魔拳のデイドリーマー

osho

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第15章 極圏の金字塔

第262話 いざ、極北の国へ

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「おー、寒っむ……」

気温は……雪も降ってないし、氷点下はないだろう。けど感覚的に、一桁台くらいかも。

うん。寒い。十分寒い。
寒いけど……何だろうコレ。なんか、なつかしさみたいなのを感じる。

前世で田舎に行ったときに、ちょうど冬の始まりくらいの時期がこんな感じだったからかも。雪は降ってないけど、きっちり厚着しなきゃいけないくらいには寒く、風も強くて冷たい。

これは……ここからさらに北上すると、雪が降るんだろうな。肌で感じる。

「昼のうち、まだ太陽も出てるのにこの肌寒さ……正直驚いたわ。こんな場所があるのね」

「確かに……土地の見た目はニアキュドラとあんまし違わないのにね」

「このくらいで驚いてたら、この先苦労するどころじゃない」

補足しておくと、現在僕らは『オルトヘイム号』で飛行し、ちょっと前に『フロギュリア連邦』の国境を越えたところだ。そこでリュドネラに、『さっき国境越えたよ』と知らされて、異国の空気を体感してみようと外に出てみたら……ってところで、冒頭に至る。

まだ真っ昼間にも関わらずの予想外の涼しさに、エルクもシェリーもびっくりしてる。ネスティアでは、真冬でようやくこれくらいだしな……いや、もうちょっと温かいかも。

加えて風もあるから、体感気温は多分、さらに低いだろう。2人とも服の露出が少し多めで、風が当たる面積が広いし。

で、そんな2人を見て、呟くような調子で言ったのは、ネリドラである。
ザリーやオリビアちゃんと同じように、フロギュリア出身の彼女。

知っているんだろうな……『こんなのは、まだ序の口』だと。

「ぼちぼち着替えとか始めた方がいいかな? この分だと……雪降ってる地域に行くまで、そんなにかからないよね?」

「多分ね。っていうか、何ならもうそろそろこの辺でも降り出すんじゃないかな?」

と、ザリー。言いながら上を――空を見上げる。
その空、天候は……雨も雪も降ってはいないものの、一面雲に覆われている。区分するなら、間違いなく『くもり』だろう……太陽光は通ってきていて、十分明るさはあるけど。

それでも、ネスティアやジャスニアにおける『快晴』と比べれば、やっぱり暗い。

「はー……何ていうか、懐かしいって感じがするなー……。相変わらず天気の悪い国だよ」

「あら、時期を考えれば十分いい天気ですわよ? ザリーったら、思いのほか他国の価値観に染まったかしら?」

と、茶化すように言うオリビアちゃん。
現役でこの国に住んでいる彼女にとって、冬の時期であればこの曇り空も『晴れ』の部類のようだ。雲や、多少風が冷たい程度は気にならないらしい。

というか、2人ともきっちり防寒用の外套羽織ってるし。
さっき室内に居たときは着てなかったのに……さすが元含め、現地民。当然のように周到だ。

「まあ確かに、晴れてても洗濯物の乾きは悪くなるし、作物はほとんど育たなくなるし、朝起きるのがつらいしで、冬は試練の季節ですけれど……それはそれで良さがありますわ。雲ごしに差し込む光というのも、中々にやわらかくて、風情がありますし」

「かもしれないけどね……うん、確かにちょっと外に染まってるかも。最近なんか特に、家主の意向で天気が変わる土地に住んでるしね」

「……いや、アレはちょっと自然の天候とか趣と並べて考えるのとは違うかと……あ、すいませんミナト様、決してミナト様に何か文句があるわけでは……」

「あーうん、いいのいいの。わかってるから」

否常識なのはどう考えてもこっちだからね。

僕らの拠点『キャッツコロニー』や、その周辺の『カオスガーデン』は、実は、僕の一存で天気や気温が変わる。魔法式の天候操作システムを敷いているので。
マザーコンピューターである『CHC』からのアクセス1つで、エアコンの冷房・暖房の切り替えみたいに気軽にいじくれるようになっているのだ。

朝食の席で、『今日どうする?』『ちょっと外で作業したいから晴れで!』って言われて晴れさせたりとか、『暑いからちょっと気温下げてー』『おっけー』くらいのノリで夏日を秋口に変更したりする。……我ながら無茶苦茶やってんな。

ただ、そんな風に無茶苦茶やってる僕だけど……雪とか嵐にはしない。
やろうと思えばできないことはないけど、わざわざ悪い天気にする理由なんてないし……周りが森――植物だから、寒さとかよくないんだよね。ネールちゃんもビートも、嫌がる。

