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第19章 妖怪大戦争と全てを蝕む闇
第396話 夜のレッスン(語弊アリ)
しおりを挟む1日目。何事もなく終了。
迅速に『蛟5匹』を吊り上げ、きちんと息の根を止めた上で、地元の鮮魚店に『あげる』っておいてきて……せっかくなのでその場で1匹さばいてもらって、焼いて食べた。
意外と美味かった。ちょっと身は硬いけど、ウナギっぽい味。ご飯に合いそう。
その後、十分休んで軽食(?)まで食べて、きっちり回復したということで、また走り出し……どうにか完全に暗くなってしまう直前くらいで『オウミ』に到着した。
この異世界でも、冬って日暮れるの早いなー……。
そして、『移動』と『指令』の2つは既にこなして終わっているので、ここからは何をしてもいい、自由な時間ということになっている。
と、いうわけで……
「だからってここまで徹底的にくつろぐ? なんか、修行って感じ薄れるわね……」
「そう言いながらお酒ぐいっといってんじゃん、義姉さんこそ」
「それはしょうがないじゃない、いかにも『銘酒です』みたいな感じで置いてあるんだもの。飲まなきゃお酒に失礼よ」
「そうそう、いい酒は目じゃなく舌と喉で楽しんでこそよ! セレナさんわかってるー! ささ、もう一杯どうぞ?」
「あらありがと、シェリー」
と、豪華な料理の盛られたお膳の前で、浴衣姿で日本酒(っぽい酒)をきゅーっと呷っている酒好き2人。服装は浴衣で、いかにも『リラックスしてます』って感じだ。
女子会で温泉旅行に来て、美味しい食事とお酒に舌鼓を打っています、というような光景。
その周りにいるメンバーも、僕以外全員女性だしね。しかも美女・美少女ぞろい。
「あの……といいますか、本当にいいんですか? こんな、その……修業、なんですよね?」
「いいのよ、もう何回も言ってるでしょう? やることやってれば、他の部分ではきっちり力を抜いて、こうしてくつろいで英気を養うのが大事なの。ほらギーナ、あなたも遠慮しないで、じゃんじゃん頼んで食べなさいな」
採譜(メニュー)を差し出しながら、自分も器に注がれた酒をゆっくりと口に含み、口の中で転がして味わうタマモさん。その隣で、お酌をするイヅナさん。
彼女達もまた、羽を伸ばしに旅行に来ているという感じにしか見えなかった。
……さて、そろそろ説明した方がいいと思うので話すけども……今僕らがいるのは、この『オウミ』にある最高級宿屋だ。ここに、僕らは今夜の宿を取っている。
そこで、宿のグレードに見合った、これまた最高級の料理に舌鼓を打っている。
ついでに言えば、皆チェックインしてから、ひとっ風呂浴びて汗を流し、疲れを取ってからこうして宴会場?に集まり、ご飯を食べている。
既に言ってたけども……この諸国行脚式の修行、やることきっちりやれば、他はホントに何してもいいからね。こんな風に、ストイックさとは全く無縁な贅沢したってOKなのだ。
実際にやるとなると、やっぱり『いいのかこれで』って思っちゃったのか、ギーナちゃんが複雑そうな顔をして訪ねてた……ってのがさっきのやり取りだ。まあ、気持ちはわかるよ、うん。
でも、美味しい料理は正義。一口食べたら気にならなくなった。
ルールできちんと認められてるんだし……この際だ、いっそ積極的に楽しもう。
えーっと、僕も追加注文。メニューは……と……
……この、味噌カツとエビの天ぷら、あと、味噌煮込みうどんにしようかな
……まあ、何でこんな現代のB級グルメみたいなのがあるのかってのは、気にしない方向で。
食事の後は、もっかい風呂に入って、そして寝る。
今日とった部屋は4つ。部屋割りは……僕は師匠と同室だ。
他は、シェリーと義姉さん、ギーナちゃんとサクヤ、そしてタマモさんとイヅナさんがそれぞれ同室である。
2人共、特に晩酌とかするような習慣もないので、さっさと寝て明日に備えよう……と、思ってたんだが、
「お邪魔するわね」
「で、ござる」
「はい? どうかしました?」
布団も敷いてあるし、もうそろそろ寝ようかってところで、タマモさんとイヅナさんが部屋を訪ねて来た。
え、何の用だろう? 僕の記憶が正しければ、特に何も、寝る前にミーティングとかするみたいな予定はなかったはずだけど。
宴会の後、『今日はもうコレで解散で』『明日に備えて早く寝ましょう』『特に酒好きコンビは晩酌はほどほどの所で切り上げること』っていう話になったはずだし。
晩酌の誘い……ってわけでもなさそうだ。
2人共、酒もおつまみも何も持ってない。手ぶらである。さっきまで飲んでたもんね。
「あら、どうしたなんて無粋なことを言うのね、ミナト君。ふふふ……」
用向きを尋ねると、なぜかタマモさんはそんな風に笑って……流し目に妖艶な笑みを顔に浮かべて、僕の隣にすっと歩み寄ってきた。
そして、つつつ……と、僕の頬に指を這わせるようになぞりつつ、顔を近づけてくる。
え、ちょ、何してんですか?
