悪役令嬢のペットは殿下に囲われ溺愛される

白霧雪。

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花籠の泥人形

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 公爵邸までの馬車はラックが手配してくれていた。ランチは教会でいただいてきたため、ディナーに間に合うように向かえばよかったため、雪道ということもあり比較的ゆっくり進んでいた。

「ふたりはローザクロス公爵と会うのは初めてだろう」
「え、そうなんですか?」
「私たちはあくまでも殿下の側近『候補』なの。正式に選ばれるまでは公的な場で殿下をお守りする立場にないわ」

 学園に通っている間は、習うより慣れろ精神で護衛(仮)として側に置いてもらっているだけであって、本来ならばこの場に着いてくるはずだった側近もアンヘルきょうだいではなかったらしい。

「習うより慣れろ。ふふ、アンヘル団長の言いそうな言葉だ」
「アンジェリカ・アンヘル警護長、でしたか」

 アンヘルの名のとおり、きょうだいの『母君』だ。かつて聖女を護る立場にいた王妃と旧知の仲にある女傑である。
 剣一本で実力主義の騎士団を登りつめ、騎士団長へ推される実力を周囲に示した上で王妃の側近に立候補した、苛烈で勇ましい、戦場の女騎士。僕たちにとって戦争とは過去の出来事であり、イメージのしにくいほど遠い存在だが、かつて戦争で荒れていた各国はアンヘル警護長のことを「血に飢えた戦場の天使」と語った。
 子供を寝かしつける常套句として「早く寝ないと天使に連れていかれるよ」とは、戦場で真っ赤に染まったアンヘル警護長が天使のような見目に関わらず敵陣の命を刈り取っていく様子から言われているものだとか。僕も、近代史を学ぶまで知らなかった事実である。

「……母君が、王妃様の護衛を務めているから、おふたりも殿下の護衛を目指しているんですか?」

 雪に溶けていくような、静かな声だ。は、とつい口先から飛び出していった言葉は再び飲み込むことはできず、若干の気まずさに口の仲が渇いていった。
 親に強制されたレールを歩いているのかと、そう思ったんだ。僕のレールは途中で壊れてしまったから、ベアトリーチェが突き進むレールの横を歩いていた。それがいつしか途中から切り替わって、エドワードが歩くレールの隣にくっつけて作った自作のレールを、僕は歩いている。

 父は、ベティと仲良くすることに良い顔をしなかった。公爵閣下の手前、笑みを浮かべて僕を送り出したけれど、何度も、何度も、何度も何度も何度も! 「帰っておいで」と執着と妄執を滲ませた言葉で僕を連れ戻そうとした。
 帰ってしまえば、戻ってしまえば、僕は自分で敷いたレールを壊して、途中で行き止まりになった父が用意したレールに乗り移らなければいけなくなる。自ら、自由を手放さなくてはいけなくなるのだ。

「ふふ、心配してくださるんですか」
「私たちは私たちなりに考えて、エドワード殿下に傅くことを選んだのです」
「俺たちが仕えるべき御方はエドワード殿下しかいない。だから、必死になるんですよ。殿下は気が付けば俺たちを置いて行ってしまうから」
「それは……すまないと思っているよ」
「思っているだけでしょう」
「だって、ヴィンスとは二人きりで過ごしたいじゃないか」

 あっけらかんとした態度のエディに溜め息を吐いたきょうだいは、表情を引き締めて僕を見る。

「ロズリア君が何を悩んでいるのかはわかりません。けれど、お守りする、敬愛するお方の大切な人ならば、私たちは貴方のこともお守りいたしますよ」

 まっすぐな、芯の強さは主人に似たのか、それとももともとの気質なのか。強い、確固たる意志を秘めた瞳は僕にはまぶしすぎた。
 この先に思い悩んでいる僕とは違う、キラキラと輝く意志だ。

「――……ありがとう、ございます」

 辛うじて、笑顔を浮かべられただろうか。

 上流階級で主に使われる馬車は細めで、箱型のボディの中は四人掛けだ。エディと僕と、アンヘルきょうだいが乗り込み、馬車の周りを騎士が五人、馬に乗って駆けている。前方を駆けて先を確認するひとりと、四方を囲む四人。王子の護衛にしては少ないが、エディ直々に指名した少数精鋭だと言う。

