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逢瀬はシャワールームで
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嫌な事は、飛べば大抵忘れられた。
だけど、このたった二日間に起きた事だけは、きっとどんなに飛んでも、どんな努力をしても鮮明に思い出してしまう事だろう。
そして、それを今は嬉しく思うのだ。
きゃああ、と何時もの黄色いギャラリーの歓声がして、視線を動かした。
駿琉が泳いでいる。
力強いストロークに、大きな手、長い足。
「……」
迷惑だ。
狭い空間の中で、あの手に掻き回され、身体を密着させて二人で達する事を思い出す度、勃発してしまう。パツパツの水着を着ているにも関わらず。
一位で泳ぎきった駿琉は、ゴーグルをさっと上げてこちらを見た。
……ニヤニヤしている、様に見える。
プイッと顔を背けて、高飛び込みの階段をあがった。ステージライトが、俺を包み込み、この後の2秒だけは、俺は無になった。
***
駿琉と初めてシャワールームで出会ったのはもう1ヶ月前。
2日目にはバイブで感じるまで開発され、3日目には初めて後ろの穴を許し、4日目以降は土日を抜かして毎日シャワールームで犯されている。
まぁ、仕方ない。
掘られて感じる気持ち良さを教え込まれてしまったからには、今更女の子とどうこうなれる訳がない。
駿琉に流されてしまった自覚は勿論あるが、俺様強引だけど俺の事を本当に好きなんだなって、土日にマックデートしてわかったから。
駿琉と付き合うのは、正直楽だった。
歴代彼女達みたいに、「私の事好き?」「どこが好き?」「浮気しないでね?」「なんで他の女の子と楽しそうにおしゃべりしてるの?」「もっと連絡ちょうだい?」「ねぇ、本当に私の事好きなの?」……なんて、絶対言われないから。
ただつるんで、暇な時は一緒にゲームして、プール行って、猿みたいにまぐわって。
今日も俺は、頭から熱いシャワーを浴びながら駿琉を待つ。
キィ、と個室の扉が開く音がして、振り向く前に後ろから抱き締められた。同時に、ペニスを優しく撫で上げられる。
「お待たせ、湊」
「早く入れてよぉ、駿琉……」
「可愛いなぁ、湊。もう待てないのか?ほら、見せてみろよ」
駿琉はしゃがみこんで、俺の洗浄済みのお尻を両手で左右に割り開いた。駿琉が来るまでに自分でしっかりと綺麗にしているそこは、これからもたらされる期待でひくり♡ひくり♡と駿琉のペニスを誘っている。
「ぁう♡んん♡」
駿琉は、舌先を細くしてつぷり♡と俺の菊門に差し入れた。
根元まで差し込むと、ぐりぐりと舌をまわして直腸の壁を舐めまわす。
「んふーっ♡ふー♡ふー♡♡」
「湊はこんなんでも感じちゃうんだな、変態さん」
ちゅぽん♡と舌を抜いた駿琉は、今度は両手の親指を2本同時に穴へめり込ませた。
ぐちゅう♡ぐちゅう♡
「……淫乱なアナル最高。初日なんて、人差し指ですらキッツキツだったのになぁ。こんなぶっといの、良く入る様になったな、本当に」
「もぉ♡か、駿琉が♡散々広げたから、だろ!?」
「だな。ひくひく欲しがってるケツマンコ、可愛い。今埋めてやる」
「~~~っっ♡♡」
ズン!!と、物凄い質量のペニスがやっと俺の穴に突き入れられた。
「ぅああ♡んはぁ♡♡」
前立腺を刺激され、俺のちんこは熱く滾る。
長い駿琉の肉棒は、的確に俺の気持ちの良いところを突いてきた。
どちゅ!ぱちゅ!!ばちゅん!!
流れるシャワーが俺と駿琉の交わりを誤魔化し、そして俺達二人の間で光の粒になって弾け飛ぶ。
「~~っっ♡!!んん♡!!♡♡」
あまりの快感に、喘ぎ声がこれ以上漏れない様に口を両手で必死に押さえるが、駿琉は俺に声をあげさせたいのかその手を掴んで後ろにまわして、腰をリズミカルに振った。
ばちゅ!!ぱん!ぱん!ぱん!ぱちゅん!!
「ぁひぃ♡ひぅ♡ぁあんっ♡♡」
「くそ、今日も、湊のケツは気持ち良すぎる……っっ」
「俺、もぉ♡♡気持ち良い♡♡そこ、良いよぉ……っ♡♡」
滅茶苦茶に揺さぶられ、けれどもその乱暴さですら堪らない。
放置された俺のペニスとタマがブルンブルンと震えて、自分の身体に叩き付けられるのも気持ち良い。
ばちゅん!!ぐっちゅ!ぐちゅっ♡ぐちゅう♡♡
「奥っ♡ぐりぐりしてぇ♡♡」
「湊っ!!湊……っっ」
ぎゅう、と勝手に尻に力が入り、駿琉の焦った様な声がした。
「こら、そんなに力入れたら……っっ!くぅ……」
「ぁんっ♡もぉダメっ♡イっちゃうよぉ……っっ♡♡」
「あぁ、一緒に……っっ!」
びゅるるる、と俺が放つと同時に、最奥まで突き入れたペニスを一気に引き抜き、駿琉は俺の尻に精を吐き出す。
「……」
はぁ、はぁ、はぁ、と二人の呼吸が重なり、舌を絡めて口付けをすれば、シャワーが何事もなかったかの様に俺達を洗い流していく。
「……湊、好きだ」
「……俺、も」
今日、初めて返事をすれば、駿琉は目を見開いてから、破顔し俺を抱き締める。
「うわ、すっげー、すっげー、嬉しい!」
「……」
「そうだ、今日は湊にプレゼントがあるんだった」
シャワールームから駿琉がさっと扉の外に手を伸ばす。それを見た俺は、何だかこの状況、前にもあったなと思い返した。
……あんまり、良い記憶がないが、しかし。
「ほら、前立腺刺激出来るエネマグラ」
「……」
うん、やっぱり駿琉だ。過去の記憶まんまだ。
「湊がドライオーガズムの域に到達するまで、俺頑張るわ」
「……」
俺の気持ち良さの追求は、付き合っていても続くらしい。
快感に弱い俺としては、ビビる事もあるが、正直気持ちは嬉しいし少し楽しみでもある。
「今日はこれでアナニーしてきてよ」
「……」
俺は無言で受け取った。
……これ、どうやって装着?するんだ??
「使い方はわからない?後ろ向いて、尻出して」
「……」
駿琉に、尻を出す。
「……やべ、また突っ込みたくなってきた」
「き、今日はもう駄目だよっ?」
何故なら、そろそろ更衣室が閉められてしまう時間だからだ。
「ん、わかってる。冗談、じゃないけど冗談」
「……」
どっちだよ、と思った時にそれはにゅるん♡と入ってきた。
「んん♡♡」
駿琉の竿より短いけど、何とか前立腺には届く様でゾクゾクする。
「よし。今日はこのまま帰宅してね」
「……ん」
「今日はどうする?この後は真っ直ぐ帰るのか?送ってくよ」
「……」
これも、デジャヴだ。けれども、俺の返事は違う。
「……お願いシマス」
もう少し、駿琉といたいから。
「オッケーじゃあ、帰ろう」
「ん」
シャワールームから出て、更衣室で着替える。
動く度にエネマグラが刺激されて、俺のペニスは直ぐに元気になった。
気付いた駿琉がすかさず誰もいない更衣室で手コキをしようとしてくれたが、更に時間が遅くなりそうだったのでそれは辞退する。
