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8.Breakaway
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【previously on 無敵少女の意のままに】
魔王の口から勇者の詳細が語られ、キュクロープスは暗躍を決意する。
ソフィーは葛藤が仕事に悪影響を与えだす。
「痛っ!!」
「ソフィーさん!!」
「姉ちゃん、大丈夫か!?」
わたしは仕事の依頼で街道のモンスター退治に来ている。
「はぁっ!!」
同業の傭兵がモンスターを一刀両断した。
「ソフィーさん、体調悪いんですか?あんなモンスター相手に後れを取るなんて...」
「いや、ちょっと...な」
モンスターをせん滅対象として見られなくなった今、わたしは戦闘中に集中力を欠くようになってしまった。
「ソフィーよ、後ろで休むといい。だが傭兵歴の長いお前なら...分かっているな?」
「あぁ、もちろんだ」
現場で働かない傭兵は報酬を減らされる、まぁ当然のことだ。
「姉ちゃん痛いか?」
「いや、大丈夫だ。軽い打撲だ、すぐ治る」
くそっ、このままではその内仲間まで巻き込む下手を打ちそうだ。
考え事をしていると、何やら前線の方でどよめきが起こる。
「我が名はステンノー、ケガをしたくなければ下がりなさい、人間!!」
「ス、ステンノーだと!神話級悪魔ではないか、何故こんな辺境の街に...」
「この辺りに若い娘と少女の2人組はいないかしら?」
「少女?ソフィーさんとあの子の事か??」
「さぁ...」
「心当たりがあるようね、石化させられたくなければ答えなさい」
ステンノーは見せしめに転がっているモンスターの死体を石化してみせた。
「ひ、ひぃぃ、最後尾に...」
「素直でいい子ね」
ステンノーはゆっくりと歩き、わたし達の前に現れる。
「わっ、キレイな姉ちゃんだなぁ」
「あら、ありがとう。あなたが無敵少女ね」
こいつ、エメリーを探しに来たのか!?
「エメリーに何の用だ!!」
わたしは剣を構え、敵の前に立ちふさがる。
「落ち着きなさい、事を構えるつもりはないわ」
またそのパターンか。。
「姉ちゃんの目見てると体がムズムズするぞ」
「噂は本当みたいね。ショックだわ~、あなたに石化を施してるのに平然としてるんだもの」
「貴様!!やはりエメリーを...」
「あなたに興味はないわ、下がっててくれるかしら?」
わたしは我慢できず切りかかった。
すると両腕、両足をたちまち石化され、わたしは首を掴まれた。
「あなたの目。何かに思い悩んでいる目。早く解決するといいわね」
わたしは端に投げられた、石化の影響で身動きできない。
「逃げろエメリー!!みんな助けてやってくれ~~!!」
「ちっくしょ~~!!」
傭兵連中が一斉にステンノーにとびかかる。
「めんどくさいわねぇ...ポンプフェイク」
奴が魔法を唱えた瞬間、傭兵達が叫び始める。
「な、なんだ、どこだここは!?」
「ぐあぁ~~、熱い、熱い~~!!」
ポンプフェイク、広範囲の幻惑魔法だ。
書物でしか知らない高等魔法のひとつ、初めて見た。
「お願いします!!この案件は是非とも弊社にお任せいただきたいっ!!」
1人だけ何の幻想見てるか分からん奴がいるw
「改めて自己紹介ね。私はルシファー様の使い、ステンノーよ、よろしくね」
ルシファー...キュクロープスと並ぶ神話級モンスターだ。
「エメリーだ、よろしくな美人の姉ちゃん」
「ルシファー様にあなたの様子を見てこいと言われて来たけど...簡単に始末できそうねぇ...」
「いいぞ、かかかかってこい」
「かは2つでいいのよお嬢ちゃん。では行くわよ」
ステンノーは魔力を両手に集中させる。
「超高等即死魔法、ストリークッッ!!」
ストリーク!?古の禁術だ、使い手がまだいたのか!!
