9 / 14
9
しおりを挟む
勿論、過激な語句で誘うエロ画像に引き寄せられる人間心理は理解出来る。
性産業の全てを否定するつもりもない。
性的な事、異性の裸に関心を持つ事も性欲がある事も至極真っ当な事だ。
勿論男性も女性も千差万別。
風俗を健全に楽しむのは勝手と言えば勝手だ。
だが風俗で向き合う男女は首から下は素っ裸なのに無意識に薄い仮面を被っている。
性だけに特化したサービスには現実の憂さを忘れさせてくれる魅力があるが、所詮は人間を買っているのだ。
金で得るべきでないものを買っているのだ。
それを忘れてはならない。
本来、人間の命も性も金では売り買い出来ない尊いものだ。
風俗は男女の真剣交際を経て性行為に至る時間や手間や理解し合う努力を飛び越え、簡単にセックスに至れるという利点がある。
但し安易に手に入るからこそ、覗いた事のない世界を覗きたくもなる。
エロ画像にしてもそうだ。
様々なジャンルがあるが、そのジャンルの一つが児童ポルノと勘違いしている連中がいる。
児童を性の対象とした時点で犯罪だ。
閲覧した奴等も全員共犯だ。
罪の意識が薄い事事態が大罪だ。
人の尊厳を踏み躙る演出で徒に煽り、倫理を踏み越え、人間の欲望を見透かすように過激な方向へと誘導し犯罪の共犯者を作っていく。
自分はあるから行っただけ、あるから閲覧しただけに過ぎず、無くて困るか?と問われれば、別に無くても生活に支障は無いと断言出来る。
自分が産まれる前からあっただけ。
大半の男達はそんなもんだろう。
性欲処理?
自分に限って言えば性行為など生活の一部に過ぎず、妻や恋人がいなくても同様だ。
通常の人間関係は異性も含め、性行為以外に当てられる多くの時間で築かれているのだから。
女性の胸元が見えたからといって、いきなりスイッチが入る男がどこにいる?
精々良いものが見れたと思うぐらいだ。
風俗を力いっぱい楽しんでいる連中だって、あの手この手で客を呼び込む戦略に所詮踊らされているに過ぎない。
「男の性欲は凄い」というファンタジーで飾っているだけで、単なる性依存性と言ってしまえばそれまでの事。
一つの刺激に慣れれば別の刺激が欲しくなる。
それを見越して趣向の違う性が新しく提供される。
風俗があれば性犯罪の抑止になるというのは大きな間違いだろう。
風俗を利用する男性心理と性犯罪を犯す男性心理とは別物だ。
多少根底で繋がっている部分はあるだろうが、風俗に行く事で性欲が抑えられるというより、行こうとする時点でコントロール出来ているのだから。
単純なスケベ心と好奇心と探求心があるだけ。
それに単なる性欲処理ならば、男の自慰程お手軽なものはない。
金さえ払えば好みの女性と色んなプレイが楽しめる。
だが合法的な店であれば女性に対して何をしても許される訳ではない。
金で性を買うという行為は褒められた事ではないが、ある一定のルールは存在するのだ。
但し探求心はクセモノだ。
「金さえ払えば」と探求心が強く結び付けば、今度は非合法のものさえ金で得られると錯覚するからだ。
少しずつ少しずつ一線を踏み越えていけば道徳観念は揺らぎ鈍化し、金と権力さえあればと禁忌の領域にいつの間にか誘い込まれ、良心ごと呑み込まれてしまう人間も中にはいるのかもしれない。
そして気が重くなるのは、今や犯罪行為として脇に追いやられた極端な性向も、ある一定の需要をもってしぶとく根を張っている点だ。
小児性愛ほど残虐で許されざる性癖はないにも関わらず、しぶとく根を張り善良な人々の生活を脅かしている。
いや、性癖などという生易しいものではない。
そもそも成人男性と幼児とでは身体の大きさが違うのだ。
