライバルキャラであることを知る。
「…私、間違ってませんわね」
曲がったことが大嫌いなオーバースペック公爵令嬢が自分の信念を貫き通す話
…だったはずが最近はどこか天然の主人公と勘違い王子のすれ違い(勘違い)恋愛話になってきている…
5/13
ちょっとお話が長くなってきたので一旦全話非公開にして纏めたり加筆したりと大幅に修正していきます
5/22
修正完了しました。明日から通常更新に戻ります
9/21
完結しました
また気が向いたら番外編として二人のその後をアップしていきたいと思います
転生者はチートな悪役令嬢になりました〜私を死なせた貴方を許しません〜
みおな
恋愛
私が転生したのは、乙女ゲームの世界でした。何ですか?このライトノベル的な展開は。
しかも、転生先の悪役令嬢は公爵家の婚約者に冤罪をかけられて、処刑されてるじゃないですか。
冗談は顔だけにして下さい。元々、好きでもなかった婚約者に、何で殺されなきゃならないんですか!
わかりました。私が転生したのは、この悪役令嬢を「救う」ためなんですね?
それなら、ついでに公爵家との婚約も回避しましょう。おまけで貴方にも仕返しさせていただきますね?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる