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その仄暗い目に
※我慢
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荒い息を我慢しようとベッドに顔を押し付けて息を殺すけど、背中や二の腕を這う朝日さんの指が邪魔をする。
「ふッ…んぅっ…」
身体に這ってる縄を辿るように朝日さんの指が移動する。
それ自体は強い刺激ではないのに、身体が震えてしまうのは何故なのだろうか。
気持ちが良い。
だめだ。
どんどん、身体と頭がおかしくなっていく。
これじゃあ本当に、俺が暴かれてしまう。
「むりっ…」
止めて欲しくて頑張って身体をアザラシのように動かし、うつ伏せから横向きになって、アンモナイトのように丸まり朝日さんに抗議する。
朝日さんは、少し驚いたような顔をした。
止めてくれるだろうかと期待したのだけれど、身体を持ち上げられ、今度はフローリングの床に正座させられた。
立ち上がろうとすると肩を押さえ込まれ出来ない。
縛られて身体のバランスが変だから肩を押さえられただけで、この体制から動けないんだ…
「せっかくベッドで優しくしてあげようと思ってたのに。変な抵抗するから冷たい床に惨めに座ることになる。」
そう言う朝日さんはベッドの縁に腰かけて俺を見下ろしてる。
俯いてる俺の顔を持ち上げて、喉を猫に施すようにコロコロと撫でる。
擽ったさが気持ちよくて、思わず目を細めてしまう。
「今日は目も奪っとこうか。」
「なにッ…ぁ、や…怖いっ」
「だから動くなって。」
「んッ」
目を覆ってくる布が怖くて頭を動かしたら耳たぶを軽く摘ままれた。
それだけで、この前の痛みを思い出してしまって、もう抵抗出来なくなる。
喉を優しく撫でられて油断した隙に、何か布を目の辺りに巻かれ後頭部でギュッと固定された。
額付近から鼻の辺りまで覆われて、全く明かりが入ってこない。
真っ暗で何も見えない。
朝日さんは静かだ。
「朝日さん、これ、とって…ッ」
返事がない。
居ないの?
「朝日さんッ」
「可愛いから却下。」
「ひゃぅっ」
急に乳首を摘ままれた。
クニクニと痛くない程度に弄られる。
見えないから余計に過敏になっていて、辛い。
「ぁ、ぁ…ッ」
ゆらゆらと上半身が揺れてしまう。
そして揺れる度に縄が程好く締まる。
ギシギシと唸る紐が俺の自由を奪ってる。
動けないし
見えないし
みっともない格好だし
床に正座して
一方的に弄られて
恥ずかしいのに
なのに、俺は…
「嬉しい?」
そう、とても嬉しい。
「こんなに勃たせて。あんなに嫌がってたのにな。」
「んんぅッ!…ぁ、ぁ、ゃ、ぁぁ…ぅぅ」
見えないため触られたら驚いてしまう。
無防備なのに大事な所を晒してしまっているこの状況が甘美過ぎて頭が麻痺しそうだ。
掌で包み込まれるのではなく、二本の指で挟まれ根元から天辺まで、ゆっくりと上下に擦られる。
ぬちゃりと恥ずかしすぎる音が耳に届いた。
羞恥で目が熱い。
「動かす度に汁が出てくるの分かるか?」
「あッ!早くしないでッ、んっ、あ、ぁぁ…ッ」
「ほら。出てくる。」
「ぁ、ゃ、ぁ、ぅぅッ、はぅ、」
「涎みたいだな。」
そんな実況しなくていい。
今すぐ離してほしい。
じゃないと。
もう。
「も、ぁ…っ…ぁ、朝日さんっ、やだっ…」
「ああ、もう出そうだな。」
「でる、ッ、ぁ、もぉ、でるからっ…ひゃッ、ぁ!!やぁッ、まって、まっ…ッ」
