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エルディアン連邦の基本設定
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よくよく考えたら一番初めに投稿すべきだよなと思って今更ながら投稿。
なお、内容は執筆者が中学生なのでお察し。
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エルディアン連邦
——特徴
世界に先駆けて石油などのエネルギー資源の人工生成、核融合炉の実用化に成功した国家(ちなみに、AI技術関連での先進国は日本。高齢化が影響し、AI技術の受け入れも進歩も比較的早かった)。北アメリカの全土を有する故にその資源量も半端ではなく、国内で全てを賄える状態にある。
ちなみに、本作の題名にうっすらと混じっている”変態国家”。これの所以は軍が、過去存在した試作兵器からペーパープランまでの幅広い芸術的兵器を量産・配備している点にある。
——歴史について
2033年、北アメリカおよび一部中央アメリカ諸国の合意を経て、エルディアン連邦(LDAn.Federal。尚これは当時の各国首相の頭文字を取って名づけた物が一般で広がった物であり、正式名称は”北アメリカ連邦(NAF、North American Federation)”)が成立した。
結成後しばらくは以前と変わらない状態が続いた——が、時は2045年。のちに”初夏の惨劇”と呼ばれることとなる、世界規模での大規模飢餓が発生した。これを重大視した政府は国内の食料備蓄を解放、国民へと分配するとともにある案を計画する。
それは——他国への食料資源等の一切の輸出を停止すること。確かにこれから各国へ食料を売りつければ、国へ多大な富をもたらすだろう。だが、既に世界人口は100億を軽く突破し、110億に差し掛かろうとしている。そしてそれは、これからも増加し続ける見通しだ。増え続ける需要、そして、不足する供給。そんな状況下で、国益のみを追求し続け国民を考えない——その結果は、目に見えている。国益を目に前にした苦渋の決断ではあったが、得るディアン連邦崩壊の原因を作りかねないとし、政府は他国への食料資源の輸出の一切を停止した。
また世界各地へ派遣していた軍も一部重要地域の軍を除き、治安悪化(理由は食料問題、および人口爆発。事実、当時いくつかの基地では貧困にあえぐ地元民による食料物資強奪等の被害が発生しており、中には兵士が死傷する場合もあった。
通常であれば考えられないことではあったが、彼らは生死を賭けそうする他なかった。それほどまでに、海外の食料情勢は逼迫極まっていた。また、既に各大陸沿岸部では海賊に類似した組織や食糧難に喘ぐ人々を利用したテロリストなども生まれており、空輸以外で軍への補給も満足に行える自信は軍上層部には存在しなかった)を理由に撤退を命令。
この判断にはもちろん既に仮想敵国としていた国々は軒並みエルディアン連邦と同じ状況下にあり、脅威足りえないだろうと判断されたことも理由の一つである。それに、たとえ何処かの国が抱えきれない国民を救うため、他国の領土を狙い戦争を始めたとしてもエルディアン連邦にそれを止めるだけの余裕は残されていなかった。これにより、かつて”世界の警察”と自負していた旧アメリカ合衆国の世界最強の軍隊は、その力を急速に失った。
同時に政府は沿岸警備隊の隊員などを増設し、自国周辺海域の海産資源保護へと乗り出す。
この後は国内整備や旧カナダの未開拓地を開発、食料増産の本格化を開始した。この時既に、エルディアン連邦は15億近い人口を抱えてしまっていたのだ。
2045年から2046年にかけ、国連などの国際組織は衰退。かつてグローバル化と呼ばれていた時期はどこに行ったか、今やかつてよりも活発化したインターネット以外での積極的な交流は途絶えた。のちの歴史書ではこの時代を”国際協調という概念が、ほとんど消え去った時代”と記されることとなる。
