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三人修行
天才の本領発揮
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「え、っと。それは構いませんが、逆にそんなことでいいのですか? 修行相手なら喜んでお受けしますが、それは罰ではない気がしますよ」
「いや、罰を与えたくて言っているんじゃないですよ? 俺は今、できるだけ早く、強くならないといけないんです。少しでも、俺が戦えるようにならないといけないんです」
少しでも、ほんの少しでも強くなって、被害を抑える。怪我をする人を減らし、被害を最小限に。今以上に、死んでしまう人が増えないように。俺は、強くなる。
「…………わかりました。俺に出来る事があれば、全力でやります」
「っ、ありがとうございます!!」
「あと、敬語はおやめください。話しやすいようにで」
「え、あ、わ、わかった」
普通に話していいのならそっちの方が話しやすい。
「それじゃ、ここは任せたぞ」
「え、任せるのですか?」
「? あぁ。俺はまだやる事がある。お前ならこいつらの面倒見れるだろ」
「いや、しかし…………」
呪いに侵される前と同じ態度の水分さんに、戸惑う弥来さん。信じているんだなぁ、水分さん。もう、弥来さんの事をまったく疑っていない。
いや、そもそも呪いのせいだったから、弥来さんの意思で人を襲ったわけではない。俺も水分さんと同じ態度で接するかなぁ。疑うのも疲れるし。
「お前は何かやろうと疑っているのか? お前は俺を殺そうと考えるか?」
「滅相もございません!! 私はこの命ある限り、最後まで貴方に仕えさせていただきます! この命を使い、貴方を守り続けます!」
水分さんの言葉に必死に弁明する弥来さん。こんなこと、水分さんを心から慕っていないと言えないだろう。
「だろ? なら、俺だってそんなお前を信じる。部下を信じる事が出来ないなど、主ではない。主になるなら、部下を信じ、導き、育てる。俺は、お前を信じ、最後まで面倒を見よう。お前も、俺にしっかりと付いてこい」
「っ! はい!!」
これが、本当の上司、主になるのか。主は弟子を信じ、弟子は主に誠心誠意仕える。
俺も、式神達からしたら主になる。式神達は俺を心から信じ、今まで頑張ってくれていた。でも、俺はどうだろうか。口では信じると言っていたのに、水分さんみたいな行動は出来ない、出来ていなかった。
…………信じるというのは、口だけで言うだけではだめ。”この人なら大丈夫”とすべてを任せる。これは全てをぶん投げたのではなく、信じて任せたということ。
俺も、同じことが出来るかなぁ。
「優夏」
「え、なに?」
「なんか、考えているのか?」
「え?」
考えているのかって、顔に出ていたのかな。
「悩んでいるとまではいかないが、なんとかく考え込んでいるような気がした。気のせいなら悪い」
「え、いや。考え込んでいるわけではないけど、いいなぁって思ってさ」
「いいな?」
「うん。水分さんと弥来さんの関係性、あれが理想なんだろうなって思っただけだよ」
「…………ふーん」
あ、返答に困ってしまったのかな、ごめん……。
「優夏なら大丈夫だと思うけど」
「え? 大丈夫って?」
「優夏は人を信じている。ただ、そこに不安が混じっているだけだ。それは経験を積むしかないと思う。あの二人は、あの関係になるほどの経験を積んできたんだと思うぞ」
そうか、靖弥の言う通りだ。ただ人を信じるだけではあそこまでの強い関係は結べない。今までの経験が、あの二人を作りあげているんだ。
弥来さんは水分さんを見送り、俺達を見た。まだ不安そうではあるけど、水分さんの想いに答えようと気を引き締めていた。
「では、これからは俺も協力しますので、よろしくお願いします」
「「はい!! よろしくお願いします!」」
俺も、今すぐは難しいだろうけど、頑張るぞ!!
……………………ん? あれ、なんか体に違和感。なんだ? なんか、こう。
法力、吸い取られてる?? え? え!? いきなりなにこれ?!