.........。
.............。
エメリーとステンノーはお互い首をかしげている。
「一応、聞くけど、死んでる?」
「ピンピン!」
「そ、う...。そうか、魔法の類が一切効かないのね、ならば...プットバック!!」
プットバック、球状の弾を叩きつける上級物理魔法だ。
バイ~~~~ン...。
エメリーに当たった弾は弾かれ、上空に消えていった。
「そ、そんなバカな。プットバックの衝撃はわたし達でも無事では済まない威力なのに...」
「あぁ~ボール、あれ欲しかったなぁ~」
「く、くそ~~、な、ならば!!」
また何かをしようとした瞬間、後ろから転移魔法で誰かが出てくる。
「やめんかステンノォ~~!!」
後ろからげんこつでステンノーを殴りつけた。
「いった~~い...はっ!!ルシファー様っっ!!」
すかさずステンノーは片ひざをつき、頭を下げる。
ルシファー、こいつが神話級の大悪魔ルシファーか。。
だが何だ?
何故エプロン姿なのだ!?w
「いや~すまんなぁお嬢ちゃん、部下が大っっっ変失礼をした!!」
奴はステンノーと一緒に高速で頭を下げているw
「いいぞ、お兄さん。その黒い羽根かっくいいなぁ~~!!」
「はっはっは、ありがとうお嬢ちゃん。これお詫びの印に食べてくれ」
3段の重箱にギッシリと海の幸山の幸が綺麗に盛り付けてある料理だ。
なんちゅう手の込んだ物仕込んでくるんだこの悪魔w
「なんだこれ~~~、めちゃくちゃうまそうだ~~、いいぞ許す!!」
「じゃ、じゃあお兄さん忙しいから帰るね、またなお嬢ちゃん。おらっ、入れっ!!」
「ギャンっっ!!」
ステンノーを転移魔法の中に蹴りこむ、神話級悪魔の品位はもはやないw
「バ、バイバ~イ」
ルシファーは手を振りながら転移魔法で消えた。
「面白いお兄さんだったな~、また会えるかな~」
神話級の悪魔にまた会いたいなんて言う人間、お前だけだw
って、石化したわたしと幻惑で叫び散らかしている傭兵達治してから帰れよ~~...(なお数分で効果は切れたw)
「はぁ~、情けない...」
「気にすんなよ姉ちゃん」
わたしの両腕両足は石化の効果か、感覚がまだ戻りきらず、エメリーにおんぶされ家に向かっている。
エメリーは強靭の能力で重さをほぼ感じないそうだ、とはいえ16歳が8歳におんぶされているのは異様に見えるだろう。
「しかしよくメリアと交代しなかったな」
「うち以外の人間は殺さないの分かってたからな~」
それだ、それがわたしの剣を鈍らせる。
「...姉ちゃん、メリアと話せ『ちぇんじ!!』」
えっ、バカ!!こんな状態で...
