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Till death do us part
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【前回までのあらすじ】
遺跡にいたコソドロ達のボスはアスタロトという悪魔族だった。
マチルダはジャンマー勝負を圧勝し、アスタロトを武力ではなく雀力で従わせることに成功したw
ジャンマー勝負を済ませたマチルダ達はキャブルの町への帰路につこうとしていた。
マチルダ「...ねぇ、何であんたも付いてきてるの??」
アスタロト「私が直接謝罪に行ったほうが話早いでしょ?」
ななこ「あはは...まぁそうだけどねぇ~」
アスタロト「ところでグディオンちゃん。どうして転移魔法使わないのかしら? 歩くと2日くらいかかっちゃうでしょ??」
グディオン「し~~、し~~!! せっかく内緒にしてたのに~~!!」
マチルダ「転移魔法キャブルにセットしてあるのね? じゃあ使ってよグッディちゃん」
グディオン「...」
アスタロト「...なるほど、そういうこと。気持ち汲んであげなさいよ。あなた達ともっと一緒にいたいのよ、ねぇ~グディオンちゃん」
グディオン「うん...」
ななこ「そっか~、じゃあゆっくり帰ろうよ、いいでしょ?マチ」
マチルダ「非合理的で非効率な行動はあまり好きじゃないけど...まぁいいでしょ。その代わりアスタロト、先に飛んで危険がないか偵察して来てよ」
グディオン「背中乗りた~い」
アスタロト「いいわよ~、しっかり掴まってね。ジャ~~ンプ!!」
2人は前方の偵察に飛んでいった。
ななこ「なんかこの世界のモンスターって憎めないねぇ~、みんなお茶目でかわいいわ」
マチルダ「ダメよなな。あくまで私達はゲーム攻略が目的なんだから」
ななこ「もちろん分かってるよ~、油断したら私達なんかあっという間にやられちゃうしね。それより次の目的地はどこに行くつもり?」
マチルダ「ここ数日でかなりアビリティ値が強化された、次の土地に行くのもいいけど、少しキャブルでゆっくりしてから決めましょう」
ななこ「クエスト報酬ももらえるしね~、久々に暴飲暴食しよっか~♪」
マチルダ「こっち来てからお酒飲んでないしね~、気晴らしにいいかも」
そんな話をしていると2人が偵察から戻って来る。
アスタロト「危険はないわよ。下級モンスターは操ってよそに散らせたわ」
ななこ「便利ね~マニピュレートって。あっ、でも経験値入らないから勿体ないか~」
マチルダ「マニピュレート禁止!! 下級モンスターはあなた達が全部倒しなさい、私達に経験値入るように近くでね」
アスタロト・グディオン「はい...」
すっかりマチルダの制圧下に入ってしまった2人だったw
2日後、4人はキャブルに戻った。
クエスト依頼所店員「お帰りなさいマチルダさん、あら、後ろの悪魔族はまさか...」
マチルダ「えぇ、ごろつきのボスよ。本人反省してるからどんな処罰でも与えるといいわ」
店員「いえ、その~、あれから状況が変わりまして~。どうもその方、お金持ちの家に限定して空き巣してたらしくて、被害を訴えてる人は1人もいないんです...」
マチルダ「はぁ? だってごろつきを討伐してくれって依頼だったじゃない?」
店員「噂を聞いた関係ない方が一部騒いでただけらしくて...むしろお菓子詰め合わせのお礼がしたいって返礼品をこれだけ預かってるくらいでして...」
カウンターの後ろには大量の返礼品が置かれていたw
ななこ「じゃ、じゃあクエスト報酬は?」
店員「この返礼品の山ってことでひとつ...」
まさかのから騒ぎだった今回の討伐依頼、一番割を食ったのはマチルダとななこだったw
当然のようにその夜はヤケ酒をたらふく食らったのだったw
翌日...。
宿屋から出るとグディオンとアスタロトが待っていた。
マチルダ「...あんた、まだこの町にいたの?」
アスタロト「久々に町でゆっくりしたわ。いいもんね文明の発達した所も。ずっと遺跡にいたから麻痺してたわ」
ななこ「どうしたの? グッディちゃん、お別れ言いに来てくれたの?」
グディオン「えっ、何言ってるの? 次の目的地を一緒に決めに来たんだよ」
マチルダ・ななこ「はっ?」
アスタロト「もちろん、私も一緒にね。あんたのジャンマーの腕前に惚れたわ、行く先々の宿屋でジャンマー付き合ってちょうだい、いえ、教えて下さい、師匠!!」
マチルダ「だっ、ダメよダメダメ~!! 急に仲間になるなんて言われても受け入れられないわ!!」
アスタロト「ふ~~ん、ここじゃ話しにくいから悪いけどちょっと裏来てくれる??」
言われた通り、人気のない裏通りに移動する。
アスタロト「あなた達、噂の冒険者ね??」
マチルダ・ななこ「!!!!!!ちっ、違...」
アスタロト「図星ね、でも大丈夫、私達は魔王軍ではないから問題ないわ」
ななこ「...グッディちゃん...あなたはどこで気付いたの?」
グディオン「結構すぐだよ。お話してても明らかにこの世界の人とは違和感があったから」
マチルダ(くそっ、やっぱり長時間の会話はボロが出るのか...)
