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ダンジョンアタック
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夜の闇が迫り始めた湖のほとりの拠点に
息を切らせたロアンヌさんが
心の叫びのような悲壮な声で
俺に助けを求めてきた。
「俺に出来ることなら協力したいですけど、
討伐には自信ないんで力になれるとは
思えないんですけど。」
「討伐は私とカイルで受け持つから、
カケル君にはスキルで協力して欲しいの。
どうしても、どうしても、あの子達を
早く救い出さないと・・・。」
ロアンヌさんは何かを思い出したのか
頽れてしまった。
ザラさん達が慌てて駆け寄り、
温かい紅茶を渡して
食堂の方へ連れていった。
一緒に来たダガーさんがテーブルの席について
事情を話してくれた。
南の街道沿いの草原にダンジョンが出来たのは
少し日が傾きかけた頃のことだったそうだ。
ちょうどその頃、草原では孤児院の子供達が
総出で薬草採取をしていた。
この辺りは魔物が出ることが少なく
比較的安全なのだが、
安い薬草しか手に入らない。
孤児院では子供達の
食費の足しにするために
定期的に薬草採取をしていた。
その日の作業をやめて
孤児院の高齢のシスターが
子供達と一緒に採取した薬草を
まとめている時、
突如発生した黒い大穴が、
シスターと周りにいた
子供達のほとんどを
すっぽりと飲み込んだそうだ。
ロアンヌさんもザラさん達も
この孤児院で育てられていて
その高齢のシスターを母と慕っており、
そこの子供達には少ないながらも
寄付をしていて交流を続けていたそうだ。
この話を聞いてロアンヌさんよりも
ザラさん達3人の方が顔色が悪くなり、
俯いてしまっていた。
「何のために今まで。。。」
ぽつりと誰かが震える声を溢した。
そっか、
こっちの世界で稼いだお金は
こっちの世界で使わないと
経済が回らなくなるよな。
いい使い道を見つけたよ。
そう思っていると、
ザラさん達3人が揃って
顔を上げて嘆願してきた。
「カケル様、ご主人様。
どうかお願いでございます。
私たちもダンジョンに
連れて行ってください。
シスターにはご恩があり、
子供達には幼い兄弟として
家族同然の愛着があります。
助けて頂いたこの命、
本来であればご主人様に
捧げるべきところですが
どうかシスターの救助の為に
使わせてください。」
「うん、それは許可できないよ。
俺じゃなくて、そのシスターが
絶対許可しないよ。
命をそんな風にかけることを
許すようなシスターじゃないでしょ、
きっと。
ここでシロミズチ様と一緒に
待機しておいてくれるかな。
ダンジョンって、周りのものを
取り込んで大きくなるって
話ですよね?
となると、
嫌な予感しかしないから、
行くのは俺だけかな。」
ザラさん達はそれでもと言ってくるが
絶対許可できないよ。
どうすれば諦めてくれるかなと
考えていたら、助け舟が出た。
「ダンジョンにアタックできるのは
6人1組の1パーティだけだ。
ダンジョン討伐隊が来るまでは
その1パーティだけが先行討伐を
許されているからだ。
すでに5人揃っている。
前衛は俺を含めて3人いるが、
後衛にはカイルとネイルがいるが
ヒーラーがいないんだ。
カケルが来てくれると
俺達の生還率が上がるんだ。
出来れば協力してくれないか?」
その言葉を聞いてザラさん達は
がっくりと肩を落としてしまった。
シロミズチ様に声をかけられ、
頷いているところを見ると
諦めてくれたっぽいな。
うーん、前衛じゃないからバリバリの
戦闘には参加しなくてよさそうだけど
どうしようかなと思っていたら、
「カケル、
回復薬が出来たのにゃ。
毒消し薬も出来たから、
これだけでも持っていくのにゃ。
後は現地調達でその場で
製薬スキル頼りになるのにゃ。
ココの分も頑張ってきて
欲しいのにゃ。」
そう言われてしまうと、
崖から突き落とされた気分だな。
やるしかないか。うん。
「か、代われるものなら
代わってあげたいわ。
宝箱は出来たら箱ごと
持って帰ってきてね。」
いや、だから、何しにいくの俺?
