森蘭丸外伝─果心居士

春野わか

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「何の唄でごぜえますか? 」

 六助は目を丸くする。

「今様じゃ。他にもあるぞ」

(夏の夜の~長さと秋の~夜の短さよ~るよの人に~よるものを~~)
(音もせで~お寝《よ》れお寝れ~月に烏が鳴き候うよ~)

 と、立て続けに歌ううちに根が単純な彼はすっかり寛ぎ眠気を覚えた。
 枕元の香炉から真に芳しき沈香の紫煙が螺旋状に上っていく。
 
 何時しか乱法師の意識は大海原に浮かぶ小舟のように揺蕩っていた。
 景色らしい景色の無い不思議な空間。
 感情を揺らす何物も存在しない空間で、六助の声だけが彼を導く全てとなった。

 透明の階段を降りて行く。

 身体が冷んやりとして解放感を覚えた。
 辺りを見回すと同じ年頃の少年二人が自分に向かって手を振っていた。

(坊、力──)

 それは金山にいる年子の弟達と水練をしていた時の記憶であった。
 恐らく心底では金山にいた頃が懐かしく、家族に会いたいという思いが呼び起こしたのだろう。
 やがて弟達の姿はぼやけ霞み、遠ざかっていった。

 握り締めた小さな手が見えた。
 その上にぽつりと水滴が落ちる。
 泣いているらしい。
 他にも顔を真っ赤にして泣いている幼児二人の姿があった。
 また弟達だ。

 彼の目の前には厳しい顔付きの僧侶が立っていた。
 悪さをして説教されている場面らしいが、何故叱られたのかは思い出せ無い。

 場面が変わり、彼はまた泣いていた。
 今度は苦しげにしゃくり上げ激しく泣いていた。

 何よりも辛かったのは父が取り乱し慟哭する姿に対してであった。

 長兄の伝兵衛可隆討死。
 十三才年上の兄は何れ家督を継ぐ者として兄弟の中では別格だった。

 父の嘆きに比べ母は冷静で、瞳に静かな哀しみを湛えながら父を支え見守っていた。
 粗野な次兄の勝蔵長可も、この時ばかりは目を真っ赤に腫らして泣いていた。
 乱法師や坊丸、力丸、乳児の仙千代は、起こった出来事の重大さを、大人達の嘆き悲しむ姿に依ってしか感じ取る事が出来なかった。

 その三月後に父も討ち死にした。

 過酷な乱世において、家族の死は決して珍しく無いとはいえ、一家の大黒柱というべき二人を立て続けに失った事は余りにも大きな楔を乱法師の胸に打ち込んだ。
 よって退行催眠を行うと必ずこの時の記憶に当たり、中々先に進めていなかったのだ。

 此度は彼の錯乱が鎮まるのを根気強く待ち、全く別の記憶への道を歩ませるべく誘導した。

 人生経験の乏しい乱法師の記憶は大きく三つに分かれる。
 父兄の死を含めた金山での幼児期。
 安土に移り信長と過ごす甘い日々。
 果心の呪いに蝕まれる恐怖の夜。

 果心以外の記憶については彼以外の者の口からも知り得る。

 ところが果心に関する事だけは現在に近付く程記憶は混ざり合い、自身にしか知り得ぬ闇の記憶となる。

 果心本人の記憶は乱法師の記憶が途切れた先に存在するのでは無く、何処か途中から枝分かれしているのではないか。
 そこで乱法師が初めて果心と出会った日に時を巻き戻して見る事にした。

 表の記憶をいくら辿っても、無意識のうちに果心に関わる事は拒絶してしまう。

 過去に遡るという方法からすれば真っ先に果心に纏わる何かが出てくる筈だが、始めに語られるのは信長との甘い記憶であり、それ以上遡ると金山での記憶に移ってしまうのだ。

 辻芸を見た直後から、乱法師は記憶と共に果心の支配を許すようになってしまった。
 表層では朧気な記憶も、退行催眠に依れば詳細に語られる可能性はある。

──乱法師は蒸し暑さと民衆の熱気、白く舞い上がる砂の埃っぽさに咳き込んだ。
 当にあの日、辻芸を見た都のあの場所に立っていた。

 腕香の男と目が合い、彼の血を元に造り出された生々しい蛇に、感心するよりも嫌悪を覚えた。
 漆黒の鱗の一枚一枚までがくっきりと、手招きされて近付く乱法師に牙を剥く、その真っ赤な口から喉奥までもが鮮明に瞳に映り込む。