人として最底辺の悪だ。
根を枯らす必要がある。
尾形からすれば風俗に行く男性心理は理解出来ても、痴漢を含む性犯罪を犯す奴等の心理は全く理解出来なかった。
恐らくソイツ等は性欲あり余ってというより、寧ろある種の不能であり、合意の上でのセックスでは興奮出来ない病気の一種としか思えなかった。
痴漢をするような奴等はさぞかしスケベなのだろうと思いがちだが、実際は女性に触れながら勃起していないと聞いた事があった。
性欲を満たすのではなく、スリルと達成感、嫌がるのを無理にという支配欲を味わいたいだけ。
何らかのコンプレックスかトラウマか分からないが、歪んだ「男らしさ」で承認欲求を満たそうとしているのだろうか。
「男とはそういうもの」という世間の諦観と誤った認識に寄り掛り、それが免罪符になると信じている。
そもそも性犯罪を犯すような連中が風俗で満足するものか。
性産業においては、売る側の大半は女性であり買うのは男性という図式が常態化している。
恐らく男性の方がスケベだからというより、単に富める者が貧しい者から搾取するという構図であり、遥か昔から金と力のある女達は恥じる事なく男性を買っていた。
少なくとも風俗店が乱立する界隈では女性にランクが付けられ、値札を貼られて売られている。
自ら売っているという側面もあるが、男性は女性を性の捌け口として、女性側は男性を金として見る意識を拡大させているようにも見える。
セックスという愛の行為に耽りながら、どこか互いを軽蔑し合い、心に触れ合う事はない。
特に一番質が悪いのが金と権力を持ったクズ共だ。
彼等の思考こそクズだ。
非合法の性行為こそが、何をやっても許される自己の証明であるが如く、その歪んだ自尊心により性欲が掻き立てられている。
犯罪行為さえ、金と力で揉み消せると高を括り、彼等の金と力こそが闇の性産業を支えている場合さえある。
性産業の全てを否定するつもりもない。
性的な事、異性の裸に関心を持つ事も性欲がある事も至極真っ当な事だ。
勿論男性も女性も千差万別。
風俗を健全に楽しむのは勝手と言えば勝手だ。
だが風俗で向き合う男女は首から下は素っ裸なのに無意識に薄い仮面を被っている。
性だけに特化したサービスには現実の憂さを忘れさせてくれる魅力があるが、所詮は人間を買っているのだ。
金で得るべきでないものを買っているのだ。
それを忘れてはならない。
本来、人間の命も性も金では売り買い出来ない尊いものだ。
風俗は男女の真剣交際を経て性行為に至る時間や手間や理解し合う努力を飛び越え、簡単にセックスに至れるという利点がある。
但し安易に手に入るからこそ、覗いた事のない世界を覗きたくもなる。
エロ画像にしてもそうだ。
様々なジャンルがあるが、そのジャンルの一つが児童ポルノと勘違いしている連中がいる。
児童を性の対象とした時点で犯罪だ。
閲覧した奴等も全員共犯だ。
罪の意識が薄い事事態が大罪だ。
人の尊厳を踏み躙る演出で徒に煽り、倫理を踏み越え、人間の欲望を見透かすように過激な方向へと誘導し犯罪の共犯者を作っていく。
自分はあるから行っただけ、あるから閲覧しただけに過ぎず、無くて困るか?と問われれば、別に無くても生活に支障は無いと断言出来る。
自分が産まれる前からあっただけ。
大半の男達はそんなもんだろう。
性欲処理?
自分に限って言えば性行為など生活の一部に過ぎず、妻や恋人がいなくても同様だ。
通常の人間関係は異性も含め、性行為以外に当てられる多くの時間で築かれているのだから。
女性の胸元が見えたからといって、いきなりスイッチが入る男がどこにいる?
