俺はどうやら転生したようですよ！？

俺が大人になった話

俺はどうやらもう大人のようですよ！？

キラキラと輝くペンライトと、あちらこちらであがる歓声。



その光景を見ながら、俺は声を張り上げる。



「皆～！盛り上がってるかな！？」


俺の問いかけコールにすぐノリノリな答えレスポンスが返ってくる。



小鳥遊 大和。今年で22歳。今武道館で絶賛ライブ中です！！







あの学園祭が終わった後、俺たちrexれっくすは、さらに人気が上がったようで普段の高校生活も送れないぐらい忙しくなった。


なんでも、あの舞台を見に来た人達が俺たちを推してくれてるようでファンの数が増えたとマネージャーから言われた。


なので、学生で学園祭に出れたのは、あの学園祭が最後となったのだった。


高校卒業後、俺らの仕事はますます忙しくなり、ライブに歌番組、俳優業にモデル業、更に今では自分たちの番組を三本持つほどに人気が出たほどだ。


そして、そんな慌ただしい日々を送っているうちにとうとう20歳も超え、22歳の歳を迎えていた。




今日も、マネージャーのスケジュール帳は最初から最後までびっしりと書かれていて少し引いたぐらいだ。


そんな時である。社長から呼び出されて社長室に来ていた。

「社長が話がある...？なんだろ？また新しい仕事の事かな？」

「はぁ...これ以上仕事を増やされたら体が持たないと思うが」

「まあ、確かに。俺らが分身しなきゃこなせないかもね」

そんな会話をりょうと2人で苦笑交じりに交わしながら社長室の扉をノックした。

「失礼します。社長、rexです。」

「おー入っていいぞ。」

「はい、失礼します。」


ガチャリと扉を開け中に入ると、上質のスーツを着た30代後半あたりの男がゲーミングチェアに腰掛けてペンを片手に書類も見ていた。

(いや、社長室と言えばふかふかの椅子でしょっと思う人もいると思うが。なんでも、社長曰くゲーミングチェアのほうが長時間座っても腰が痛くならないらしい。本当かどうかは知らないけど...。机は社長室にありそうなやつなのにな...。)



誰かに言い訳するようにいつ見ても違和感しか感じない光景に心中でつぶやく。

ちなみにりょうは初めて社長を見た時もどうでもいいような顔をしていたけど。いや気になるでしょ？突っ込めよ、そこは。



危ない危ない。社長の呼び出した理由を聞きそびれるとこだった。


「社長。呼び出した理由をお聞かせ願っても...？」

そう、話を切り出すと社長は、少しだけ渋い顔して

「その事なんだが...」

「はい」

少し言い渋る社長を促すように返事をする。



「お前らがな、忙しいのは、分かるが。」

そこまで社長が言い渋るのは何だと身構えていると。



「まあ、ちょっと後輩教育して来てくれ。」









その言葉を聞いて頭の中に沢山疑問符が沸いた。











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お久しぶりです。

リーです。


やっと話が纏まったので更新した次第です。


次話から他の攻略対象のキャラと2人が絡める...！......ハズです...。

(次、更新する自分に期待です。どうにか絡めて欲しい)



最近いろいろありまして、クトゥルフシナリオ漁るのが辞められなくて大変でした。


クトゥルフのシナリオ面白いですね、なんかあのダークなシナリオ感じと明るいシナリオのギャップがすこです。え？シナリオってまさか...って？
えぇ...自分でも書きましたとも！勿論、やる人はいないんですけどね！！！

完全なる浮気をしてました、はい...。

クソほどどうでもいい話ですね、果たしてあとがきを見てくださってる方がいるのかどうか。


それと、まだどうでもいい話が続くのですが、昨日胸糞展開の短編あげました。

気になる方がいらっしゃいましたら、是非覗いてくれると嬉しいです。ただ胸糞展開ですので耐性のある方で。勿論、死ネタ系です。(完全なる宣伝)


ラストまで書けるよう更新頑張ります。


ここまでお付き合い頂けている皆さんに感謝を込めて。

リー



追伸)少し見やすいように章を作りました。