 意思を奪われ短刀を蛇に突き刺す。
 血の臭いか、蛇の生臭さか。

 吐き気を堪えた彼の耳に──

『これで繋がった』

 男の声が陰々と木霊し、六助の声を圧倒し消し去った。 
 彼を導く声は、その時点から男の声に切り替わった。

 途切れる事の無い筈の記憶の道筋にぽっかり空いた暗い穴。
 回転しながら落ちていく。

 瞼を開くと目の前に、厳しい顔付きの僧侶が数名座していた。

「覚信よ。お前を破門する。何処へなりと出て行くが良い! 」

「愚かしい……真の仏道を探求されている方など此処にはおられぬものを!私を外道を行う者と蔑む貴方方はそれ程ご立派か。物欲、色欲──」

「黙れ!素性の賎しいお前を此処に置いて仏の情けを掛けてやった恩も忘れ、大きな口を叩くな!不満があるなら出て行け!外道を好きなだけ究め民衆の尊崇を集めて見るが良い」

 『彼』の心にどす黒い憎しみと屈辱が染みとなって広がる。
 今、乱法師は覚信の怒りを共に味わっていた。
 一瞬世界は暗転し、場面が切り替わった。

 直ぐ目の前に男の顔があった。
 取り立てて特徴の無い、地味で目立たない造作である。
 目鼻立ちはどれも中庸で、大き過ぎず高過ぎず、ある意味整っているとの見方も出来る。 
 鏡を見ている。
 乱法師は、この顔こそが覚信だと認識した。
 記憶の中にある別の者の記憶を己の事として実感するという不思議な体験。
 おまけに今目にしている事は既に過去の体験なのだ。
 覚信は目を開いて見たり細めてみたり、左右両方を向いてみたりと鏡を随分と長く眺めていた。

 始めは何をしているのかと理解に苦しんだが、己の顔に見惚れているのだと察し薄気味悪さを覚えた。

 何度も頬を撫でたり、丸剃りした頭を撫でたりと何時までも終わらない。
 乱法師はその行為を見ているうちに、自己愛が異常な程強いのだと悟った。

「くそう!栄空様に言ってやる。簡単に破門になぞさせるものか! 」

 怒りの後、化粧を施す女のように唇を窄めてから左頬を上げてにやりと笑った。
 その笑みに精神の著しい歪みを見て、ぞっとした。

───

 何処かに向かっている。

「あっ……はあ……」

 苦しそうで切なげな声。
 タンッッ
 襖を勢い良く開ける音と共に目に飛び込んで来たのは──

「何じゃ!いきなり!無礼であろう! 」

 大声で覚信をそう叱り付けたのは老齢の僧侶であった。
 着衣は乱れ、身体の下には顔を火照らせた半裸の稚児を組み敷いていた。

 何をしていたかは一目瞭然。
 覚信の身体が怒りでわなわなと震えた。
 感情を共有しているとはいえ、何しろ鈍い乱法師である。 
 寺という神聖な場所で高僧がふしだらな行為に耽っていた事が許せないのだと捉えた。

「栄空様……此れはどういう事でございますか?私という者がありながら、そんな愚かし気な稚児を愛でられるとは! 」

 だが、覚信の口から発せられた事実に愕然とする。

「何を愚かな事を。そちは既に得度しておる。愛でられる年でも無かろうが! 」

「何を仰せか理解出来ませぬ。栄空様は私を愛でられる度に、そちだけじゃ、そち以外は抱かぬ、一生そちだけじゃとお約束下されたではありませぬか! 」

 乱法師としての意識には、僧侶とは思えぬ俗な二人の会話に不快感しか生じなかった。
 覚信本人の怒りは激しい妬みから憎しみ殺意へと加速しながら、竜のように身内で暴れ回った。