あ、あの……ち、近いっていうか……息が、息が耳にかかる……!
なんか、ほんのりお酒の匂いと、女の人特有のいい匂いが混ざったのが感じられて……しかもよく見ると、ちょっと浴衣はだけてて、しっとりした玉の肌がやや面積多めに見えるんですけど!?
恐らく顔を赤くしてしまっているであろう僕に、タマモさんは、耳元で囁くように言う。
「ふふっ、女が夜に男の部屋を訪ねてきてるのよ? やることなんて1つしかあだだだだっ!?」
「帰れ」
そして、背後から師匠に思いっきり耳を引っ張られてのけぞるギャグ展開に移行。
あ、安心したようなちょっと残念なような……とりあえず、桃色の空気は吹っ飛んだな。
なお、掴まれている耳は当然、彼女の頭にぴょこんとついている狐耳である。
ちぎれるんじゃないかってくらいに容赦なく引っ張っとる。師匠、割とマジで怒ってるな。
「人が風呂入って飯食って酒飲んで気持ちよく1日を終えようとしてる時に何をしに来てんだこの色ボケ狐。もうこちとら寝るモード入ってんだよそれなのに隣で騒音立てようとしてんじゃねーよこの俺に安眠妨害しようとはいい度胸してんなコラはっ倒すぞマジで」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい許してクローナ謝るから! 冗談、冗談だから真面目にやるから痛い痛い痛い痛い痛い千切れる千切れる千切れる!!」
引っ張られてる耳から割とマジで『ぎり……ぎり……』って危険な音が聞こえてた気がするが、ヤバいことになる前に師匠はちゃんと放したので、最悪の事態は起こらずに済んだ。
毛並みが乱れてしまったくらいで済んだ耳を触って状態を確かめつつ、ちょっと本気で泣きそうになっていたタマモさんは、『えーとじゃあ……』と、慎重に言葉を選んでいる様子だった。
なお、ここまでの事態をイヅナさんは一切手を出さずに静観している。
理由を聞いたら『自業自得でござろ?』とのこと。結構ドライというか、いいノリしてるところあるよね、この側近さん達。
「えーとそれじゃあミナト君? とりあえず真面目に話をしようと、思うん……だけど……」
口を開いたはいいものの、妙に歯切れが悪いタマモさん。
なぜかちらちらと、視界の端に映っているであろう、胡坐かいてこっちを睨んでいる師匠の様子をうかがいながら、
「ええと、ね……誤解しないで聞いてほしいっていうか、本当に真面目な話なんだけど……さっき言った、私がここに何をしに来たかっていうの、あれまんざら冗談でも待ってクローナ、落ち着いて、最後まで聞いて。ホントに真面目な話だしあなたが危惧していることは起こらないから」
話の途中で、近くに置いてあった酒瓶を手にして振りかぶろうとした師匠を、割と本気で必死で止めるタマモさん。
「気を付けて続きを言えよ、さもねーと……割るぞ」
それは酒瓶を? それとも、タマモさんの頭を?
「もちろんわかってるわ。ミナト君……まず聞くけど、今日、疲労は大丈夫?」
「疲労……足のですか? ええ、流石に距離が距離なので、少し疲れましたけど……特に問題ないです。寝れば十分というか、明日に残らず治せるんじゃないかな。筋肉痛とかも残さず」
200km走った疲労が一晩寝れば抜けるって、大概めちゃくちゃなこと言ってるなとは思いつつ……しかし、タマモさんも『まあ、そんなものよね』と納得しているように言っていた。
するとタマモさんは、また師匠の方を少しだけ気にしつつ、
「さて、ここからちょっとエッチな話が混じってくるけど、きちんと真面目な話よ」
「…………本当に?」
「本当よ。ミナト君、こないだイヅナとミフユから『房中術』について聞いたらしいわね?」
え? 確かに聞いたけど……なぜその話題が出てくる?
