50 / 80
Eroica
しおりを挟む
【previously on 無敵少女の意のままに】
旅に同行したいと言い出したエラ。
テストとして強敵討伐を命じられる...こっちの意見はガン無視のようだw
「確認だ。軟体族はあの半透明の体の中心にあるコアを潰せばいいんだよな!!」
「えぇ。低レベルで小さい軟体族なら切ったり潰したり魔法で消し飛ばせばいいから楽勝なんだけど...あいつはそうはいかなさそうね」
見るからに分厚いジェル状の体皮だ。
「しかも何を取り込んできたかで弱点や攻撃も変わるからな。とりあえず全攻撃試していくぞ...」
強靭を付与されているわたしが率先して攻撃を仕掛ける。
「まずは刺突から、ペネトレイトッ!!」
貫通能力の高いわたしの得意技を放つ。
すると、分厚い体皮に一瞬めりこんだが、弾き返された。
「刺突はダメだ!!一旦引く...」
わたしが引き返そうとした瞬間、奴の体から腕が伸びてきた。
「うわっ!!」
とっさにかがんで回避したが真後ろにいたエメリーが腕に掴まれる。
「わわわ、姉ちゃん、動けない!!」
「何だと!!マニピュレート系の攻撃か!?」
わたしは左手の剣でエメリーを掴んでいる腕を切り裂く。
「おおっ、動けるようになった」
どうやら斬撃は有効みたいだな。
「エメリー、お前のトレースワンドでぶっ叩いてみてくれ!!」
オムニヴォラスライムはエメリーにもう一度腕を伸ばしてくる。
「てりゃ~~!!」
エメリーの殴打で腕は粉々に飛び散る、どうやら殴打も有効みたいだ。
「よし、行くぞエメリー、2人で攻撃だ!!」
「よっしゃ!!」
わたしとエメリーは何本もの腕を破壊しつつ奴に近づいていく。
しかし、敵はどんどん腕の数を増やしていく。
「くそっ、しまった!!」
「あわわ~~!!」
わたしとエメリーは遂に掴まる。
「くっ、マァナ!!攻撃してくれ!!」
「オッケー、シャム・ゴッド!!」
マァナの新技、対個体向けの電撃弾。
その弾は奴にクリーンヒットした、が...
電撃がわたしとエメリーに伝う、強靭でわたし達は無傷だが電撃も通用しないようだ。
「ごめ~ん2人とも、大丈夫??」
強靭なかったら黒焦げだったかもな...。
「この~~!!」
マァナは持っていた短刀でわたしとエメリーを腕から引きはがす。
「ふぅ、助かった...」
「強いな~、このぶよぶよ」
「ふぁいと~~!!」
そこの浮きながらあぐらかいてお菓子食べてる妖精さん、手伝ってもらえませんかねw
「お前も参加しろよ!!」
「えぇ~~嫌よ~、あいつ強いんだもん~」
「お前の能力を見せろ。でなきゃ旅の仲間に加えんぞ。リーダーであるわたしを納得させてみろ」
ソフィーちゃんうまい!!
