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「……ふ、んぁ…………っっ//」
サラの肩が期待で震え、声が漏れる。
じっくりサラの膣を味わう様にカダルの肉棒が奥へ奥へと入り込む度に、サラは腰にビリビリとした痺れが広がっていくのを感じた。
サラのお尻とカダルの鼠径がぱちゅん、とぶつかって終点を告げたと同時に、サラの子宮口にカダルの亀頭がキスをする。
瞬間、サラはお腹の子が頭をよぎって、自然と膣がぎゅっとカダルの竿を思い切り絞めた。
「くっ……っっ、……」
不意討ちで食らった凶悪な締め付けをカダルは何とかやり過ごしながら、射精感が遠ざかるのを待つ。
お互いが、お互いの熱だけを感じた。
サラは、カダルの男根が逞しくドクドクと脈打つのを感じ。
カダルは、サラの膣壁がカダルの射精を促そうと複雑にヒクヒクと絡み付いてくるのを感じる。
━━動いていないのに、こんなに気持ち良いものなのか━━
陰部からじわりじわりと伝わってくる、微量だけれども明らかな快感をとらえてそう思ったのは、サラかカダルか、或いは両方か。
鈍い悦びがゾクゾクと這い上がってくる。
しかしその悦びは、今までのエクスタシーに比べてしまうと余りにも緩慢でしかなくて。
━━待てなくなったのは、サラだった。
「カダルぅ……動い、て」
「んー……もうちょっと……」
サラのおねだりに頬を緩ませながらも、カダルはサラの首筋を吸い上げ、髪をおろせば隠れる辺りに鬱血痕を残した。
その後、優しくサラの頭を撫で続ける。
「サラ……そのまま、聞いてくれ」
「……ぅん?」
サラは、動いてくれないカダルにヤキモキしはじめていたが、
「俺は……家族が、欲しい」
カダルの話の内容と、真剣な口振りを聞いて、意識が耳へと一気に集中した。
「カダル……」
「サラに、俺の子供、産んで欲しいんだ」
勿論、サラはそのつもりだった。
それしか、考えていなくて。
だから、わからなかった。
何故いきなり改めてそんな事をカダルが話し出したのか。
「サラがいたから、俺の人生悪くはなかったけど。いつもどこか、家族の愛には飢えてたんだ」
6歳で両親を亡くしたカダル。
本当は、親みたいに包み込まれる様な、慈しまれる様な愛情がずっと欲しかったのだろう。
サラはサラなりに、サラの両親はサラの両親なりにカダルを愛したけど、どうしても本当の親と比べてしまえば力不足である事は否めない。
初めてカダルの口から本音を聞いて、サラの胸が抉られた様な痛みを伴った。
そして、それを知っているかの様に、カダルはサラの心臓の上に手を当てる。
「サラ、違う。サラの家族としての愛が足りなかったとか、そんなんじゃない。俺は、サラをサラとして愛したから。姉ではなく、一人の女だったからさ」
「……う、ん…………っっ」
「サラ、泣くな。違うんだ、俺、嬉しいんだよ。俺が失った家族を、もう一度手に入れられるって思って。もう子供じゃなくて親だけど、温かい家庭ってやつを、また味わえるのかって」
「……っ………っっ」
カダルは、泣き出したサラの頭を、話している最中、ずっと辛抱強く撫で続けていた。
「けど、家族が増えるなら誰でも良いって訳じゃない。俺は……サラしか、受け入れられなかった。仮に他のどんな女が妻として宛がわれたとしても、家族とか家庭とか何も感じずに、ただ義務として父親をこなしたと思う」
「カダル……」
「サラ、愛してる」
「……私、も。愛してる、よ」
「うん。子供が産まれるまで、余りハードなセックスは出来ないけど……サラ、我慢してね?」
「ハード……?今までみたいに出来ない事は、わかった。しかし、ハードとは……私達の夜の営みは、やはり普通ではなかったのか……?」
サラの問いに、カダルは誤魔化す事にした。
「……いや、まぁともかく……動くにしても、これくらいかな?安定期に入ったら、もう少し激しくしても良いけど」
そう言いながら、カダルは腰を緩やかに打ち付けはじめる。
「ひゃっ……!!ぁんっ!!」
サラは、欲しかった刺激がようやっと与えられた事に対して、胸中に喜びが沸き上がった。
ぱちゅん、ぱちゅん、ぱちゅん、ぱちゅん、ぱちゅん!
ずりゅっ、ずりゅ、ずりゅ、ずりゅ、ずりゅ
カダルのペニスが無理なくサラの膣を出入りし、快感を与えてくる。
サラはその快感をもっと拾おうと、自らの腰が揺れるのを止められなかった。
膣は涎を溢れさせながら、久々の侵入者を歓迎してぎゅうぎゅうと抱き締めた。
ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ!
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ
「ふぁ……//カダル、凄い、気持ちぃ……っっ//!!」
「あぁ、サラ、俺も……」
ぬっぢゅ、ぬっぢゅ、ぬっぢゅ、ぬっぢゅ、ぬっぢゅ!
ぶちゅ、ぶちゅ、ぶちゅ、ぶちゅ、ぶちゅ
「サラ……サラの膣、ヤバいっ……!も……っっ」
「カダル、イッて、一緒に、イッてぇっっ……///!!」
「……っ、イくっ………!!サラ………!!」
サラの肉襞にしごかれたカダルの精が弾ける。
サラは、胎内に熱い飛沫が染み渡ったのを感じた。
カダルの肉棒が力を失っても二人は抱き合ったまま横たわり、性器からトロトロと子種が流れていくのも気にせずにお互い貪り合う様な長い長い口付けを交わしていた。
サラの肩が期待で震え、声が漏れる。
じっくりサラの膣を味わう様にカダルの肉棒が奥へ奥へと入り込む度に、サラは腰にビリビリとした痺れが広がっていくのを感じた。
サラのお尻とカダルの鼠径がぱちゅん、とぶつかって終点を告げたと同時に、サラの子宮口にカダルの亀頭がキスをする。
瞬間、サラはお腹の子が頭をよぎって、自然と膣がぎゅっとカダルの竿を思い切り絞めた。
「くっ……っっ、……」
不意討ちで食らった凶悪な締め付けをカダルは何とかやり過ごしながら、射精感が遠ざかるのを待つ。
お互いが、お互いの熱だけを感じた。
サラは、カダルの男根が逞しくドクドクと脈打つのを感じ。
カダルは、サラの膣壁がカダルの射精を促そうと複雑にヒクヒクと絡み付いてくるのを感じる。
━━動いていないのに、こんなに気持ち良いものなのか━━
陰部からじわりじわりと伝わってくる、微量だけれども明らかな快感をとらえてそう思ったのは、サラかカダルか、或いは両方か。
鈍い悦びがゾクゾクと這い上がってくる。
しかしその悦びは、今までのエクスタシーに比べてしまうと余りにも緩慢でしかなくて。
━━待てなくなったのは、サラだった。
「カダルぅ……動い、て」
「んー……もうちょっと……」
サラのおねだりに頬を緩ませながらも、カダルはサラの首筋を吸い上げ、髪をおろせば隠れる辺りに鬱血痕を残した。
その後、優しくサラの頭を撫で続ける。
「サラ……そのまま、聞いてくれ」
「……ぅん?」
サラは、動いてくれないカダルにヤキモキしはじめていたが、
「俺は……家族が、欲しい」
カダルの話の内容と、真剣な口振りを聞いて、意識が耳へと一気に集中した。
「カダル……」
「サラに、俺の子供、産んで欲しいんだ」
勿論、サラはそのつもりだった。
それしか、考えていなくて。
だから、わからなかった。
何故いきなり改めてそんな事をカダルが話し出したのか。
「サラがいたから、俺の人生悪くはなかったけど。いつもどこか、家族の愛には飢えてたんだ」
6歳で両親を亡くしたカダル。
本当は、親みたいに包み込まれる様な、慈しまれる様な愛情がずっと欲しかったのだろう。
サラはサラなりに、サラの両親はサラの両親なりにカダルを愛したけど、どうしても本当の親と比べてしまえば力不足である事は否めない。
初めてカダルの口から本音を聞いて、サラの胸が抉られた様な痛みを伴った。
そして、それを知っているかの様に、カダルはサラの心臓の上に手を当てる。
「サラ、違う。サラの家族としての愛が足りなかったとか、そんなんじゃない。俺は、サラをサラとして愛したから。姉ではなく、一人の女だったからさ」
「……う、ん…………っっ」
「サラ、泣くな。違うんだ、俺、嬉しいんだよ。俺が失った家族を、もう一度手に入れられるって思って。もう子供じゃなくて親だけど、温かい家庭ってやつを、また味わえるのかって」
「……っ………っっ」
カダルは、泣き出したサラの頭を、話している最中、ずっと辛抱強く撫で続けていた。
「けど、家族が増えるなら誰でも良いって訳じゃない。俺は……サラしか、受け入れられなかった。仮に他のどんな女が妻として宛がわれたとしても、家族とか家庭とか何も感じずに、ただ義務として父親をこなしたと思う」
「カダル……」
「サラ、愛してる」
「……私、も。愛してる、よ」
「うん。子供が産まれるまで、余りハードなセックスは出来ないけど……サラ、我慢してね?」
「ハード……?今までみたいに出来ない事は、わかった。しかし、ハードとは……私達の夜の営みは、やはり普通ではなかったのか……?」
サラの問いに、カダルは誤魔化す事にした。
「……いや、まぁともかく……動くにしても、これくらいかな?安定期に入ったら、もう少し激しくしても良いけど」
そう言いながら、カダルは腰を緩やかに打ち付けはじめる。
「ひゃっ……!!ぁんっ!!」
サラは、欲しかった刺激がようやっと与えられた事に対して、胸中に喜びが沸き上がった。
ぱちゅん、ぱちゅん、ぱちゅん、ぱちゅん、ぱちゅん!
ずりゅっ、ずりゅ、ずりゅ、ずりゅ、ずりゅ
カダルのペニスが無理なくサラの膣を出入りし、快感を与えてくる。
サラはその快感をもっと拾おうと、自らの腰が揺れるのを止められなかった。
膣は涎を溢れさせながら、久々の侵入者を歓迎してぎゅうぎゅうと抱き締めた。
ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ!
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ
「ふぁ……//カダル、凄い、気持ちぃ……っっ//!!」
「あぁ、サラ、俺も……」
ぬっぢゅ、ぬっぢゅ、ぬっぢゅ、ぬっぢゅ、ぬっぢゅ!
ぶちゅ、ぶちゅ、ぶちゅ、ぶちゅ、ぶちゅ
「サラ……サラの膣、ヤバいっ……!も……っっ」
「カダル、イッて、一緒に、イッてぇっっ……///!!」
「……っ、イくっ………!!サラ………!!」
サラの肉襞にしごかれたカダルの精が弾ける。
サラは、胎内に熱い飛沫が染み渡ったのを感じた。
カダルの肉棒が力を失っても二人は抱き合ったまま横たわり、性器からトロトロと子種が流れていくのも気にせずにお互い貪り合う様な長い長い口付けを交わしていた。
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