「ふぎゃっ!!ど、どいて下さいっ、メリアですっ!!」
あのアホ、強靭持ってないメリアに突然変わるなw
「ふぅ、ひどいですよエメリー...あの悪魔にもらった重箱は無事ですか?」
「あ、あぁ、どうして突然変わったんだエメリーは?」
「彼女は言語能力が低いですからね、ソフィーさんに伝えたい事を言語化できなかったようです」
「伝えたいこと?」
「エメリーをナメてはいけませんよ、あなたの事を誰よりも見ている」
う、嬉しいより恥ずかしいんだが。
「彼女はあなたがここに留まっている事が悩みの元凶だと考えています」
「はぁ~...エメリーも同じ意見かぁ...それが解決困難だから悩んでるんだよ...」
「おじい様から離れたくない、違いますか??」
「違い...ません」
嘘だろ~~、そこまでバレてんのぉw
「16歳にしておじい様離れが出来ないとは...想像以上でした」
「し、仕方ないだろ。嫌なものは嫌なんだ...」
恥ずかしい、穴があったら入りたい...。
「ふぅ、では荒療治といきましょう。次に城からエメリーを渡せと来ても僕は一切協力しません」
「えっ、それじゃあエメリーは女王様に利用されてしまうだろ!!」
「それどころかおじい様まで利用されるでしょうね。下手なモンスターよりも危険だと思われます」
「お、お前はエメリーの自由を最優先するんじゃなかったのか?城に連れて行かれたら殆ど軟禁状態になるんだぞ!!」
「分かりませんか?それを犠牲にしてまでエメリーはソフィーさんの決断を待っているのです」
「ぐっ...!!」
「決断、されましたか??」
「...あぁ、決めたよ。2人で旅に出る」
この切り替えの早さ、本当にソフィーさんは頭が良い。
「やはりあなたで良かった。今後もエメリーをよろしくお願いしますね」
「あぁ、よく考えたら実質4人旅、だしな」
「なるほど、ですがリアンはまず出てきませんけどね」
「そうだ、リアンの事について聞かせてくれないか?」
「それは僕の役目ではありませんね。エメリーが話したくなればいずれ話すでしょう」
「そうだな、焦らず待つよ。これからずっと2人で旅するわけだしな」
「そういうことです、では...『チェンジ!!』」
頭のモヤモヤが取れ、かつてないほどスッキリした気分だ、ありがとうメリア。
「姉ちゃん、決めたな」
「あぁ、悪かったなエメリー、お陰で気分爽快だ」
「じゃあ帰ろう、乗れ」
「いや、もう大丈夫。今度はわたしがおぶる番だ」
「わ~い、にしししし」
エメリーも背中で嬉しそうだ。
生まれて初めての旅...か、不安よりワクワクの方が大きい。
広い世界を見て回るのは実は一番やりたかったことなのかもしれないな。
魔王の口から勇者の詳細が語られ、キュクロープスは暗躍を決意する。
ソフィーは葛藤が仕事に悪影響を与えだす。
「痛っ!!」
「ソフィーさん!!」
「姉ちゃん、大丈夫か!?」
わたしは仕事の依頼で街道のモンスター退治に来ている。
「はぁっ!!」
同業の傭兵がモンスターを一刀両断した。
「ソフィーさん、体調悪いんですか?あんなモンスター相手に後れを取るなんて...」
「いや、ちょっと...な」
モンスターをせん滅対象として見られなくなった今、わたしは戦闘中に集中力を欠くようになってしまった。
「ソフィーよ、後ろで休むといい。だが傭兵歴の長いお前なら...分かっているな?」
「あぁ、もちろんだ」
現場で働かない傭兵は報酬を減らされる、まぁ当然のことだ。
「姉ちゃん痛いか?」
「いや、大丈夫だ。軽い打撲だ、すぐ治る」
くそっ、このままではその内仲間まで巻き込む下手を打ちそうだ。
考え事をしていると、何やら前線の方でどよめきが起こる。
「我が名はステンノー、ケガをしたくなければ下がりなさい、人間!!」
「ス、ステンノーだと!神話級悪魔ではないか、何故こんな辺境の街に...」
「この辺りに若い娘と少女の2人組はいないかしら?」
「少女?ソフィーさんとあの子の事か??」
「さぁ...」
「心当たりがあるようね、石化させられたくなければ答えなさい」
ステンノーは見せしめに転がっているモンスターの死体を石化してみせた。
「ひ、ひぃぃ、最後尾に...」
「素直でいい子ね」
ステンノーはゆっくりと歩き、わたし達の前に現れる。
「わっ、キレイな姉ちゃんだなぁ」
「あら、ありがとう。あなたが無敵少女ね」
こいつ、エメリーを探しに来たのか!?