グディオン「魔王様を倒したいんでしょ? お手伝いしてあげる!! それにマチさんのために使えそうな能力を覚えられる巻物の場所をいくつか知ってるから一緒に行こう!!」
ななこ「マチ...どうしよう...」
マチルダ(この2人は強い。それに現地人と一緒にいると何かと便利か...というかここで離れると情報漏えいの心配が...)
マチルダ「分かったわ、一緒に行動しましょう。その代わり条件が2つ。この事は内緒にすること。そしてもうひとつ...」
グディオン「な、何??」
マチルダ「目的が達成されるその時まで必ず付き合ってもらうわよ、先に死ぬ事は絶対に許さない!!」
グディオン「う、うん!!」
アスタロト「あはは、あなた気に入ったわ。悪魔との誓約の契約、これにて成約ね、ふふん」
ななこ「なんか上手いこと言えた~、みたいな顔してるアスタロトさんw」
何と、とんでもない形で一気に4人パーティになったマチルダ達。
この4人で次なる目的地へと歩を進める事となった。
.......................
【補足コーナー】
・マチルダはかわいいものに目がないが、本人は隠している、つもり。ななこにはとっくにバレているw
・羽のある種族は空を飛べる。もちろんMPが消費などは一切ない
・お詫びのお菓子詰め合わせはキャブルでは手に入らない物ばかりだったので、むしろ大変喜ばれたw
・冒険者が魔王を倒してもこの世界がなくなるわけではないので野良モンスターにとっては比較的どうでもいい問題だったw
・悪魔が誓約を自ら破ることは100%ありえない。逆により人間らしい天使族はしょっちゅう破るw
遺跡にいたコソドロ達のボスはアスタロトという悪魔族だった。
マチルダはジャンマー勝負を圧勝し、アスタロトを武力ではなく雀力で従わせることに成功したw
ジャンマー勝負を済ませたマチルダ達はキャブルの町への帰路につこうとしていた。
マチルダ「...ねぇ、何であんたも付いてきてるの??」
アスタロト「私が直接謝罪に行ったほうが話早いでしょ?」
ななこ「あはは...まぁそうだけどねぇ~」
アスタロト「ところでグディオンちゃん。どうして転移魔法使わないのかしら? 歩くと2日くらいかかっちゃうでしょ??」
グディオン「し~~、し~~!! せっかく内緒にしてたのに~~!!」
マチルダ「転移魔法キャブルにセットしてあるのね? じゃあ使ってよグッディちゃん」
グディオン「...」
アスタロト「...なるほど、そういうこと。気持ち汲んであげなさいよ。あなた達ともっと一緒にいたいのよ、ねぇ~グディオンちゃん」
グディオン「うん...」
ななこ「そっか~、じゃあゆっくり帰ろうよ、いいでしょ?マチ」
マチルダ「非合理的で非効率な行動はあまり好きじゃないけど...まぁいいでしょ。その代わりアスタロト、先に飛んで危険がないか偵察して来てよ」
グディオン「背中乗りた~い」
アスタロト「いいわよ~、しっかり掴まってね。ジャ~~ンプ!!」
2人は前方の偵察に飛んでいった。
ななこ「なんかこの世界のモンスターって憎めないねぇ~、みんなお茶目でかわいいわ」
マチルダ「ダメよなな。あくまで私達はゲーム攻略が目的なんだから」
ななこ「もちろん分かってるよ~、油断したら私達なんかあっという間にやられちゃうしね。それより次の目的地はどこに行くつもり?」
マチルダ「ここ数日でかなりアビリティ値が強化された、次の土地に行くのもいいけど、少しキャブルでゆっくりしてから決めましょう」
ななこ「クエスト報酬ももらえるしね~、久々に暴飲暴食しよっか~♪」
マチルダ「こっち来てからお酒飲んでないしね~、気晴らしにいいかも」
そんな話をしていると2人が偵察から戻って来る。
アスタロト「危険はないわよ。下級モンスターは操ってよそに散らせたわ」
ななこ「便利ね~マニピュレートって。あっ、でも経験値入らないから勿体ないか~」
マチルダ「マニピュレート禁止!! 下級モンスターはあなた達が全部倒しなさい、私達に経験値入るように近くでね」
アスタロト・グディオン「はい...」
