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Impossible
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【previously on 無敵少女の意のままに】
アンちゃんVSマァナの戦いは僅差でアンちゃんが勝利した。
次の試合、エラがエメリーにどう対処するのかに注目が集まるが...。
「次は無敵の勇者と小さい妖精さんね、あなたの後輩よ」
「あの子、才能は相当なものだけどこのままではてんでダメね」
「どうして才能あるのは分かるの??」
「あの空間は水属性の妖精の性能を最大限発揮出来るように組み上がってるのよ、わたし用にね。あれだけの魔法を撃てる妖精はそうはいないから才能だけは認めてあげるわ」
「ふ~ん、で、何でこのままじゃダメなのかしら??」
「あの子、相当自由に育てられてきたみたい。誰も魔法の指導していないのが見てすぐ分かったわ」
「才能があれば勝手に強くなるんじゃないの?」
「全員あんたと一緒にしないで。勝手に強くなる子ばかりじゃないわ。あの子は優秀な指導者がいないと一生ポンコツ妖精のままね」
「そっか、残念ねぇ...」
「それよりあっちで話しましょ、お菓子あるから」
「あら、試合は見ないの??」
「勝敗の分かってる試合なんて、観ててもノイズだわ」
「そっか、ははは...」
「で、何よ話って??」
「実はね、ガラス都市ウィザーンのガラスの原料である石材なんかを採集する場所がダークエルフに占拠されててね」
「あらあら、ダークエルフが悪さしてるのね」
「あんたの同胞でしょ?何かいい方法ない??」
「ダークエルフとエルフは関係性ないわよ。最近現れた出処の分からない新しい種族なんだから。姿形がエルフに似てるからダークエルフなんて呼ばれてるけど...」
「やっぱりそうなのか...数年前に突然この世界に現れたもんね、どこから来たんだか...」
「おそらくだけど、ディスペアヒューマンを復活させた異世界人が関係してるんじゃないかしら??」
「はぁ?あいつ復活したの??じゃあ何であんたそんなに悠長なのよ?」
「今の世界に干渉したくないのよ、力も全盛期から遥かに落ちてるしね」
「それは分かるけど...じゃあ、こうしよう!!あの勇者のチームに解決してもらう!!」
「ダークエルフにぶつける気??奴らはひょっとすると私達でも対処出来ないような能力持ってるかもしれないのよ??」
「えぇ、下手すると誰か死ぬかもね。でも誰かが何とかしないといけないんだから仕方ないわよ。それともあんた退治してきてくれる?」
「あの子達に任せましょう!!」
「あんたも大概ねww」
一方、闘技場ではエメリーVSエラの戦いが...すでに終わっていたw
せっかくなのでダイジェストでお伝えしようw
「タイダルウェイブ~~」
「おぉ~~、おもしれぇ~~♪」
「ぐぬぬ~~、大渦最強魔法メイルストロム~~!!」
「きゃははは~、流れるプールだぁ~~ひゃっほ~~♪」
「こうなったら~~、海獣リヴァイアサン召喚~~!!からの~~デウカリオーン!!」
「おおおぉぉぉ~~、これは最高~~~!!♪」
その後も攻め続けたが、万策とMPが尽きたエラは降参したw
当然、観衆はざわついている。
「な、何よあの子、化け物かしら...その前の試合でも魔法がまるで効果なかったみたいだし」
「エラ様があれだけ大魔法を行使されてもまるで涼しい顔してるぞ」
「いや、でも同じチームみたいじゃないか。むしろあんな子がエラ様のお供してるんだ、感謝しなきゃ!!」
何か知らんがいい方向に転がって助かるw
舞台から2人は降りてきた。
「た、戦って分かった。エメリーちゃんを敵に回しちゃいけないわ、こっちが疲れるだけだもん...」
エラは肩で息をしているw
「エラ、また今度さっきのヤツやってくれよな」
「あの空間でしか出来ないんだから無理よ」
「まぁでも何かコツみたいなのは実際使ってたんだから少しは身についたんじゃないか??」
「いや、全然。イメージしたら何でも出来るんだもん、練習にすらならないわ」
このポンコツ妖精が...何も考えずに楽しんで撃ってただけかよww
『それではいよいよ決勝戦となります!!』
「おい、アンちゃん起きろ。エメリーと決勝だぞ!!」
「ふわぁぁぁ、決勝??棄権するって言っておいてくださいまし、くかぁ~~zzz」
「な、なんですと~~~!!」
わたしはアンちゃんの棄権を伝えたが、運営が確認に来たw
「アン選手、さすがに決勝を棄権は、その、盛り上がり的にも、ですねぇ...」
「無理ですわ、エメリーにはどれだけ死力を尽くしても勝てません。あなたも前の試合見れば分かるでしょう?」
「で、ですが~~...」
「じゃあ分かりました。マァナ、代わりに戦いなさい」
「えぇぇ~~~、無理無理無理無理!!弾もないし勝てっこないから~~」
マァナは逃げたw
「はぁ、仕方ありません...では...エラ様」
「へっ??エラが何??」
運営はアンちゃんの棄権を認め、優勝はエメリーと観衆に宣言した。