なので、ここにいるメンバーの中には……けっこうな数、『雪』というものを、魔法攻撃以外で見たことがない面々がいるのだ。僕だって、前世含めなければその1人だし。

ただしここには、対照的に『天候』としての降雪を経験したメンバーも、いる。
僕の後ろに控える形でいてくれてるナナ、その隣に立ってるアリス、コントロールルームで船の操縦をやってくれてるクロエ、ちょうど今船内から出てきたスウラさんとギーナちゃん、そしてセレナ姉さんだ。

この、要するに『軍人』あるいは『元軍人』である6人。
どうもネスティアの王国軍って、ある程度以上のレベルになると、雪山での行軍とか戦闘の訓練するらしいんだよね。

だから、雪山……というか、豪雪の怖さ、みたいなのは、経験として知ってるそうだ。
そういや、この面々は……寒い土地に行くから厚着しなきゃ、っていうこの間の話を、反対とか賛成以前に、『当たり前』みたいな感じで聞いてたっけ。

あれは、実体験からくる知識と経験ありきの反応だったわけだ。

でも、ネスティアって雪降らないはずなのに、どこで訓練したんだろう、って聞いたら……『暗黒山脈』の一部地域では降るんだそうだ。冬の間の一時期だけ。
そこ狙って訓練組むらしいんだけど、もしそこでの降雪量が心もとない時は……

「たまにだけどね……ブルース義兄さんに協力してもらってたわ」

「あ、こうなんか人工的に対処するのね」

あの人、氷雪系の魔法得意だもんね……雪山作るくらいはできるってか。

「それはそうと、これからの予定確認していい?」

「あ、はい」

そう言うとすぐに、もうすっかり秘書ポジションで定着しているナナが、収納スペースから手帳を取り出してぱらぱらとめくる。

「先程国境を越えまして、今現在いるここが『トリスタン辺境伯』領になります。明後日の午前中には、ここの領主であり、今回中央の行政府との窓口役の一端を担っていただくトリスタン辺境伯――ザリーさんのお兄さんに会いに行くことになっています」

「あー、2番目のね。そうだったね」

「悪天候を警戒して、余裕を持った日程にしたわけですが……この分なら十分余裕ありそうですね。どっかちょっとばかり危険区にでも寄っていきますか?」

「ん~、そうだな~……」

確かに……地図見ると、ぶっちゃけ普通にいけば、明後日と言わず明日の昼過ぎくらいには目的地……『トリスタン辺境伯』の収める城下町に到着する予定だ。1日くらいなら、どこかに寄り道する余裕は確かにある。

が……やめとこう。当初の懸念通り、急に悪天候になってペースが乱れるとかしたらまずいし……余った分の日程は、城下町の中で潰せばいいだけの話だ。今まで来たことがない町だし、見どころも少なくはないだろう。
武器防具、薬剤、素材、雑貨、グルメ……色々と楽しみである。

それにそもそも、ここより先に進めば、さらに天気は崩れやすくなるって話だし……って、言ってるそばから……

「「「…………おぉ……!」」」

誰が言うでも、合図するでもなく……甲板に立っていた全員が一斉に上を向き、空を仰ぐ。
そして、自然に口から出てハモった言葉が、今のだ。

その僕らの目には……曇り空からひらひらと降り注ぐ、白くて小さなものが映っていた。

無数に空から降りてくるそれらは、触れるとひんやり冷たい。
そして手の上で、体温によってあっという間にとけてしまう。

魔法か何かを使ったわけでもないのに、そんな氷の小さな粒が……雪が、天空から降り注ぐ。
幻想的とも呼べる光景に、『見たことない組』は見入っていた。

まあ、わからなくもない……雪って、理由もなく子供のテンションを上げるからね。特に、普段触れる機会のない、南国や都会の子供の場合は。

僕だって……まあ、今はもうそこそこの年齢だから落ち着いてるけど、前世の子供の頃は、どこぞの童謡の歌詞に出てくる犬みたいに、庭に飛び出して走り回ったもんだ。
積もった雪で雪だるま作ろうとか、雪合戦やろうとか、スキー行きたいとか、考えながら。

……まあ、降雪というものがもたらす負の側面を目の当たりにすれば、すぐにそんな熱も文字通り冷めちゃうんだけどね……。
そしておそらく、これから僕らは、そういうレベルの土地に行くんだろうな。