「ちぇっ、分かったわよ。見てらっしゃい!!エラの最強の攻撃を特別に使ってあげるわ!!」
魔力を練り込んだエラの手が輝きを放つ。
「死になさい醜いクソスライム!!『アクアスラッシュ!!』」
手刀を振り下ろすと物凄い音と共に水の真空破が敵に飛んでいく。
「おおぉ!!」
ヒットしたその真空破は2cmほどの切り目を敵につけたw
「よしっ!!」
「よしっ!!じゃねぇ~~~ww」
「これほど見た目と威力が合致しない能力、初めて見たわ、ちょっと感動してる、わたし...」
その感受性イカれてますよマァナさんww
「くっそ~~、どうすれば...」
敵は怒ったのか何十本もの腕をわたし達に放ち、全員があっという間に捕まる。
「くそっ、ヤバいぞ!!」
「これ、固いゴムみたい、全く動けないわ~~!!」
「姉ちゃんどうすんだ~~うちも動けないぞ~」
「ちょっと何でエラまで捕まんなきゃいけないのよぉ~~!!」
アンちゃんはまだ寝てる、全員捕縛された...。
これじゃ全滅だ、かくなる上はメリアに頼んで...。
「おらぁぁ~~~!!!」
どこからか声がして、大きな岩が敵にヒットする。
腕が破壊され、わたし達の捕縛が解ける。
「助かった、誰だ!?」
横から現れたのは妖精族のゴリマッチョの皆さんだったw
「てめぇ~、エラに何しやがるっ!!」
「エラに手を出したらタダじゃ済まんぞ!!」
「口は悪いが俺達のかわいい妹みたいなもんだ、二度と触れるんじゃねぇ!!」
腰は引けてるがゴリマッチョの皆さんは勇敢に敵に向かっていく。
しかし、やはりあっという間に捕まってしまった。
「くそぉぉ~~!!エラ~逃げろ~~!!」
捕まってなお、エラの心配をしている、大した漢気だ。
「何よあんただぢぃ!!ギモイんだよぉ~、うえぇぇ~~ん!!」
エラは感動して大泣きしている。
「はっ!!言葉と感情が噛み合ってないぞエラ、いい仲間じゃないか!!行くぞエメリー、真後ろにピッタリ付いてこい!!」
「オッケー姉ちゃん!!」
わたしとエメリーは縦にピッタリくっついて腕を斬り払いながら突進していく。
当然、本体に辿り着く前にわたしは奴の腕に捕まる、が、その影からエメリーが本体に到達した。
「てぇぇぇ~~い!!」
エメリーの殴打は奴の体の半分を吹き飛ばし、コアを露出させた。
突然の高火力に驚いたのか、奴は動きが止まる。
「エメリー、今度はわたしを掴んでる腕を破壊してくれっ!!」
「ほいきたっ!!」
腕がエメリーによって破壊され、自由になったわたしは奴に突撃する。
「ありったけのMPで切り刻んでやる!!『ドライブゥ~~!!』」
わたしは人差し指の能力、ドライブでコアを何度も何度も斬りつける。
敵は軟体を維持できず、そのまま溶けて消えていった。
「はぁ、はぁ、もう...MP空っぽだ!!」
わたしはその場で倒れ込む。
「やったわソフィーちゃ~~ん!!」
「すげぇぞ姉ちゃん、強くなったなぁ~~!!」
「お、おぉ、あの姉ちゃん、倒しちまった、すげぇな...」
「あぁ、それよりエラだ、大丈夫か?怪我はないか??」
エラはまだ泣いている。
「ないわよ、怪我なんか、グスン...あ、ありがとう...」
何だ、ちゃんとお礼言える子じゃないか。
「エラがあなた達に付いていくそうじゃないか、俺たちの妹、よろしく頼むよ」
「あぁ、しっかり成長させて無事に帰ってくるよ」
すごく良い奴らなのは分かったが、上半身裸のゴリマッチョ妖精に未だ目が慣れないw
「終わったんですのね??」
アンちゃんだ。
「あれ?自分で出られたのか?」
「いえ、少しずつ水が減っていって勝手に消えましたわ」
「やっぱりな、族長は最悪、アンちゃんの参戦を認めたんだろうな」
「えっ?そうなの??」
「あぁ、娘の命が危ないのにわざわざハンデ戦をさせる理由がないからな。それに、本当にアンちゃんを参加させたくないなら最初から集落で待たせればいい話だ」
「なるほど~、言われてみればそうかもしれないわね~」
「この周辺のミラーリング魔法陣できっと一部始終も監視してただろうな...」
あの食えない族長のことだ、きっともっと深い理由も...
