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ラルス編
02.ラルスの決意
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ラルスが宿に戻ってしばらくすると、風呂上がりのフローリアンがやってきた。
ほかほかと顔を熱らせ、まだ濡れている髪が色っぽい。
さっきとは違うワンピース姿に目がいき、つい視線が双丘に移動してしまった。あの胸にはなにかを詰めているのかと思っていたが、入っているのは本物なのだ。
忘れなければいけないと思っていても、自分でどうになる記憶力をラルスは持っていない。
(じろじろ見るな、俺!)
自制しようと思いつつもつい目がいってしまい、結局は視線があちこちとウロウロしてしまった。
「どうしたんだよ、ラルス」
ラルスの挙動不審ぶりに、フローリアンがくすくすと笑っている。
今までと変わらず接するべきだと自分を言い聞かせていると、隣にいたシャインがちらりと横目でラルスを見ていた。
「なんですか、シャイン殿」
「いいえ。あとは任せてよろしいですか? 夕飯までに、私も少しゆっくりしたいので」
「もちろんです。王のことは任せてください」
そう言うと、シャインは先に部屋へと戻っていった。
二人っきりとなり、ラルスは失礼にならないようにと思いながら、フローリアンに目を向ける。
「食事まで時間があるようですし、部屋に戻られますか?」
「んー、ちょっと風に当たって涼みたいかな」
「わかりました。じゃあ、その辺を歩きますか」
「うん」
にこっと微笑まれるだけで、ラルスの心臓が暴れ出す。治れと思えば思うほどに、言うことを聞いてくれない。
宿を出てると、夕風が心地よく吹き抜けていく。
空が赤く染まった綺麗な景色だというのに、視線は常にフローリアンの方へと勝手に向いてしまっていた。
「なんだよ、ラルス。僕の女装姿にも、もう慣れただろ?」
「いえ、何度見ても飽きないですよ。すごく、きれいなんで」
「……バカにしてる?」
「し、してないですよ!! 本当の本当に、きれいだからつい見ちゃうんです!」
一瞬だけ顔をカッと赤らめたフローリアンは、すぐに夕焼けに目を向けていた。
「そっか……そんなにきれいなら、僕はきっと生まれてくる性別を間違えたんだね……」
今にも沈みそうな夕日を見ながら、フローリアンは涙を滲ませている。
彼女は、男として生まれるべきだった……と、そう言っているのだろうか。
女として生を受けたにも関わらず、男して育てられ、全国民を騙しているという罪悪感にさいなまれ……それでも、女としては生きられない。
男として、生を真っ当しなければならない立場なのだ。
「間違えてませんよ」
「え?」
夜風に変わろうとしている空気が、ラルスとフローリアンの間を駆け抜けていく。
フローリアンはそのライトブラウンの髪を耳にかけながら、驚いたようにラルスを見上げた。
「フローリアン様は、生まれてくる性別を間違えたりはしてません。保証、します」
その驚いた顔が悲しく揺れ動き、困ったように微笑んでいる。
おそらく、伝わっていないのだろう。ラルスはフローリアンの本当の性別を知らないと思っているのだから。
「俺のこの言葉を、よく覚えておいてください」
「わかった、覚えておくよ……」
力のない声。自分の気持ちはフローリアンへと届いていない。響いていない。
本当は女だとわかっていると言いたかったが、その言葉を飲み込んだ。
今、側近の護衛騎士がそんなことを言っても困らせるだけだろう。
重要機密を知ってしまったことをバラしてしまうのは、危険が伴う。最悪、口封じされる可能性もゼロじゃない。
(女だと気づいていることを、俺から言うのは駄目だ)
伝えたい気持ちをぐっと堪えて、ラルスは決意する。
(フローリアン様の信用を勝ち取って……フローリアン様の口から打ち明けてもらうまで、俺からは言わない。そして……この若き王の力になる。必ず。)
女であることで、この先不都合が出てくるのは必至だろう。
だから、全力で守り、助け、力になる。
今までフローリアンはどれだけ孤独で、どれだけ苦しんできたことか。
それを思うと、胸が痛んだ。そして少しでも心が軽くなればと、ラルスは叫ぶ。
「俺、王がだいすきですよ!」
「……えっ?!」
消そうな太陽に向かってそう宣言すると、フローリアンはボッと音が出そうなほどに耳まで真っ赤になっている。
愛おしい、と心の底から感情が湧き上がってくる。
かわいい顔を独り占めしていることに、愉悦さえ感じる。
そんなフローリアンの顔を眺めてながら、ラルスは笑った。
「だから、王のためならこの身を捧げる覚悟で頑張れますから! いつでも! 俺を頼ってくださいね!」
ラルスは口が上手い方ではない。
だからこそ、心から自分の気持ちを偽りなく伝えたい。
フローリアンの瞳は、ほんの少し潤んでいるように見えた。
「ラルス……うん、頼りにしてるよ……」
「本当ですか?!」
「やっぱりうそ」
「王ーー!!」
「あははは!」
フローリアンは笑ってスカートを翻すと、宿の中へと入っていく。
その姿は、年相応の素敵な女性で。
「本気ですからね、俺」
ラルスは一人呟くと、自分の力でその笑顔を守るのだと、決意を重ね。
急いでフローリアンのあとを追いかけたのだった。
ほかほかと顔を熱らせ、まだ濡れている髪が色っぽい。
さっきとは違うワンピース姿に目がいき、つい視線が双丘に移動してしまった。あの胸にはなにかを詰めているのかと思っていたが、入っているのは本物なのだ。
忘れなければいけないと思っていても、自分でどうになる記憶力をラルスは持っていない。
(じろじろ見るな、俺!)
自制しようと思いつつもつい目がいってしまい、結局は視線があちこちとウロウロしてしまった。
「どうしたんだよ、ラルス」
ラルスの挙動不審ぶりに、フローリアンがくすくすと笑っている。
今までと変わらず接するべきだと自分を言い聞かせていると、隣にいたシャインがちらりと横目でラルスを見ていた。
「なんですか、シャイン殿」
「いいえ。あとは任せてよろしいですか? 夕飯までに、私も少しゆっくりしたいので」
「もちろんです。王のことは任せてください」
そう言うと、シャインは先に部屋へと戻っていった。
二人っきりとなり、ラルスは失礼にならないようにと思いながら、フローリアンに目を向ける。
「食事まで時間があるようですし、部屋に戻られますか?」
「んー、ちょっと風に当たって涼みたいかな」
「わかりました。じゃあ、その辺を歩きますか」
「うん」
にこっと微笑まれるだけで、ラルスの心臓が暴れ出す。治れと思えば思うほどに、言うことを聞いてくれない。
宿を出てると、夕風が心地よく吹き抜けていく。
空が赤く染まった綺麗な景色だというのに、視線は常にフローリアンの方へと勝手に向いてしまっていた。
「なんだよ、ラルス。僕の女装姿にも、もう慣れただろ?」
「いえ、何度見ても飽きないですよ。すごく、きれいなんで」
「……バカにしてる?」
「し、してないですよ!! 本当の本当に、きれいだからつい見ちゃうんです!」
一瞬だけ顔をカッと赤らめたフローリアンは、すぐに夕焼けに目を向けていた。
「そっか……そんなにきれいなら、僕はきっと生まれてくる性別を間違えたんだね……」
今にも沈みそうな夕日を見ながら、フローリアンは涙を滲ませている。
彼女は、男として生まれるべきだった……と、そう言っているのだろうか。
女として生を受けたにも関わらず、男して育てられ、全国民を騙しているという罪悪感にさいなまれ……それでも、女としては生きられない。
男として、生を真っ当しなければならない立場なのだ。
「間違えてませんよ」
「え?」
夜風に変わろうとしている空気が、ラルスとフローリアンの間を駆け抜けていく。
フローリアンはそのライトブラウンの髪を耳にかけながら、驚いたようにラルスを見上げた。
「フローリアン様は、生まれてくる性別を間違えたりはしてません。保証、します」
その驚いた顔が悲しく揺れ動き、困ったように微笑んでいる。
おそらく、伝わっていないのだろう。ラルスはフローリアンの本当の性別を知らないと思っているのだから。
「俺のこの言葉を、よく覚えておいてください」
「わかった、覚えておくよ……」
力のない声。自分の気持ちはフローリアンへと届いていない。響いていない。
本当は女だとわかっていると言いたかったが、その言葉を飲み込んだ。
今、側近の護衛騎士がそんなことを言っても困らせるだけだろう。
重要機密を知ってしまったことをバラしてしまうのは、危険が伴う。最悪、口封じされる可能性もゼロじゃない。
(女だと気づいていることを、俺から言うのは駄目だ)
伝えたい気持ちをぐっと堪えて、ラルスは決意する。
(フローリアン様の信用を勝ち取って……フローリアン様の口から打ち明けてもらうまで、俺からは言わない。そして……この若き王の力になる。必ず。)
女であることで、この先不都合が出てくるのは必至だろう。
だから、全力で守り、助け、力になる。
今までフローリアンはどれだけ孤独で、どれだけ苦しんできたことか。
それを思うと、胸が痛んだ。そして少しでも心が軽くなればと、ラルスは叫ぶ。
「俺、王がだいすきですよ!」
「……えっ?!」
消そうな太陽に向かってそう宣言すると、フローリアンはボッと音が出そうなほどに耳まで真っ赤になっている。
愛おしい、と心の底から感情が湧き上がってくる。
かわいい顔を独り占めしていることに、愉悦さえ感じる。
そんなフローリアンの顔を眺めてながら、ラルスは笑った。
「だから、王のためならこの身を捧げる覚悟で頑張れますから! いつでも! 俺を頼ってくださいね!」
ラルスは口が上手い方ではない。
だからこそ、心から自分の気持ちを偽りなく伝えたい。
フローリアンの瞳は、ほんの少し潤んでいるように見えた。
「ラルス……うん、頼りにしてるよ……」
「本当ですか?!」
「やっぱりうそ」
「王ーー!!」
「あははは!」
フローリアンは笑ってスカートを翻すと、宿の中へと入っていく。
その姿は、年相応の素敵な女性で。
「本気ですからね、俺」
ラルスは一人呟くと、自分の力でその笑顔を守るのだと、決意を重ね。
急いでフローリアンのあとを追いかけたのだった。
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