ひょっとして、今からそれを実践するつもりで来た……とか?
「おい、それってアレだろ、エロいことやってる最中に色々霊力とか調整して強くなるっていう奴だろ」
「大丈夫よ、うるさくはしないし……というか、やり方がそれに限られてるわけでもないんだから」
言いながら、タマモさんは僕の手を握ってくる。
普通に、握手とかするような握り方だ。特に何も、嫌らしい意図とかを感じるものじゃない。
「ちょっとだけ時間をちょうだい、ミナト君。これから簡単にだけど、あなたに『房中術』の基礎の部分、ノウハウみたいなものをレクチャーするから」
「えっ!? あ、あの……何をするのか、具体的に聞いても?」
「時間かけるとクローナが怖いから、やりながら説明するわ。大丈夫、疲れないし、うるさくもしないから。……ちょっといやらしくはあるけど」
いやホント何するの!?
質問に答えることはなく、タマモさんは僕を布団の上に座らせたまま……ぼくの隣に来て、寄り添うような形で座る。手はつないだままで。
そして、腕と腕、肩と肩がぴたっとくっつくようにして……
「それじゃ、ミナト君……今から私、ミナト君にもわかるように『霊力』を練って体の表面に流すから……それと同じ量の霊力をミナト君も練ってみて。そして、私の霊力と馴染ませて、共鳴させるようなイメージで揺らしてみて。反発させないように気を付けてね?」
しかし、聞こえてきた言葉は、普通に真面目なもので、きちんと『術』の指南になっていたので……『お?』とちょっとびっくりしつつも、僕はそれに従って動く。
言葉通りに、タマモさんの霊力が……僕とくっついている部分で感じ取れるようになった。
それに合わせるように、僕も霊力を練り……いわれた通り、彼女の霊力と馴染ませるようにする。
互いの霊力が混ざり……なんていうか、じんわりとあったかい感じがする。
反発はない……不快感も特に感じない。
そのまま数分ほどじっとその状態を維持して……ムラなく、安定してそのあったかい状態でいられるようになった僕とタマモさん。
すると『じゃあそろそろ』と、タマモさんがもぞもぞと動き……何も言わずに、僕の浴衣の襟元に手をかける。
「……? えっと……」
「動かないでね、ミナト君。それと……霊力も乱しちゃダメよ……集中してて」
そう言って、タマモさんは少しだけ僕の浴衣をはだけさせる。鎖骨と胸板が少し見えるくらいに。
その後、今度は自分の襟元を、これまた少しはだける。
透き通るようにきれいな肌と、色っぽく見える鎖骨、形のいい胸が僕の目の前にさらされる。全部ではないし、肝心なところは隠れてるようにだけど。
「……っ…………? ん?」
目に毒な光景に、鼓動が早くなって顔が熱くなるのを感じつつも、言われた通り、必死で霊力の状態を維持していると…………不思議なことに気づいた。
何か……僕とタマモさんの体がくっついてるところが……
というか、霊力が混ざってるところが……さっきより気持ちいいというか、あったかいというか……いや、温度的な意味じゃなくて、気分的な意味でぽかぽかするというか……
すると、僕の表情や態度から何かを感じ取ったらしいタマモさんは、ニヤリと笑って……素早く、自分の胸元を隠した。
同時に、僕の襟元も元に戻す。
すると、徐々にさっき感じた『温かさ』が引いていくのを感じた。
それはまるで、僕の…………!