そして時は経過し、2056年頃。国内情勢が一通り安定すると、インターネットを通じて世界各国に”宇宙域本部建設に向けた協力”を要請。理由はこの地球という一惑星では抱えきれない量の人々を宇宙に移住させる、という壮大な物で、これには多大な国民を抱えるかつて”先進国”と呼ばれた国や、新興国等は協力を表明。宇宙域本部は順調に建設が進み——エルディアン連邦は別世界に転移した。
——人種について
高齢化の影響でアメリカ人の数は減少。その代わり、人口爆発で人口が飽和する、もしくは人口減による工業力低下を恐れ、政府が移民受け入れ量を増やしたことにより移住してきた・流れ出してきたアフリカ系人種やヒスパニック等の移民などが多くを占める。
——貿易について
なし。正確にはできない。
国交封鎖から数年は工業製品などの輸出を行なっていたが、タンカーに紛れ密入国をする例が多く中止された。石油などのエネルギー資源に関してはすでに人工生成が可能となったこともあり、そもそも行われていない。
唯一貿易が行われているのが軍事兵器で、特に非殺傷兵器の割合が多くを占める。
——軍・治安維持組織について
5軍全てを合わせて約150万
AI技術の発展により人員は年々削減されつつあるが、代替となる機械兵の開発に手間取っておりまだまだ人間兵士は現役。
国内の軍需兵器の設計・生産を行うのは大手メーカー……だけではない。初代大統領により設立された将来技術研究開発局(FTRDB、Future Technology Research and Development Bureau)が存在する。
……ここだけの話、エルディアン連邦に過去の珍兵器を模倣したとしか思えないものから時代錯誤の試作兵器が再度作られたりするのはだいたいこの組織が原因である。なぜかといえば初代大統領が珍兵器に傾注……していたわけではない。彼はこの局を設立させた理由をいくつか述べており、例を挙げると『AIはますます発展するだろう。それは同時に、兵器の運用方法を無限に広げる。人員を失うこともないしな』、『これからの時代は常識にとらわれない柔軟な発想を持つ若者が必要だ』などがある。事実、FTRDBの職員のほとんどは素晴らしいほどに柔軟な思考を持つものが多く、過去に制作された兵器などの設計図も西側東側問わず取り揃えている……らしい。
——民間について(考え方とか?)
密入国者などの数が増加するにつれ、国内の治安は悪化の一途を辿り、食料は限られ、餓死者が密入国者国民問わず発生した。そのため、現在民間の総意は”他国排他主義”となっている。
一般家庭では5G回線が一般化しており、VR技術を利用したゲーム機器や音声認識式の家具などが広く流通している。もちろん、レベル5の自動運転技術を搭載する自動運転自動車も流通済み。
——自然環境とかについて
生態系ピラミッドは地球温暖化の影響で崩壊。農作物も平均気温の上昇で収穫率が低下し、飢餓者が続出。
また、環境温暖化対策も増え続ける国内需要に追いつかず、パリ協定に再度加入後も二酸化炭素排出量は増加。平均気温は着々と上昇し、各沿岸部の都市は南極の氷融解の影響で水没・半水没した。
平均気温上昇の影響はそれだけにとどまらず、南米・亜熱帯地域にのみ存在した各種伝染病が国内を食い荒らしている。加えて15億近い人口を養うため森を切り開き住宅地を作り、海は埋め立てて太陽光発電に回し、食料生産のためにさらに農地開拓・家畜の生産増大政策を行い土壌は荒れ果て、草木は根こそぎ枯れ果てる荒野が形成されつつある。
年々規模を増すハリケーンは南部地域の都市を、復興をうわまる速度で着々と崩壊に導く。
これらに対する政府の対策はもはや後手に回っているとしか言いようがない。
”今自分たちが何かしなくても大丈夫。どうせ地球温暖化の影響は死んだ後に現れる”と考えた人々がこの状況を数十年かけて生み出してしまっていたのは、すでに周知の事実だった。
ある意味、これは我々が今の暮らしを続けた場合の末路……かも、しれない。
——領土について
旧アメリカ合衆国領
旧カナダ連邦領
旧メキシコ領