☆
「おーい、来たぞっ――天才は伊達じゃねぇって事か」
「お、お疲れさん。天才様の面倒を見るのって、結構楽しいぞ」
『楽しがらないでくれる? 真面目にやって』
「はいはい」
まったく、僕が天才なのは知っているけど、それを面白がるなんておかしいでしょ。真面目にやってほしいものだよ。
今は真面目にやってくれた成果が出ているから特に問題はないんだけどさ。
「それにしても、半日でもうここまで出来るものなのか? 一、二年はかかる修行のはずなんだが?」
僕がやっていたのは、優夏がやっていたものと同じ法力の制御。湖の水を法力だけで浮かび上がらせる。
今はもう竜巻まで作り出せるようになった。これを一つにと考えると、結構細かな制御が必要になるからほんの少しだけ骨が折れる。
「法力、使えたんだな」
「今の半透明も法力により出現させているはずだ。つまり、今までも使っていたんだよ。だが、これしか出来ないと勝手に思い込んでいただけ。実態が無いから、本体にある法力は使えないと思い込んでいただけだ」
「なるほどな。やはり、こういうのはお前の方が強いな」
「柔軟なもので」
むかつく。けど、頭が柔らかいから、人が思いつかない事や思いついたとしてもやろうと思わないことをやろうとするんだろうね。
出来る出来ないで考えるんじゃなく、出来ないのならどうやったらできるのかを考える。実力だけなら、おそらくこの場にいる誰よりもあるだろう。
性格破綻者だけど。
「一つにまとめることは出来るのか?」
『今やってるよ』
竜巻として舞い上がっている水、あれを一つにするように集中すればいいんだよね。
頭の中で波立つ湖を想像、息を整え静かにする事に意識。
竜巻が徐々に中心に集まる。ぶつけてしまうと力が分散してしまうから、優しくお互いを支え合うような感覚、取り込むように想像
僕の意図するように竜巻は動き、複数あった竜巻は一つに集まり数を減らす。このまま心を落ち着かせ、法力を少しずつ送り続ける。
『…………ふぅ』
一滴、水が落ちる音。それを最後に、何も聞こえなくなった。
『これで、いいの?』
湖の上空には、透明な水が一つに集まり浮いている姿。うん、優夏が成功した時と同じ光景だ。
「まさか、これが安倍晴明の子孫」
「面白いだろ?」
「確かにな」
『ねぇ、面白がってないで。僕の質問に答えてくれる? これでいいのかって聞いてるんだけど。質問にも答えられないの? 僕が凄いからって見惚れないでくれる?』
「いや、さすがにすごいなって思ってな。これでやっと、修行の始まりに立つことが出来た」
今回のは始まってすらなかったって事か。まぁ、あれは優夏だから時間がかかっていただけだしね。僕の身体なら、こんな事すぐに出来る。
「それじゃ、次にすぐ移行する。準備はいいな?」
『早く教えて、時間がない』
「はいはい」
「いや、罰を与えたくて言っているんじゃないですよ? 俺は今、できるだけ早く、強くならないといけないんです。少しでも、俺が戦えるようにならないといけないんです」
少しでも、ほんの少しでも強くなって、被害を抑える。怪我をする人を減らし、被害を最小限に。今以上に、死んでしまう人が増えないように。俺は、強くなる。
「…………わかりました。俺に出来る事があれば、全力でやります」
「っ、ありがとうございます!!」
「あと、敬語はおやめください。話しやすいようにで」
「え、あ、わ、わかった」
普通に話していいのならそっちの方が話しやすい。
「それじゃ、ここは任せたぞ」
「え、任せるのですか?」
「? あぁ。俺はまだやる事がある。お前ならこいつらの面倒見れるだろ」
「いや、しかし…………」
呪いに侵される前と同じ態度の水分さんに、戸惑う弥来さん。信じているんだなぁ、水分さん。もう、弥来さんの事をまったく疑っていない。
いや、そもそも呪いのせいだったから、弥来さんの意思で人を襲ったわけではない。俺も水分さんと同じ態度で接するかなぁ。疑うのも疲れるし。
「お前は何かやろうと疑っているのか? お前は俺を殺そうと考えるか?」
「滅相もございません!! 私はこの命ある限り、最後まで貴方に仕えさせていただきます! この命を使い、貴方を守り続けます!」
水分さんの言葉に必死に弁明する弥来さん。こんなこと、水分さんを心から慕っていないと言えないだろう。
「だろ? なら、俺だってそんなお前を信じる。部下を信じる事が出来ないなど、主ではない。主になるなら、部下を信じ、導き、育てる。俺は、お前を信じ、最後まで面倒を見よう。お前も、俺にしっかりと付いてこい」
「っ! はい!!」
これが、本当の上司、主になるのか。主は弟子を信じ、弟子は主に誠心誠意仕える。