「あっ、お母さんそこまで考えてないから。完全に買いかぶり」
「...。」
場に冷たい風が吹くw
もういいじゃんそういう事にしておけばさぁ~~ww
最後の最後で強靭でも防げない大ダメージを負ったソフィーだったw
旅に同行したいと言い出したエラ。
テストとして強敵討伐を命じられる...こっちの意見はガン無視のようだw
「確認だ。軟体族はあの半透明の体の中心にあるコアを潰せばいいんだよな!!」
「えぇ。低レベルで小さい軟体族なら切ったり潰したり魔法で消し飛ばせばいいから楽勝なんだけど...あいつはそうはいかなさそうね」
見るからに分厚いジェル状の体皮だ。
「しかも何を取り込んできたかで弱点や攻撃も変わるからな。とりあえず全攻撃試していくぞ...」
強靭を付与されているわたしが率先して攻撃を仕掛ける。
「まずは刺突から、ペネトレイトッ!!」
貫通能力の高いわたしの得意技を放つ。
すると、分厚い体皮に一瞬めりこんだが、弾き返された。
「刺突はダメだ!!一旦引く...」
わたしが引き返そうとした瞬間、奴の体から腕が伸びてきた。
「うわっ!!」
とっさにかがんで回避したが真後ろにいたエメリーが腕に掴まれる。
「わわわ、姉ちゃん、動けない!!」
「何だと!!マニピュレート系の攻撃か!?」
わたしは左手の剣でエメリーを掴んでいる腕を切り裂く。
「おおっ、動けるようになった」
どうやら斬撃は有効みたいだな。
「エメリー、お前のトレースワンドでぶっ叩いてみてくれ!!」
オムニヴォラスライムはエメリーにもう一度腕を伸ばしてくる。
「てりゃ~~!!」
エメリーの殴打で腕は粉々に飛び散る、どうやら殴打も有効みたいだ。
「よし、行くぞエメリー、2人で攻撃だ!!」
「よっしゃ!!」
わたしとエメリーは何本もの腕を破壊しつつ奴に近づいていく。
しかし、敵はどんどん腕の数を増やしていく。
「くそっ、しまった!!」
「あわわ~~!!」
わたしとエメリーは遂に掴まる。
「くっ、マァナ!!攻撃してくれ!!」
「オッケー、シャム・ゴッド!!」
マァナの新技、対個体向けの電撃弾。
その弾は奴にクリーンヒットした、が...
電撃がわたしとエメリーに伝う、強靭でわたし達は無傷だが電撃も通用しないようだ。
「ごめ~ん2人とも、大丈夫??」
強靭なかったら黒焦げだったかもな...。
「この~~!!」
マァナは持っていた短刀でわたしとエメリーを腕から引きはがす。
「ふぅ、助かった...」
「強いな~、このぶよぶよ」
「ふぁいと~~!!」
そこの浮きながらあぐらかいてお菓子食べてる妖精さん、手伝ってもらえませんかねw
「お前も参加しろよ!!」
「えぇ~~嫌よ~、あいつ強いんだもん~」
「お前の能力を見せろ。でなきゃ旅の仲間に加えんぞ。リーダーであるわたしを納得させてみろ」
ソフィーちゃんうまい!!