貴船さんの言葉でいい感じに脱力できた。
「じゃあ、足手まといにならないよう
力いっぱい頑張りますけど、
あてにはしなで下さい。」
明日の朝の出発かなと思っていたら
今からダンジョンに入るそうだ。
出来たばかりのダンジョンなら
内部の構造次第だけど、中で野営が
出来ることが多いのだそう。
シロミズチ様がふと思案する顔になった。
「ダガー殿、
野営のサポート要員ということで
1人連れて入らぬか?
適任のスキル持ちがいるのだが。」
「非戦闘員ですか。
ポーターを兼ねてということであれば
問題にはならないと思いますが。
・・・あの、貴女は、いえ、貴女様は
もしかして・・・。」
今頃?って感じだけど、ダガーさんと
ロアンヌさんは、白い輝きを薄く放っている
シロミズチ様に気付いたみたい。
「我の事は気にしないでくれると助かる。
ここにいないものとして他言無用で
願いたいのだが。」
「「はい、仰せのままに、女神様。」」
シロミズチ様の推薦でザラさんが
野営要員として同行する事になった。
シフォンさん、ソフィさんから色々と
頼まれているようだったけど、
少し落ち着いた頃合いで拠点から
出発する事になった。
他のメンバーはダンジョン近くで
待っている事になっているそうだ。
「ここから一気にダンジョン近くの
街道までスキルで飛んでみたいんですが、
方向って分かりますか?」
「おいおい、無茶な話だな。
この4人一緒に飛べるっていうのか?
マジかよ。。
あの一番高い尖塔の向こうあたりが
そのはずだ。
途中で落ちたりしないよな?」
「大丈夫だと思いますよ。
(もし、落ちて骨が折れても
直せるだろうし。
即死じゃなければいいよな。)
じゃ、行ってきます。」
4人で手を繋いで、
ハイパージャンプ のスキルを発動させた。
すごい速さで飛び上がったから、
ダガーさんとザラさんは悲鳴をあげていた。
暗視 のスキルで街道が見えて来た。
少し脇の草原に真っ暗な穴が空いている。
あそこか。そう思って速度を落として
その近くに落ちるように降り立った。
痛いという悲鳴を聞いてすぐに、
浄化回復 のスキルを使った。
真っ暗なダンジョンの入り口に立つと
震えるかと思ったけど、案外落ち着いている。
初のダンジョンアタックに向けて
その先の闇をじっと見つめていた。
息を切らせたロアンヌさんが
心の叫びのような悲壮な声で
俺に助けを求めてきた。
「俺に出来ることなら協力したいですけど、
討伐には自信ないんで力になれるとは
思えないんですけど。」
「討伐は私とカイルで受け持つから、
カケル君にはスキルで協力して欲しいの。
どうしても、どうしても、あの子達を
早く救い出さないと・・・。」
ロアンヌさんは何かを思い出したのか
頽れてしまった。
ザラさん達が慌てて駆け寄り、
温かい紅茶を渡して
食堂の方へ連れていった。
一緒に来たダガーさんがテーブルの席について
事情を話してくれた。
南の街道沿いの草原にダンジョンが出来たのは
少し日が傾きかけた頃のことだったそうだ。
ちょうどその頃、草原では孤児院の子供達が
総出で薬草採取をしていた。
この辺りは魔物が出ることが少なく
比較的安全なのだが、
安い薬草しか手に入らない。
孤児院では子供達の
食費の足しにするために
定期的に薬草採取をしていた。
その日の作業をやめて
孤児院の高齢のシスターが
子供達と一緒に採取した薬草を
まとめている時、
突如発生した黒い大穴が、
シスターと周りにいた
子供達のほとんどを
すっぽりと飲み込んだそうだ。
ロアンヌさんもザラさん達も
この孤児院で育てられていて
その高齢のシスターを母と慕っており、
そこの子供達には少ないながらも
寄付をしていて交流を続けていたそうだ。
この話を聞いてロアンヌさんよりも
ザラさん達3人の方が顔色が悪くなり、
俯いてしまっていた。
「何のために今まで。。。」
ぽつりと誰かが震える声を溢した。
そっか、
こっちの世界で稼いだお金は
こっちの世界で使わないと
経済が回らなくなるよな。
いい使い道を見つけたよ。
そう思っていると、
ザラさん達3人が揃って
顔を上げて嘆願してきた。
「カケル様、ご主人様。
どうかお願いでございます。
私たちもダンジョンに
連れて行ってください。
シスターにはご恩があり、
子供達には幼い兄弟として
家族同然の愛着があります。
助けて頂いたこの命、
本来であればご主人様に
捧げるべきところですが
どうかシスターの救助の為に
使わせてください。」
「うん、それは許可できないよ。
俺じゃなくて、そのシスターが
絶対許可しないよ。
命をそんな風にかけることを
許すようなシスターじゃないでしょ、
きっと。
ここでシロミズチ様と一緒に
待機しておいてくれるかな。
ダンジョンって、周りのものを
取り込んで大きくなるって
話ですよね?