これら3国家が統合し、成立したのがエルディアン連邦。構成国の旧領土はそのまま引き継がれている。が、ハワイを除き遠隔地などの領土は維持などの問題もあり実質放棄状態。
なお、内容は執筆者が中学生なのでお察し。
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エルディアン連邦
——特徴
世界に先駆けて石油などのエネルギー資源の人工生成、核融合炉の実用化に成功した国家(ちなみに、AI技術関連での先進国は日本。高齢化が影響し、AI技術の受け入れも進歩も比較的早かった)。北アメリカの全土を有する故にその資源量も半端ではなく、国内で全てを賄える状態にある。
ちなみに、本作の題名にうっすらと混じっている”変態国家”。これの所以は軍が、過去存在した試作兵器からペーパープランまでの幅広い芸術的兵器を量産・配備している点にある。
——歴史について
2033年、北アメリカおよび一部中央アメリカ諸国の合意を経て、エルディアン連邦(LDAn.Federal。尚これは当時の各国首相の頭文字を取って名づけた物が一般で広がった物であり、正式名称は”北アメリカ連邦(NAF、North American Federation)”)が成立した。
結成後しばらくは以前と変わらない状態が続いた——が、時は2045年。のちに”初夏の惨劇”と呼ばれることとなる、世界規模での大規模飢餓が発生した。これを重大視した政府は国内の食料備蓄を解放、国民へと分配するとともにある案を計画する。
それは——他国への食料資源等の一切の輸出を停止すること。確かにこれから各国へ食料を売りつければ、国へ多大な富をもたらすだろう。だが、既に世界人口は100億を軽く突破し、110億に差し掛かろうとしている。そしてそれは、これからも増加し続ける見通しだ。増え続ける需要、そして、不足する供給。そんな状況下で、国益のみを追求し続け国民を考えない——その結果は、目に見えている。国益を目に前にした苦渋の決断ではあったが、得るディアン連邦崩壊の原因を作りかねないとし、政府は他国への食料資源の輸出の一切を停止した。
また世界各地へ派遣していた軍も一部重要地域の軍を除き、治安悪化(理由は食料問題、および人口爆発。事実、当時いくつかの基地では貧困にあえぐ地元民による食料物資強奪等の被害が発生しており、中には兵士が死傷する場合もあった。
通常であれば考えられないことではあったが、彼らは生死を賭けそうする他なかった。それほどまでに、海外の食料情勢は逼迫極まっていた。また、既に各大陸沿岸部では海賊に類似した組織や食糧難に喘ぐ人々を利用したテロリストなども生まれており、空輸以外で軍への補給も満足に行える自信は軍上層部には存在しなかった)を理由に撤退を命令。
この判断にはもちろん既に仮想敵国としていた国々は軒並みエルディアン連邦と同じ状況下にあり、脅威足りえないだろうと判断されたことも理由の一つである。それに、たとえ何処かの国が抱えきれない国民を救うため、他国の領土を狙い戦争を始めたとしてもエルディアン連邦にそれを止めるだけの余裕は残されていなかった。これにより、かつて”世界の警察”と自負していた旧アメリカ合衆国の世界最強の軍隊は、その力を急速に失った。
同時に政府は沿岸警備隊の隊員などを増設し、自国周辺海域の海産資源保護へと乗り出す。
この後は国内整備や旧カナダの未開拓地を開発、食料増産の本格化を開始した。この時既に、エルディアン連邦は15億近い人口を抱えてしまっていたのだ。
2045年から2046年にかけ、国連などの国際組織は衰退。かつてグローバル化と呼ばれていた時期はどこに行ったか、今やかつてよりも活発化したインターネット以外での積極的な交流は途絶えた。のちの歴史書ではこの時代を”国際協調という概念が、ほとんど消え去った時代”と記されることとなる。
そして時は経過し、2056年頃。国内情勢が一通り安定すると、インターネットを通じて世界各国に”宇宙域本部建設に向けた協力”を要請。理由はこの地球という一惑星では抱えきれない量の人々を宇宙に移住させる、という壮大な物で、これには多大な国民を抱えるかつて”先進国”と呼ばれた国や、新興国等は協力を表明。宇宙域本部は順調に建設が進み——エルディアン連邦は別世界に転移した。
