俺はどうやら転生したようですよ！？

俺が子供の頃の話

俺はどうやらもうアイドルとして活躍しているですよ！？

rexレックスとは、芸能プロダクションaxisアクシスに所属している、今話題沸騰中の2人組の人気アイドルユニットグループのグループ名である。

メンバーは、獅子堂 涼也と小鳥遊 大和。

獅子堂 涼也

ファンの中での呼び名(涼也、ししりょ、しどりょetc...)

高校2年生とは思えないぐらいの180越えの長身でモデルと並んでも劣らないぐらいの抜群のプロモーションと男なら憧れるような顔を併せ持つイケメン。そして、彼が踊るダンスは、誰もが目を奪われるぐらいアクロバッティクで繊細で豪快なのが特徴である。将来は、アイドル界の王様と呼ばれる片鱗を見せる青年である。

小鳥遊 大和

ファンの中での呼び名(大和くん、小鳥ちゃん、たかやまetc...)

獅子堂とは、違い、男よりよりも女よりの中性的な顔と、背丈は175cmを超えているが全体的に華奢な体型な美青年。そして、歌手に負けじと劣らずの彼の歌声は誰もが心を奪われ魅了される。将来は、アイドル界の歌姫と呼ばれる片鱗を見せる青年である。


livrerー今週の今を煌めくアイドル特集ー











先日、インタビューを受けた雑誌をSHRが始まる前の教室で涼也と一緒に目を通していると、思わず叫んでいた。



「なっなんじゃこりゃー！！！」



「やま、うっせぇ...」



もちろん、叫んだのは俺こと...小鳥遊 大和の方である。(目の前のりょうは迷惑そうに顔をゆがめているよ！流石は、りょうイケメン！歪んだ顔その顔もイケメンだな！こんちくしょう！！！)何故、叫んだのかって？それは...



「だって、だって！！りょうは、めちゃくちゃカッコよく紹介されているのに！！なんで！俺だけ！女の子を紹介するみたいに書かれているんだよぉ！？女の子よりの中性的な顔って何！？歌姫って何！？普通それって女の子に使うやつだよね！？おかしいよね！？」


そう、何を隠そう俺は、先日インタビューを受けた雑誌のゲスト紹介のページの俺の紹介文の女々しさに嘆いたのだ。

雑誌のゲスト紹介のページの俺の所をびっし！っと指をさしながら、りょうに訴えるとりょうは、ため息をつきながらこちらを呆れた顔で見つめ返してきた。

「仕方ないだろ...事実だし...」

「はぁ！？俺のどこが女の子ぽいんだよ！？なぁ！どこが！？」

そんなことをギャーギャー喚いていると、チャイムがなり、ガラガラと扉をスライドする音を立てながら担任のクマちゃんこと熊中くまなか先生が入ってきた。


「はぁ...教室がうっせぇと思いきや。またお前か、大和。」

「あっクマちゃん先生！おはようございます！」

「クマちゃん、ゆーな。あと席立ってるお前ら、SHR始めるから席つけ。」

しっしっと野良猫を追い払うような仕草をしながらクマちゃんは、立っているクラスメイトを席につかせる。

俺も気持ちを切り替えるべく、カバンに雑誌をしまい込んだ。


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少し修正を。アイドルとか芸能人にはあるファンの中での呼び名(？)を入れてみました。

次話は、まだもう少し更新が遅れそうです。すみません...

リー