となると、
嫌な予感しかしないから、
行くのは俺だけかな。」
ザラさん達はそれでもと言ってくるが
絶対許可できないよ。
どうすれば諦めてくれるかなと
考えていたら、助け舟が出た。
「ダンジョンにアタックできるのは
6人1組の1パーティだけだ。
ダンジョン討伐隊が来るまでは
その1パーティだけが先行討伐を
許されているからだ。
すでに5人揃っている。
前衛は俺を含めて3人いるが、
後衛にはカイルとネイルがいるが
ヒーラーがいないんだ。
カケルが来てくれると
俺達の生還率が上がるんだ。
出来れば協力してくれないか?」
その言葉を聞いてザラさん達は
がっくりと肩を落としてしまった。
シロミズチ様に声をかけられ、
頷いているところを見ると
諦めてくれたっぽいな。
うーん、前衛じゃないからバリバリの
戦闘には参加しなくてよさそうだけど
どうしようかなと思っていたら、
「カケル、
回復薬が出来たのにゃ。
毒消し薬も出来たから、
これだけでも持っていくのにゃ。
後は現地調達でその場で
製薬スキル頼りになるのにゃ。
ココの分も頑張ってきて
欲しいのにゃ。」
そう言われてしまうと、
崖から突き落とされた気分だな。
やるしかないか。うん。
「か、代われるものなら
代わってあげたいわ。
宝箱は出来たら箱ごと
持って帰ってきてね。」
いや、だから、何しにいくの俺?
貴船さんの言葉でいい感じに脱力できた。
「じゃあ、足手まといにならないよう
力いっぱい頑張りますけど、
あてにはしなで下さい。」
明日の朝の出発かなと思っていたら
今からダンジョンに入るそうだ。
出来たばかりのダンジョンなら
内部の構造次第だけど、中で野営が
出来ることが多いのだそう。
シロミズチ様がふと思案する顔になった。
「ダガー殿、
野営のサポート要員ということで
1人連れて入らぬか?
適任のスキル持ちがいるのだが。」
「非戦闘員ですか。
ポーターを兼ねてということであれば
問題にはならないと思いますが。
・・・あの、貴女は、いえ、貴女様は
もしかして・・・。」
今頃?って感じだけど、ダガーさんと
ロアンヌさんは、白い輝きを薄く放っている
シロミズチ様に気付いたみたい。
「我の事は気にしないでくれると助かる。
ここにいないものとして他言無用で
願いたいのだが。」
「「はい、仰せのままに、女神様。」」
シロミズチ様の推薦でザラさんが
野営要員として同行する事になった。
シフォンさん、ソフィさんから色々と
頼まれているようだったけど、
少し落ち着いた頃合いで拠点から
出発する事になった。
他のメンバーはダンジョン近くで
待っている事になっているそうだ。
「ここから一気にダンジョン近くの
街道までスキルで飛んでみたいんですが、
方向って分かりますか?」
「おいおい、無茶な話だな。
この4人一緒に飛べるっていうのか?
マジかよ。。
あの一番高い尖塔の向こうあたりが
そのはずだ。
途中で落ちたりしないよな?」
「大丈夫だと思いますよ。
(もし、落ちて骨が折れても
直せるだろうし。
即死じゃなければいいよな。)
じゃ、行ってきます。」
4人で手を繋いで、
ハイパージャンプ のスキルを発動させた。
すごい速さで飛び上がったから、
ダガーさんとザラさんは悲鳴をあげていた。
暗視 のスキルで街道が見えて来た。
少し脇の草原に真っ暗な穴が空いている。
あそこか。そう思って速度を落として
その近くに落ちるように降り立った。
痛いという悲鳴を聞いてすぐに、
浄化回復 のスキルを使った。
真っ暗なダンジョンの入り口に立つと
震えるかと思ったけど、案外落ち着いている。
初のダンジョンアタックに向けて
その先の闇をじっと見つめていた。
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