「……理解できたみたいね? 『房中術』の基礎が」
「ひょっとして……精神的な興奮とか、高揚感がキーになっている……?」
こくり、と頷くタマモさん。
すると今度は突然、僕の真正面に回って抱き着いてきた。
ぎゅっ、と背中に手を回して、力いっぱい抱きしめる感じで……彼女の形のいい胸が、僕の胸板に押し付けられて潰れるように変形しているのが、感触としてわかる。
それ以外にも、肩、首、お腹、太もも、そして頬っぺたまでくっつきあって……いきなりだった事も手伝って、僕は一気に体が熱くなる。
しかし、とっさにさっきまでと同じように『霊力』を練り……タマモさんも同じようにしたことで、さっきやったのと同様の『あったかい』感じが、今度はもっと広い範囲で、もっと強く感じられるようになった。
それどころか、それは徐々に広がっていく。
接していない部分まで覆われるように。
「あなたの霊力と私の霊力、その2つを干渉させることで、互いの体を霊力を介して活性化させる……それだけなら単なる強化魔法や治癒魔法と大差ないし、むしろ効能的には劣るくらいのものだけど……その際、互いの精神的な高揚が効果を増幅させ、より強力かつ効果的に作用し、より深くまで届く……。精神的な要因により、普段以上の力が出たり、魔法の威力が上がったりするという話はよく聞くでしょう? いえ……『夢魔』ならよりなじみ深い効能のはずよね」
……確かに。夢魔に起こる超成長現象である『覚醒』や……少し意味は違うかもしれないが、気合で不可能を可能にする『ザ・デイドリーマー』を有する『夢魔』である僕からすれば、身近な、わかりやすい考え方だ。
そうでなくても、土壇場で超気合を入れて繰り出すような必殺技が、普段の練習で出すそれよりも、誤差では考えられないほどに強力である、なんてのはよくある話だし。
つまり、『房中術』ってのは……
「そう、その理屈を利用して体を活性化させることで、肉体の成長や増強、及び体力の回復なんかを行う技法を指して言うの。互いに霊力を『干渉』させて行うのは、相互の高揚感を乗算的に作用させて効果をブーストさせるため。お互いが興奮しているほど効果が高まるわけね……ただし、双方の霊力が一方だけ強かったり、質が著しく劣っていたりするとうまくいかない。これが、この間イヅナが言ってた『実力が違いすぎると効果がない』という理由になるわけ。わかった?」
……なるほど。よくわかった。
要するに仕組みとしては、エロいこと……とは限らずとも、相互に高揚感を覚えるようなことをしながら、お互いの霊力を共鳴させ、そこで効果を増幅させる。ここが肝だな。
くっついてる部分にある霊力は、僕のとタマモさんのが混じって共鳴しているものだから、単純な話、僕とタマモさん、両方の精神状態の影響を受ける、反映されるわけだ。
そこに、僕の興奮とタマモさんの興奮、2人分の興奮が作用してエネルギーが増幅される。そして、それを使って僕とタマモさん、相互の体を活性化させる。じんわりと、包み込むように。
なるほど、そういう理屈なら……体が密着する面積が大きくて、お互いの興奮もこれ以上ないものになるであろうことが、すなわちエロいこと全般が『房中術』に向いているのもうなずける。
けど、何もそれだけに限ってしかやれないじゃなく……極端な話、ただ手をつないだだけでも、レベルは明らかに下がるけど、行使することは可能なわけだ。
もっともどちらにしても、それなりに実力が近くなければ、そしてお互いがやり方を熟知していなければ、効果は落ちるわけだけど。
そこまで理解すると、タマモさんはぱっと手を放して僕から離れ、少し乱れてしまった服を元に戻した。
この数分ほどの指南の中で体験した『房中術』で、少しだけ僕の体は調子が良くなったような気がして……疲れも取れたような感じがしていた。
……少しだけ気疲れは増したかもしれないけど。
「ちなみに、『房中術』ってのは一番知られている名前かもしれないけど、この原理を応用した技法は結構あちこちに色々な名前で存在しているわ。『エナジーエコー』『ライフシンフォニー』『相活身』……エトセトラ。もっとも、十分に発展しなかったものもあるからか、効果も原理もまちまちだけどね。はい、それじゃあコレで授業はおしまい。そんなに難しくはないでしょ?」
「ええ、まあ……意外と簡単だったかもですね。かならずしも『そういうこと』に結びつけなくてもできる、っていうのも何気に知れましたし」
「まあ確かに、それが一番効率がいい方法であるのには変わりないんだけどね」
「でしょうね……でも、何でいきなり今日、こんな風に『房中術』を教えてもらえたんですか? しかもなんか、気のせいじゃなければ……今日じゃなきゃダメみたいな感じでしたけど」
帰りがけのタマモさんにそう聞くと、タマモさんは少し考える素振りを見せてから、
「そうねー……まあ、私たちとできるように、してくれるようになればいいなとか、興味を持ってくれるきっかけになれば……っていう、下世話な考えだったり……単純に、成長とか強化、回復のための技法として見れば確かに有用なものだから、クローナ共々、こういうのに知識として興味ありそうだなと思って提供した、っていうのもあるけど……」
そこで一拍置いて、
「……多分この先っていうか、近々……必要になるからよ」
…………? どういう意味だろう?
考えてもすぐにはわからず……タマモさん達が帰った後、『寝るぞ』の一言と共に師匠が明かりを消してしまったので、今日はもうあきらめて寝ることにした。
……その言葉の意味を、僕が知ることになるのは……もう少し先の話だった。
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