 コンコン、と外から窓をノックされる。
 御者はラックが直々に務めてくれている。なんでも、ちょうど公爵閣下に用事があるとか。その彼女が御者席から窓をノックしていた。

「どうされました?」

 御者席と繋がる窓を開けると、顔を引き攣らせたラックが振り向き、早口にまくし立てた。

「マズい事態です。魔物に囲まれてます」
「魔物!?」
「えぇ、えぇ。ヤベーですよ」

 ははは、と乾いた笑いをこぼすラックは、ゆっくりと馬車を止める。馬車を操縦できたとしても、ラックは研究畑の人間だ。魔法の扱いはピカイチだが、荒事などは経験したことがない。魔物と対峙したことはあるが、限りなく弱っているか、冷たく硬直しているかのどちらかだった。
 別の協会支部では生き生きとした魔物の飼育をしている変人奇人の集まりもあるが、ラックが力を入れているのは魔法植物の品種改良である。できることといえば、最大防御の魔法を展開することだけだ。

 まだ日は明るい。冬の曇り空とは言え、暗くなるには早すぎる時間帯だ。

 魔物とは二種類に分けられる。もともと魔物として生まれた動植物と、あふれでた闇の瘴気に侵され後天的に魔物へと転化してしまった動植物。
 研究者として生きてきたラックの目には、周囲を取り囲む魔物たちは後者であると告げていた。

 馬車の進む先に、よだれを垂らして四つ足で佇んでいる狼のような、豹のような、大柄な魔物。
 雪月豹と呼ばれる北国に生息する雑食の動物だ。冬になると雪の高原などでよく見かけられる。真っ白な毛並みに、ところどころ黄色のまだら模様が月のようであるとして名付けられた由来がある。美しく高貴な姿形は貴族の間で愛玩動物として人気が高い。雑食であるため、愛玩用に躾けられて流通している。――他国では、毛皮が高値で取引される、ある意味で人気の動物だ。
 よく利く鼻を持ち、雪に埋もれたキノコや冬眠する動物を食して過ごす冬を生きる雪月豹は、雪国では天敵のいない動物のはずなのに、目の前で佇む雪月豹はひどく痩せこけているように見えた。

 コミュニティで生存数を増やしている雪月豹は、一匹見かけたなら最低数でも十はいる。探知魔法で探れば、左右を背の高い木々が囲んでいる雪の回廊に紛れているのがわかる。その数、約二十。大きなコミュニティだが、きっとすべての個体が瘴気に侵され魔物となってしまっている。
 魔物となってしまった動植物を正常に戻す治療法はいまだ確立されていない。ラックは、もともとは魔物化の治療法を研究していた。そこから紆余曲折を経て魔法植物の研究へとたどり着くのだが、かつて諦めた自分を思い出し、苦虫を噛む。

「切り抜けますか?」
「……いや。リリディア、アルティナ」

「はい、殿下」と声を揃えるふたりは、すでに己の武器を手にしていた。

「行けるな」
「もちろんです」
「おまかせください」

 疑問符ではなく、信頼の表れだった。

 扉を開けて外へ躍り出たきょうだい。リリディアは、すぐさま光の魔法を展開する。ラックが施した防衛魔法を上から重ね掛けし、『アイギスの盾』――神が娘の女神に与えたとされる、ありとあらゆる約彩を祓う最強の盾――を作り上げた。

「この中にいれば安全です。魔物ごときが入ってくることはできません」
「さすがだね」
「……ありがとうございます。ですが、お褒めの言葉はすべて解決してから」

 ローブを翻し、騎士たちと共に並んだリリディアにあっけにとられる。
 アルティナの腕前は、交流会で十分に見たが、リリディアの実力は未知数だった。ベアトリーチェ嬢には敵いません、と苦笑してみせた彼女だが、実戦においてベティはリリディアに敵わないだろう。

 リリディアが魔法で誘き出した魔物へアルティナと騎士たちが剣を振るう。
 細い絶命の声を上げて、白雪の上で事切れていく。

 ――不自然さに、気がついた。

「血が、出ていない?」

 エディとラックも気がついたようで、怪訝に眉を顰めた。

 魔物とは言えど、生きている。生きるために捕食して、捕食される。食物連鎖に組み込まれた生物だ。赤にしろ青にしろ、魔物も生きているかぎり血液が体内を巡っている。
 それなのに、事切れて倒れた雪月豹の魔物たちはおかしな事に、傷口からあふれるはずの血液がこぼれてこなかった。まるで真綿の詰められた人形のようで、不気味さに首の後ろが痒くなる。

「……初めから、死んでいた……?」
死霊魔術ネクロマンシーか!」

 ぽつり、と呟いた僕の言葉に、ラックが目を見開き叫ぶ。

「元より死体のそれらはいくら斬り殺しても死なない! 焼くか、浄化するんだ!」

 禁忌とされる、死者を冒涜する闇の魔術――死霊魔術ネクロマンシー
 方法としては、「鮮度の良い死体」に呼び出した霊魂を注ぎ込み、仮初めの生命を与える禁断の闇の魔術。しかし「呼び出した魂」とは低級の精霊や悪霊の類であることがほとんどで、論理的に問題視される黒魔術として魔法行使を禁止されている。
 歴史書や図鑑でしか見たことの無い死霊魔術を、まさかこのローザクロス領で行う者がいるなんて思いもしない。

「焼くか、祓うか……私がやります! 皆さん、後ろへ下がって!」

 前線より一歩前へと踏み出したリリディアは、体内を巡る魔力を練り、あろうことか魔力媒体である杖を懐にしまった。
 杖は魔法使いの命。魔法使いでなくとも知っている常識だ。

 リリディアの奇行に驚き、武器を構える騎士たちを抑えるのはアルティナの役目だった。
 ――交流会のとき、「素手は力加減が難しいんです」と困り顔で眉を下げたアルティナを思い出す。素手のほうが強いが、手加減ができないから剣を使っていると。もし、リリディアもそうであるとしたら?

「ヴィンス、こっちに。ラック氏も、目を瞑るか顔を庇うかしたほうがいい」

 エディに引き寄せられて、リリディアに背を向ける形で頭を抱きかかえられる。

「王子様!? そりゃ、どういう――」
「下手をすれば目が潰れる」
「えッ」

 見れば、アルティナも外の騎士たちに同じ指示を出していた。

「六十パーセントで、焼き祓います」

 静かな、囁くような声音だったのに、リリディアの透き通る声がよく聞こえた。
 六十パーセントなら大丈夫かな、と独り言ちるエディを見上げる。

「こら、目が潰れるかもしれないんだから、おすわりしてなさい」
「うぶっ」

 胸元に顔面を押さえつけられる。息苦しさに腕を叩けば、少しだけ緩めてくれた。
 焼き祓うということは、炎の魔法、だろうか。こういうとき、ベティなら魔力の込め方や放出の仕方で何の魔法かわかるのに、僕はなんとなくでしか感じ取れない。
 エディは、もちろんわかっているのだろう。そして、きょうだいの正体も知っているはずだ。

 僕の疑問に答えるように、自身も目を瞑ったエディは僕にだけ聞こえる声で呟いた。

「あのふたりはね、天使の人間のクォーターなんだ」
「…………それ、僕に教えちゃっていいんですか。一応、先輩たちが教えてくれるまで待つつもりだったんですけど」
「ふふ、お前にならあのふたりも許してくれるよ。天使が四分の一、人間が四分の三だけど、上位存在である天使に人間が敵うはずがないね」

 ――つまり、クォーターと言えども天使的要素のほうが強いのだと、エディは言う。

 火には水を。水には大地を。大地には風を。四大属性が均等を保つように、闇には光を、光には闇を、相反する属性をぶつけるのだ。
 光がなければ闇は生まれず、闇がなければ光は生まれない。
 闇と光は決して交わることのない相反するものでありながら、お互いがなくてはならない存在だった。

 闇の魔法、黒魔術。それらに対抗する術は光の魔法と白魔術しかない。魔術とは、魔法を極めし術の呼称だ。
 そして、天使と人間のクォーターであるリリディアは、白魔術を極めている。

「――放ちます。天上の星の煌めきアストヒク

 煌めく星が、闇の瘴気を蹴散らした。


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