「エメリーに何の用だ!!」
わたしは剣を構え、敵の前に立ちふさがる。
「落ち着きなさい、事を構えるつもりはないわ」
またそのパターンか。。
「姉ちゃんの目見てると体がムズムズするぞ」
「噂は本当みたいね。ショックだわ~、あなたに石化を施してるのに平然としてるんだもの」
「貴様!!やはりエメリーを...」
「あなたに興味はないわ、下がっててくれるかしら?」
わたしは我慢できず切りかかった。
すると両腕、両足をたちまち石化され、わたしは首を掴まれた。
「あなたの目。何かに思い悩んでいる目。早く解決するといいわね」
わたしは端に投げられた、石化の影響で身動きできない。
「逃げろエメリー!!みんな助けてやってくれ~~!!」
「ちっくしょ~~!!」
傭兵連中が一斉にステンノーにとびかかる。
「めんどくさいわねぇ...ポンプフェイク」
奴が魔法を唱えた瞬間、傭兵達が叫び始める。
「な、なんだ、どこだここは!?」
「ぐあぁ~~、熱い、熱い~~!!」
ポンプフェイク、広範囲の幻惑魔法だ。
書物でしか知らない高等魔法のひとつ、初めて見た。
「お願いします!!この案件は是非とも弊社にお任せいただきたいっ!!」
1人だけ何の幻想見てるか分からん奴がいるw
「改めて自己紹介ね。私はルシファー様の使い、ステンノーよ、よろしくね」
ルシファー...キュクロープスと並ぶ神話級モンスターだ。
「エメリーだ、よろしくな美人の姉ちゃん」
「ルシファー様にあなたの様子を見てこいと言われて来たけど...簡単に始末できそうねぇ...」
「いいぞ、かかかかってこい」
「かは2つでいいのよお嬢ちゃん。では行くわよ」
ステンノーは魔力を両手に集中させる。
「超高等即死魔法、ストリークッッ!!」
ストリーク!?古の禁術だ、使い手がまだいたのか!!
.........。
.............。
エメリーとステンノーはお互い首をかしげている。
「一応、聞くけど、死んでる?」
「ピンピン!」
「そ、う...。そうか、魔法の類が一切効かないのね、ならば...プットバック!!」
プットバック、球状の弾を叩きつける上級物理魔法だ。
バイ~~~~ン...。
エメリーに当たった弾は弾かれ、上空に消えていった。
「そ、そんなバカな。プットバックの衝撃はわたし達でも無事では済まない威力なのに...」
「あぁ~ボール、あれ欲しかったなぁ~」
「く、くそ~~、な、ならば!!」
また何かをしようとした瞬間、後ろから転移魔法で誰かが出てくる。
「やめんかステンノォ~~!!」
後ろからげんこつでステンノーを殴りつけた。
「いった~~い...はっ!!ルシファー様っっ!!」
すかさずステンノーは片ひざをつき、頭を下げる。
ルシファー、こいつが神話級の大悪魔ルシファーか。。
だが何だ?
