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02 俺が転生する前の話
しおりを挟む「えっ?ちょ?はぁ!?」
俺は、このテラメn...オーティスが言った爆弾発言にピタッと...まあ時間で例えるなら10秒ぐらい...?「いや、13.36秒だったよー?」えっ嘘!?俺そんな体内時計狂って...って!そんな事は置いといて!
「なっなんで俺が体内時計の事数えてること知って...」
「あはっ君って本当顔に出るよねー!見てて飽きないよー!」
えっ顔で分かるもんなの...?顔でそこまで読み取れるもんなの...心の声って...
心の声が他人にダダ漏れで聞こえていることに俺がショックを受けていたら
「うん、まあ、そーゆーことだから!次に進んでもいいかなー?」
「あっはい、すみません...どうぞ進んでください...」
じゃあっといってオーティスは、少し真面目な顔をして話し出した。
「実はね、俺は神様の使いみたいなものでさー」
「はぁ...」
「まあ、地球の神じゃなくて、違う世界の神様なんだけどさー」
「はぁ...」
「で、俺が使えている神様の世界である役割が必要になっててさー」
「はぁ...」
「そこで、なんか役割受けてくれそうな人いないかなって探してたら。君が暇そうだったから連れてきちゃった☆」
「はぁ..................はぁ!?」
こいつ...まじふざけていやがる!!!何、そんなえへへって頬かくとか…あざといポーズしてんだよォ!?俺がいつ暇そうって言ったんだよ!?なんなの!?人のことおちょくってんの!?
俺は、オーティスがやったポーズと発言について、内心(いや、もしかしたら顔にも出てるのかもしれない)、よく漫画とかで文化祭の後に行うきゃ…キャンプファイヤー(なんだよ、どーせ彼女なんて出来なかったよ!?文句あっかぁぁぁぁぁ!!!)の炎の如くメラメラと燃えあがっていた為気づかなかったのだ。
獲物に狙いを定めた捕食者の視線に。
「んー、説明は、まあ、こんなとこかなー?」
「なるほど…ざっくりまとめるとその神様が作った世界に転生して、自由に生きてオッケーってことってことか。」
「そーそーゆこと!」
あれから俺は、自称神様の使いのオーティス(いや隠してんのか知らんけどもうコイツが絶対神様だろ…)にこれから転生する世界、転生したら俺にしてほしい事の説明をもらっていた。
……………くそっいちいち笑顔がキラキラしいな!イケメン爆せるべしっ!!!
「それで?」
「??それで?」
俺のそれで?の問いに対する答えが出てこないのか、この自称神の使い様はこてんっと首を横に傾けた。きょとんした顔つきで。あまりにも自然すぎるそれ。……ふっ、こいつ天然のつもりか…?そんな仕草……そんなの…そんなの…
…そんなのイケメンがやっても可愛くねぇんだよ!!!!!
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