イナカマチ番犬奇譚~嫌われ獣人の恩返し~
――――世の中は世知辛い。
相良独楽は、異世界同士が切り取られ、繋ぎ合わされたこの世界では、忌避されている獣人だ。
独楽は獣人である事を隠しながら、連れの子ぎつねと共に、イナカマチ区画と呼ばれる場所へやって来る。
幼い頃の約束と恩返し、そして働く場所を得るためにやってきた独楽だったが、長閑そうな名前のこの場所は今、侵略を受けている真っただ中だった。
「見ず知らずの者を躊躇いなく助けたきみのお人好しっぷりに、俺は賭けた。――――イナカマチ区画から奴らを追い出したい。どうか助けて欲しい」
そう頼まれ、独楽はイナカマチ区画を守るために奮闘する。
これは一人の獣人の、恩返しの物語。
※小説家になろう、ノベルアップ+にも投稿しています。
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感想が遅くなってごめんなさい。
完結おめでとうございます。ちょっと早歩きで、もうすこし周辺の様子を紹介して欲しかったな~、そんな感じです。
でも、緊迫感は適度にあっても、全体的にはほっこり。
楽しませていただきました。どうもありがとうございました。
はじめまして。
異世界と現実をパッチワークにした面白い世界に興味を引かれ、読んでみました。
不遇の主人公でしたが、流れ着いた所が良い人そうで、読んでいるこちらもほっこりできて、これからの更新が楽しみです。
これからも頑張って下さい!
めんねこJP様
はじめまして! ご感想、ありがとうございます!
独楽にとってイナカマチ区画の人達と出会えた事はとても幸運な事で、
ずっと「こういうであったらいいな」と思っていた世界でした。
ありがとうございます! そう言って頂けてとても嬉しいです!
楽しんで頂けるように、がんばりますっ
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