——人種について
高齢化の影響でアメリカ人の数は減少。その代わり、人口爆発で人口が飽和する、もしくは人口減による工業力低下を恐れ、政府が移民受け入れ量を増やしたことにより移住してきた・流れ出してきたアフリカ系人種やヒスパニック等の移民などが多くを占める。
——貿易について
なし。正確にはできない。
国交封鎖から数年は工業製品などの輸出を行なっていたが、タンカーに紛れ密入国をする例が多く中止された。石油などのエネルギー資源に関してはすでに人工生成が可能となったこともあり、そもそも行われていない。
唯一貿易が行われているのが軍事兵器で、特に非殺傷兵器の割合が多くを占める。
——軍・治安維持組織について
5軍全てを合わせて約150万
AI技術の発展により人員は年々削減されつつあるが、代替となる機械兵の開発に手間取っておりまだまだ人間兵士は現役。
国内の軍需兵器の設計・生産を行うのは大手メーカー……だけではない。初代大統領により設立された将来技術研究開発局(FTRDB、Future Technology Research and Development Bureau)が存在する。
……ここだけの話、エルディアン連邦に過去の珍兵器を模倣したとしか思えないものから時代錯誤の試作兵器が再度作られたりするのはだいたいこの組織が原因である。なぜかといえば初代大統領が珍兵器に傾注……していたわけではない。彼はこの局を設立させた理由をいくつか述べており、例を挙げると『AIはますます発展するだろう。それは同時に、兵器の運用方法を無限に広げる。人員を失うこともないしな』、『これからの時代は常識にとらわれない柔軟な発想を持つ若者が必要だ』などがある。事実、FTRDBの職員のほとんどは素晴らしいほどに柔軟な思考を持つものが多く、過去に制作された兵器などの設計図も西側東側問わず取り揃えている……らしい。
——民間について(考え方とか?)
密入国者などの数が増加するにつれ、国内の治安は悪化の一途を辿り、食料は限られ、餓死者が密入国者国民問わず発生した。そのため、現在民間の総意は”他国排他主義”となっている。
一般家庭では5G回線が一般化しており、VR技術を利用したゲーム機器や音声認識式の家具などが広く流通している。もちろん、レベル5の自動運転技術を搭載する自動運転自動車も流通済み。
——自然環境とかについて
生態系ピラミッドは地球温暖化の影響で崩壊。農作物も平均気温の上昇で収穫率が低下し、飢餓者が続出。
また、環境温暖化対策も増え続ける国内需要に追いつかず、パリ協定に再度加入後も二酸化炭素排出量は増加。平均気温は着々と上昇し、各沿岸部の都市は南極の氷融解の影響で水没・半水没した。
平均気温上昇の影響はそれだけにとどまらず、南米・亜熱帯地域にのみ存在した各種伝染病が国内を食い荒らしている。加えて15億近い人口を養うため森を切り開き住宅地を作り、海は埋め立てて太陽光発電に回し、食料生産のためにさらに農地開拓・家畜の生産増大政策を行い土壌は荒れ果て、草木は根こそぎ枯れ果てる荒野が形成されつつある。
年々規模を増すハリケーンは南部地域の都市を、復興をうわまる速度で着々と崩壊に導く。
これらに対する政府の対策はもはや後手に回っているとしか言いようがない。
”今自分たちが何かしなくても大丈夫。どうせ地球温暖化の影響は死んだ後に現れる”と考えた人々がこの状況を数十年かけて生み出してしまっていたのは、すでに周知の事実だった。
ある意味、これは我々が今の暮らしを続けた場合の末路……かも、しれない。
——領土について
旧アメリカ合衆国領
旧カナダ連邦領
旧メキシコ領
これら3国家が統合し、成立したのがエルディアン連邦。構成国の旧領土はそのまま引き継がれている。が、ハワイを除き遠隔地などの領土は維持などの問題もあり実質放棄状態。
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