俺も、式神達からしたら主になる。式神達は俺を心から信じ、今まで頑張ってくれていた。でも、俺はどうだろうか。口では信じると言っていたのに、水分さんみたいな行動は出来ない、出来ていなかった。
…………信じるというのは、口だけで言うだけではだめ。”この人なら大丈夫”とすべてを任せる。これは全てをぶん投げたのではなく、信じて任せたということ。
俺も、同じことが出来るかなぁ。
「優夏」
「え、なに?」
「なんか、考えているのか?」
「え?」
考えているのかって、顔に出ていたのかな。
「悩んでいるとまではいかないが、なんとかく考え込んでいるような気がした。気のせいなら悪い」
「え、いや。考え込んでいるわけではないけど、いいなぁって思ってさ」
「いいな?」
「うん。水分さんと弥来さんの関係性、あれが理想なんだろうなって思っただけだよ」
「…………ふーん」
あ、返答に困ってしまったのかな、ごめん……。
「優夏なら大丈夫だと思うけど」
「え? 大丈夫って?」
「優夏は人を信じている。ただ、そこに不安が混じっているだけだ。それは経験を積むしかないと思う。あの二人は、あの関係になるほどの経験を積んできたんだと思うぞ」
そうか、靖弥の言う通りだ。ただ人を信じるだけではあそこまでの強い関係は結べない。今までの経験が、あの二人を作りあげているんだ。
弥来さんは水分さんを見送り、俺達を見た。まだ不安そうではあるけど、水分さんの想いに答えようと気を引き締めていた。
「では、これからは俺も協力しますので、よろしくお願いします」
「「はい!! よろしくお願いします!」」
俺も、今すぐは難しいだろうけど、頑張るぞ!!
……………………ん? あれ、なんか体に違和感。なんだ? なんか、こう。
法力、吸い取られてる?? え? え!? いきなりなにこれ?!
☆
「おーい、来たぞっ――天才は伊達じゃねぇって事か」
「お、お疲れさん。天才様の面倒を見るのって、結構楽しいぞ」
『楽しがらないでくれる? 真面目にやって』
「はいはい」
まったく、僕が天才なのは知っているけど、それを面白がるなんておかしいでしょ。真面目にやってほしいものだよ。
今は真面目にやってくれた成果が出ているから特に問題はないんだけどさ。
「それにしても、半日でもうここまで出来るものなのか? 一、二年はかかる修行のはずなんだが?」
僕がやっていたのは、優夏がやっていたものと同じ法力の制御。湖の水を法力だけで浮かび上がらせる。
今はもう竜巻まで作り出せるようになった。これを一つにと考えると、結構細かな制御が必要になるからほんの少しだけ骨が折れる。
「法力、使えたんだな」
「今の半透明も法力により出現させているはずだ。つまり、今までも使っていたんだよ。だが、これしか出来ないと勝手に思い込んでいただけ。実態が無いから、本体にある法力は使えないと思い込んでいただけだ」
「なるほどな。やはり、こういうのはお前の方が強いな」
「柔軟なもので」
むかつく。けど、頭が柔らかいから、人が思いつかない事や思いついたとしてもやろうと思わないことをやろうとするんだろうね。
出来る出来ないで考えるんじゃなく、出来ないのならどうやったらできるのかを考える。実力だけなら、おそらくこの場にいる誰よりもあるだろう。
性格破綻者だけど。
「一つにまとめることは出来るのか?」
『今やってるよ』
竜巻として舞い上がっている水、あれを一つにするように集中すればいいんだよね。
頭の中で波立つ湖を想像、息を整え静かにする事に意識。
竜巻が徐々に中心に集まる。ぶつけてしまうと力が分散してしまうから、優しくお互いを支え合うような感覚、取り込むように想像
僕の意図するように竜巻は動き、複数あった竜巻は一つに集まり数を減らす。このまま心を落ち着かせ、法力を少しずつ送り続ける。
『…………ふぅ』
一滴、水が落ちる音。それを最後に、何も聞こえなくなった。
『これで、いいの?』
湖の上空には、透明な水が一つに集まり浮いている姿。うん、優夏が成功した時と同じ光景だ。
「まさか、これが安倍晴明の子孫」
「面白いだろ?」
「確かにな」
『ねぇ、面白がってないで。僕の質問に答えてくれる? これでいいのかって聞いてるんだけど。質問にも答えられないの? 僕が凄いからって見惚れないでくれる?』
「いや、さすがにすごいなって思ってな。これでやっと、修行の始まりに立つことが出来た」
今回のは始まってすらなかったって事か。まぁ、あれは優夏だから時間がかかっていただけだしね。僕の身体なら、こんな事すぐに出来る。
「それじゃ、次にすぐ移行する。準備はいいな?」
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「はいはい」
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