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チャラい俺につきまとっていた陰キャの幼馴染が思ってたのと違った件
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しおりを挟む「ゆうちゃん、ゆうちゃん、」
俺の名前を呼び、あとをついてまわる七森。
実際にはないはずなのに、気を抜くと犬耳と尻尾が見えちゃって困るなぁ。
前の俺だったら、こんなひっつかれたり名前呼ばれたりしたら拒絶してたけど。
今の俺には七森が何をしても可愛く見える。結構重症かもねー。
「どしたのー?」
飛びついてきた七森を抱きしめ、問いかける。
んー、いいにおい。
「えっとね、あの、特に用はないんだけど、会いたくなっちゃったから、って、ただそれだけ、えへへ、」
頬を赤らめ、はにかむ恋人。
あぁ、もうほんと可愛い。
なに言っても可愛い。
前だったら、何言ってんの、きもっとか言ってたかもなー。
恋って人を変えるよね。
七森の頭を優しく撫で、耳元に唇を寄せる。
「そんなに俺のこと好き?」
「っ……!」
びくんと反応する七森の身体。
耳まで真っ赤になって、あわあわしてる。
見事に予想通りの反応でにやけそう。
ほんと可愛い。
***
「ぁ、あ、そこっそこぉっ!」
「おら、ここだろっおらっおらっ」
「こっちも相手してもらおっかな?」
「っは、ぁ、んぐぅっ」
これは、なに?
夢?
「七森ちゃんもさぁ、こんなビッチなのに皆川追いかけてばっかで満足するわけないじゃんね?」
「彼氏できたからって俺たち放置とかだめだろ。」
「七森可愛い。ほら、ここ気持ちいいだろ。な?な?」
「んむ、ふ、ん、ん、」
今日も七森と一緒に帰って、俺の家においでって言って、2人でいちゃいちゃしながらキスしたりして、でも七森のことだからセックスはまだ早いよねとか思って我慢して、それで七森が帰って、
あれ、なんで俺七森の家にいるんだろう、
ガシャンッ
あ、そうだ、
七森が携帯忘れたみたいだから、届けに来てあげたんだっけ、
ちょうど合鍵もらったばっかだし、それ使って驚かしちゃおーとか思って、
落としちゃった携帯を踏みつけ、男たちに囲まれている七森に近づく。
「お、彼氏登場じゃん。」
「七森ちゃんピーンチ。修羅場だ修羅場。」
「ぷはっあ、ゆ、ゆうちゃん、」
七森の身体は誰のかもわからない精液だらけ。
潤んだ目、赤らむ頬、
俺以外に抱かれている七森。
その瞬間、身体中をどす黒いものが駆け巡る。
「皆川もさー、今まで可愛い女片っ端から食ってたくせに、いつの間にか七森ゲットしてるとかずるくね?」
「そうだよなぁ?七森ちゃん可愛がってあげてたの俺たちなのにー。」
「皆川に酷いこと言われたあとの七森ちゃん超えろいんだよね。目真っ赤にしてぼろぼろ泣いちゃってさ。な?」
「や、やめて、ぁあっは、ぁ、んぁ、」
再び好き勝手動く男たちに、喘ぎ続ける七森。
七森には俺だけだと思ってたのに。
あんなに俺のこと好きって言ってたのに。
「へぇ、」
俺だけじゃないんだ?
***
「あ゙あ゙あ゙あ゙、あ、あ゙あ、」
「宗ちゃぁん、気持ちいいねぇ?」
「あ゙あ゙、あ、あ゙、あ、」
手首を縛り、ペニスに尿道バイブ、アナルには俺のペニスとバイブをぶちこんで激しく揺さぶる。
舌を突き出し、悲鳴のような声を出す宗ちゃんに、抜き差ししていたペニスがまたひとまわり大きくなった。
昔呼んでいたように宗ちゃんと呼ぶと、宗ちゃんの腸内がうねうねと動く。
俺に名前呼ばれて嬉しいんだよね?
もう5日くらいこんなかんじ。
ヤって、寝て、起きて、ご飯たべさせて、またヤって、寝て、の繰り返し。
最初はごめんなさいとか許してとか言ってた宗ちゃんだけど、今は俺の下で可愛らしく喘いでいる。
気持ちよすぎるのか、目をとろんとさせて俺だけを見ている宗ちゃん。
涙や涎でぐしょぐしょになった顔も可愛いなぁ。
「ね、宗ちゃん、宗ちゃんには俺だけだよね?」
「あ゙、ぁあ゙、ぁあ゙、」
「可愛いね、宗ちゃん。今までごめんね?酷いことばかりして。これからはずっと一緒にいてあげるから。ね?」
「ああ゙、あ゙、あ、ああ゙、」
きっとまわりに俺以外がいたからいけないんだよね。
ずっと俺と宗ちゃんの2人きりだったら、宗ちゃんは心も身体も俺だけを求めてくれる。
びくびくと痙攣して、くたりとベッドに横たわる宗ちゃん。
ズルリと自分のペニスを引き抜き、代わりにもう一本バイブを挿入する。
もちろん“強”にした状態で。
一瞬気絶したのに、また気持ちよくて起きちゃう宗ちゃん。
いやいやと首を横に振るけど、手首を縛られてるからバイブを抜くことも部屋から出ることもできなくて、再び悲鳴のような喘ぎ声を口から零し続ける。
服をかき集め、部屋から出た。
もちろん宗ちゃんはそのままで。
ほんとは俺も大学休みたいんだけど、未来の旦那さんはちゃんと奥さんを養わなきゃいけないからね。
宗ちゃんを養えるようにしっかり勉強してくるから、いいこにしててね、宗ちゃん。
え、あの宗ちゃんを犯してたやつら?
なんか同じ大学だったみたいだけど、俺よく知らないんだよねー。
だからとりあえずボコボコにして、ヤリサーにマワしといてってお願いしたから大丈夫だよ。
うちのヤリサーはゲイが多いからね。
死ぬほど可愛がってもらえるよ、良かったね。
だから宗ちゃんは安心して、俺の帰りを待っててね?
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