「ちぇっ、分かったわよ。見てらっしゃい!!エラの最強の攻撃を特別に使ってあげるわ!!」
魔力を練り込んだエラの手が輝きを放つ。
「死になさい醜いクソスライム!!『アクアスラッシュ!!』」
手刀を振り下ろすと物凄い音と共に水の真空破が敵に飛んでいく。
「おおぉ!!」
ヒットしたその真空破は2cmほどの切り目を敵につけたw
「よしっ!!」
「よしっ!!じゃねぇ~~~ww」
「これほど見た目と威力が合致しない能力、初めて見たわ、ちょっと感動してる、わたし...」
その感受性イカれてますよマァナさんww
「くっそ~~、どうすれば...」
敵は怒ったのか何十本もの腕をわたし達に放ち、全員があっという間に捕まる。
「くそっ、ヤバいぞ!!」
「これ、固いゴムみたい、全く動けないわ~~!!」
「姉ちゃんどうすんだ~~うちも動けないぞ~」
「ちょっと何でエラまで捕まんなきゃいけないのよぉ~~!!」
アンちゃんはまだ寝てる、全員捕縛された...。
これじゃ全滅だ、かくなる上はメリアに頼んで...。
「おらぁぁ~~~!!!」
どこからか声がして、大きな岩が敵にヒットする。
腕が破壊され、わたし達の捕縛が解ける。
「助かった、誰だ!?」
横から現れたのは妖精族のゴリマッチョの皆さんだったw
「てめぇ~、エラに何しやがるっ!!」
「エラに手を出したらタダじゃ済まんぞ!!」
「口は悪いが俺達のかわいい妹みたいなもんだ、二度と触れるんじゃねぇ!!」
腰は引けてるがゴリマッチョの皆さんは勇敢に敵に向かっていく。
しかし、やはりあっという間に捕まってしまった。
「くそぉぉ~~!!エラ~逃げろ~~!!」
捕まってなお、エラの心配をしている、大した漢気だ。
「何よあんただぢぃ!!ギモイんだよぉ~、うえぇぇ~~ん!!」
エラは感動して大泣きしている。
「はっ!!言葉と感情が噛み合ってないぞエラ、いい仲間じゃないか!!行くぞエメリー、真後ろにピッタリ付いてこい!!」
「オッケー姉ちゃん!!」
わたしとエメリーは縦にピッタリくっついて腕を斬り払いながら突進していく。
当然、本体に辿り着く前にわたしは奴の腕に捕まる、が、その影からエメリーが本体に到達した。
「てぇぇぇ~~い!!」
エメリーの殴打は奴の体の半分を吹き飛ばし、コアを露出させた。
突然の高火力に驚いたのか、奴は動きが止まる。
「エメリー、今度はわたしを掴んでる腕を破壊してくれっ!!」
「ほいきたっ!!」
腕がエメリーによって破壊され、自由になったわたしは奴に突撃する。
「ありったけのMPで切り刻んでやる!!『ドライブゥ~~!!』」
わたしは人差し指の能力、ドライブでコアを何度も何度も斬りつける。
敵は軟体を維持できず、そのまま溶けて消えていった。
「はぁ、はぁ、もう...MP空っぽだ!!」
わたしはその場で倒れ込む。
「やったわソフィーちゃ~~ん!!」
「すげぇぞ姉ちゃん、強くなったなぁ~~!!」
「お、おぉ、あの姉ちゃん、倒しちまった、すげぇな...」
「あぁ、それよりエラだ、大丈夫か?怪我はないか??」
エラはまだ泣いている。
「ないわよ、怪我なんか、グスン...あ、ありがとう...」
何だ、ちゃんとお礼言える子じゃないか。
「エラがあなた達に付いていくそうじゃないか、俺たちの妹、よろしく頼むよ」
「あぁ、しっかり成長させて無事に帰ってくるよ」
すごく良い奴らなのは分かったが、上半身裸のゴリマッチョ妖精に未だ目が慣れないw
「終わったんですのね??」
アンちゃんだ。
「あれ?自分で出られたのか?」
「いえ、少しずつ水が減っていって勝手に消えましたわ」
「やっぱりな、族長は最悪、アンちゃんの参戦を認めたんだろうな」
「えっ?そうなの??」
「あぁ、娘の命が危ないのにわざわざハンデ戦をさせる理由がないからな。それに、本当にアンちゃんを参加させたくないなら最初から集落で待たせればいい話だ」
「なるほど~、言われてみればそうかもしれないわね~」
「この周辺のミラーリング魔法陣できっと一部始終も監視してただろうな...」
あの食えない族長のことだ、きっともっと深い理由も...