代わりに絶大な人気を誇ったエラに舞台で1曲歌わせて、大歓声の中武闘会は閉幕したw
アンちゃんVSマァナの戦いは僅差でアンちゃんが勝利した。
次の試合、エラがエメリーにどう対処するのかに注目が集まるが...。
「次は無敵の勇者と小さい妖精さんね、あなたの後輩よ」
「あの子、才能は相当なものだけどこのままではてんでダメね」
「どうして才能あるのは分かるの??」
「あの空間は水属性の妖精の性能を最大限発揮出来るように組み上がってるのよ、わたし用にね。あれだけの魔法を撃てる妖精はそうはいないから才能だけは認めてあげるわ」
「ふ~ん、で、何でこのままじゃダメなのかしら??」
「あの子、相当自由に育てられてきたみたい。誰も魔法の指導していないのが見てすぐ分かったわ」
「才能があれば勝手に強くなるんじゃないの?」
「全員あんたと一緒にしないで。勝手に強くなる子ばかりじゃないわ。あの子は優秀な指導者がいないと一生ポンコツ妖精のままね」
「そっか、残念ねぇ...」
「それよりあっちで話しましょ、お菓子あるから」
「あら、試合は見ないの??」
「勝敗の分かってる試合なんて、観ててもノイズだわ」
「そっか、ははは...」
「で、何よ話って??」
「実はね、ガラス都市ウィザーンのガラスの原料である石材なんかを採集する場所がダークエルフに占拠されててね」
「あらあら、ダークエルフが悪さしてるのね」
「あんたの同胞でしょ?何かいい方法ない??」
「ダークエルフとエルフは関係性ないわよ。最近現れた出処の分からない新しい種族なんだから。姿形がエルフに似てるからダークエルフなんて呼ばれてるけど...」
「やっぱりそうなのか...数年前に突然この世界に現れたもんね、どこから来たんだか...」
「おそらくだけど、ディスペアヒューマンを復活させた異世界人が関係してるんじゃないかしら??」
「はぁ?あいつ復活したの??じゃあ何であんたそんなに悠長なのよ?」
「今の世界に干渉したくないのよ、力も全盛期から遥かに落ちてるしね」
「それは分かるけど...じゃあ、こうしよう!!あの勇者のチームに解決してもらう!!」
「ダークエルフにぶつける気??奴らはひょっとすると私達でも対処出来ないような能力持ってるかもしれないのよ??」
「えぇ、下手すると誰か死ぬかもね。でも誰かが何とかしないといけないんだから仕方ないわよ。それともあんた退治してきてくれる?」
「あの子達に任せましょう!!」
「あんたも大概ねww」
一方、闘技場ではエメリーVSエラの戦いが...すでに終わっていたw
せっかくなのでダイジェストでお伝えしようw
「タイダルウェイブ~~」
「おぉ~~、おもしれぇ~~♪」
「ぐぬぬ~~、大渦最強魔法メイルストロム~~!!」
「きゃははは~、流れるプールだぁ~~ひゃっほ~~♪」
「こうなったら~~、海獣リヴァイアサン召喚~~!!からの~~デウカリオーン!!」
「おおおぉぉぉ~~、これは最高~~~!!♪」
その後も攻め続けたが、万策とMPが尽きたエラは降参したw
当然、観衆はざわついている。
「な、何よあの子、化け物かしら...その前の試合でも魔法がまるで効果なかったみたいだし」
「エラ様があれだけ大魔法を行使されてもまるで涼しい顔してるぞ」
「いや、でも同じチームみたいじゃないか。むしろあんな子がエラ様のお供してるんだ、感謝しなきゃ!!」
何か知らんがいい方向に転がって助かるw
舞台から2人は降りてきた。
「た、戦って分かった。エメリーちゃんを敵に回しちゃいけないわ、こっちが疲れるだけだもん...」
エラは肩で息をしているw
「エラ、また今度さっきのヤツやってくれよな」
「あの空間でしか出来ないんだから無理よ」
「まぁでも何かコツみたいなのは実際使ってたんだから少しは身についたんじゃないか??」
「いや、全然。イメージしたら何でも出来るんだもん、練習にすらならないわ」
このポンコツ妖精が...何も考えずに楽しんで撃ってただけかよww
『それではいよいよ決勝戦となります!!』
「おい、アンちゃん起きろ。エメリーと決勝だぞ!!」
「ふわぁぁぁ、決勝??棄権するって言っておいてくださいまし、くかぁ~~zzz」
「な、なんですと~~~!!」
わたしはアンちゃんの棄権を伝えたが、運営が確認に来たw
「アン選手、さすがに決勝を棄権は、その、盛り上がり的にも、ですねぇ...」
「無理ですわ、エメリーにはどれだけ死力を尽くしても勝てません。あなたも前の試合見れば分かるでしょう?」
「で、ですが~~...」
「じゃあ分かりました。マァナ、代わりに戦いなさい」
「えぇぇ~~~、無理無理無理無理!!弾もないし勝てっこないから~~」
マァナは逃げたw
「はぁ、仕方ありません...では...エラ様」
「へっ??エラが何??」
運営はアンちゃんの棄権を認め、優勝はエメリーと観衆に宣言した。
代わりに絶大な人気を誇ったエラに舞台で1曲歌わせて、大歓声の中武闘会は閉幕したw
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