乳首や耳たぶをクニクニ触ってた手も使って、両手で責め立てられる。
陰茎部分は変わらず指でしごかれ、片方の手は首の所をグニュグニュしながら尿道口をグリグリと弄られた。
なにこれ
自分でする時と違いすぎて
気持ち良すぎて
もうだめだ
「ゃ、ぁ、ぁああぁぁっ…ッ、は、ぁ」
放ってしまった。
力が抜けて正座していられない。
ふらっと横に倒れそうになるのを朝日さんが背中から抱き込んで助けてくれる。
痺れかけた足を崩して体操座りみたいに解放してくれた。
「寄りかかっていいから。楽にして。」
背中に伝わる暖かさが心地よく朝日さんに寄りかかる。
耳元で囁かれる声が無性に落ち着いた。
はずだった。
「ぁう!?あッ!なに、ひぃッ、あ、んぅぅ、あぅッ、」
イッたばかりの物を更に弄られる。
苦しくて涙がブワァと溢れたのが自分で分かった。
裏スジをゴシゴシと擦られる。
射精したばかりの物には刺激が強すぎて辛い。
反射的に脚がバタつき腰が揺れる。
顔を振らないと、おかしくなりそうだ。
「やだぁ、ぁッ…ふぁ、ぁ、やめッ、むりぃッ…」
「我慢。」
「ふぇッ、ぁ、やだょ…や、まって、だめ、ぁ、んうぅぅッ…うぅ、」
我慢って
言われても
頭が
働かないし
身体は自分の意思とは違う動きするし
おちんちんが熱くてたまらないし
もうむり
なんか変
なんか、おなかへん
「なんか、へんッ」
「大丈夫。可愛い。」
「へんら、ゃ、まって、へんらからぁ…おなか、あついぃぃ…ッあ、あ、ぁ、」
舌が回らない
力が入らない
口も開けっ放しで、卑猥な声がひっきりなしに出てしまう
おなかの中に身体中の血液が、ぐぅっと集まって弾けたような感覚がした。
「ぁ゛、ぁ、やぁああ゛あ゛あっ!!」
「ふッ…んぅっ…」
身体に這ってる縄を辿るように朝日さんの指が移動する。
それ自体は強い刺激ではないのに、身体が震えてしまうのは何故なのだろうか。
気持ちが良い。
だめだ。
どんどん、身体と頭がおかしくなっていく。
これじゃあ本当に、俺が暴かれてしまう。
「むりっ…」
止めて欲しくて頑張って身体をアザラシのように動かし、うつ伏せから横向きになって、アンモナイトのように丸まり朝日さんに抗議する。
朝日さんは、少し驚いたような顔をした。
止めてくれるだろうかと期待したのだけれど、身体を持ち上げられ、今度はフローリングの床に正座させられた。
立ち上がろうとすると肩を押さえ込まれ出来ない。
縛られて身体のバランスが変だから肩を押さえられただけで、この体制から動けないんだ…
「せっかくベッドで優しくしてあげようと思ってたのに。変な抵抗するから冷たい床に惨めに座ることになる。」
そう言う朝日さんはベッドの縁に腰かけて俺を見下ろしてる。
俯いてる俺の顔を持ち上げて、喉を猫に施すようにコロコロと撫でる。
擽ったさが気持ちよくて、思わず目を細めてしまう。
「今日は目も奪っとこうか。」
「なにッ…ぁ、や…怖いっ」
「だから動くなって。」
「んッ」
目を覆ってくる布が怖くて頭を動かしたら耳たぶを軽く摘ままれた。
それだけで、この前の痛みを思い出してしまって、もう抵抗出来なくなる。
喉を優しく撫でられて油断した隙に、何か布を目の辺りに巻かれ後頭部でギュッと固定された。
額付近から鼻の辺りまで覆われて、全く明かりが入ってこない。
真っ暗で何も見えない。
朝日さんは静かだ。
「朝日さん、これ、とって…ッ」
返事がない。
居ないの?