「ぐぐう──許せぬ!この生臭坊主が!儂を弄んだのかあ!! 」

 尋常ならざる圧を歯に掛け、ぎいぎいと音立つ程に軋らせる。

「儂の精を身に受け御仏の加護を得たのでは無いか。そちから身を投げ出しおって何を申す。寄る辺無い孤児《みなしご》故に力と名の付く物が大好きであったなあ。力を欲する余り、とうとう外道に落ちたのか? 」

 栄空なる高僧は一毫の憐れみのない冷たい表情で、唾を吐き掛けんばかりの侮蔑的な眼差しを向けた。

「許せぬ許せぬぅぅゥ」

 憤怒の余り身体が熱く燃え滾る。
 とうとう沸騰し、眼球の血管が破れたかのように目の前が真っ赤に染まった。

「ぎゃあーーぐ!うう……よせ!止め…がぐあぁ」

 燭台を引っ掴み、覚信はそれを振り上げ栄空を滅多打ちにした。

「どなたか!お助けをーーひぎゃあ」

 顔面蒼白の稚児が助けを求めるのを襟首を掴み引摺り倒すと細首に食い付き、噛み千切った。
 喉から鮮血を吹き出しながら稚児が悶絶する。

 滅多打ちにされ頭蓋が陥没し、倒れている栄空も最早虫の息であった。
 部屋中に鮮血が飛び散り、覚信の顔も朱に染まっていた。
 
───

 ひた走る足の爪先が見えた。
 草履が草木を踏み締める度にぐずぐずと泥濘、走り難い道である。
 追われている。
 乱法師の意識が状況を捉えた。
 
 鼓動が早まり血流の音さえ鼓膜に響く。
 息遣いは言葉のように明確な音として口から洩れ出た。

 何日も追われ逃げ、山中では獣を屠り食らい飢えを凌いだ。
 時に空腹を満たしたのは獣だけでは無かった。

 飢えか病か、覚信が幼子の骸に目を止めた時、乱法師は心の瞼を閉ざしても耐え難く咽び泣いた。
 彼の記憶を共有しながら、決して共感出来ない心の有り様である。

 行く当ての無い逃避行は僅かにあった人の心を失わせ、こんな境遇に落としたのは興福寺の腐れ坊主共と、滾る憎悪だけが生きる糧となっていく。
 殺めた骸に幻術を施し逃げる時間稼ぎとしたが直ぐにばれ、厳めしい僧兵を差し向けられるに至ったのだ。

 捕まれば嬲り殺される。
 この儘では死なぬ。
 呪ってやる。
 誰も彼もが憎い。

 人一倍生に執着するのは悍ましい願いを叶える為であった。

 何の為に生きているのか。
 今の己は何も持っていない。

 いや、奴等が外法と蔑む力が儂にはあるではないか。
 破門しようとしたのは儂の力を恐れての事に違い無い。

 自己愛の強い覚信は全てを都合良く解釈し、何処へ行くともなく、ひたすら暗い山に生える草を掻き分け奥へと進んだ。

───

 今日は何日じゃ。
 虚ろな頭にぽかりと浮かぶ。

 まだ奴等は儂を追っているのか。
 山奥に分け入り過ぎて、却って追っ手の様子が掴めない。
 追われなければ進む目的を失ってしまう。
 殺されるのは怖い。

 なれど誰にも省みられず、忘れ去られるのはもっと恐ろしい。
 鬼と化しつつ、僅かに残る人心が矛盾した怯えを生じさせた。

 垢に塗れ、びっしりと目脂がこびり付き、擦るとぽろぽろと地に落ち、悍ましい虫達が群がる。 
 長引く不潔が出来物を生じさせ身体中が痒くて堪らない。 
 横たわる姿は黒ずみ薄汚れ、獣以上の獣臭を放っていた。