自宅近くまで一緒に帰り、駿琉は言った。
「じゃあ、また明日」
「……うん、また明日」
俺達の逢瀬は、シャワールームで──
だけど、このたった二日間に起きた事だけは、きっとどんなに飛んでも、どんな努力をしても鮮明に思い出してしまう事だろう。
そして、それを今は嬉しく思うのだ。
きゃああ、と何時もの黄色いギャラリーの歓声がして、視線を動かした。
駿琉が泳いでいる。
力強いストロークに、大きな手、長い足。
「……」
迷惑だ。
狭い空間の中で、あの手に掻き回され、身体を密着させて二人で達する事を思い出す度、勃発してしまう。パツパツの水着を着ているにも関わらず。
一位で泳ぎきった駿琉は、ゴーグルをさっと上げてこちらを見た。
……ニヤニヤしている、様に見える。
プイッと顔を背けて、高飛び込みの階段をあがった。ステージライトが、俺を包み込み、この後の2秒だけは、俺は無になった。
***
駿琉と初めてシャワールームで出会ったのはもう1ヶ月前。
2日目にはバイブで感じるまで開発され、3日目には初めて後ろの穴を許し、4日目以降は土日を抜かして毎日シャワールームで犯されている。
まぁ、仕方ない。
掘られて感じる気持ち良さを教え込まれてしまったからには、今更女の子とどうこうなれる訳がない。
駿琉に流されてしまった自覚は勿論あるが、俺様強引だけど俺の事を本当に好きなんだなって、土日にマックデートしてわかったから。
駿琉と付き合うのは、正直楽だった。
歴代彼女達みたいに、「私の事好き?」「どこが好き?」「浮気しないでね?」「なんで他の女の子と楽しそうにおしゃべりしてるの?」「もっと連絡ちょうだい?」「ねぇ、本当に私の事好きなの?」……なんて、絶対言われないから。
ただつるんで、暇な時は一緒にゲームして、プール行って、猿みたいにまぐわって。
今日も俺は、頭から熱いシャワーを浴びながら駿琉を待つ。
キィ、と個室の扉が開く音がして、振り向く前に後ろから抱き締められた。同時に、ペニスを優しく撫で上げられる。
「お待たせ、湊」
「早く入れてよぉ、駿琉……」
「可愛いなぁ、湊。もう待てないのか?ほら、見せてみろよ」
駿琉はしゃがみこんで、俺の洗浄済みのお尻を両手で左右に割り開いた。駿琉が来るまでに自分でしっかりと綺麗にしているそこは、これからもたらされる期待でひくり♡ひくり♡と駿琉のペニスを誘っている。
「ぁう♡んん♡」
駿琉は、舌先を細くしてつぷり♡と俺の菊門に差し入れた。
根元まで差し込むと、ぐりぐりと舌をまわして直腸の壁を舐めまわす。
「んふーっ♡ふー♡ふー♡♡」
「湊はこんなんでも感じちゃうんだな、変態さん」
ちゅぽん♡と舌を抜いた駿琉は、今度は両手の親指を2本同時に穴へめり込ませた。
ぐちゅう♡ぐちゅう♡
「……淫乱なアナル最高。初日なんて、人差し指ですらキッツキツだったのになぁ。こんなぶっといの、良く入る様になったな、本当に」
「もぉ♡か、駿琉が♡散々広げたから、だろ!?」
「だな。ひくひく欲しがってるケツマンコ、可愛い。今埋めてやる」
「~~~っっ♡♡」
ズン!!と、物凄い質量のペニスがやっと俺の穴に突き入れられた。
「ぅああ♡んはぁ♡♡」
前立腺を刺激され、俺のちんこは熱く滾る。
長い駿琉の肉棒は、的確に俺の気持ちの良いところを突いてきた。
どちゅ!ぱちゅ!!ばちゅん!!
流れるシャワーが俺と駿琉の交わりを誤魔化し、そして俺達二人の間で光の粒になって弾け飛ぶ。
「~~っっ♡!!んん♡!!♡♡」
あまりの快感に、喘ぎ声がこれ以上漏れない様に口を両手で必死に押さえるが、駿琉は俺に声をあげさせたいのかその手を掴んで後ろにまわして、腰をリズミカルに振った。
ばちゅ!!ぱん!ぱん!ぱん!ぱちゅん!!
「ぁひぃ♡ひぅ♡ぁあんっ♡♡」
「くそ、今日も、湊のケツは気持ち良すぎる……っっ」
「俺、もぉ♡♡気持ち良い♡♡そこ、良いよぉ……っ♡♡」
滅茶苦茶に揺さぶられ、けれどもその乱暴さですら堪らない。
放置された俺のペニスとタマがブルンブルンと震えて、自分の身体に叩き付けられるのも気持ち良い。
ばちゅん!!ぐっちゅ!ぐちゅっ♡ぐちゅう♡♡
「奥っ♡ぐりぐりしてぇ♡♡」
「湊っ!!湊……っっ」
ぎゅう、と勝手に尻に力が入り、駿琉の焦った様な声がした。
「こら、そんなに力入れたら……っっ!くぅ……」
「ぁんっ♡もぉダメっ♡イっちゃうよぉ……っっ♡♡」
「あぁ、一緒に……っっ!」
びゅるるる、と俺が放つと同時に、最奥まで突き入れたペニスを一気に引き抜き、駿琉は俺の尻に精を吐き出す。
「……」
はぁ、はぁ、はぁ、と二人の呼吸が重なり、舌を絡めて口付けをすれば、シャワーが何事もなかったかの様に俺達を洗い流していく。
「……湊、好きだ」
「……俺、も」
今日、初めて返事をすれば、駿琉は目を見開いてから、破顔し俺を抱き締める。
「うわ、すっげー、すっげー、嬉しい!」
「……」
「そうだ、今日は湊にプレゼントがあるんだった」
シャワールームから駿琉がさっと扉の外に手を伸ばす。それを見た俺は、何だかこの状況、前にもあったなと思い返した。
……あんまり、良い記憶がないが、しかし。
「ほら、前立腺刺激出来るエネマグラ」
「……」
うん、やっぱり駿琉だ。過去の記憶まんまだ。
「湊がドライオーガズムの域に到達するまで、俺頑張るわ」
「……」
俺の気持ち良さの追求は、付き合っていても続くらしい。
快感に弱い俺としては、ビビる事もあるが、正直気持ちは嬉しいし少し楽しみでもある。
「今日はこれでアナニーしてきてよ」
「……」
俺は無言で受け取った。
……これ、どうやって装着?するんだ??
「使い方はわからない?後ろ向いて、尻出して」
「……」
駿琉に、尻を出す。
「……やべ、また突っ込みたくなってきた」
「き、今日はもう駄目だよっ?」
何故なら、そろそろ更衣室が閉められてしまう時間だからだ。
「ん、わかってる。冗談、じゃないけど冗談」
「……」
どっちだよ、と思った時にそれはにゅるん♡と入ってきた。
「んん♡♡」
駿琉の竿より短いけど、何とか前立腺には届く様でゾクゾクする。
「よし。今日はこのまま帰宅してね」
「……ん」
「今日はどうする?この後は真っ直ぐ帰るのか?送ってくよ」
「……」
これも、デジャヴだ。けれども、俺の返事は違う。
「……お願いシマス」
もう少し、駿琉といたいから。
「オッケーじゃあ、帰ろう」
「ん」
シャワールームから出て、更衣室で着替える。
動く度にエネマグラが刺激されて、俺のペニスは直ぐに元気になった。
気付いた駿琉がすかさず誰もいない更衣室で手コキをしようとしてくれたが、更に時間が遅くなりそうだったのでそれは辞退する。
自宅近くまで一緒に帰り、駿琉は言った。
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「……うん、また明日」
俺達の逢瀬は、シャワールームで──
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