すっかりマチルダの制圧下に入ってしまった2人だったw
2日後、4人はキャブルに戻った。
クエスト依頼所店員「お帰りなさいマチルダさん、あら、後ろの悪魔族はまさか...」
マチルダ「えぇ、ごろつきのボスよ。本人反省してるからどんな処罰でも与えるといいわ」
店員「いえ、その~、あれから状況が変わりまして~。どうもその方、お金持ちの家に限定して空き巣してたらしくて、被害を訴えてる人は1人もいないんです...」
マチルダ「はぁ? だってごろつきを討伐してくれって依頼だったじゃない?」
店員「噂を聞いた関係ない方が一部騒いでただけらしくて...むしろお菓子詰め合わせのお礼がしたいって返礼品をこれだけ預かってるくらいでして...」
カウンターの後ろには大量の返礼品が置かれていたw
ななこ「じゃ、じゃあクエスト報酬は?」
店員「この返礼品の山ってことでひとつ...」
まさかのから騒ぎだった今回の討伐依頼、一番割を食ったのはマチルダとななこだったw
当然のようにその夜はヤケ酒をたらふく食らったのだったw
翌日...。
宿屋から出るとグディオンとアスタロトが待っていた。
マチルダ「...あんた、まだこの町にいたの?」
アスタロト「久々に町でゆっくりしたわ。いいもんね文明の発達した所も。ずっと遺跡にいたから麻痺してたわ」
ななこ「どうしたの? グッディちゃん、お別れ言いに来てくれたの?」
グディオン「えっ、何言ってるの? 次の目的地を一緒に決めに来たんだよ」
マチルダ・ななこ「はっ?」
アスタロト「もちろん、私も一緒にね。あんたのジャンマーの腕前に惚れたわ、行く先々の宿屋でジャンマー付き合ってちょうだい、いえ、教えて下さい、師匠!!」
マチルダ「だっ、ダメよダメダメ~!! 急に仲間になるなんて言われても受け入れられないわ!!」
アスタロト「ふ~~ん、ここじゃ話しにくいから悪いけどちょっと裏来てくれる??」
言われた通り、人気のない裏通りに移動する。
アスタロト「あなた達、噂の冒険者ね??」
マチルダ・ななこ「!!!!!!ちっ、違...」
アスタロト「図星ね、でも大丈夫、私達は魔王軍ではないから問題ないわ」
ななこ「...グッディちゃん...あなたはどこで気付いたの?」
グディオン「結構すぐだよ。お話してても明らかにこの世界の人とは違和感があったから」
マチルダ(くそっ、やっぱり長時間の会話はボロが出るのか...)
グディオン「魔王様を倒したいんでしょ? お手伝いしてあげる!! それにマチさんのために使えそうな能力を覚えられる巻物の場所をいくつか知ってるから一緒に行こう!!」
ななこ「マチ...どうしよう...」
マチルダ(この2人は強い。それに現地人と一緒にいると何かと便利か...というかここで離れると情報漏えいの心配が...)
マチルダ「分かったわ、一緒に行動しましょう。その代わり条件が2つ。この事は内緒にすること。そしてもうひとつ...」
グディオン「な、何??」
マチルダ「目的が達成されるその時まで必ず付き合ってもらうわよ、先に死ぬ事は絶対に許さない!!」
グディオン「う、うん!!」
アスタロト「あはは、あなた気に入ったわ。悪魔との誓約の契約、これにて成約ね、ふふん」
ななこ「なんか上手いこと言えた~、みたいな顔してるアスタロトさんw」
何と、とんでもない形で一気に4人パーティになったマチルダ達。
この4人で次なる目的地へと歩を進める事となった。
.......................
【補足コーナー】
・マチルダはかわいいものに目がないが、本人は隠している、つもり。ななこにはとっくにバレているw
・羽のある種族は空を飛べる。もちろんMPが消費などは一切ない
・お詫びのお菓子詰め合わせはキャブルでは手に入らない物ばかりだったので、むしろ大変喜ばれたw
・冒険者が魔王を倒してもこの世界がなくなるわけではないので野良モンスターにとっては比較的どうでもいい問題だったw
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