精々良いものが見れたと思うぐらいだ。
風俗を力いっぱい楽しんでいる連中だって、あの手この手で客を呼び込む戦略に所詮踊らされているに過ぎない。
「男の性欲は凄い」というファンタジーで飾っているだけで、単なる性依存性と言ってしまえばそれまでの事。
一つの刺激に慣れれば別の刺激が欲しくなる。
それを見越して趣向の違う性が新しく提供される。
風俗があれば性犯罪の抑止になるというのは大きな間違いだろう。
風俗を利用する男性心理と性犯罪を犯す男性心理とは別物だ。
多少根底で繋がっている部分はあるだろうが、風俗に行く事で性欲が抑えられるというより、行こうとする時点でコントロール出来ているのだから。
単純なスケベ心と好奇心と探求心があるだけ。
それに単なる性欲処理ならば、男の自慰程お手軽なものはない。
金さえ払えば好みの女性と色んなプレイが楽しめる。
だが合法的な店であれば女性に対して何をしても許される訳ではない。
金で性を買うという行為は褒められた事ではないが、ある一定のルールは存在するのだ。
但し探求心はクセモノだ。
「金さえ払えば」と探求心が強く結び付けば、今度は非合法のものさえ金で得られると錯覚するからだ。
少しずつ少しずつ一線を踏み越えていけば道徳観念は揺らぎ鈍化し、金と権力さえあればと禁忌の領域にいつの間にか誘い込まれ、良心ごと呑み込まれてしまう人間も中にはいるのかもしれない。
そして気が重くなるのは、今や犯罪行為として脇に追いやられた極端な性向も、ある一定の需要をもってしぶとく根を張っている点だ。
小児性愛ほど残虐で許されざる性癖はないにも関わらず、しぶとく根を張り善良な人々の生活を脅かしている。
いや、性癖などという生易しいものではない。
そもそも成人男性と幼児とでは身体の大きさが違うのだ。
人として最底辺の悪だ。
根を枯らす必要がある。
尾形からすれば風俗に行く男性心理は理解出来ても、痴漢を含む性犯罪を犯す奴等の心理は全く理解出来なかった。
恐らくソイツ等は性欲あり余ってというより、寧ろある種の不能であり、合意の上でのセックスでは興奮出来ない病気の一種としか思えなかった。
痴漢をするような奴等はさぞかしスケベなのだろうと思いがちだが、実際は女性に触れながら勃起していないと聞いた事があった。
性欲を満たすのではなく、スリルと達成感、嫌がるのを無理にという支配欲を味わいたいだけ。
何らかのコンプレックスかトラウマか分からないが、歪んだ「男らしさ」で承認欲求を満たそうとしているのだろうか。
「男とはそういうもの」という世間の諦観と誤った認識に寄り掛り、それが免罪符になると信じている。
そもそも性犯罪を犯すような連中が風俗で満足するものか。
性産業においては、売る側の大半は女性であり買うのは男性という図式が常態化している。
恐らく男性の方がスケベだからというより、単に富める者が貧しい者から搾取するという構図であり、遥か昔から金と力のある女達は恥じる事なく男性を買っていた。
少なくとも風俗店が乱立する界隈では女性にランクが付けられ、値札を貼られて売られている。
自ら売っているという側面もあるが、男性は女性を性の捌け口として、女性側は男性を金として見る意識を拡大させているようにも見える。
セックスという愛の行為に耽りながら、どこか互いを軽蔑し合い、心に触れ合う事はない。
特に一番質が悪いのが金と権力を持ったクズ共だ。
彼等の思考こそクズだ。
非合法の性行為こそが、何をやっても許される自己の証明であるが如く、その歪んだ自尊心により性欲が掻き立てられている。
犯罪行為さえ、金と力で揉み消せると高を括り、彼等の金と力こそが闇の性産業を支えている場合さえある。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
独裁者・武田信玄
いずもカリーシ
歴史・時代
歴史の本とは別の視点で武田信玄という人間を描きます!
平和な時代に、戦争の素人が娯楽[エンターテイメント]の一貫で歴史の本を書いたことで、歴史はただ暗記するだけの詰まらないものと化してしまいました。
『事実は小説よりも奇なり』
この言葉の通り、事実の方が好奇心をそそるものであるのに……
歴史の本が単純で薄い内容であるせいで、フィクションの方が面白く、深い内容になっていることが残念でなりません。
過去の出来事ではありますが、独裁国家が民主国家を数で上回り、戦争が相次いで起こる『現代』だからこそ、この歴史物語はどこかに通じるものがあるかもしれません。
【第壱章 独裁者への階段】 国を一つにできない弱く愚かな支配者は、必ず滅ぶのが戦国乱世の習い
【第弐章 川中島合戦】 戦争の勝利に必要な条件は第一に補給、第二に地形
【第参章 戦いの黒幕】 人の持つ欲を煽って争いの種を撒き、愚かな者を操って戦争へと発展させる武器商人
【第肆章 織田信長の愛娘】 人間の生きる価値は、誰かの役に立つ生き方のみにこそある
【最終章 西上作戦】 人々を一つにするには、敵が絶対に必要である
この小説は『大罪人の娘』を補完するものでもあります。
(前編が執筆終了していますが、後編の執筆に向けて修正中です)
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる