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2-5 ルキアとの会話を終えて
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ルキアとの会話の後、僕たちは互いに言葉なくまごころへと直帰した。屋内へと入ってすぐにいつものテーブルに向かい合って座り……2人して大きく息を吐きながら脱力する。
「……はぁ、緊張しました」
「本当、ずっと息が詰まるような思いでしたね」
「はい……」
ルキアと会話をしている間、正直生きた心地がしなかった。
なんとか気丈に振る舞おうとするがあまり、時折語気が強くなってしまったり、まともに会話できていない時間もあったが……おそらくその時の内情すらも、彼女には見破られているのだろうな。
僕は何とも言えない笑みを浮かべながら、目前でふにゃふにゃになっているアナさんへと声をかける。
「とりあえず借金についてはひとまず解決? ということですかね」
「そう、ですね。ルキアさんの言う通りであれば……」
「なんだか釈然としませんが」
「はい……」
本当に釈然としないし、不安も尽きない。借金の件も、ルキアやスウェルティアのことも。
ただ1つ、彼女と直接対面したことで痛いほどよくわかったことがある。──今の僕は、あらゆる面で弱者だということだ。
別にそれが悪いことだとは思わないし、きっと大半の人間がそうであろう。さらに言うならば、基本的に弱者であっても普通に生きる分にはなんら問題がない。
中には弱者ゆえにどうしようもない理不尽に見舞われる人もいるかもしれない。しかしそれは前世でもそうであったし、確率的に起こりうるものだと、昔からずっと心の中で納得してもいた。
……けれど今の僕は、もうそういう訳にはいかない。夢があるから。その夢を叶えるために、突き進む必要があるから。
その過程で、今後権力者に関わることになるかもしれない。他の商人や、悪徳貴族から理不尽な発言や行動をされるかもしれない。
すべてもしもの話ではあるが、そうなった時にただ一方的にやられてしまうようでは、夢を叶えることなど到底不可能であろう。いやそればかりか、関わっている人を不幸にしてしまう可能性もある。
……ならばせめて、起こりうる最悪の1つでもなんとかできる力を得なければ。
力といっても、別に今から誰にも負けない戦闘力を手に入れようとかそう思っているわけではない。というよりもそんなものは現実的ではないし、ただそのために行動するのは僕の夢から遠ざかる行いである。
……悔しいけど、ルキアの話にあった通り、僕には後ろ盾が必要だ。どうしようもない理不尽を未然に防ぐことのできる、何かが起きた時に真っ先に相談できるような後ろ盾が。
たとえばルキアがわざわざ顔を見せたのも、きっとそうしてもなんら問題がないから、いくら僕らがスウェルティアに関する情報を流そうと、噂として広まることはないという確信があるからであろう。
スウェルティアにはそれだけの組織力がある上、ルキアのあの物言いの通りであれば、おそらく彼女たちはこの国でも上の存在、たとえば一部の上位貴族との繋がりでもあるのだろう。
そんなのが相手では、こちらが流した噂など簡単にかき消されてしまうのは自明の理である。
それほどあらゆる意味での強者は絶対的であるし、弱者ではどう頑張っても太刀打ちできない相手なのだ。
……そしてその力の差は前世よりも今世の方が顕著。だからこそ力が、後ろ盾が必要だ。
もちろん今すぐどうこうという訳ではない。現状僕やアナさんの事業はこの町の一角に留まる程度の規模でしかないから。
ただ今後のことを考えるのであれば、可能な限り早くそういった繋がりを作るべきであろう。
そしてそんな今後のためにも……ただ流されるだけじゃなくて、もう少し考えて行動するようにしなきゃ。
そんな一つの決意と共に、その辺りの話をアナさんにした所、彼女も同じことを考えていたようであった。……ただ1つ決定的な違いがあるとすれば、彼女は僕よりも力──この場合は戦闘力的な意味で──のある知り合いが多いということだ。
……そういえばその辺りの話を具体的に聞いたことはなかったな。
そう思い、今後のためにも情報を共有してもらおうとアナさんに尋ねると、彼女は快諾してくれた。
「そうですね……まずはリセアがリーダーの冒険者パーティーと、同レベル帯の冒険者が数名。あとは王国騎士団の部隊長やSランク冒険者にも知り合いがいます。ただ後の2人は友人ではなく顔を合わせたことがある程度ですし、当然ですが、冒険者の方含めて、全員が全員この町にいるわけではありません。……あ、あと、貴族の方の知り合いはいません。そういう意味では、私にも権力者側の後ろ盾はいないと言えます」
「なるほど……」
まさか王国騎士団やSランク冒険者にも知り合いがいるとは。顔を合わせたことがある程度とはいえ、繋がりがあるに越したことはない。
ルキアの言葉通りであれば、そんな繋がりのある現状のアナさんに不用意に近づく闇ギルドはほとんどいないはずだ。ただそれよりも力のある存在となると、おそらくその限りではない。
……やはり僕も彼女も今以上に交友を深める必要がありそうだ。
そしてそのために現状できることは、自ら繋がりを作りに行くことと──結局は地道にお店を大きくして、名を広げていくことになるのだろう。
……繋がりを広げる方法はマッサージを続けながら考えるとして、まずはお店を大きくする第一歩、当初の予定通り、従業員問題から取り組むとするか。
そう考えた後、僕はすぐさま従業員についてアナさんに問うた。
「……はぁ、緊張しました」
「本当、ずっと息が詰まるような思いでしたね」
「はい……」
ルキアと会話をしている間、正直生きた心地がしなかった。
なんとか気丈に振る舞おうとするがあまり、時折語気が強くなってしまったり、まともに会話できていない時間もあったが……おそらくその時の内情すらも、彼女には見破られているのだろうな。
僕は何とも言えない笑みを浮かべながら、目前でふにゃふにゃになっているアナさんへと声をかける。
「とりあえず借金についてはひとまず解決? ということですかね」
「そう、ですね。ルキアさんの言う通りであれば……」
「なんだか釈然としませんが」
「はい……」
本当に釈然としないし、不安も尽きない。借金の件も、ルキアやスウェルティアのことも。
ただ1つ、彼女と直接対面したことで痛いほどよくわかったことがある。──今の僕は、あらゆる面で弱者だということだ。
別にそれが悪いことだとは思わないし、きっと大半の人間がそうであろう。さらに言うならば、基本的に弱者であっても普通に生きる分にはなんら問題がない。
中には弱者ゆえにどうしようもない理不尽に見舞われる人もいるかもしれない。しかしそれは前世でもそうであったし、確率的に起こりうるものだと、昔からずっと心の中で納得してもいた。
……けれど今の僕は、もうそういう訳にはいかない。夢があるから。その夢を叶えるために、突き進む必要があるから。
その過程で、今後権力者に関わることになるかもしれない。他の商人や、悪徳貴族から理不尽な発言や行動をされるかもしれない。
すべてもしもの話ではあるが、そうなった時にただ一方的にやられてしまうようでは、夢を叶えることなど到底不可能であろう。いやそればかりか、関わっている人を不幸にしてしまう可能性もある。
……ならばせめて、起こりうる最悪の1つでもなんとかできる力を得なければ。
力といっても、別に今から誰にも負けない戦闘力を手に入れようとかそう思っているわけではない。というよりもそんなものは現実的ではないし、ただそのために行動するのは僕の夢から遠ざかる行いである。
……悔しいけど、ルキアの話にあった通り、僕には後ろ盾が必要だ。どうしようもない理不尽を未然に防ぐことのできる、何かが起きた時に真っ先に相談できるような後ろ盾が。
たとえばルキアがわざわざ顔を見せたのも、きっとそうしてもなんら問題がないから、いくら僕らがスウェルティアに関する情報を流そうと、噂として広まることはないという確信があるからであろう。
スウェルティアにはそれだけの組織力がある上、ルキアのあの物言いの通りであれば、おそらく彼女たちはこの国でも上の存在、たとえば一部の上位貴族との繋がりでもあるのだろう。
そんなのが相手では、こちらが流した噂など簡単にかき消されてしまうのは自明の理である。
それほどあらゆる意味での強者は絶対的であるし、弱者ではどう頑張っても太刀打ちできない相手なのだ。
……そしてその力の差は前世よりも今世の方が顕著。だからこそ力が、後ろ盾が必要だ。
もちろん今すぐどうこうという訳ではない。現状僕やアナさんの事業はこの町の一角に留まる程度の規模でしかないから。
ただ今後のことを考えるのであれば、可能な限り早くそういった繋がりを作るべきであろう。
そしてそんな今後のためにも……ただ流されるだけじゃなくて、もう少し考えて行動するようにしなきゃ。
そんな一つの決意と共に、その辺りの話をアナさんにした所、彼女も同じことを考えていたようであった。……ただ1つ決定的な違いがあるとすれば、彼女は僕よりも力──この場合は戦闘力的な意味で──のある知り合いが多いということだ。
……そういえばその辺りの話を具体的に聞いたことはなかったな。
そう思い、今後のためにも情報を共有してもらおうとアナさんに尋ねると、彼女は快諾してくれた。
「そうですね……まずはリセアがリーダーの冒険者パーティーと、同レベル帯の冒険者が数名。あとは王国騎士団の部隊長やSランク冒険者にも知り合いがいます。ただ後の2人は友人ではなく顔を合わせたことがある程度ですし、当然ですが、冒険者の方含めて、全員が全員この町にいるわけではありません。……あ、あと、貴族の方の知り合いはいません。そういう意味では、私にも権力者側の後ろ盾はいないと言えます」
「なるほど……」
まさか王国騎士団やSランク冒険者にも知り合いがいるとは。顔を合わせたことがある程度とはいえ、繋がりがあるに越したことはない。
ルキアの言葉通りであれば、そんな繋がりのある現状のアナさんに不用意に近づく闇ギルドはほとんどいないはずだ。ただそれよりも力のある存在となると、おそらくその限りではない。
……やはり僕も彼女も今以上に交友を深める必要がありそうだ。
そしてそのために現状できることは、自ら繋がりを作りに行くことと──結局は地道にお店を大きくして、名を広げていくことになるのだろう。
……繋がりを広げる方法はマッサージを続けながら考えるとして、まずはお店を大きくする第一歩、当初の予定通り、従業員問題から取り組むとするか。
そう考えた後、僕はすぐさま従業員についてアナさんに問うた。
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