「あっ、お母さんそこまで考えてないから。完全に買いかぶり」
「...。」
場に冷たい風が吹くw
もういいじゃんそういう事にしておけばさぁ~~ww
最後の最後で強靭でも防げない大ダメージを負ったソフィーだったw
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
私はお母様の奴隷じゃありません。「出てけ」とおっしゃるなら、望み通り出ていきます【完結】
小平ニコ
ファンタジー
主人公レベッカは、幼いころから母親に冷たく当たられ、家庭内の雑務を全て押し付けられてきた。
他の姉妹たちとは明らかに違う、奴隷のような扱いを受けても、いつか母親が自分を愛してくれると信じ、出来得る限りの努力を続けてきたレベッカだったが、16歳の誕生日に突然、公爵の館に奉公に行けと命じられる。
それは『家を出て行け』と言われているのと同じであり、レベッカはショックを受ける。しかし、奉公先の人々は皆優しく、主であるハーヴィン公爵はとても美しい人で、レベッカは彼にとても気に入られる。
友達もでき、忙しいながらも幸せな毎日を送るレベッカ。そんなある日のこと、妹のキャリーがいきなり公爵の館を訪れた。……キャリーは、レベッカに支払われた給料を回収しに来たのだ。
レベッカは、金銭に対する執着などなかったが、あまりにも身勝手で悪辣なキャリーに怒り、彼女を追い返す。それをきっかけに、公爵家の人々も巻き込む形で、レベッカと実家の姉妹たちは争うことになる。
そして、姉妹たちがそれぞれ悪行の報いを受けた後。
レベッカはとうとう、母親と直接対峙するのだった……
父が死んだのでようやく邪魔な女とその息子を処分できる
兎屋亀吉
恋愛
伯爵家の当主だった父が亡くなりました。これでようやく、父の愛妾として我が物顔で屋敷内をうろつくばい菌のような女とその息子を処分することができます。父が死ねば息子が当主になれるとでも思ったのかもしれませんが、父がいなくなった今となっては思う通りになることなど何一つありませんよ。今まで父の威を借りてさんざんいびってくれた仕返しといきましょうか。根に持つタイプの陰険女主人公。
転生嫌われ令嬢の幸せカロリー飯
赤羽夕夜
恋愛
15の時に生前OLだった記憶がよみがえった嫌われ令嬢ミリアーナは、OLだったときの食生活、趣味嗜好が影響され、日々の人間関係のストレスを食や趣味で発散するようになる。
濃い味付けやこってりとしたものが好きなミリアーナは、令嬢にあるまじきこと、いけないことだと認識しながらも、人が寝静まる深夜に人目を盗むようになにかと夜食を作り始める。
そんななかミリアーナの父ヴェスター、父の専属執事であり幼い頃自分の世話役だったジョンに夜食を作っているところを見られてしまうことが始まりで、ミリアーナの変わった趣味、食生活が世間に露見して――?
※恋愛要素は中盤以降になります。
【完結】7年待った婚約者に「年増とは結婚できない」と婚約破棄されましたが、結果的に若いツバメと縁が結ばれたので平気です
岡崎 剛柔
恋愛
「伯爵令嬢マリアンヌ・ランドルフ。今日この場にて、この僕――グルドン・シルフィードは君との婚約を破棄する。理由は君が25歳の年増になったからだ」
私は7年間も諸外国の旅行に行っていたグルドンにそう言われて婚約破棄された。
しかも貴族たちを大勢集めたパーティーの中で。
しかも私を年増呼ばわり。
はあ?
あなたが勝手に旅行に出て帰って来なかったから、私はこの年までずっと結婚できずにいたんですけど!
などと私の怒りが爆発しようだったとき、グルドンは新たな人間と婚約すると言い出した。
その新たな婚約者は何とタキシードを着た、6、7歳ぐらいの貴族子息で……。
父が再婚してから酷い目に遭いましたが、最終的に皆罪人にして差し上げました
四季
恋愛
母親が亡くなり、父親に新しい妻が来てからというもの、私はいじめられ続けた。
だが、ただいじめられただけで終わる私ではない……!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる