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6.Born this way
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【previously on 無敵少女の意のままに】
城の危機は去り、ソフィーはひとまず安堵する。
魔王にエメリーの存在が知られてしまうが、ビビった魔王は急いで魔王城の引っ越しを指示するw
キュクロープスを退けたわたし達は城の様子を見に戻る。
負傷者は多数だが、モンスターは1匹も見当たらない。
「モンスターはどこに消えたんですか?」
「あぁ、転移魔法で忽然と消えたよ、お陰で助かった」
聞くと城を攻めたモンスターは全て中位クラス以上のモンスターだったそうで城の兵士や傭兵では全く刃が立たなかったそうだ。
「兵士の事は心配ない。それよりもソフィーちゃん、少し話を聞かせてくれないか?」
3英傑様がわたしとエメリーを謁見室に招きたいそうだ。
王様にお目通りするのは物心ついてからは初めてだ、緊張する。
「女王様、連れてまいりました」
わたしは片膝をつき、頭を下げる。
エメリーもわたしを見て真似をしている。
「頭を上げてください、ソフィーさん、それからエメリーさん、でしたか?」
今代の王はまだ20代前半の女王様で、とても庶民に友好的かつ寛大でいらっしゃる。
「大きくなったわね~ソフィーちゃん。もう10年以上前になるかしら、ジミー様はお元気で?」
「はい、祖父は元気です。お心遣い感謝します」
じいちゃんは10年前まで城で教育係をしていた、それから町の警備兵になったのだがその理由は聞かされていない。
食事も兼ねてゆっくり話がしたいと、別室に通された。
「マナーなんて気にしなくていいのよ、たくさん食べてね」
「うぉぉぉ~~、すげぇごちそうだぁ~~!!」
エメリーの目がキラキラしている。
「こらっ!無礼だぞエメリー」
「いいのよソフィーちゃん、あなたも10年前はそんな感じだったわよ」
「そ、その節は大変失礼を...」
「ふふふ、では食事を取りながらお話を聞かせてちょうだい」
わたしは村の事、能力の事は伏せてエメリーの事、キュクロープスの事など全て報告した。
「やはり兵士に死者が出てないのはそういうことなのね」
「女王様、では奴の言ってた事は本当なんですか?」
「えぇ、世界中でモンスターが人間に善行を行っているのは本当よ。でも、それを甘んじて受け入れて寝首を掻かれるわけにはいかない...というのが各国首脳の共通見解ね」
「何か裏があるということですか?」
「そこまでは解らないけど、人間と仲良くなって勇者の情報を探っているのでは?という意見も出ているわ」
「勇者...まさか...」
「3人の勇者が魔王を討伐する物語が書かれた古い書物があるのはご存知?」
「あっ、はい、確か『ちーとくえすと』とかいう名前だった気が...」
「よくご存知ね。その書物に書かれた勇者の1人に無敵の能力を持った少年がいたの」
間違いない、エメリーだ。
「ちなみに他2人の能力は何でしたか?」
「もう1人は言葉と瞳で全てを操る能力、もう1人は全ての事象を自分の思い通りに書き換えてしまう能力、とあるわ」
メリアとおそらくもう1人の副人格リアンの能力だろう。
まさかエメリー1人に3人分の能力が宿っているってことか!?
「う、うまいなぁ姉ちゃんこの汁。でももう帰らなくちゃじいちゃん心配してないか?」
エメリーが焦っている、あと汁ではなくスープなw
「大丈夫よエメリーちゃん、ジミー様には使いを出してあるわ」
「そ、そうなのかぁ、な、なら安心だなぁ、あははは...」
「3英傑から話は聞いたわ、エメリーちゃんは無敵の能力を持っている...と」
...何か嫌な予感がしてきた。
「ソフィーちゃん、エメリーちゃんを城に引き渡してほしいの」
「な、何故ですか!?」
「エメリーちゃんを狙ってモンスター、それも上位クラスがあなたの家や村を狙うとも限らないわ。もちろん手厚く保護することを約束するわ」
言ってることは間違っていない。
しかし、当代女王様は狡猾かつ合理的で有名だ、エメリーをモンスターや各国との交渉材料にすらしかねない。
これまでもいくつか残酷な決断をしてきてはいるが、それが全て国、ひいては国民のためだと証明し続けているので支持は厚いのだ。
「嫌だ嫌だ嫌だ~、姉ちゃんと一緒にいる~」
こいつはやはり賢いな、わたしが逆らえないのを分かっているんだろう。
「女王様、お申し出は大変ありがたいのですが、エメリーはもうわたしの家族同然でして...」
「ね、姉ちゃん...」
「ソフィーちゃん、あまりこういう事は言いたくないのだけれど、これは勅命だと思ってちょうだい」
勅命...つまり逆らえば死罪もある、いわゆる脅迫だ。
「そ、それではあまりにも...」
『ちぇんじっ!!』
「えっ!?」
メ、メリアだ、何をする気だ??
メリアは椅子から立ち上がる。
「女王様、お初にお目にかかります、メリアと申します。もっとも自己紹介など意味はありませんが...」
「な、何だ貴様、無礼だぞ!!」
異常を察知した3英傑様が立ち上がる。
「邪魔しないで頂きたい」
3人は空に浮かび身動きが取れないようだ。
「な、んだこの力は...」
「エ、エバン、奴に能力を撃てっ!!」
「ぐっ、ポスタライズッ!!」
ポスタライズ!!真空系の強力な能力だ、ヤバい!!
わたしは机の下に隠れたが、能力が発動しない。
「あなた方はぼくの管理下にあります、一切の行動は無効となりますので...」
「これは、まさか、勇者の力...か」
女王様は感づいたようだ。
「さすが女王様、見識が深うございますね。その通りです、これが『抑圧』の能力ですよ」
「メリアやめろ、女王様に無礼は働くなっ!!」
「...ふむ、エメリーもソフィーさんに従えと言っています。ではさっさと目的を果たして消えますか」
3英傑を地面に下ろし、メリアは言圧の能力を使う。
「僕が出てきた以降の出来事を全て忘れ、エメリーを自由にせよ!!」
「意のままに!!」
4人が片膝をつき頭を下げる、とんでもない能力だ。
「ソフィーさん、さっきの言葉、エメリーとても喜んでましたよ~」
さっきの...エメリーは家族ってやつか...。
「や、やめろ恥ずかしい。とっとと消えなよ」
「ははは、ですが消える前に注意を。僕の言圧の能力は徐々に薄まります。記憶は消えたままですが考え方そのものはいずれ戻るでしょう」
「何?ということはまたいずれエメリーを引き渡せと言ってくるってことか?」
「可能性は高いでしょうね。まぁその度に僕が出ればいい話ではありますが...」
...。
「では目的は果たしましたので引っ込みます、エメリーをよろしくお願いしますね」
『チェンジ!!』
雰囲気がエメリーに戻る。
「う~、またメリア出してしまった...」
ポツリとエメリーが呟く、あまり使いたくないのだろうか。
「さぁ、どんどん食べてね、エメリーちゃんおかわりもあるわよ」
女王様も3英傑様も何事もなかったかのように席に着き、食事を再開する。
結局その後は普通に食事をしその場はお開きとなり、夜も遅いのでわたし達は城で一泊させてもらうことになった。
就寝前、ベッドで横になりながらわたしはエメリーに話しかける。
「なぁ、お前はメリアと交代するの、嫌なのか?」
「なるべく、したくない。でもトロルのおっちゃんの時は違う」
「あぁ、そういうことか...」
その説明だけで理解したわたしはそれ以上聞かなかった。
「なぁ、少しだけメリアと話がしたいんだけど、いいか?」
「姉ちゃんの頼みならいいぞ、でもうちも聞くのが条件だ」
「あぁ、それでいいよ」
『ちぇんじ!!』
エメリーの雰囲気が変わる。
「何か御用ですか?ソフィーさん」
「なぁ、わたしはこれからどうすればいいと思う?」
「その疑問を持つ水準まで来られましたか。ここ2日で成長されましたね」
「モンスターを徹底的に駆除する対象として見てきた目が曇ってきている。傭兵として致命的だ」
「ソフィーさん、あなたは賢く、頭の回転も速いですが精神的な部分が未成熟ですね、エメリーとは真逆のいいコンビだ」
「あぁ、もうどっちが師なのか分からん」
「本の虫が陥りやすいエアポケットですね。書物の情報ではなく自身の足で見聞を広めてはいかがですか?」
「自分の足で...か」
メリアは唐突に紙に何か書き、わたしに渡してきた。
「...おっと、エメリーがやきもち焼き始めましたw そろそろ引っ込みますね」
「あぁ、ありがとうメリア」
「それからエメリーの村の感染症の件ですが、エメリーの体内に入った異物は全て浄化されます。故に彼女が感染源になることはありませんのでご安心を」
睡眠薬が効かなかったのもそれでか。
「では...『チェンジ!!』」
本当はもう少し相手してほしかったが、他人に頼りすぎるのは良くないと感じた。
「むぅ~メリアめ~、余計なことを~~」
「悪かったよエメリー、眠くなるまで話そうか」
「姉ちゃんもあんま悩みすぎんなよ」
「そういう年頃なんだよ。お前はもうちょっと悩めよなw」
その後、暫く談笑しわたしは眠りについた。
メリアがエメリーにバレないよう、紙に書いてくれた言葉を思い出しながら。
『エメリーはあなたの選択がどうであれ、必ず信じてついて来てくれます。悔いのない選択を...』
城の危機は去り、ソフィーはひとまず安堵する。