何故エプロン姿なのだ!?w
「いや~すまんなぁお嬢ちゃん、部下が大っっっ変失礼をした!!」
奴はステンノーと一緒に高速で頭を下げているw
「いいぞ、お兄さん。その黒い羽根かっくいいなぁ~~!!」
「はっはっは、ありがとうお嬢ちゃん。これお詫びの印に食べてくれ」
3段の重箱にギッシリと海の幸山の幸が綺麗に盛り付けてある料理だ。
なんちゅう手の込んだ物仕込んでくるんだこの悪魔w
「なんだこれ~~~、めちゃくちゃうまそうだ~~、いいぞ許す!!」
「じゃ、じゃあお兄さん忙しいから帰るね、またなお嬢ちゃん。おらっ、入れっ!!」
「ギャンっっ!!」
ステンノーを転移魔法の中に蹴りこむ、神話級悪魔の品位はもはやないw
「バ、バイバ~イ」
ルシファーは手を振りながら転移魔法で消えた。
「面白いお兄さんだったな~、また会えるかな~」
神話級の悪魔にまた会いたいなんて言う人間、お前だけだw
って、石化したわたしと幻惑で叫び散らかしている傭兵達治してから帰れよ~~...(なお数分で効果は切れたw)
「はぁ~、情けない...」
「気にすんなよ姉ちゃん」
わたしの両腕両足は石化の効果か、感覚がまだ戻りきらず、エメリーにおんぶされ家に向かっている。
エメリーは強靭の能力で重さをほぼ感じないそうだ、とはいえ16歳が8歳におんぶされているのは異様に見えるだろう。
「しかしよくメリアと交代しなかったな」
「うち以外の人間は殺さないの分かってたからな~」
それだ、それがわたしの剣を鈍らせる。
「...姉ちゃん、メリアと話せ『ちぇんじ!!』」
えっ、バカ!!こんな状態で...
「ふぎゃっ!!ど、どいて下さいっ、メリアですっ!!」
あのアホ、強靭持ってないメリアに突然変わるなw
「ふぅ、ひどいですよエメリー...あの悪魔にもらった重箱は無事ですか?」
「あ、あぁ、どうして突然変わったんだエメリーは?」
「彼女は言語能力が低いですからね、ソフィーさんに伝えたい事を言語化できなかったようです」
「伝えたいこと?」
「エメリーをナメてはいけませんよ、あなたの事を誰よりも見ている」
う、嬉しいより恥ずかしいんだが。
「彼女はあなたがここに留まっている事が悩みの元凶だと考えています」
「はぁ~...エメリーも同じ意見かぁ...それが解決困難だから悩んでるんだよ...」
「おじい様から離れたくない、違いますか??」
「違い...ません」
嘘だろ~~、そこまでバレてんのぉw
「16歳にしておじい様離れが出来ないとは...想像以上でした」
「し、仕方ないだろ。嫌なものは嫌なんだ...」
恥ずかしい、穴があったら入りたい...。
「ふぅ、では荒療治といきましょう。次に城からエメリーを渡せと来ても僕は一切協力しません」
「えっ、それじゃあエメリーは女王様に利用されてしまうだろ!!」
「それどころかおじい様まで利用されるでしょうね。下手なモンスターよりも危険だと思われます」
「お、お前はエメリーの自由を最優先するんじゃなかったのか?城に連れて行かれたら殆ど軟禁状態になるんだぞ!!」
「分かりませんか?それを犠牲にしてまでエメリーはソフィーさんの決断を待っているのです」
「ぐっ...!!」
「決断、されましたか??」
「...あぁ、決めたよ。2人で旅に出る」
この切り替えの早さ、本当にソフィーさんは頭が良い。
「やはりあなたで良かった。今後もエメリーをよろしくお願いしますね」
「あぁ、よく考えたら実質4人旅、だしな」
「なるほど、ですがリアンはまず出てきませんけどね」
「そうだ、リアンの事について聞かせてくれないか?」
「それは僕の役目ではありませんね。エメリーが話したくなればいずれ話すでしょう」
「そうだな、焦らず待つよ。これからずっと2人で旅するわけだしな」
「そういうことです、では...『チェンジ!!』」
頭のモヤモヤが取れ、かつてないほどスッキリした気分だ、ありがとうメリア。
「姉ちゃん、決めたな」
「あぁ、悪かったなエメリー、お陰で気分爽快だ」
「じゃあ帰ろう、乗れ」
「いや、もう大丈夫。今度はわたしがおぶる番だ」
「わ~い、にしししし」
エメリーも背中で嬉しそうだ。
生まれて初めての旅...か、不安よりワクワクの方が大きい。
広い世界を見て回るのは実は一番やりたかったことなのかもしれないな。
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