果たして、今こうして、生まれて初めて見る『天然の雪』に興奮しているエルクたちが、それを知った時にどんな反応をするのやら……ちょっと楽しみかも。

とりあえず……『天気の急変はありうる』っていう仮説もこうして立証されたことだし、日程は予定通りに進めよう、という旨をナナに伝えておこうか。

☆☆☆

ところ変わって……ここは、ミナト達が今いる場所から、かなり北西へ歩みを進めた場所にある、にぎやかな城下町。
その中心部にある大きな城。その中の、一室。

部屋の中央に執務机が設置され、その上に書類が山積みになっている。
それらはどれも、かなり重要度が高く、なおかつ外部には容易く出せないような書類ばかりであり、この机の主の立場――つまりは、地位の高さというものをうかがい知ることができた。

その張本人はというと……その机の前に設置された、応接用と思しきソファに、『日曜日のお父さん』といった感じでごろんと横になり、だらけ切った姿をさらしていた。

「は~……やっと仕事終わったぜぃ」

「やめてくださいトリスタン卿……誰かに見られたらどうするんですか、そんなだらしない姿」

「何言ってんの~マリリンちゃん。この部屋にそんな突然入ってくるような奴いないっしょ。そんなの君か暗殺者くらいだよ」

「それでも、もうちょっと気を……っていうかダメでしょ暗殺者入って来たら。……まあ、こないだ入ってきましたけど」

「そんでマリリンちゃんに処理してもらったんだよね~。お疲れちゃん、今度ボーナス出すね」

「ありがたく頂戴します。しますけどそれとこれとは別ですのできちんとしてくださいね」

「やれやれ……僕ちんの秘書ちゃんは頭が固いな~」

ぶーたれるように言いながら、部屋の主である男は、ソファから起き上がって座りなおす。

身にまとっている、それ一着で金貨が数枚飛んでいく紺色の高級そうな服には、ぞんざいな扱い方をしてしまった証とでも言うようにしわが寄ってしまっていた。
とはいえ、後で伸ばして消せる程度のものである。なので、気にする様子もない。

金の指輪とブレスレット、そしてネックレスに、色ガラスの眼鏡というアクセサリーで、下品にならない程度に身を飾っているその男は、ソファの背もたれ部分に身を預け、改めてだらけ始め……たところで、ふと思い出したように、

「……そーいやマリリンちゃん、彼らが来るのって明後日だよね?」

「は……彼ら、というのが『邪香猫』の方々のご一行であれば、正確には明後日の正午頃にこちらにおいでいただけることになっております。城下町の門番に、オリビア様がいらっしゃった段階で知らせをよこすように言ってありますので、来訪はすぐにわかるかと」

「そっかそっか。そして、その中に我が弟もいる……と」

言いながら男は立ち上がり、執務机とセットになっている、座り心地のよさそうな『社長イス』に腰かけ、まるで子供が遊ぶようにそれをぐるんぐるんと回転させる。

またしても行儀がいいとは言えない状態になっている主の姿に、はぁ、とため息をつく秘書の女性。マリリンと呼ばれていた彼女は、視線に呆れをにじませつつ、

「弟君……ザリー様もいらっしゃるのですから、もう少しきちんとなさってはいかがですか? そのままお会いするとなると、幻滅されるかもしれませんよ?」

「なァ~に言ってんの今更。オリビアちゃんにさんざんこの感じで接してんだから、あいつに対してだけ猫かぶったって無駄無駄。それに、これから一応短くない期間一緒にいるんだから、そんな堅苦しい空気作ってらんないってば。聞けばあいつも、中々に軽~い感じに育ってるみたいだし、それならこっちも自然体でいるのがいいっしょ」

「それでも、ちょっとは外見外面を取り繕ってもいいんじゃないかと……というか、私もたまに忘れそうになりますけど……あなた一応『辺境伯』なんですからね? ドナルド様」

そんな秘書の言葉を聞いて、しかし男――フロギュリア連邦辺境伯、ドナルド・トリスタンは、回って回って自然に止まったイスの上で、軽薄そうな笑みを浮かべつつ……しかし、その伊達メガネの奥に、好奇の感情が強く宿った瞳をぎらぎらと輝かせていた。

「オリビア様がすでに外交努力を重ねているといっても、本格的に国として友誼を結ぶのはここからなのですから、その入り口として……」

「わかってる、わかってる……それはそうとマリリンちゃん、こないだ僕が指示したもの、そろえて、というか調べておいてくれたかな?」

「は、ぬかりなく」

「ならよし。とりあえず、外交努力は明日からね」

「? ですから、訪ねていらっしゃるのは明後日ですが?」

「いんや、僕の直観が正しければ……勝負は明日から始まるよ、多分」

「……?」

秘書の、困惑の混じった視線を受けながら、笑みを浮かべて自信たっぷりに言う辺境伯・ドナルドは……十数年ぶりの再会となる弟と、そのリーダーである少年との邂逅を、本人曰く『明日』に控え、何事か考えながらにやにやと笑っていた。



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