魔王にエメリーの存在が知られてしまうが、ビビった魔王は急いで魔王城の引っ越しを指示するw
キュクロープスを退けたわたし達は城の様子を見に戻る。
負傷者は多数だが、モンスターは1匹も見当たらない。
「モンスターはどこに消えたんですか?」
「あぁ、転移魔法で忽然と消えたよ、お陰で助かった」
聞くと城を攻めたモンスターは全て中位クラス以上のモンスターだったそうで城の兵士や傭兵では全く刃が立たなかったそうだ。
「兵士の事は心配ない。それよりもソフィーちゃん、少し話を聞かせてくれないか?」
3英傑様がわたしとエメリーを謁見室に招きたいそうだ。
王様にお目通りするのは物心ついてからは初めてだ、緊張する。
「女王様、連れてまいりました」
わたしは片膝をつき、頭を下げる。
エメリーもわたしを見て真似をしている。
「頭を上げてください、ソフィーさん、それからエメリーさん、でしたか?」
今代の王はまだ20代前半の女王様で、とても庶民に友好的かつ寛大でいらっしゃる。
「大きくなったわね~ソフィーちゃん。もう10年以上前になるかしら、ジミー様はお元気で?」
「はい、祖父は元気です。お心遣い感謝します」
じいちゃんは10年前まで城で教育係をしていた、それから町の警備兵になったのだがその理由は聞かされていない。
食事も兼ねてゆっくり話がしたいと、別室に通された。
「マナーなんて気にしなくていいのよ、たくさん食べてね」
「うぉぉぉ~~、すげぇごちそうだぁ~~!!」
エメリーの目がキラキラしている。
「こらっ!無礼だぞエメリー」
「いいのよソフィーちゃん、あなたも10年前はそんな感じだったわよ」
「そ、その節は大変失礼を...」
「ふふふ、では食事を取りながらお話を聞かせてちょうだい」
わたしは村の事、能力の事は伏せてエメリーの事、キュクロープスの事など全て報告した。
「やはり兵士に死者が出てないのはそういうことなのね」
「女王様、では奴の言ってた事は本当なんですか?」
「えぇ、世界中でモンスターが人間に善行を行っているのは本当よ。でも、それを甘んじて受け入れて寝首を掻かれるわけにはいかない...というのが各国首脳の共通見解ね」
「何か裏があるということですか?」
「そこまでは解らないけど、人間と仲良くなって勇者の情報を探っているのでは?という意見も出ているわ」
「勇者...まさか...」
「3人の勇者が魔王を討伐する物語が書かれた古い書物があるのはご存知?」
「あっ、はい、確か『ちーとくえすと』とかいう名前だった気が...」
「よくご存知ね。その書物に書かれた勇者の1人に無敵の能力を持った少年がいたの」
間違いない、エメリーだ。
「ちなみに他2人の能力は何でしたか?」
「もう1人は言葉と瞳で全てを操る能力、もう1人は全ての事象を自分の思い通りに書き換えてしまう能力、とあるわ」
メリアとおそらくもう1人の副人格リアンの能力だろう。
まさかエメリー1人に3人分の能力が宿っているってことか!?
「う、うまいなぁ姉ちゃんこの汁。でももう帰らなくちゃじいちゃん心配してないか?」
エメリーが焦っている、あと汁ではなくスープなw
「大丈夫よエメリーちゃん、ジミー様には使いを出してあるわ」
「そ、そうなのかぁ、な、なら安心だなぁ、あははは...」
「3英傑から話は聞いたわ、エメリーちゃんは無敵の能力を持っている...と」
...何か嫌な予感がしてきた。
「ソフィーちゃん、エメリーちゃんを城に引き渡してほしいの」
「な、何故ですか!?」
「エメリーちゃんを狙ってモンスター、それも上位クラスがあなたの家や村を狙うとも限らないわ。もちろん手厚く保護することを約束するわ」
言ってることは間違っていない。
しかし、当代女王様は狡猾かつ合理的で有名だ、エメリーをモンスターや各国との交渉材料にすらしかねない。
これまでもいくつか残酷な決断をしてきてはいるが、それが全て国、ひいては国民のためだと証明し続けているので支持は厚いのだ。
「嫌だ嫌だ嫌だ~、姉ちゃんと一緒にいる~」
こいつはやはり賢いな、わたしが逆らえないのを分かっているんだろう。
「女王様、お申し出は大変ありがたいのですが、エメリーはもうわたしの家族同然でして...」
「ね、姉ちゃん...」
「ソフィーちゃん、あまりこういう事は言いたくないのだけれど、これは勅命だと思ってちょうだい」
勅命...つまり逆らえば死罪もある、いわゆる脅迫だ。
「そ、それではあまりにも...」
『ちぇんじっ!!』
「えっ!?」
メ、メリアだ、何をする気だ??
