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プルウィア
見た目と中身の違いをしっかりと考えないといけないな
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爆風により外に投げ出され、体を床に打ち付けてしまった。
頭は何とか守ったけど、肩とか腕とかをぶつけちまって、すぐに動けない……。
「大丈夫ですか!?」
「普通に大丈夫じゃない。体中痛い」
「で、ですよね。あの、何があったんですか?」
「俺にもわからない」
魔力を送り込んだ瞬間、後ろからの爆発音。からの、機械からの煙、爆発。
これだけの情報で、現状をどうやって理解しろと?
────ん? 何かが俺の腕の中で動いてる?
「んー!!!」
「あ、忘れてた」
咄嗟に抱え込んでしまった餓鬼が、俺の胸元をどんどん叩いている。
さすがに重たかったか。
成人男性の体重をかけられたんだもんな、全体重じゃないにしろ苦しいか、悪いな。
「プハッ!!」
「大丈夫か?」
床に座り直しアマリアを立たせると、煙で咳き込みながらもしっかりと立ってくれた。
怪我も特にしていないみたいだな、良かった。
「ケホッ、カホッ」
「煙がまだ漂っているから仕方がないか。ここからひとまず離れるぞ受付嬢、ここに居ると体に悪い。また爆発しないとも限らんし、移動しよう」
「あ、はい…………」
アマリアは部屋の方を見て動こうとしてくれない。
思い入れがあるだろうな。でも、危険だから行くぞ。
無理やり抱っこし連れて行く。
餓鬼の顔がちょうど俺の耳近くにあるから、何を呟いているのかまるわかりなんだよなぁ。
「僕の機械が…………、壊れた事なんてなかったのに。メンテナンスもしっかりして、毎日欠かさず手入れもしてきた。不具合なんてなかったはずなのに、なんで…………」
心が抉られる……。
めっちゃ気にしてるじゃねぇーかよ。
…………待てよ……?
これって、冷静に考えてみると…………この騒ぎの原因って、俺の魔力じゃね?
油断せず思いっきり魔力を注ぎ込んだ結果、機械やドアが魔力に耐えきる事が出来ず、爆発した…………みたいな?
え、俺のせいじゃない?
で、でも。ほら、思いっきりやれって言われたし、これは俺だけの責任ではなく、そう言った奴も悪いというか。何というか…………。
どうやってこの事態を穏便に済ませようか考えていると、さっきまでぶつぶつ呟いていたアマリアの声が急に止まる。
「──す」
「…………?」
な、なんだ?
なんか、明るい声……?
「すごい…………」
「え?」
「すごいよ君!!!」
「………………………………え?」
恐る恐る、アマリアの方を見ると…………。
「なに、目を輝かせているの…………」
「今の魔力は一体何? どこから出したの、今はどうやって魔力を制御しているの?!」
あ、もう無理だ。俺はもう無理。この子について行けない。
こんなに目を輝かせて、笑顔で言い寄ってくる子供なんて。
どう相手をすればいいんだ、誰かカンニングペーパーをくれ。
目を逸らし、廊下を進むのに集中しようとしたんだけど、視線がどうしてもうるさい。
視界の端に入る輝いている目が鬱陶しい。
「受付嬢」
「何ですか?」
「助けて」
「え?」
「俺が担いでいる餓鬼を受けとってくれ」
「え?」
いや、”え?”ではなく助けてほしいんだけど。
このまま無言で歩いていると、どんどん人の声が聞こえ始めた。
ホールに近づいて来たな、助かった。
歩き進めると、俺達の姿が目に入ったアルカとリヒトが立ち上がり駆け寄ってくる。
心配してくれていたのか、少し不安げに眉を下げていた。
まぁ、その心配は的中だな。
俺、追放されるかもしれない、今後どうしよう。
「どうでしたか!?」
「合格したのか!?」
あぁ…………。だよなぁ、聞いて来るよなぁ。
んー、なんて答えよう。
というか、俺は合格したのか? 不合格なのか? それすらわからん。
言い淀んでいると、アルカとリヒトが目を開き、俺が抱えているアマリアを見た。
「え、ちょっと待ってください。なんで、カガミヤさんはアマリア様を抱えているのですか? 何があったのですか?」
「…………俺の魔力で部屋が吹き飛んだ」
俺の簡単な説明で、さっきよりもっと困惑顔を深めた二人。
開いた口が塞がらないって顔だな、だが気持ちはわかるから何も言わねぇよ。
俺の腕の中にいるアマリアがモゾモゾと動き出し、アルカとリヒトに説明してくれた。
「この人の魔力が濃厚且つ、量が一般の人の数十倍。普通ならコントロールすら難しい魔力量を所持している。今も、どうやって抑え込んでいるのか予測すら出来ない。今見ても、魔力を抑えている道具などがあるように見えないし、どうなっているんだろう」
「まじまじ見てもわからないと思うぞ」
「それじゃ、教えてくれる?」
「教えたいけど、俺自身わからないから無理」
説明からアマリアの疑問に変わり、見上げて来る。
そんなに見られても、何も答えられないってば。
本当に分からないんだよ。
というか、アマリア様? なんでこんな餓鬼に、”様”を付けているんだ?
