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騎士団審査
20話
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2時間が経過しそれぞれ100チームのリーダー達がくじを引いていく。
私はゴーレムを作り出し戦闘の準備を整える。 おおよそこの1次審査で半分は減るだろうと思っている。
ゴーレムを倒せば合格というわけでは無いそもそもこのゴーレムは父の騎士団の新人達の訓練用としても使われており、新人騎士10人でやっとというものだ。 新人とはいえ辺境伯の騎士 かなりの実力を持っている。 そんな騎士達でもやっとなのだから倒すことはあまり期待していない。
ここで私が見たいのは実践でも冷静さを失わない精神と臨機応変に判断できる判断力 チームと協力して挑もうとしているかなどである。
純粋な戦闘力などは十二使のみんながそれぞれ判断してくれる。専門の皆んながみてくれるので私よりよっぽどあてになる。
「主様順番が決まりました」
「ありがとう菊花 100チームもあるんだから早速始めようか」
「かしこまりました」
「皆もよろしくね」
「「「「「かしこまりました!」」」」」
「ではこれより1次審査を開始致します 1組目ゴーレムの前へ 次の組のもの以外は️上で待機するように自分の出番の1つ前になったら下へ降りてきなさい」
菊花が宣言すると1組目がゴーレムの前で陣形を取る他のチームはコロッセオの観客席で自分の番まで待機だ。
こうして始まった1次試査 チームによって差が出てきた。
半分のチームは独りよがりなものが足を引っ張ったり上手く連携の取れていないチームこのようなチームは早々にゴーレムに戦闘不能にされ自分達の攻撃をまともに当てることなく終了。
残りのほとんどのチームは2時間という短い時間でしっかり連携が取れているもの達。ゴーレムに勝つまではいかないもののかなりのダメージを与えることに成功していた。
そして今回の審査100組中ゴーレムに勝ったチームが5組あった。
1組目はリーダーとなったサイという魔術師が上手くチームのもの達に指示を出し付与魔法などでメンバーを強化まるで熟練の冒険者パーティのような連携で見事勝利した。
2組目は連携は今ひとつのところがあったものの接近戦に特化したロイドという大柄の青年が大剣を使いこなしゴーレムに大きなダメージを与え勝利。
3組目は連携もかなりのもので遠距離での後方支援を行っていたナビとルビという双子の少女が見事な弓でゴーレムの気をひきつけし他のメンバーが攻撃しやすいよう誘導し地道なダメージの蓄積で勝利。
4組目は召喚術師のフォビという少年が10体以上の狼型モンスターを召喚しダメージと誘導を行い他のメンバーもそれぞれ高い戦闘技術で上手く連携し勝利。
5組目は各々思うままに自分へのダメージなどなんのそのでゴーレムに立ち向かいダメージを与えていた そんなふざけた戦法ができていたのはアンヌという治癒術師のおかげであろう 彼女は広範囲の治癒魔法を常に展開させておりチームは無敵状態でそのまま誰1人傷を作ることなく勝利。
今回の審査この5組の50人もも合わせて戦闘や判断力など総合で判断し5000人が合格した。
私は1次審査を終えたものたちの前に立った。
「皆ご苦労であっった 1次審査の合格したもの達は明日2次審査を行う今日と同じ時間にこの場所に集まってくれ 今回不合格だったものもここで諦めず次の機会までしっかり自分を磨いてくれ それでは解散!」
私は言い終えるとさっさと屋敷に戻る。
私なんかがいては志願者たちも緊張してしまうだろうし言いたいことも言えないだろう。
明日は2次審査 楽しみだなぁ
私はゴーレムを作り出し戦闘の準備を整える。 おおよそこの1次審査で半分は減るだろうと思っている。
ゴーレムを倒せば合格というわけでは無いそもそもこのゴーレムは父の騎士団の新人達の訓練用としても使われており、新人騎士10人でやっとというものだ。 新人とはいえ辺境伯の騎士 かなりの実力を持っている。 そんな騎士達でもやっとなのだから倒すことはあまり期待していない。
ここで私が見たいのは実践でも冷静さを失わない精神と臨機応変に判断できる判断力 チームと協力して挑もうとしているかなどである。
純粋な戦闘力などは十二使のみんながそれぞれ判断してくれる。専門の皆んながみてくれるので私よりよっぽどあてになる。
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「かしこまりました」
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「「「「「かしこまりました!」」」」」
「ではこれより1次審査を開始致します 1組目ゴーレムの前へ 次の組のもの以外は️上で待機するように自分の出番の1つ前になったら下へ降りてきなさい」
菊花が宣言すると1組目がゴーレムの前で陣形を取る他のチームはコロッセオの観客席で自分の番まで待機だ。
こうして始まった1次試査 チームによって差が出てきた。
半分のチームは独りよがりなものが足を引っ張ったり上手く連携の取れていないチームこのようなチームは早々にゴーレムに戦闘不能にされ自分達の攻撃をまともに当てることなく終了。
残りのほとんどのチームは2時間という短い時間でしっかり連携が取れているもの達。ゴーレムに勝つまではいかないもののかなりのダメージを与えることに成功していた。
そして今回の審査100組中ゴーレムに勝ったチームが5組あった。
1組目はリーダーとなったサイという魔術師が上手くチームのもの達に指示を出し付与魔法などでメンバーを強化まるで熟練の冒険者パーティのような連携で見事勝利した。
2組目は連携は今ひとつのところがあったものの接近戦に特化したロイドという大柄の青年が大剣を使いこなしゴーレムに大きなダメージを与え勝利。
3組目は連携もかなりのもので遠距離での後方支援を行っていたナビとルビという双子の少女が見事な弓でゴーレムの気をひきつけし他のメンバーが攻撃しやすいよう誘導し地道なダメージの蓄積で勝利。
4組目は召喚術師のフォビという少年が10体以上の狼型モンスターを召喚しダメージと誘導を行い他のメンバーもそれぞれ高い戦闘技術で上手く連携し勝利。
5組目は各々思うままに自分へのダメージなどなんのそのでゴーレムに立ち向かいダメージを与えていた そんなふざけた戦法ができていたのはアンヌという治癒術師のおかげであろう 彼女は広範囲の治癒魔法を常に展開させておりチームは無敵状態でそのまま誰1人傷を作ることなく勝利。
今回の審査この5組の50人もも合わせて戦闘や判断力など総合で判断し5000人が合格した。
私は1次審査を終えたものたちの前に立った。
「皆ご苦労であっった 1次審査の合格したもの達は明日2次審査を行う今日と同じ時間にこの場所に集まってくれ 今回不合格だったものもここで諦めず次の機会までしっかり自分を磨いてくれ それでは解散!」
私は言い終えるとさっさと屋敷に戻る。
私なんかがいては志願者たちも緊張してしまうだろうし言いたいことも言えないだろう。
明日は2次審査 楽しみだなぁ
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