メリアは椅子から立ち上がる。
「女王様、お初にお目にかかります、メリアと申します。もっとも自己紹介など意味はありませんが...」
「な、何だ貴様、無礼だぞ!!」
異常を察知した3英傑様が立ち上がる。
「邪魔しないで頂きたい」
3人は空に浮かび身動きが取れないようだ。
「な、んだこの力は...」
「エ、エバン、奴に能力を撃てっ!!」
「ぐっ、ポスタライズッ!!」
ポスタライズ!!真空系の強力な能力だ、ヤバい!!
わたしは机の下に隠れたが、能力が発動しない。
「あなた方はぼくの管理下にあります、一切の行動は無効となりますので...」
「これは、まさか、勇者の力...か」
女王様は感づいたようだ。
「さすが女王様、見識が深うございますね。その通りです、これが『抑圧』の能力ですよ」
「メリアやめろ、女王様に無礼は働くなっ!!」
「...ふむ、エメリーもソフィーさんに従えと言っています。ではさっさと目的を果たして消えますか」
3英傑を地面に下ろし、メリアは言圧の能力を使う。
「僕が出てきた以降の出来事を全て忘れ、エメリーを自由にせよ!!」
「意のままに!!」
4人が片膝をつき頭を下げる、とんでもない能力だ。
「ソフィーさん、さっきの言葉、エメリーとても喜んでましたよ~」
さっきの...エメリーは家族ってやつか...。
「や、やめろ恥ずかしい。とっとと消えなよ」
「ははは、ですが消える前に注意を。僕の言圧の能力は徐々に薄まります。記憶は消えたままですが考え方そのものはいずれ戻るでしょう」
「何?ということはまたいずれエメリーを引き渡せと言ってくるってことか?」
「可能性は高いでしょうね。まぁその度に僕が出ればいい話ではありますが...」
...。
「では目的は果たしましたので引っ込みます、エメリーをよろしくお願いしますね」
『チェンジ!!』
雰囲気がエメリーに戻る。
「う~、またメリア出してしまった...」
ポツリとエメリーが呟く、あまり使いたくないのだろうか。
「さぁ、どんどん食べてね、エメリーちゃんおかわりもあるわよ」
女王様も3英傑様も何事もなかったかのように席に着き、食事を再開する。
結局その後は普通に食事をしその場はお開きとなり、夜も遅いのでわたし達は城で一泊させてもらうことになった。
就寝前、ベッドで横になりながらわたしはエメリーに話しかける。
「なぁ、お前はメリアと交代するの、嫌なのか?」
「なるべく、したくない。でもトロルのおっちゃんの時は違う」
「あぁ、そういうことか...」
その説明だけで理解したわたしはそれ以上聞かなかった。
「なぁ、少しだけメリアと話がしたいんだけど、いいか?」
「姉ちゃんの頼みならいいぞ、でもうちも聞くのが条件だ」
「あぁ、それでいいよ」
『ちぇんじ!!』
エメリーの雰囲気が変わる。
「何か御用ですか?ソフィーさん」
「なぁ、わたしはこれからどうすればいいと思う?」
「その疑問を持つ水準まで来られましたか。ここ2日で成長されましたね」
「モンスターを徹底的に駆除する対象として見てきた目が曇ってきている。傭兵として致命的だ」
「ソフィーさん、あなたは賢く、頭の回転も速いですが精神的な部分が未成熟ですね、エメリーとは真逆のいいコンビだ」
「あぁ、もうどっちが師なのか分からん」
「本の虫が陥りやすいエアポケットですね。書物の情報ではなく自身の足で見聞を広めてはいかがですか?」
「自分の足で...か」
メリアは唐突に紙に何か書き、わたしに渡してきた。
「...おっと、エメリーがやきもち焼き始めましたw そろそろ引っ込みますね」
「あぁ、ありがとうメリア」
「それからエメリーの村の感染症の件ですが、エメリーの体内に入った異物は全て浄化されます。故に彼女が感染源になることはありませんのでご安心を」
睡眠薬が効かなかったのもそれでか。
「では...『チェンジ!!』」
本当はもう少し相手してほしかったが、他人に頼りすぎるのは良くないと感じた。
「むぅ~メリアめ~、余計なことを~~」
「悪かったよエメリー、眠くなるまで話そうか」
「姉ちゃんもあんま悩みすぎんなよ」
「そういう年頃なんだよ。お前はもうちょっと悩めよなw」
その後、暫く談笑しわたしは眠りについた。
メリアがエメリーにバレないよう、紙に書いてくれた言葉を思い出しながら。
『エメリーはあなたの選択がどうであれ、必ず信じてついて来てくれます。悔いのない選択を...』
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