 闇雲に走り、人の肉さえ食らって生を繋いだ。
 喉の渇きは山中の川や雨水で潤した。

 挙げ句、病み、死に掛けていた。

 いっそ、こんな死に様ならば僧兵の槍に貫かれた方が幾分ましなのでは無いか。

 だが、最早遅い。
 人の住まぬ奥地に分け入り過ぎて、誰にも看取られず、己を追う僧侶達にさえ忘れ去られ骸となって腐り虫共の餌になるのだ。

 嫌じゃ──嫌じゃ───

 醜き事は美しきかな──
 土と醜悪な虫達だけが唯一の友となった覚信に不思議な声が囁いた。

 儂は死んだのか。

 右頬を土に密着させ、横たわる覚信の手の上を虫共がウゾウゾと這い回る。
 いや、まだ生きている。
 
 美醜は一体である──

 再び声が降った。

「な……にもの……」

 唇は罅割れ、からからに渇いた喉からは虫の囁き程の声しか洩れなかった。

 我は人に非ず、そなたの魂に呼ばれて参った神じゃ──

「く……く」

 覚信は力無く笑った。
 病み衰えていなくば腹を抱えて笑っていただろう。
 得度しながら神仏など信じていなかった。
 仮にいたとしても、己に憐れみを掛ける神はいない。

 まさか世界に見捨てられた今になって神が手を差し伸べてくるとは。

 そなた生きたいか?
 神が問うた。

『この儘此処で死ぬのならばな』

 声は枯れ果て心で答えた。

 我の力無くば、そなたはもうじき死ぬる。

『生きたい。死にたくない』

 何故、生きたい?

『決まっている!全てが憎いからじゃ。腐れ坊主共も──此の世に儂を産み落とした母さえも。全てが呪われるが良い。此の世から光が消え数多の血が流れ、皆が儂を恐れ平伏す事を望むからじゃ! 』

 良かろう。では我の依代となれ。神の力をそなたに与えよう──

『待て!お前は一体───ぐっっごごぼっーーおえーー』

 神は覚信の口を抉じ開け喉を貫き体内に入り込んだ。

「ぐぼ……ご……」

 内側からはち切れんばかりの圧迫感と強烈な異物感で意識が遠退く。
 口や肛門、耳鼻、身体中の穴という穴から溢れ出そうな、己の体積を遥かに上回る巨大な存在に恐怖する。

 そなたは我と一体なり──

 神の声が体内から語り掛けた瞬間、覚信の全身から目が眩む強烈な光が放たれた。

「ぐぐぐ──おおおおおお」

 違和感はその儘に、凄まじい力が漲るのに任せ雄叫びを上げる。
 灼熱の炎に焼かれるような熱さが襲い、悶えのたうち回る。

 地獄の苦しみと天にも昇る高揚感。
 相反する感覚の中、自分自身が別の何かに生まれ変わろうとしている事を実感した。

 恐れる事は無い。そなたは人では無く神になるのだ。

 今こそ、その声は紛れもなく神のものなのだと悟った。
 母の胎内から生まれ出る時のような苦痛は何時の間にか失せ、気付くと奇跡が起こる前と同じ土の上に横たわっていた。

 頬、腹、腰等に手を触れてみると、気味の悪い、ぬるりとした感触があった。
 藻のような何か。
 
 皮膚を覆う何かは一枚で繋がっており、指で摘まむとするりと滑り容易く剥けた。

 先程まで虫の息であった覚信は、裸体の儘すっくと立ち上がった。
 肌も髪も青白く、虹彩は血の色と化し、嘗ての面影を一切感じさせない異形であった。

 土の上に目を遣る。
 人の皮が其所にあった。

 覚信の形の皮に虫達が群がるのを見て、真っ赤な虹彩は輝きを増し口は耳まで三日月に裂けた。
 地に捨てられた惨めな嘗ての己の脱け殻は身代わりとして虫共の餌食となるのだ。
 
 そう思うと可笑しくて仕方無かった。

 最初は幼児のように覚束無い足取りであったが、やがて力強く駆け出し宙に浮き上がる。
 皮を脱ぎ捨て人ならざる力を手に入れた『果心』は哄笑を爆発させた。
 
 

 


 
 
 
 
 



 


 
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