こいつ、もしかしてこう見えて結構な年齢?
もう何があってもこの世界ならあり得るし、魔法で餓鬼の姿をしていると言われても納得出来る。
もしかしたら、八十過ぎの可能性が…………。
普通に話していると、リヒトが後ろから顔を青くし声をかけてきた。
何でそんなに怖がっているんだ?
「あ、あの。カガミヤさん、あまりアマリア様にそのような口は…………。もしかすると首を取られてしまう可能性が」
「え、どういう事。というか、この子って一体何者?」
「…………管理者の一人です」
…………え。、え?
管理者って、確か人とは思えない非道な行いをする外道集団の事だよな。
警察より酷く、人の心がない人達の集まりかと思っていたんだけど、違うの?
改めてみるけど、普通に子供。子供じゃないって事でいいのか?
ぼそぼそ話していると、アマリアが怪しむような目でこっちを見てきた。
これは、確かに普通の子供の目ではないな、鋭い。
「何話しているの」
「へ!? い、いや。なんでもありません…………」
「へぇ、僕には言えないんだ」
「いえ!! そんな事ありません!!」
「なら、話せるよね?」
「…………」
俺に助けを求めるように、リヒトがチラッと見上げてくる。
これは話してもいいんだろうか。でも、話さないと何をするかわからないんだよな、管理者って。
「お前って、管理者って呼ばれている人達の一人なのか?」
「うん」
…………こんなにあっさりと教えてくれるのですね、ありがとうございます。
頭は何とか守ったけど、肩とか腕とかをぶつけちまって、すぐに動けない……。
「大丈夫ですか!?」
「普通に大丈夫じゃない。体中痛い」
「で、ですよね。あの、何があったんですか?」
「俺にもわからない」
魔力を送り込んだ瞬間、後ろからの爆発音。からの、機械からの煙、爆発。
これだけの情報で、現状をどうやって理解しろと?
────ん? 何かが俺の腕の中で動いてる?
「んー!!!」
「あ、忘れてた」
咄嗟に抱え込んでしまった餓鬼が、俺の胸元をどんどん叩いている。
さすがに重たかったか。
成人男性の体重をかけられたんだもんな、全体重じゃないにしろ苦しいか、悪いな。
「プハッ!!」
「大丈夫か?」
床に座り直しアマリアを立たせると、煙で咳き込みながらもしっかりと立ってくれた。
怪我も特にしていないみたいだな、良かった。
「ケホッ、カホッ」
「煙がまだ漂っているから仕方がないか。ここからひとまず離れるぞ受付嬢、ここに居ると体に悪い。また爆発しないとも限らんし、移動しよう」
「あ、はい…………」
アマリアは部屋の方を見て動こうとしてくれない。
思い入れがあるだろうな。でも、危険だから行くぞ。
無理やり抱っこし連れて行く。
餓鬼の顔がちょうど俺の耳近くにあるから、何を呟いているのかまるわかりなんだよなぁ。
「僕の機械が…………、壊れた事なんてなかったのに。メンテナンスもしっかりして、毎日欠かさず手入れもしてきた。不具合なんてなかったはずなのに、なんで…………」
心が抉られる……。
めっちゃ気にしてるじゃねぇーかよ。
…………待てよ……?
これって、冷静に考えてみると…………この騒ぎの原因って、俺の魔力じゃね?
油断せず思いっきり魔力を注ぎ込んだ結果、機械やドアが魔力に耐えきる事が出来ず、爆発した…………みたいな?
え、俺のせいじゃない?
