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Capitolo.1
episodio.10「da ora in poi(これから)」
しおりを挟むバンビーニだ。そう気付き、思わず身構えるジョシュア。チンクエとの事を思うと、殆ど歯が立たない相手だ。油断は出来ない。
だがトレは相変わらず優しく微笑んでいる。
「帰るって……どこに」
「決まってるじゃない。家に、よ」
「オレの家は、ここだ」
その言葉にメダルドの瞳が小さく揺れた。
するとトレは小さく首を横に振り、優しくジョシュアの頬を撫でる。言い聞かせるように、優しく。
「ここは家じゃないの。貴方の帰る家は私達の所よ。生まれた場所も、あそこなんだから」
「……だったとしても、それでも……オレの家は、ここだから」
トレは少し不思議そうに見つめた後、立ち上がると笑顔のままジョシュアを蹴り飛ばした。
突然の事で受身を取れなかったジョシュアは、そのまま呆気なく壁に叩きつけられた。
鈍い痛みが、全身を走る。
「ジョシュア!」
メダルドが駆け寄ると、ジョシュアは頭から血を流しながらもゆっくりと起き上がった。傷は深いかもしれないが、自分は不死身だ。すぐに治る。
だが、メダルドは違う。なんとか、逃げてもらわないと。
トレはジョシュアに顔を向けると、憐れむように見つめた。
「可哀想に。そう教えられたのね……大丈夫、向こうには母さんが居るわ。だから一緒に……」
「行かない。教えられてもない。オレが自分で決めた」
その強い眼差しにトレは不思議そうに少し目を丸くした。
「だから、行かない!」
「……そう。なら……少し強引にさせてもらうわ」
瞬間。目の前に来たトレの足がジョシュアに迫る。が、庇うようにメダルドが覆い被さったことにより、なんとかその足から逃れることが出来た。
少しムッと頬を膨らませたトレが不満げに「ちょっと、邪魔よ!」と漏らす。
「ダメ!ジョシュアはボクらの家族だ!渡さない!」
「……へえ?血も繋がってないのに?」
「それだけが家族じゃない……家族なら、嫌がる弟を無理矢理連れて行ったりしない!」
その言葉にトレの眉がピクリと小さく動いた。
すると打って変わって、怒りを込めてメダルドを睨みつける。
あまりの殺気に空気がピリピリと張り詰めていくのを感じた。
「そこを……退けって言ってんのよ!!」
危ない、と感じた時には既にジョシュアの体は動いていた。
メダルドの体を突き飛ばして、自身が代わりに蹴りを受ける。足が肩に触れると同時に、体は軽く飛ばされていた。
「! ジョシュア!」
「ちょっと、何してんのよ!」
トレが焦ったように振り返る。先程とは打って変わって申し訳なさそうにジョシュアを見つめている。
ジョシュアというと、受身を取ったおかげで大事には至らずすぐに立ち上がることが出来た。
大丈夫、落ち着いていれば攻撃は見える。
そう言い聞かせて、目元まで垂れてきた血を袖で拭った。
トレはすっかり敵意を向けられていることに気付くと少し残念そうに眉を下げる。
「どうして……どうして来てくれないの。私すごく楽しみにしてたのよ?実はまだ弟が居たなんて、そんな夢みたいなことあるんだ、って……」
今にも泣きそうに瞳を揺らして見つめるトレは、きっと姉の姿なのだろう。だが、自分は兄弟たちを助けたい。一緒に戦いたいわけでないのだ。
改めてジョシュアはそう思うと、自身の右手を差し出すように前に出した。
「オレに、協力して欲しい」
「……協力?」
「助けたいんだ。皆を」
トレは、たすける?とまたしても不思議そうにジョシュアを見ている。その言葉が理解出来ないように目を丸くして。
「何から助けるのよ。私達はむしろ、貴方をあの貴族から助けるために動いてるのよ?」
「違う、戦わなくていい……人殺しなんて、しなくていいんだよ」
「しなくて、いい……?」
少し間を置いて、トレはお腹を抱えて盛大に笑いだした。
ジョシュアもメダルドも、突然の事でぽかんと口を開けている。なにか、おかしかったろうか。
トレは涙をふいて再びジョシュアに顔を向けた。
「あー、おっかしい。私達は戦争のために生まれたのよ?どんどん殺さなきゃ、居る意味がないじゃない!」
笑うその様子は、どこか狂気的だった。
性格を思うとトレは心優しい姉、というイメージがある。そんな彼女が最初から望んで戦っているとは思えなかった。
だと仮定すると、その思考を誰かに植え付けられたのだ。母さん、という存在だろうか?
それとも本当に……戦争のために生まれた故の思考なのだろうか。
「名前、あるんでしょう?トレーディチじゃなくて。お姉ちゃんに聞かせて?」
「……ジョシュア」
「そう、ジョシュア……いい名前貰ったのね」
トレは優しく微笑む。そして差し出された手を握った。その手はどこか冷たかった。
「大丈夫よ、ジョシュア。最初は吐きながら殺してた兄弟も居たけど……すぐに慣れるわよ。だって、殺すために生まれたんだもの」
そんな、こと。そんな悲しいこと、あるはずが無い。あっていいわけが無い。
けれど、事実バンビーニはそうやって生み出されている。そんな、残酷な理由で。
悲しそうに目を細めるジョシュアを見て、トレは釣られたように眉を下げる。
「嗚呼……どうしたのジョシュア。そんな顔しないで。お姉ちゃんたちが居るから、辛くないわ」
「違う……違うよ、トレ……」
そんなこと、しなくていいのに。どうしてこんな事に。
どうしたら、みんなを助けられる?幸せに出来る?
それでもトレは、それを信じて笑っていた。
トレはふと、何かを思いついたように「そっか」と言葉を漏らす。
そして近くにいたメダルドの腕を掴んだ。
「コイツが居るから、素直に言えないのね」
違う、そう言おうとジョシュアが口を開けた時には、トレはメダルドの首に噛み付いていた。
「──メディ!!」
ゴクゴク、とトレの喉が乾きを潤すように動く。
メダルドは驚いて固まってしまっていて逃げる様子もない。すると、その目が徐々に見開かれていった。
そして。
「あぁああああ!!」
なにかに脅えたような、そんな悲痛な叫び声が敷地内に響いた。
その叫び声が体にビリビリと伝わってくる。
恐れている。そりゃそうだ。吸血鬼に噛まれるなんて、死を覚悟するものだから。
だがメダルドは少し違うように見えた。まるでトレを通して何かを見ているような。
小さく、はくはくとメダルドの口は何かを言おうと動いている。
「……ぁ……さ……」
怒りが沸き上がり、ジョシュアの体に力が入る。
「母さん」。メダルドは確かにそう言ったのだ。恐らく昔のことが、トラウマが、蘇ってしまっている。
抵抗するにも、怯えて手さえ動かせないようだ。
ジョシュアはトレを強く睨みつける。
「メディを離せ」
トレはすんなりとそれを聞き入れ、首から牙を抜いた。そしてぺろり、と口元に着いた血を舐めとる。
「そんな怖い顔しないで?ただのご飯よ、死にはしないわ」
「メディはご飯じゃない……オレの家族だ!」
自身の声を合図に地面を蹴りトレの元へと駆けた。
トレはクスリと口元を歪ませる。ジョシュアは、弟は。常人では有り得ない脚力ですぐにバンビーニである自分の目の前まで来たのだ。
やっぱり、そうじゃない。
「貴方、やっぱりバンビーニね!人間なんかじゃない、私達と同じ、化け物よ!」
思わずジョシュアの足が止まってしまった。人間じゃない。化け物。その言葉が体を縛るかのように。
その隙を逃さずトレはそのお腹へと蹴りを入れる。そして続けざまに首目掛けて足を伸ばした。
が。
ドン!ドン!
音が聞こえると同時にトレの体に銃弾が撃ち込まれた。肩と横腹に赤いシミが広がる。
しかしトレはそれに動じることなくそちらへ顔を向けると、そこには銃を構えたベリザリオが居た。
「メディから離れろ!!」
「あら、邪魔が入っちゃった」
どちらさま?とトレは落ち着いた様子で微笑む。袖や裾から血が流れているのに、傷口を抑えようともしない。
ベリザリオは怒りで体を震わせていた。
憎い吸血鬼。ジョシュアと違い、人を襲う……吸血鬼。
自然と銃を握る手に力が入っていく。
「離れろって言ってるだろ化け物!!」
ドン!と再び響く銃声。が、今度はどこにも当たらなかった。
ベリザリオは思わず目を見張る。外した訳では無い。銃の腕だって自信がある。それにトレだって大袈裟に避けていない。なのに、なぜ。
その答えは簡単だった。ただ、現実だと思えないだけで。
少ない動きで避けられた。確実に狙った弾を表情ひとつ変えずに、あっさりと。
しかしトレにとっては当たり前の事。どうしたの?と言わんばかりに目を細めて笑っている。
これが、吸血鬼なのか。
あらァ?とトレがわざとらしく不気味に口元に弧を描く。それはまるで悪魔が笑ったようだった。
「どうしたのかしら?脚、震えてるわよ」
そう言われてようやく気が付く。
ベリザリオの脚は何かに怯えているかのように震えていた。まさか。
あの日から復讐する覚悟を決めたはずだ。それに昔、吸血鬼を相手にしたことはある。確かに手強く人間が十人近く居てようやく捕獲出来たほどだったが、格が違う。
そう気が付いてしまって、怯えてしまった。
自分の覚悟とは、こんなことで手が止まる程なのか。
悔しさが込み上げるが、手が動いてくれない。
──死ぬ。そう、確信した。
トレの笑い声が辺りに響く。それはそれは楽しそうな、まるで子供のような声。
「そんなに怯えないで?餌はこの子だけで十分だから、もう誰も襲わないわよ」
メダルドの頬を撫でようとした時。腕の中に誰も居ないことに気が付いた。
思わず目を丸くしてその虚空を見つめる。一体どうなってる?
だがトレはまた小さく笑みを浮かべた。
「流石ね、ジョシュア。お姉ちゃんから餌を奪うなんて凄いわ」
「餌なんかじゃない。オレの家族だ」
フッとトレの顔から感情が消え、やがて怒りを込めてジョシュアを睨み付けた。
ジョシュアはその圧を感じながらも、急いでベリザリオの傍にメダルドを連れて行く。メダルドはショックで気を失ってしまったようだ。
「ベル、頼む」
でも、とベリザリオが言葉を発した時には、もうジョシュアの姿はそこになかった。
ダン!
何かが壁にぶつかるような音がしてそちらへ顔を向ける。そこには、トレの首を掴んで壁に押し付けるジョシュアの姿。
あんな化け物を、一瞬で。
ベリザリオの背に冷たい汗が流れていく。
「んっ……いた、ぁい」
「よくも」
恨みが込められたその視線に、トレは少し寂しそうに笑うと自らの唇をそっと指先でなぞる。その唇は指によって血が伸び、紅を引いたように赤く染った。
「ジョシュア、我慢しなくていいの。人間を守らなくていいのよ」
だって。
血の着いたその指を、ジョシュアの口内へと捩じ込ませる。
ジョシュアはじわり、と舌が熱くなっていくのを感じた。
「あなたは、吸血鬼なんだから」
ほら、美味しいでしょう?と血を広げるように口内で指を動かすトレ。血を感じたジョシュアの体は動きを止めてしまい、抵抗すら出来ない。
赤い瞳が、鋭く光っていく。
だが突然、トレはガクリと崩れ落ちた。体が、重い。
その事に気が付いた時にはもう遅かった。
「何、これ……!?」
「ようやく効いたか」
ベリザリオがニヤリと口角を上げる。
実は銃弾にはとある薬を塗っていた。その薬とは吸血鬼にとって毒のようなもので、動きを鈍くするもの。
昔吸血鬼を捕えるために作られたもので、まだ取ってあったのだ。
ホムンクルスというから、効くかは一か八かだったが。
少し効き目が現れるのが遅いようだが、何とかなった。
トレは初めての出来事に戸惑っているようだった。
自分の体が言うことを聞かない。それどころかまるで鉛のように重くなっていて、動かすことすら辛くなってきた。瞳は恐れているかのように小さく震えている。
ジョシュアがそんなトレを見詰めていると、トレのその体が何かに引っ張られるように木の下へと引きずられていく。糸の先を追うと、そこにはブルームとアェルドの姿が。
「ブルーム、アェルド……」
「遅くなったね、ジェシー」
アェルドは優しく微笑む。それを見てどこか安心したのか、肩の力が抜けていくジョシュア。
大切なものを失うのでは、と考えて怖かった。守らなくてはと必死だった。
でも、よかった。なんとかなって。
ふとブルームの後ろに、黒い影が近付く。
白い拘束衣のようなものが見えてそれがバンビーニだと気付いたが、遅かった。
ジョシュアが反応するより先にブルームの腹に脚がめり込む。そして、次の瞬間には木に叩きつけられる形で蹴飛ばされていた。
アェルドは音に驚いて目を見開いた後、急いでそのブルームへと顔を向ける。
「ブルーム!!」
動揺を見せるアェルドの体を抱えて、ジョシュアはそのバンビーニから距離を取った。
まさか二人居たなんて。やはり気配が全く無い。これでは、正確な人数を把握出来ない。
もしかしたら、三人目が居るかも……と考えると体が震えた。
そのバンビーニはどうやら男だ。髪は鎖骨程の長さで右目は前髪で隠れている。そして口には──骨。考えたくはないが、まさか人間の……?
ガリゴリと不気味な音を立てて骨を噛み砕いている。
トレはそんな青年を視界に捉えると、小さく「ディエチ」と声を零した。
ディエチと呼ばれた青年は特に反応すること無くただトレを見つめると、倒れているその場へと歩み寄る。
が、もう誰もそれを止めようとはしなかった。
「ディエチ、ごめんなさ……」
ディエチはそんな言葉に耳も傾けず、ただガリガリと骨を齧ってトレの体を担いだ。そして、ジョシュアを真っ直ぐに見つめる。
それまで特に感情を映さなかったその顔に、優しい笑みが浮かんだ。
「十三番目、またね」
それだけ言うと、高く飛び上がってあっという間に塀の外へと消えた。
思わずベリザリオが追うように駆け出すが、それをアェルドが止める。
「待てベル」
「でも」
「適う相手じゃない。深追いはするな」
ベリザリオは悔しそうにその表情を歪ませた。適わないと分かってはいるが、逃がさなければならないのか。
オレは、その程度なのか。
木の方から唸るような声が聞こえて、アェルドは急いでブルームの下へと駆ける。当たり所がよかったようでなんとか息はあるが、決して軽傷ではない。むしろ重症だろう。
だがブルームは動けないながらも起きようと体を動かして辺りを見回している。
「み、んな……無事、か」
自分がそんな状況でありながら他人の心配とは。アェルドは呆れたようにため息を吐いてその手を握る。
「ああ、何とか無事だ。お前こそ大丈夫か」
「これくらい、なんとも……この前噛まれた方が、効いたな」
はは、と小さく笑うブルーム。冗談を言うほどには大丈夫らしい。まあ彼自身体は丈夫だし鍛えてもいるから常人と比べるのは失礼かもしれないが……早く治療せねば。
ふとベリザリオの怒鳴る声が聞こえてくる。どうやらジョシュアに詰め寄っているようで、顔を向けると胸倉を掴みながら睨んでいた。
「どうしてお前なんかを守るために皆が怪我をしなければならないんだ!?」
「ベル!」
「お前が他の吸血鬼と違うのは分かった。だがそれでも!お前のせいで今回これだけの人間が怪我をした。お前が来てからだ!お前が来なければ……!」
涙を浮かべてその手を震わせるベリザリオ。
違う、こんなのは八つ当たりだ。自分の力が及ばなくて悔しい思いをジョシュアにぶつけてしまっている。
だけれど。
彼さえ来なければ、こんな事には。
どうしてもその考えが頭をよぎった。
「止めろ!ベル!」
アェルドの声が聞こえる。お前はまた、こんな奴を庇うのか。
わかってる、と小さく呟いてベリザリオはその手を離した。
呆然と立ち尽くすジョシュアに、アェルドが優しく声を掛ける。
「ジェシー、気にしなくていい。私たちが望んで共に居るのだから」
「……違うよ。オレが来ちゃったんだ」
「そうじゃない。私が、迎えに行っただろう」
「……オレは、なんで居るんだろう。なんで生きてるの」
分かってはいる。戦争のためだ。人を殺すために、その為だけに生まれた。
ならオレはどうして、ここに居るんだろう。どうしてここで、迷惑を掛けているんだろう。
そう考えるジョシュアの目に光はなかった。
アェルドは静かに見つめると、首を横に振る。
違うよジェシー。
優しい声がジョシュアに語り掛ける。
「君が何をしたいか、だ。生まれはどうだっていい。君は、どう生きていきたい」
「どう……生きる……」
ぽつりとそう呟いた後、ジョシュアは静かに自らの手を見つめた。
殺戮兵器として生まれてオレは、どう生きていく?
「……オレ、は……」
どこかで詰まったように、そこから先の言葉は出なかった。
高い塀を飛び越えて敷地内へと着地するディエチ。それからそっと担いでいたトレを降ろすが、まだ身動きが取れないようで呆気なく倒れ込んでしまった。
もう糸は切れている筈。ということはやはり、あの銃弾が悪かったのだろう。
そこへ歩み寄るのは、白と黒のスーツを身に纏った一人の男。
その存在に気付いたトレは一瞬で怯えた表情へと変わり逃げようと身動ぐが、やはりどうにもならない。
その隣でディエチは跪いていた。
「よくやった、ディエチ」
それに比べて。
その青い目の男が冷たい視線を向けるのは、トレ。
「貴様は、何をしている」
「ま、まって!なにかおかしかったの!急にからだ、体が動かなくなって!」
「そんな言い訳は聞きたくない。全く、使えない奴め」
男は立ち上がったディエチと共に建物へと歩いていく。その途中に居た大柄の男達に、ちらりとも見ずにただ一言言い放った。
「好きにしろ」
「ま、待って……!お願いだから!」
無情にも、トレの目の前で重い扉が閉まっていく。
トレはただ静かに涙を流して、男達の手によって別の建物へと運ばれていった。
それを見る一人の褐色の男、バンビーニ長男であるウノ。
その身に白い拘束衣のような服を纏い、右目はただ空虚。
強く握った拳からは、血が流れていた。
応援ありがとうございます!
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