「朝日さんッ」
「可愛いから却下。」
「ひゃぅっ」
急に乳首を摘ままれた。
クニクニと痛くない程度に弄られる。
見えないから余計に過敏になっていて、辛い。
「ぁ、ぁ…ッ」
ゆらゆらと上半身が揺れてしまう。
そして揺れる度に縄が程好く締まる。
ギシギシと唸る紐が俺の自由を奪ってる。
動けないし
見えないし
みっともない格好だし
床に正座して
一方的に弄られて
恥ずかしいのに
なのに、俺は…
「嬉しい?」
そう、とても嬉しい。
「こんなに勃たせて。あんなに嫌がってたのにな。」
「んんぅッ!…ぁ、ぁ、ゃ、ぁぁ…ぅぅ」
見えないため触られたら驚いてしまう。
無防備なのに大事な所を晒してしまっているこの状況が甘美過ぎて頭が麻痺しそうだ。
掌で包み込まれるのではなく、二本の指で挟まれ根元から天辺まで、ゆっくりと上下に擦られる。
ぬちゃりと恥ずかしすぎる音が耳に届いた。
羞恥で目が熱い。
「動かす度に汁が出てくるの分かるか?」
「あッ!早くしないでッ、んっ、あ、ぁぁ…ッ」
「ほら。出てくる。」
「ぁ、ゃ、ぁ、ぅぅッ、はぅ、」
「涎みたいだな。」
そんな実況しなくていい。
今すぐ離してほしい。
じゃないと。
もう。
「も、ぁ…っ…ぁ、朝日さんっ、やだっ…」
「ああ、もう出そうだな。」
「でる、ッ、ぁ、もぉ、でるからっ…ひゃッ、ぁ!!やぁッ、まって、まっ…ッ」
乳首や耳たぶをクニクニ触ってた手も使って、両手で責め立てられる。
陰茎部分は変わらず指でしごかれ、片方の手は首の所をグニュグニュしながら尿道口をグリグリと弄られた。
なにこれ
自分でする時と違いすぎて
気持ち良すぎて
もうだめだ
「ゃ、ぁ、ぁああぁぁっ…ッ、は、ぁ」
放ってしまった。
力が抜けて正座していられない。
ふらっと横に倒れそうになるのを朝日さんが背中から抱き込んで助けてくれる。
痺れかけた足を崩して体操座りみたいに解放してくれた。
「寄りかかっていいから。楽にして。」
背中に伝わる暖かさが心地よく朝日さんに寄りかかる。
耳元で囁かれる声が無性に落ち着いた。
はずだった。
「ぁう!?あッ!なに、ひぃッ、あ、んぅぅ、あぅッ、」
イッたばかりの物を更に弄られる。
苦しくて涙がブワァと溢れたのが自分で分かった。
裏スジをゴシゴシと擦られる。
射精したばかりの物には刺激が強すぎて辛い。
反射的に脚がバタつき腰が揺れる。
顔を振らないと、おかしくなりそうだ。
「やだぁ、ぁッ…ふぁ、ぁ、やめッ、むりぃッ…」
「我慢。」
「ふぇッ、ぁ、やだょ…や、まって、だめ、ぁ、んうぅぅッ…うぅ、」
我慢って
言われても
頭が
働かないし
身体は自分の意思とは違う動きするし
おちんちんが熱くてたまらないし
もうむり
なんか変
なんか、おなかへん
「なんか、へんッ」
「大丈夫。可愛い。」
「へんら、ゃ、まって、へんらからぁ…おなか、あついぃぃ…ッあ、あ、ぁ、」
舌が回らない
力が入らない
口も開けっ放しで、卑猥な声がひっきりなしに出てしまう
おなかの中に身体中の血液が、ぐぅっと集まって弾けたような感覚がした。
「ぁ゛、ぁ、やぁああ゛あ゛あっ!!」
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