で、でも。ほら、思いっきりやれって言われたし、これは俺だけの責任ではなく、そう言った奴も悪いというか。何というか…………。
どうやってこの事態を穏便に済ませようか考えていると、さっきまでぶつぶつ呟いていたアマリアの声が急に止まる。
「──す」
「…………?」
な、なんだ?
なんか、明るい声……?
「すごい…………」
「え?」
「すごいよ君!!!」
「………………………………え?」
恐る恐る、アマリアの方を見ると…………。
「なに、目を輝かせているの…………」
「今の魔力は一体何? どこから出したの、今はどうやって魔力を制御しているの?!」
あ、もう無理だ。俺はもう無理。この子について行けない。
こんなに目を輝かせて、笑顔で言い寄ってくる子供なんて。
どう相手をすればいいんだ、誰かカンニングペーパーをくれ。
目を逸らし、廊下を進むのに集中しようとしたんだけど、視線がどうしてもうるさい。
視界の端に入る輝いている目が鬱陶しい。
「受付嬢」
「何ですか?」
「助けて」
「え?」
「俺が担いでいる餓鬼を受けとってくれ」
「え?」
いや、”え?”ではなく助けてほしいんだけど。
このまま無言で歩いていると、どんどん人の声が聞こえ始めた。
ホールに近づいて来たな、助かった。
歩き進めると、俺達の姿が目に入ったアルカとリヒトが立ち上がり駆け寄ってくる。
心配してくれていたのか、少し不安げに眉を下げていた。
まぁ、その心配は的中だな。
俺、追放されるかもしれない、今後どうしよう。
「どうでしたか!?」
「合格したのか!?」
あぁ…………。だよなぁ、聞いて来るよなぁ。
んー、なんて答えよう。
というか、俺は合格したのか? 不合格なのか? それすらわからん。
言い淀んでいると、アルカとリヒトが目を開き、俺が抱えているアマリアを見た。
「え、ちょっと待ってください。なんで、カガミヤさんはアマリア様を抱えているのですか? 何があったのですか?」
「…………俺の魔力で部屋が吹き飛んだ」
俺の簡単な説明で、さっきよりもっと困惑顔を深めた二人。
開いた口が塞がらないって顔だな、だが気持ちはわかるから何も言わねぇよ。
俺の腕の中にいるアマリアがモゾモゾと動き出し、アルカとリヒトに説明してくれた。
「この人の魔力が濃厚且つ、量が一般の人の数十倍。普通ならコントロールすら難しい魔力量を所持している。今も、どうやって抑え込んでいるのか予測すら出来ない。今見ても、魔力を抑えている道具などがあるように見えないし、どうなっているんだろう」
「まじまじ見てもわからないと思うぞ」
「それじゃ、教えてくれる?」
「教えたいけど、俺自身わからないから無理」
説明からアマリアの疑問に変わり、見上げて来る。
そんなに見られても、何も答えられないってば。
本当に分からないんだよ。
というか、アマリア様? なんでこんな餓鬼に、”様”を付けているんだ?
こいつ、もしかしてこう見えて結構な年齢?
もう何があってもこの世界ならあり得るし、魔法で餓鬼の姿をしていると言われても納得出来る。
もしかしたら、八十過ぎの可能性が…………。
普通に話していると、リヒトが後ろから顔を青くし声をかけてきた。
何でそんなに怖がっているんだ?
「あ、あの。カガミヤさん、あまりアマリア様にそのような口は…………。もしかすると首を取られてしまう可能性が」
「え、どういう事。というか、この子って一体何者?」
「…………管理者の一人です」
…………え。、え?
管理者って、確か人とは思えない非道な行いをする外道集団の事だよな。
警察より酷く、人の心がない人達の集まりかと思っていたんだけど、違うの?
改めてみるけど、普通に子供。子供じゃないって事でいいのか?
ぼそぼそ話していると、アマリアが怪しむような目でこっちを見てきた。
これは、確かに普通の子供の目ではないな、鋭い。
「何話しているの」
「へ!? い、いや。なんでもありません…………」
「へぇ、僕には言えないんだ」
「いえ!! そんな事ありません!!」
「なら、話せるよね?」
「…………」
俺に助けを求めるように、リヒトがチラッと見上げてくる。
これは話してもいいんだろうか。でも、話さないと何をするかわからないんだよな、管理者って。
「お前って、管理者って呼ばれている人達の一人なのか?」
「うん」
…………こんなにあっさりと教えてくれるのですね、ありがとうございます。
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